G-FP2DF1P69Y ETC: 小林ゆきBIKE.blog

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2017.04.01

小特免許改正へ~二輪メーカー主導なるか? 高齢化社会に向けて次世代モビリティ『超超超超モビ』計画発足

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政府は4月1日、

来る超高齢化社会に向けた次世代型超超小型モビリティの超福祉的活用会議

略して

超超超超(ちょうヨン)モビ

を、経産省、警察庁、厚労省を中心に発足することを発表した。


■改正道交法案

主な提言と改正道交法案は以下の通り。

(1) 小型特殊免許で運転できる車両を、電子制御等を使って条件を満たせば時速6キロ以下で歩道走行を可能とする

(2) 歩道走行時は車体全体をブルーのLEDで照らすことを義務付ける

(3) シートベルトのない新型小特車両においてはヘルメット着用を義務付ける

(4) 二輪型三輪車(フロント周りがリーンするもの)、トライク型三輪車(フロント周りがリーンしないもの)も新型小特車両として認める

(5) 新型小特車両の排気量は引き続き無制限とするが、規制速度35キロを車体で制御するものとする

(6) 車椅子型も新型小特として扱えるものとする

(7) 立ち乗り型も新型小特として扱えるものとする



■超超超超モビの社会的背景とは?

この『超超超超モビ』の目玉は、現在の小型特殊免許の解釈を大幅に広げ、福祉的な高齢者のモビリティ車両として活用していこうというもの。

背景には、超高齢化社会と過疎化・限界集落化、公共交通網の限界が上げられる。

将来的に公共交通を高齢化に合わせていくのは政府としては無理と判断。
福祉バスやタクシーの整備・活用も追いつかなくなると予想され、高齢者の運転免許返納までの過渡期に、セニアカー/シニアカーより便利で、軽自動車より機動性があり、原付二輪車より転倒の危険性が少ない三輪・四輪の新型小型特殊車両を活用していく狙いがある。

現在、小型特殊免許は筆記試験だけで実技講習を受けることなく免許が交付されるだけでなく、排気量制限がないこと、車輪数に制限がないこと、農耕作業用車両にあっては最高速度35キロまでと原付より高い速度で走行可能となっている。

今回の改正道交法案では、ITCやETC2.0の次に考えられているETC3.0のシステムを活用し、新型小特車両はIT技術を活用してITC、ETC3.0、衝突防止センサー、傾斜地センサーなどを盛り込むことで、人車往来の少ない歩道においては時速6キロ以下で歩道走行を許可しようというものである。

これは、来る超高齢化社会に向けて、移動を必要としている人が本当は何を必要としているのという議論の中で、AtoBの移動ももちろんだが、ドアtoドア、つまり所用先の入口まで乗物で乗り付けられることが必要であるという結論に至ったという経緯がある。

これまで小型モビリティはトヨタ主導で一般道のみ走れる超小型モビリティの実証実験が行なわれていたが、普通自動車免許が必要であることと、自動車並みの駐車スペースを必要とする点で普及が見込めないとの報告があった。

また、原付サイズエンジンのミニカーに関しても、普通免許が必要だが排気量の問題で十分な速度が出せず、ほとんど普及していない。

今回の超超超超モビ会議では、二輪車メーカー、電動モビリティにも強いターレなどのメーカーを中心にさまざまなタイプの新型小特車両の開発や法整備、インフラ整備を進めていく。


■新型小特が拓く未来

それでは、超超超超モビこと新型小特はどのように活用されていくと提言されているのだろうか。

たとえば、従来、商業施設や病院では自動車は駐車場に停めなければならなかったが、二輪メーカーと駐車場関連企業との連携で入口付近に二輪および新型小特を停められるようにインフラと法整備を進めていく。
出入口付近に駐車できることで高齢者の負担を少なくするだけでなく、駐車場からの歩行移動の際の交通事故を減らす狙いがある。

また、従来は車道しか走れなかった小特をIT制御し自走車椅子程度の速度に規制することで、歩道を走れるようにすると、自宅との出入り、交通量の激しい通りで分離交通化することが可能となる。

制御の方法は、具体的にはグーグルとの協業で十分な広さの歩道を事前に登録。ITC、ETC3.0、VICSなどを駆使して車両に搭載されたマップによって走行できる歩道を自動で速度とともに制御する。

また、衝突防止センサをさらに繊細に設定することにより、人や自転車への衝突を防ぐ。

さらには、遠くから見えやすいLEDライトを車体全体に搭載。歩道走行中は自動で青色LEDが点灯することで、歩行者などからの視認性をよくする。

■二輪メーカーからも超超超超モビに熱い視線が

今回の法改正案策定にあたっては、二輪メーカーが熱い視線を投げている。

特に、原付二輪車の開発終了が噂されるあのメーカーも、前輪2輪・後輪1輪でフロントがリーンするタイプのバイクを新型小特に対応させられるとあって、コーポレートカラーのブルーを全面に押し出し、

「ブルーな超超超超モビでリーン♪」

という販促を展開したいとのこと。

また、前輪1輪・後輪2輪の原付スクーターを30年以上発売している二輪メーカーは、小特だと排気量が自由になるため、かつて軽自動車が360ccから660ccまで規制が上がったのと同程度の排気量にまで拡大したい構え。

自走型電動車椅子セニアカーを発売している二輪メーカーでは、そのままラグジュアリーな椅子型小特を開発していきたいとの考えだ。

また、50cc車両を発売していない二輪メーカーでは、ジェットスキーの技術を応用して「立ち乗り」型の新型小特を開発予定とのこと。
ここに、酸素カプセル「ドリームプラス」の技術を応用して、酸素供給機能を盛り込みたいと意気込む。

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2014.09.03

実質0円も?! みんな、忘れてない? 二輪ETC助成はまだまだ実施中!

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そう言えば、ようやく二輪車ETC機器の助成が始まったにも関わらず、あんまり話題に登ってないような気がするのは気のせいでしょうか、それとも十分な助成台数と助成期間があるから、のんびりしているだけでしょうか?

思い起こせば二輪車ETCが導入される・されないの頃、よく弊ブログでETCの話題を書いていたものですから、一時はETCジャーナリストか?ってくらい、ETC関係の原稿依頼が来たものですが、時代は変わり、すっかり二輪車ETCは当たり前(?)の世界になりました。

若い世代だと、そもそも高速道路にお金を払うのがもったいないとか、高速道路を走ったことがないから怖い、という感覚が大きくて、若者の高速道路離れ()を招いているかもしれない懸念はありますけれども、交差点がない・歩行者/軽車両(自転車)/原付がいない・信号機がない・原則的に追い越し車線が確保されている・一般道に比べて速度差が少ない等々の理由で、高速道路は一般道に比べてより安全に早く移動することができる道です。

経験が少ないライダーこそ、高速道路を利用していただきたい、せっかく高速を使うなら料金所でわずらわしい思いをせずにすむETC機器を使ってみてほしいと思っております。

さて、二輪車ETCが本導入されたのは2006年11月のことでした。

それから約8年。みなさんはETC使ってますか? 我が家は、クルマとバイク合わせて3台導入しています。
これまで、ETC割引やETCマイレージの還元などを含めると、十二分に元が取れたと思います。

ORSEニュース2014年8月号12頁(pdf参照)によりますと。

Etc

二輪車のETC機器セットアップ件数は、2014年6月末現在の累計で72万1,602台とのこと。

二輪車のうち軽二輪と小型二輪の保有台数は353万5528台(2013年末、JAMA資料(国土交通省・総務省統計による))とのことですから、装着率は約20%にまで上がりました。

ただ、四輪のETC普及率は約50%、利用率は約90%ということですから、二輪車ETCはまだまだ普及の余地がありますね。

マクラが長くなってしまいましたが、ここからが本題。

先着5万台に1万5000円分キャッシュバックの二輪車ETC助成実施中!

以前、首都高さんとかがやってた二輪車ETC助成は、助成台数が少なくてあっと言う間に申込み締め切りとか、抽選とか、なかなか当たらない内容でしたが、今回は全国のNEXCOで5万台と大幅に対象台数を増やしての二輪車ETC助成です。

気になる内容は……。


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2011.11.25

12月1日開始:東北地方の高速道路無料措置の詳細

東日本大震災に係る東北地方の高速道路無料措置が、2012年12月1日(木)から、対象区間、対象車両、利用方法が見直しされ再開されると発表になりました。(詳細は例えば東日本高速道会社のサイトなど)

今回の措置の大きな特徴は、避難者や被災地の復旧・復興のためだけでなく、観光振興の目的も含まれます。

毎日無料区間はどの車種でも無料で利用可能。ただし、土曜日休日に適用される拡大区間はETC搭載の普通車・軽・二輪車のみ、無料で通行可能です。

一般のライダーにも関係してくる「被災地支援・観光振興のための東北地方の高速道路の無料措置」について、適用区間や利用方法は以下の通りです。詳しくは、各高速道路会社などのサイトをご参照ください。


* * * * * *

被災地支援・観光振興の利用方法など

●開始日と終了予定日

平成23年12月1日開始、平成24年3月31日までの予定

●対象車種

全車種(ETC、ETC以外)

※ただし、土曜、休日等に対象区間を拡大する観光振興の対象はETC車の「普通車」「軽自動車等(二輪車)」に限る

●対象者

要件はなし。誰でも利用可能。

●必要書面

書面は不要。

●通行方法

特別な通行方法はなし。従来通りの方法と同じ。
なお、通行料金の支払がない(0円)の場合も、ETC走行時はETCカードを車載器に挿入して料金所を通行すること。
また、ETC以外では料金所で一旦停止し、入口では通行券を受取って、出口では係員の案内に従うこと。

土曜休日の無料適用はETC車(普通・軽・二輪)のみ。

●対象区間

【毎日無料区間】

・東北道 白河~安代
・常磐道 水戸~広野
・常磐道 山元~亘理
・磐越道 いわきJCT~西会津
・山形道 村田JCT~笹谷
・仙台東部道路 全区間
・三陸道 全区間(仙塩道路、仙台松島道路)
・仙台南部道路 全区間
・仙台北部道路 全区間
・秋田道 北上JCT~湯田
・釜石道 全区間
・八戸道 全区間
・百石道路 全区間

【土日に無料になる区間】

・磐越道 西会津~新潟中央
・日本海東北道 新潟中央JCT~荒川胎内
・山形道 笹谷~月山、湯殿山~酒田みなと
・米沢南陽道路 全区間
・東北中央道 全区間
・秋田道 湯田~秋田北、昭和男鹿半島~琴丘森岳
・秋田外環状道路 全区間
・琴丘能代道路 全区間
・湯沢横手道路 全区間
・日本海東北道 岩城~河辺JCT
・東北道 安代~青森
・青森道 全区間


※休日とは、土曜日、休日、平成24年1月3日、平成24年3月19日。

※休日無料適用させるには、出入り口通過のどちらかが休日にかかっていればOKです。
(例:金曜日の夜に高速道路に上がる→無料区間を通過→土曜日に高速道路を降りる→無料区間の分だけ無料適用)


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2010.12.29

2010年Bike.blog人気記事ランキング

今年もあとわずかとなりました。

2010年の弊ブログの記事別アクセスを集計しランキング化してみました。

【第11位】新・高速料金制度のまとめ(2010年4月10日)

自民党政権下に作られた土日祝日高速料金上限1000円制度を民主党政権が改革するということで、なんとなく一応発表されたものをまとめた記事。
しかし、さらにまた高速料金制度を変えることになってしまったので、この記事はすでに参考にならないんですよね。

2011年に見込まれているのは、

・平日上限2000円
・土日祝日は上限1000円を維持
・結局、ETC搭載車に限る

という内容に落ち着きそうだということですが、引き続き、迷走する政府の発表を見守らないといけないかも。


【第10位】2010年9月5日サンマリノGP、モト2、富沢祥也選手(2010年9月5日)

世界選手権のレース中に悲しい事故が起こってしまいました。



【第9位】ホンダCBR250Rが発表になりましたね (2010年10月29日)

なぜ2010年のいま、単気筒フルカウルのロードスポーツモデルが発売されるに至ったのかの背景を考察した記事です。


【第8位】鈴鹿8耐速報はこちらへ→(2010年7月25日)

鈴鹿8耐関連のまとめサイトは意外とないので、リンクを貼り付けただけなんですが。

関連して、こちらの記事

「鈴鹿8耐開催中~なぜ日本ではモータースポーツの報道が少ないのか」

もよく読まれました。


【第7位】スカイダイビングの事故から学ぶ(2004年2月24日)

もう6年も前の記事なのですが、空の事故、レジャー中の事故が報道されるたびに、この記事へのアクセスが上がります。

スカイダイビングのある団体のガイドラインでは競技者自身により事故報告などをすることになっているのが、モータースポーツと違っていて興味深い部分です。



【第6位】羽田空港のバイク駐車が素晴らしい件(2008年4月28日)

これももう2年前の記事なんですが、皆さん、バイク駐車場関連の話題にはご興味があるみたいで、いまだアクセスが絶えません。


【第5位】上野バイク街の時代の終焉 (2008年4月30日)

これも、もう2年前の話題ではあります。
最近はバイク企業関連の大型(?)倒産、バイクショップの夜逃げ話などあまり聞かなくなってきましたが。


【第4位】公営とか無料のバイク練習場一覧 (2008年10月9日)

世の中には、無料で、合法的に、バイクが練習できる夢のような場所もあるんです。

【第3位】 「しもやけ」に効果絶大の意外なモノとは(2009年1月5日)

バイク乗りだけでなく、多くの皆さんの足の指を悩ませるしもやけ。意外なお薬を発見しました。


【第2位】バイク駐車場

こちらは、記事ではなくて「バイク駐車場」というカテゴリーへのアクセスです。
皆さんの切実さがアクセス数からひしひしと感じられます。


【第1位】二輪ETC無料化を検討か (2008年4月1日)

先に言っておきますけど、嘘ですからね、ウソ! エイプリルフール用のデタラメ、ウソ、嘘記事ですからね。

なんと、今年の当ブログ・アクセス数第一位は、2年前のエイプリルフール用のでっち上げ記事が獲得してしまいました。

それだけ、皆さん、二輪ETC問題には関心が深いようで。


↓こちらのランキングもどうぞよろしくお願いいたします。
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2010.06.03

高速料金が迷走しているらしいので高速をある程度利用する人は二輪ETCを導入した方がオトクかも

もう6月ですけど、結局、新高速料金制度が決まらなかったので、どうやらしばらくは(報道によれば来年3月までらしい)上限1000円制度のままかもしれません。

もし、上限1000円制度を使って、3,4万円分以上安くなるツーリングの予定があるなら、今からでも二輪ETCの導入を考えてもいいかもしれませんね。
ひところのように、どこに行っても品薄ということもなさそうですし。

ドラぷらで料金を計算しながらツーリング計画とETC導入計画を立ててみてはいかかでしょう。

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2010.04.22

迷走する新高速道路料金制度

2010年4月13日 前原国交大臣発言

上限2000円、エコカーと軽自動車は上限1000円(国交省サイト)

2010年4月9日(?) AJ全国オートバイ組合連合会が国交省に要望提出

ETC付けたバイクを社会実験で無料にすることの要望を出した (ソース:レスポンス)

2010年4月21日 小沢幹事長

マニュフェストで無料化と言っていたのだから上限料金は見直せ (ソース:47ニュースなど)

2010年4月22日 前原国交相

高速新料金は見直さないよん (ソース:サンケイほか)

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2010.04.10

新・高速料金制度のまとめ

何が何だかわからないので、新・高速道路料金制度をまとめてながら勉強してみることに。

まずは国交省発表の大臣発言。(リンクは[こちら])

長い。要点が分かりにくい。口頭発表を書き起こしただけなので、しごくわかりにくい。

そこで。

各新聞社発表の「まとめ」ないし「Q&A」などの記事からまとめますと。

読売新聞/朝日新聞/日経新聞/毎日新聞あたりをグーグルニュース検索で調べて、バイクに関係しそうな項目をまとめてみました。

【高速道路料金制度の基本】

・平日休日の全時間帯
・一般車(現金)とETC搭載車の区別を無くす
・一般の高速道路の料金を

▽軽自動車1000円
▽普通車2000円
▽中・大型車5000円
▽特大車1万円

とする。

※本来、「軽自動車」ではなく「軽自動車等」のはずなのに……?

・実施は6月中に始めるとのこと。


【瀬戸大橋の特例】

・軽自動車2000円、普通車3000円

※フェリー会社に配慮とのこと


【首都高】

・初乗り500円。6キロごとに100円ずつ加算され、上限額を900円とする
・神奈川線料金、埼玉線料金などの圏域料金制度は廃止され、一律500~900円に。
・首都高はETC非搭載車は最低料金が一律900円なので値上げとなる


【今回の制度変更でオトクになるケース】

・ETC非搭載車は割安になるケースが増える
・首都高はETCなら距離によって割安になる場合も

・「エコカー割引」を新規導入基準は、普通車のエコカー減税対象車で、燃費値がリッターあたり20キロメートル以上走れる車


【今回の制度変更で割高になるケース】

・ETCの土日休日上限1000円だったのが、2000円などになるため割高に。が、バイクのETC搭載車は1000円→1000円なので、変わらない。
・首都高はETC非搭載車は最低料金が一律900円なので値上げ


【今回の制度変更で変わらないケース】

・大都市近郊は料金変わらず
・短距離の非ETCは料金変わらず
・中・長距離の土日休日の軽自動車等料金(二輪車含む)も上限1000円なので変わらず


【廃止になる割引等制度】

・休日割引は廃止
ETCマイレージは廃止


【継続される割引制度】

・障害者割引は継続
・本州四国連絡道路の島民対象の割引制度は継続


【無料路線について】

・6月に37路線50区間で無料化される路線があるが、あくまで社会実験なので期間限定。


※ここまですべてのマスコミで二輪車料金について言及なし。


★現時点でよく分からない点★

・「軽自動車」という料金区分車種があるのに、二輪がないので、二輪はタダ? それとも、上限1000円がない??

・上限1000円は道路会社をまたいで合算して考えるそうなので、またいでも上限1000円とか2000円とからしいですが、現金の場合は??

雑感……国交省届け値で燃費が30km/Lを上回っている二輪車は高速道路料金は無料でいいのではないか。

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2010.04.02

迷走する高速道路行政にバイク業界・ユーザーは今こそ怒るべきじゃないか

エコカーと軽自動車とバイクが同一料金?

はぁ?

って記事を後で書く予定。

新年度早々、お昼休みの息抜きに当ブログをご覧いただいている皆さまに知っていただきたく、先出ししときます。

以下、時事通信の記事より引用

高速道に上限料金=車種別、6月から-普通車2千円、軽千円・国交省

・首都高速と阪神高速を除く高速道路について軽自動車1000円、普通車2000円、トラックなど大型車5000円といった車種別で上限料金を設定。

・上限料金は軽、普通車、大型車、大型バスなど特大車の4車種で設定

・ハイブリッド車や電気自動車などエコカーについては軽と同じ料金

・深夜時間帯や大口利用者向けなど従来の割引はすべて廃止する方向で、トラック業界などは反発しそうだ。(2010/04/01-20:17)

暴言雑感

・軽と二輪車はETCですら見分けがつかないらしい

・軽が1000円なら二輪は500円でいいじゃん

・二輪と10人乗りハイブリッド乗用車が同じ料金?

・トラック業界だけじゃなく、二輪業界も反発しないと

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2009.12.17

高速道路の年末年始割引のまとめ

ETC搭載車に対する年末年始の高速道路の割引・休日上限1000円均一の日程が変更になったとお知らせがありました。

「利用の分散につながるよう、割引適用日を変更」とのこと。

以下に変更になった日程をまとめてみました。基本的に軽自動車等と普通自動車のものです。

休日特別割引とは、大都市近郊区間を除く上限1000円料金の適用日です。
なお、変更日は★印を付けました。

12月

23日(祝) 休日特別割引
24日(木) 平日割引
25日(金) 平日割引
26日(土) ★平日割引
27日(日) ★平日割引
28日(月) 平日割引
29日(火) 平日割引
30日(水) 平日割引
31日(木) 平日割引

1月

1日(祝) 休日特別割引
2日(土) 休日特別割引
3日(日) 休日特別割引
4日(月) ★休日特別割引
5日(火) ★休日特別割引
6日(水) 平日割引
7日(木) 平日割引
8日(金) 平日割引
9日(土) 休日特別割引
10日(日) 休日特別割引
11日(祝) 休日特別割引

なお、ソフトバンクの携帯電話の料金体系とともに超難解な高速道路ETC割引制度のまとめは ドラぷら あたりをご参照くださいませ。

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2009.04.01

ETCゲートを利用した速度取り締まり民間委託

各高速道路株式会社では、4月1日、高速道路上のETCゲートを利用した速度取り締まりを開始するとし、取り締まりは民間委託とすることを、警察庁と合意した。

警察庁では、ETCゲートの追突事故、速度超過によるハンドル操作の誤りでゲートに激突する事故が多発しているなどの各高速道路株式会社からの通報を受け、安全なETCゲート通過の方法を模索するとともに、ETCゲートを利用した速度取り締まりが行えないかどうか協議を行ってきた。

これは、違法駐車取り締まりの民間依託が取り締まり件数増加と違法駐車抑制に対して予想以上に効果を上げていることから、交通違反取り締まりに関する民間依託の範囲を広げる警察庁の意向を適用するもので、違法駐車取り締まり以外の民間依託はこのETCシステムを利用した速度取り締まりが第一号となる。


今回の合意によれば、

(1) ETCシステムを利用して、通過車両のナンバー把握通過速度の記録のデータを合算して照合できるように国土交通省と協議し、システムが出来次第、ETCシステムを利用した速度取り締まりを各高速道路会社に民間委託する

(2) 速度超過の場合、ETCの決済システムを利用して即時、反則金を引き落とせるシステムを財団法人 道路システム高度化推進機構 ORSEなどに民間依託する

(3) ETCゲート通行速度を時速30kmとする。これまでの時速20km以下の通行をお願いしていた自主規制から一歩進んで、警察による時速30kmの速度規制を敷くこととする

としている。


仮に時速80㎞でゲートを通過したとすれば、50㎞オーバーで即免停、罰金はおおよそ40万円となる見込み。

警察庁は、安全・確実に取り締まりができるとして、今回の合意を歓迎しており、各高速道路会社も取り締まりと罰則の相乗効果でETCゲートでの追突事故、激突事故を激減できると期待を寄せている。

なお、オートバイのETC非搭載車両の通過に関しても、後方からの撮影を同時に行えるETC管理機器の設置を全国的に広げ、積極的に取り締まっていく方針だという。


また、交通違反取り締まりの民間依託に関して警察庁は、比較的取り締まりをしやすい目視のみで違反を判断できる

・シートベルトやチャイルドシートの着用

・乗車用ヘルメットかどうかの確認

・ヘルメットのアゴひもを締めているかどうか

・一時停止

・自賠責保険の期限の確認

以上の交通違反について広げていきたい考え。

なお、以上のニュースは、

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