12.モータースポーツ

2021.08.06

バレンティーノ・ロッシ選手が走った同じ道を走った

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(2009年 マン島TTレースにて、ジョン・マクギネス選手、ジャコモ・アゴスティーニ氏とともに。photo by Yuki KOBAYASHI)

バンレンティーノ・ロッシ選手が引退を発表しました。

ロッシ選手と言えば、2000年の鈴鹿8耐に自分が監督として初参戦したとき、実は同じ舞台にいたのでした。
そのときは無我夢中で、ロッシ選手の姿など気にする余裕もありませんでしたが。

ロッシ選手が2009年のマン島TTレースに来たときは、世界グランプリのレジェンド、ジャコモ・アゴスティーニさん、そしてマン島TTレースの現役最多勝利の記録を持ち、のちにチーム無限でわたしも一緒に仕事をすることになるジョン・マクギネス選手との3ショットを見かけて撮影したり。

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(我がチームは初参戦のときはゼッケン28番)

また、日本グランプリのサポートレースに、わたし自身、何回も参戦していまして。

1998年は鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリのサポートレース、スーパーネイキッドクラス。

2007・2008年は2年連続で優勝したツインリンクもてぎの日本グランプリのサポートレース、レディスレース。

どちらも前座レースではなく、後座レースというか、モトGP決勝後に行われたため、決勝終了の興奮さめやらぬ中、バレンティーノ・ロッシ選手が走ったそのコースをわたしは走ったのでした。

(どのレースもサポートレースのため、公式なリザルトが残っていない)

ノリックのお葬式に寄せられたロッシ選手の弔辞も忘れられない。
どんなにかノリックが彼のアイドルだったか。

そんなロッシ選手と言葉を交わしたことすらないのだけれど、自慢と言えばなんといっても、バレンティーノ・ロッシ選手とわたしは誕生日が同じ2月16日であること。
速そうな誕生日でしょ。

……というわけで、早々ではありますが来年も2月にイベント 「ゆきズムじゃんぼりー」を横浜で開催予定です。
すでにテーマやゲストもあらかた決まっており、あとは収束を願うのみ。

ロッシ選手の勇姿を日本グランプリで観れないのは残念過ぎるけれど、今シーズンの最後まで彼の闘いをネット等で見守りたいです。

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2021.07.04

マン島TTとは、いかなるレースなのか。~2013公式DVDライナーノーツより

2013年のマン島TTレースDVD日本版に封入したライナーノーツのために書いた原稿を見つけたので上げておきますね。

* * * * *

TTとは、いかなるレースなのか。

「世界最古の公道オートバイレース」
「世界屈指の難コース」
「究極のロードレース」
「ライダーの聖地」
「バイクの祭典」

その形容詞はいくつもあれど、その迫力、人びとの熱い視線、熱気、そしてときおり起こる厳しい現実──。それらはきっと、意を尽くしてなお、文章でも映像でも伝えきれないのかもしれない。
本DVDのオープニングで使われている美しい海、切り立った断崖もまた、紛れもなくマン島の風景である。静寂に包まれ朝日に輝く道路もまた、何も特別な場所ではない。ただ、ほかの道路と違うのは、年に二度、世界中から集まったオートバイの猛者がそこでレースをし、それを見届けようと世界中のオートバイ・エンスージアストが集まり、地元マンクスの人びとがレースを支えていることである。

TTの歴史は、モータリゼーション勃興前夜の1904年までさかのぼる。ヨーロッパ大陸で行われていた国別対抗の国際レース、ゴードン・ベネット杯に惨敗していたイギリスの自動車産業が世界での覇権を取るべく、自国でのレース開催の機会をうかがっていた。しかし、当時ブリテン島の多くで時速20マイル(32km)規制があった上、うるさくて臭い自動車に反対する勢力が強く、それは叶わなかった。状況が変わったのは、イギリス/アイルランド自動車クラブの書記、ジュリアン・オードの口添えである。オードはマン島の総督代理ラグラン卿ジョージ・F・ヘンリーのいとこで、マン島が観光振興をしたがっていることを聞き、マン島議会に公道でレースが出来るよう掛け合ってもらったのだ。マン島は英国王室に属する島ではあるが、政治的には完全に連合王国から独立しており、法律が可決さえすればマン島でレースを開催することができる。その結果、1904年にゴードン・ベネット杯のための予選会をマン島で行うことになり、これがきっかけで1905年には自動車のTTレースが、また1907年からはオートバイのTTレースが毎年開催されることになった。
この「Tourist Trophy(=旅行者杯)」の略称である“TT”は、長距離の公道を市販車で周回する形式のロードレースを指す一般名詞として定着し、ヨーロッパ各地で“TT”レースが行われた。現在でも世界グランプリとしてオランダで行われているダッチTTは、その名残である。

ポスト・モダニゼーションの時代に入り、モータースポーツを取り巻く状況やモータースポーツに対する人びとの意識は変化していった。第二次世界大戦後は戦後復興の印として、また科学技術発達の証としてモータースポーツは発展した。TTも例外ではなく、それまでの実績を踏まえて、1949年から始まった世界グランプリの第一回目の地に選ばれたのである。こうしてマン島TTレースは名実共に世界最高峰となった。一方で、モータースポーツの人気とマシンの性能が高まった1960年代後半から70年代にかけては世界各地で死亡事故が相次ぎ、二次的な安全装置を設置しにくい公道レースは、とくにオートバイのロードレースにおいて急速に縮小され、その舞台はレース専用サーキットに移っていく。
そのような時代の流れを背景にしてもなお、マン島TTレースは百有余年を経て公道閉鎖したコースを使用し、世界最高峰のマシンとトップクラスのライダーによってレースが行われている。現代社会においてこれは奇跡としか言いようがなく、松下ヨシナリの言葉を借りるならば、これはもう「モータースポーツとは別のものであり、冒険と言っていい」のである。
そういう意味でも、現代のモータースポーツはクローズド・サーキットと公道レースは切り離された存在となっており、クローズド・サーキットのトップランカーは公道レースに出てこないのが普通である。

これに対してサイドカーTTはTTレースの中でも異質な存在である。マシンこそ安全上の理由でF-2レギュレーション、つまり600ccエンジンに抑えられているが、出場選手は2005、2006、2007、2012年の世界選手権チャンピオンであるティム・リーブズ、2009年チャンピオンのバーチャル兄弟、そして2007年チャンピオンのパトリック・ファランスなどそうそうたるドライバー/パッセンジャーが出場している。これはつまりモトGPに例えるならば、バレンティーノ・ロッシやニッキー・ヘイデン、ケーシー・ストーナーが一堂に会してレースをしているようなものなのである。事実上の世界一決定戦なのだ。
名だたる世界チャンピオンたちを迎え撃つのは、地元マン島のデイブ・モリニュー選手である。TTでこれまで16勝を挙げた彼は今年、その功績が讃えられTTコース上に「モリニューズ」というコーナー名称が加わった。
次なる17勝目、18勝目が期待されていたモリニュー/ファランス組だったが、モリニューにいつも後塵を拝していたリーブズ/ダン・セイル組がついにサイドカーTTレース1でモリニュー組を破り、初優勝を遂げた。
続くサイドカーTTレース2も、世界チャンピオンチームのベンとトム・バーチャル兄弟組がモリニュー/ファランス組を破り、初優勝を遂げるという結果となった。

ところで、今年のTTプラクティスウィークは天候に悩まされる1週間であった。降雨だけでなく霧が発生すると救急ヘリコプターが飛べないため、走行は延期または中止になる。山のうえ天候をにらみつつ、5月27日月曜日の走行が始まった矢先──。
松下ヨシナリ選手のもう一つのプロジェクト、それは日本のチーム未来の電動バイクで表彰台に日の丸を掲げたいというものであった。松下の訃報が届いたその日、チーム未来はロンドンで準備をしていたところだった。アクシデントが起きた場合はどうするのか。松下との約束を果たすため、白羽の矢はベテランのイアン・ロッカー選手に立てられた。ロッカー選手が「他のチームだったら引き受けなかっただろう」と語っていたのにはわけがある。というのも、今年50歳になる彼は、今年度限りでTT引退を表明していたのだ。これまで100レースものTTに参戦してきたレジェンドが、最終日のシニアTTまで無事に走りきりたいと願うのは至極当然のこと。だから、予定になかったTT Zeroを急に走れと知らないチームから言われても迷っただろう。
 TT Zeroはまだ発展途上のカテゴリーであり、途中の電欠やモーター焼きつきなどでリタイヤが続出していたクラスである。しかし電動バイク初搭乗のロッカー選手は見事に完走し、松下の思いをチェッカーフラッグに届けた。

さて、今年の話題と言えばジョン・マクギネス選手がゼッケン3番を付けて現れたことが挙げられる。ゼッケン3番。TTにおいてこの数字は特別な意味がある。マン島TTにおけるエースナンバーと言えば、この「3」番である。
TTは10秒ごとに1台ずつスタートするタイムトライアル形式のレースである。ゼッケンナンバーは、主に前年度の成績順に振られるが、ある程度ライダーの希望が受け入れられることもある。
10秒間隔と言えば、前を走るライダーの背が見える位置でのスタートとなる。ライダーやマシンの速さが拮抗しているのであれば、前のライダーを追いかける位置にいる方が、精神的にも、またインを刺して抜くだとか、スリップストリームを使うためのテクニック的にも、後ろを走るライダーにやや有利になる。
このため「3」番を好んで使っていたのがキング・オブ・マウンテンと称されたジョーイ・ダンロップM.B.E., O.B.E.である。北アイルランド出身のジョーイは、マン島TTで前人未到の26勝を上げた伝説のライダーで、惜しくも2000年にエストニアの公道レースの事故で逝去したが、いまだに「3」と言えばジョーイ、ジョーイと言えば「3」というほどのイメージがある。ゼッケン「3」番は永久欠番になるのではと噂されたほどである。
2013年は、ジョーイがホンダで初めて優勝した1983年から数えて30周年にあたる。これを記念して、マクギネス選手はジョーイが最後にTTで優勝したフォーミュラ1-TTのカラーリングのマシンとレザースーツが準備され、全レースでゼッケン3番を付けて登場したのである。マクギネス選手は目下、2012年までにTTで19勝しているポスト・ダンロップとも言える選手であり、これはつまり、勝利を託されたも同然のサプライズだったわけである。
ところが、そのマクギネス選手の勝利を阻み続けるライバルが登場した。チームメイトのマイケル・ダンロップ選手である。苗字からも察せられる通り、マイケルはジョーイの甥で、“mighty atom(鉄腕)”のニックネームで呼ばれていたジョーイの弟、ロバート・ダンロップの次男である。マイケルは兄ウィリアムとともにジョーイ、ロバートと同じくプロ・ロードレース・ライダーの道に進み、近年、アイルランドの公道レースやマン島のTT、サザン100などで頭角を表していた。2008年には、ノースウェスト200(北アイルランドの公道レース)で父ロバートが予選で亡くなったが、その250ccクラスの決勝で見事優勝を果たし、人びとの涙と感動を呼んだ。
そして今年ついにホンダUKのワークスライダーとなったマイケルは、20kgもの減量を行いTTや世界各地のレース転戦に備えたという。
ジョーイ・レプリカで登場したマクギネス選手は期待に違わず、TTスーパーバイクレース2周目には2位に浮上する。ところが、ピットレーンで速度違反をしてしまい、60秒のペナルティ・ピットストップを受け、勝利はその手からこぼれてしまった。その後のスーパースポーツ1、スーパーストックでも、この若き雄に勝利をもぎ取られてしまう。昨年2位の雪辱を晴らすべく日本のチーム無限が必勝体制で臨んだTT Zeroも、TT Zero以外ではチームメイトで同い年のマイケル・ラッター選手にわずか1.6秒差で勝利を譲る。続くスーパースポーツ2でもまたマイケル・ダンロップ選手に勝利を明け渡してしまった。
このマイケル・ダンロップ選手の快進撃は、2010年に前人未到のTTウィーク中に5勝を挙げたイアン・ハッチンソン選手を思わせた。
マイケルの快進撃を止めたいマクギネス選手は、やや焦りの色も見せていた。いつも家族とともにマン島入りし、常にファンサービスをこなしながらにこやかにレースウィークを過ごすマクギネス選手。しかし今年のウィークは、「夜も眠れないほど、どうやったら勝てるのかを考えていた」というのだ。
果たして、マクギネス選手のTT20勝目はあるのか。TTウィーク最終レースのシニアTT。結果はDVD本編でご確認いただきたく。

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2021.03.07

3月20日(土) 21日(日) ゆきズムじゃんぼりーvol.4 開催いたします

2021

2021年も小林ゆき誕生日にかこつけたイベント、『ゆきズムじゃんぼりー』を開催いたします。

ゆきズムじゃんぼりーは、バイク関連のトークイベントと、This Time小森義也さんを交えての音楽ライブを行うイベントです。

バイクのオフシーズンですが、小林ゆきを通じて皆様との交流を楽しみたいと願い、2018年から横浜の日ノ出町/伊勢佐木町にある「試聴室その3」という小さなライブハウスで開催しています。

今回は、昨今の状況を鑑みまして感染防止対策を実施したうえ、大幅にイベントの規模の縮小と入場人数を縮小し開催いたします。

開催日は通常2月開催から延期しまして、3月20日(土)3月20日(日)の2day開催です。

チケットは昨年同様、Kommonうでわ付き前売りといたします。
発売は3月1日からです。

今回は観覧可能人数が大幅に縮小され、各15人限定のプレミアムなイベントです!
(通常、キャパ50人程度のところ感染予防対策として15人限定とします)

♪ゆきズム じゃんぼりー vol.4 ♪

場所:試聴室その3
(横浜・日ノ出町、関内、伊勢佐木長者町、黄金町近く)

日時:
【DAY1・バイクトーク】

3月20日(土) 16:30 開場
17:30 開演
19:30 終演
※酒類提供は19時まで

テーマ:モータースポーツ女子
ゲスト:岡﨑静夏さん(ロードレース国際ライダー)
    増田まみさん(国際エンデューロライダー)  

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岡﨑静夏さん

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増田まみさん

【DAY2・Musicライブ】(with This Time小森義也) 
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今年もKommonの二人によるライブを行います。
人数を分散させるために、今年はバイクトークと日程を分けて開催することにいたしました。
また、当初の2ステージ予定を変更し、1回公演のみとなります。

3月21日(日) 14:30 開場
15:30 開演
17:00 終演予定
19:00 酒類提供終了
19:30 close

各イベントとも15人限定。
前売り(Kommonうでわ付き)は3月1日よりKommonのwebサイトにて発売中です!

※うでわのみもご購入いただけます

※当日ご入場可否は前々日に発表いたします。

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2020.08.18

どういうレベルのライダーがサーキットスクールに参加しているのか~SPA西浦モーターパーク二輪スクールの現場から

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※この記事は昨年(2019年8月18日)にfacebookに書いたものを再掲しています。

SPA西浦というサーキットの2輪スクール講師をしております。

ロードレースではなんの実績もないわたしですが、初心者対象のスクールということでわたしでもできることがあるのではないかと思い、お引き受けいたしました。

国際ライセンスの条件がなかった時代にMFJインストラクターの資格を取ればよかったと思うことしきりですが、SPA西浦のスクールはサーキット直営スクールであること、わたしは国内ライセンスライダーですがレースを30年続けていること、また安全運転特別指導員の経験も少しは生かせるのではないかと思い、今に至っております。


西浦のスクールには、1分切るようなライダーもたまには来ますが、多くは1分15秒前後(西浦は筑波のタイムの110~120%くらいのタイムかなと思います)、また、なかなか1分30秒切れないくらいのライダーも来ます。

SPA西浦のスクールにいらっしゃるライダーの多くは、50代を中心としたリターンライダー、あるいは30代くらいでお金がようやくできてバイクに乗るようになってバイク歴はまだ数年……といったライダーさんたちです。

筑波で言えば1分30秒いかない、もてぎなら3分、鈴鹿なら4分……のようなライダーさんも参加します。
つまり、ツーリングレベルでもかなりの“安全運転“だったりします。

そのようなライダーさんはおそらく、教習所や運転免許試験で課せられるような8の字だったりスラローム課題も上手にこなせない方もいらっしゃるかと想像します。

昔(1980年代)ならサーキットを走るライダーの資格として

「峠を走りこんでたらオレ・アイツ誰よりも速い」
(じゃあサーキットで腕試ししてみるか!)

みたいなことがあったかと思います。
あるいは、90年代以降ならミニバイクから始めて頭角を表した・3歳からポケバイに乗っている、みたいな人が頂点を目指す、みたいな世界もあったかと思います。

ですが、いま西浦のスクールに参加するライダーさんは、レースを目的としていない方ばかりです。
ただ、どんなレベル・経験のライダーさんだったとしても誰もが

「サーキットを走ってみたい!」

「スキルアップしたい!」

「安全に走行する技術を身につけたい!」

という強く熱い思いを持って参加してくださいます。

もともと速いとか、レースで上位を目指す以外の世界がそこにはあります。

それだって、モータースポーツ文化の一端だと思いますし、裾野はそちら側に拡がっているはずと思います。
そのような参加者の気持ち、願いをわたしは尊重したいと思って、毎回スクールに挑んでおります。

みなさん、サーキット走行がしたい方々ですから、知識はあります。
なので、最初から

「どこでブレーキかければいいですか」
「どれくらいブレーキかければいいですか」
「どれくらいのタイムが基準になりますか」
「タイヤのはしっこまで使えてないのですが…」

などなど、“答え”を求めてこようとします。

サーキットを速く走るには、ストレートスピードが上がるのが一番てっとり早く、しかも安全にタイムアップにつながること、
ストレートの加速をよくするためにはコーナーの立ち上がりを効率よくするラインを走ること、
コーナーの立ち上がりを効率よくするためにはどこにクリッピングポイントを取ればいいのか、
クリッピングポイントを狙うためにはどこでどれくらい減速すればいいのか……

のような「逆算して考える」(byキッシー先生のお言葉)を伝えます。
そして、タイムは「結果でしかない」ということを繰り返しお伝えするようにしています。

タイヤが端まで使ったかどうか(使えているかどうかではなく)も、あるレベルまでのライダーにとっては結果でしかないと思っています。

(「アマリング」なんて言葉は滅びてしまえ!)

それでも、

「もっとコーナーがんばらないといけないでしょうか」

と聞かれたりするので、そのときは、メインストレートでもっと開けましょう、回転数上げましょう、と伝えます。

レッドゾーンが1万1000回転からのビッグバイクで、メインストレートでは2000回転しか開けていなかった人もいました。

スロットルを開けろ、ストレートスピードを上げろ、というアドバイスは、同時にしっかりブレーキできるようになっていなければなりません。

しかし、サーキット走行をしたいと参加してくるライダーのほとんどが、ABSを効かせたことがない、意図的なタイヤロックができない、したことがない方々です。

そのような方々が、サーキットでもっとも理想的なタイヤロック寸前の99%のブレーキングを果たしてできるでしょうか、とも思います。
本当は、コース以外でタイヤロックの練習をして欲しいのですけど、転倒したりすることがあって、気温などの条件がよいときでないとなかなか実施できないのが現状です。

……いろいろと書きつらねてしまいましたが、SPA西浦のスクールに参加される方は皆さん真摯で紳士な方です。
そういった方々が明日のバイク文化やモータースポーツ文化を創って行くのだと思います。

毎回、スクールの終わりにお伝えしていることがあります。

「バイク」というだけでかつての暴走族のイメージ、バイクブームの頃に事故が急増したイメージがあって、ライダーは社会から虐げられてきました。まじめに「スポーツ」としてモータースポーツに取り組んでいても。でも、皆さんが正しく取り組み楽しんで無事に帰宅すれば、モータースポーツやバイクへの理解が進むと思います。ぜひ、今日楽しかった、気持ちよかったという思いを、無事に帰宅して皆さんの家族や友人に伝えたり、職場や友だちに自慢してください!

……と。

レベルや経験の差があるとスクール運営はなかなかたいへんですが、もともとへっぽこライダーから始まったわたしの経験から、今後も、より入門よりの内容でこれからも進めていければなと思っておりますし、それがわたしの役割なのだと思っております。

* * * * * * *

次回、西浦のスクールの日程は未定です。

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2020.06.06

マン島TTレース TT LOCK-IN、解説生配信はこちらから

本日、2020年6月6日(土) 26時 (現地6日19時、日本時間 7日(日)午前2時)より、
8日間にわたって公式配信される TT LOCK-IN。

Youtubeのマン島TTレース公式チャンネル

Facebookのマン島TT公式ページで特別番組が配信されます。

本来ならわたしは毎年恒例のマン島取材に行っている時期でもありますので、せっかくですから公式配信を見ながら解説を生配信したいと思います。

配信はわたくし小林ゆきが運営しているKommonちゃんねるにて行ないます。

ぜひ、リマインド登録してお待ちください!

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2020.06.05

マン島TTレースは中止になりましたが8日間「TT Lock-In fuelled by Monster Energy」が配信されるので、YouTubeチャンネルで生解説配信をやってみようと思います

残念ながら2020年のマン島TTレースは中止になってしまいました。
TTレースが中止になるのは2001年、口蹄疫問題があったとき以来です。
(ただし、2001年はレースは中止になりましたが、TTフェスティバルとして各種イベントは開催されました)

マン島の大きな柱となっているTTレースだけに、ただでは転びません。
早めに中止を決めたことにより、そのリソースをインターネットでの配信に振り分け、ファンの興味を繋ぐことにしたようです。

2020年6月6日土曜日から8日間、マン島TTレース公式FacebookページYoutubeチャンネルで‘TT LOCK-IN’と題した特別番組が配信されることになりました

本来なら、わたしはいつもマン島に行っている時期ですが、今回ばかりは家にいるしかありません。
せっかくなので、解説しながらTT LOCK-INを皆さまと一緒に鑑賞しようかと思っております。

具体的には、わたしたちが運営しているYouTubeチャンネル Kommonちゃんねる にて生配信をしようと思います。

スケジュールは、6月6日(土)深夜26時 (7日午前2時)からなど、毎日、深夜2時または3時からとなります。
かなり深夜なので毎日すべての時間を網羅できないかもしれませんが、なるべくがんばろうと思っております。

スケジュールは以下の通り。
時刻は全て現地時間です。
(たとえばマン島現地時間18時⇒日本時間午前2時)


SATURDAY 6 JUNE 2020
18:00 TT Lock-In Day 1 Opening
18:05 TT Onboard with Milky Quayle
18:25 The David Jefferies Story
19:10 TAS: TT Winning Formula
20:00 Virtual TT powered by Motul: Round 1
20:50 Close

SUNDAY 7 JUNE 2020
18:00 TT Lock-In Day 2 Opening
18:05 TT Lock-In Live! feat. Ben Birchall, Tom Birchall, John Holden, Lee Cain & Tim Reeves
18:25 Sundown Cinema: 3Wheeling
20:10 Close

MONDAY 8 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 3 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2012 Supersport TT Race 1
19:35 TT Lock-In Live! feat. Cameron Donald & Clive Padgett
20:00 Virtual TT powered by Motul: Round 2
20:45 Close

TUESDAY 9 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 4 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2018 Senior TT Race
19:35 TT Lock-In Live! feat. Peter Hickman & Dean Harrison
20:00 135: Breaking The Barrier
21:00 Close

WEDNESDAY 10 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 5 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 1994 Junior TT Race
19:15 TT Lock-In Live! feat. Brian Reid & Phillip McCallen
19:40 Arai TT Edition Helmet feature with Aldo Drudi
20:00 Virtual TT powered by Motul: Round 3
20:45 Close

THURSDAY 11 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 6 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2000 Formula 1 TT Race
19:35 TT Lock-In Live! feat. John McGuinness & Michael Rutter
20:00 John McGuinness: TT Winner
20:55 Close

FRIDAY 12 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 7 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: The Greatest Race: Hislop v Fogarty
19:50 TT Lock-In Live! feat. Carl Fogarty & Rob McElnea
20:15 Virtual TT powered by Motul: Round 4
21:00 Close

SATURDAY 13 JUNE 2020
18:00 TT Lock-In Day 8 Opening
18:05 TT Lock-In Live! feat. James Hillier, Conor Cummins, Lee Johnston, Davey Todd, Jamie Coward & David Johnson
18:30 TT 2020 Preview Show
19:15 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2009 Supersport TT Race 2
19:55 Top 20 Greatest TT Racers
21:00 Close

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2020.05.16

DUCATI松戸の熱情型スタッフ小川さん×小林ゆき=先輩後輩対談を生配信しました

 

そんなわけで、DUCATI松戸の熱情型スタッフ小川さんと小林ゆきが最近のバイク事情やドゥカティの話題などを対談、Youtubeで生配信しました!

 

小川さんは輸入バイク販売店業界ではかなり名を知られた存在で、カリスマバイクショップスタッフと言っていいと思うのですが、実はわたしとは同じ大学のサークルに所属していた先輩・後輩の間柄です。

 

節目節目で何かと連絡をくれたりしていたのですが、ここんところお互い忙しく、むしろ外野から噂を聞くことが多くなっていました。

 

そんな折り、わたしがYoutubeに出ていることからコラボできないかと突然連絡をくれたのが木曜日の夜遅く。
そして、たまたま翌日、仕事で松戸方面に行く予定があったので急遽、金曜日にYoutubeライブをやることになりました。

 

こうしてバイク談議をするのはかなーり久しぶりのことで楽しかったです!

 

いやそれにしても、当たり前なんですがバイクに詳しい。ドゥカティに詳しい。
そして誰よりもドゥカティ愛、バイク愛が濃ゆい。顔も濃いけど。
彼の大学生時代からバイク仲間として知っているので、その成長っぷりには嬉しいやら戸惑うやら。

 

話は尽きない2時間でしたので、次回もしコラボできるときがあったら、テーマと時間制限を決めてやりましょう、ということになりました。

 

しばらく、アーカイブを残しておきますので、よかったらぜひご覧ください。

 

DUCATI松戸のYoutubeチャンネル https://www.youtube.com/user/GWOGAWA

 

DUCATI松戸ツイッター

 

 

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2020.05.06

【YouTube】四輪『レーサー鹿島さん』バイクを語る!編をupしました

 

そんなわけで、レーサー鹿島さんのラジオ番組 FM DRIVER'S MEETING に出演させていただいたご縁で、わたしたちKommonのYouTubeチャンネル Kommonちゃんねる にてバイクのお話しを伺いました。

FMラジオの収録のときと違って(?!)ざっくばらんな感じが楽しかったです!

原付からミニバイクレース、そして 30代にしてもて耐でバイクレースにデビューしたら四輪のインディ・ライツで非公式ながらサーキットのコースレコードが出ちゃった話し、時速340キロの世界、でも最近買ったバイクは〇〇〇……、などなど、盛りだくさんの内容になっております。

ラジオがわりにぜひお聴きくださいませ!

 

鹿島さんのブログでは「ちょっとしゃべりすぎ」なんておっしゃってますが、いえいえあっと言う間でした!

 

なお、次回ラジオの登場は下記予定となっております。

5月10日(日) 18時~

radiko.jp  K-MIX FM山口

5月10日(日) 午前11時~(現地時間 9日(土) 19時~) 再放送 11日(月) 午前10時~ (現地時間 10日(日) 18時~)
TJS@LA (アメリカはロサンジェルスの日本語FMラジオ放送局)

 

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2020.04.08

小林ゆき出没予定のバイク関係イベント・スクール等中止情報

今年は昨年にも増してイベントや講習会などのスケジュールが埋まっていたのですが、現在、近々の予定は全て中止、または延期となっております。

以下、小林ゆきが出没予定だったイベントやスクールの中止・延期情報です。


●開催自体が中止になりました●
4月11日(土)SPA西浦 二輪スクール (愛知県蒲郡市)

●11月に延期予定●
4月4日(土)二輪車安全運転講習会(横浜・二俣川)

●延期●
4月5日(日)モトラッドセントラル世田谷バル(世田谷、芦花公園)

●中止●
4月11日(土)神奈川県グッドライダーミーティング (横浜・二俣川)

●中止●
4月25日(土)神奈川県二輪車安全運転講習会レディース(横浜・二俣川)

●延期●
4月26日 バイク女子部ミーティング 2020 (箱根バイカーズパラダイス) Kommonとして

●延期●
5月2日(土)モトラッドセントラルさいたまBBQ(埼玉県南区)

●中止●
5月4日(月・祝)神奈川県グッドライダーミーティング(厚木中央自動車学校)

●中止●
5月16日(土) もてロー ネオスタG310参戦(ツインリンクもてぎ)

●中止●
5月20-22日 自動車技術会 春季大会

●中止●
マン島TTレース


イベントは中止が相次いでおりますが、わたし自身はインターネットでいろいろ記事を書いたり、youtubeチャンネルで活動しております。ぜひご覧くださいませ~!

バイクのニュース
(各種記事を寄稿しております)

レスポンス
(各種記事を寄稿しております)


BBBバイク情報チャンネル
(足つきインプレでおなじみバイクインプレ動画チャンネル)

Kommonちゃんねる
(小林ゆき個人のチャンネル)

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2020.01.06

2月15日(土) ゆきズムじゃんぼりーvol.3開催!

2020

2018年より始めました『ゆきズムじゃんぼりー』

わたしの誕生日にかこつけて、大好きなバイク・音楽・Kommonを融合させたイベントを開催しております。

第3回目となる今年のテーマは

『鈴鹿8耐 36レーシング参戦20周年!』

と題しまして、第1部バイクトークでは鈴鹿8耐のメンバーが集結してのトークショーを行います!

ゲストは──、

元世界GPライダーでK&T代表の高田孝慈さん、

そして国際ライダーで大阪国際大学教授の山口直範さんのお二人です。

また、36レーシングチーフメカで現ALTEC代表の山本幸正さん、

カメラマンとしてフォトスペースRSの石村栄治さんもいらっしゃる予定です。

 

また、第2部ゆきズムライブ♪では、ゲストボーカルとして This Timeの小森義也さんにも歌っていただきます。

 

 
開場 16:30
●第1部 トークライブ 「鈴鹿8耐36レーシング参戦20周年!」
開演 17:00~

ゲスト
K&T代表・元世界GPライダー高田孝慈さん、
大阪国際大学 教授・国際ライダー山口直範さん
18:30~19:30 (休憩・歓談タイム)

●第2部 ゆきズムmusicライブ
19:30~ (21:00終演予定)

ゲストvo.小森義也さん(This Time) &小林ゆき

 

~23時ごろまで歓談タイム
●Kommonうでわ展示販売
 
  • ※第1部と第2部の間に約1時間ほどのインターバルを設けますが、入れ替え無し、途中入退場可です。
    (公演中の出入りはご遠慮ください)
  • ※ご進物ある場合はなるべくインターバルか終演後にお渡しいただきますようお願いいたします。

●料金

①うでわ付き前売りチケット
3000円(+当日1drink)
S1924S2550 
Kommonのうでわ と手書きの紙のチケットをお送りします。
ご予約はKommonのサイトからお願いいたします。


②予約前売り
 (うでわ無し) 3000円(+1drink)
ご予約はこちらのメールアドレス、またはfacebookのイベントページ等にてお名前と連絡先、人数をお知らせください。
Mail2image
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③当日 3500円 (うでわ無し、+1drink)

ご予約、当日ともに入り口入ってそのまま進みカウンターでお支払ください。

 

  • 会場の試聴室その3はライブハウスですが、カウンターバーのような雰囲気のある場所で、キャッシュオンデリバリー(飲み物やつまみはカウンターで注文し現金と交換)のス
    タイルなので、気軽に飲み喰いすることができます。
  • 小森義也&小林ゆき で展開しているアクセサリーブランド、Kommonうでわの展示販売もいたしますので、ゆったり横浜の夜を楽しみながらご参加ください。

●場所 横浜 日ノ出町 試聴室その3

横浜市中区長者町9-159 第1田浦ビル2階
*最寄駅*
京浜急行 日ノ出町駅 徒歩5分
横浜市営地下鉄ブルーライン 伊勢佐木長者町駅 徒歩7分
JR京浜東北線、根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅 徒歩8分、桜木町駅 徒歩12分

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(2003年、36レーシングが鈴鹿8耐に参戦した最後の年の決勝の朝)

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