
今年も2月15日(土)、横浜の伊勢佐木町の外れ、日ノ出町の「試聴室その3」にて、無事に「ゆきズムじゃんぼりー vol.8」を開催することができました。
回を重ねること8回目。
もともと、ライブ活動を続けている友人に刺激を受けて、何らかの方法で“自己表現”できないか?と模索しているうちに、ご縁にも恵まれてプロの方に音楽の手ほどきを受けつつ、そこに自分の得意とする分野「バイク」「しゃべり」、そして現在バイクと並行して取り組んでいるビーズアクセサリーブランドの「Kommonうでわ」展示販売を融合させたイベント『ゆきズムじゃんぼりー』を始めたのが2018年でした。
2月はバイクで集まるには寒く、ならば、バイクを核にバイク文化を語る会があってもいいんじゃないかと思いついたのが、この「ゆきズムじゃんぼりー」です。
続けてきて思うのは、冬場はいつもメンタルが落ちたりすることが多かったのですが、ゆきズムを主催することで秋くらいから常にアタマも身体もフル回転しているような状態で、陰に落ちるようなことは少なくなりました。
今年の目標は、トークを面白く、音楽を楽しんでいただく、ということだけでなく「イベントとしてエンタメの楽しさを味わっていただきたい」ということでした。
初期から来ているお客さまは、わたし自身の進化も含めてゆきズムが年々いろんな意味で深まっていることを実感されたのではないかと思います。いや、そうであって欲しい。
そして「ゆきズム」を核にして懐かしい友に再会できたり、新たな顔見知りからの友だちができたり、そんな場になったらいいなと思って続けています。
今年は、高校時代の吹奏楽部の先輩に数十年ぶりに再会することができました。
また、第1回目からの皆勤賞の方、遠方は兵庫県、愛知県、岐阜県、長野県、福島県などからの来浜、来れなかったけれどお花を送ってくださった方、主催者なのでゆっくりお話はできませんでしたが、皆さまの笑顔がまた1年の糧になります。

今回のゲストは漫画家でイラストレーターの藤島康介先生にご登壇いただきました。
『逮捕しちゃうぞ』『ああっ女神さまっ』『トップウGP』など数々のベストセラーを生み出している藤島先生をなぜゆきズムに?
それまでSNSでのつながりはあって、バイク話でのコミュニケーションはあったのですが、昨年のモトGPでついにお会いする機会があり、不躾ながらゲストをお願いしたところ、ご快諾いただきました。
著名な漫画家なので作画などの話もお聞きしたいところですが、そこは『ゆきズム』。
あくまでざっくばらんなバイク話を聞きたいと思い、藤島先生のバイクとの出会いや免許取得の話、初めてのバイクや何やら、いろいろ深掘りしているうちに結局、触りのお話しで終わってしまった気がします。
藤島先生はKommon小森義也さんと同じくらい身長が高い大きな方なんですが、バイク話をしているうちにどんどんキラキラとした少年のような目になり、昔話なのについさっきのことのように感じるような、まばゆいあの頃のバイク話、バイクと仕事との関わり、最近のバイクライフなど止まることはありませんでした。

名残惜しい気持ちで第1部バイクトークを切り上げました。
MCとして仕切ってくれたのは、今年も声優の難波祐香さんです。
第1回目からMCをお願いし、今では超売れっ子のにゃんばちゃん。今年も忙しいスケジュールを調整していただき、あのとびっきりの笑顔が試聴室その3を照らすようでした。

自分の誕生日会でもあり、10年続けて何かを得られるのではないか、10年で自分はどのように変化するのだろう、進化するのだろうという興味で、今回も写真や映像で記録を残すことにしました。
動画担当は安川さん。そして、写真は岡山県から来てもらった藤村のぞみさんにお願いしました。
イベントをやっていると、配信はないのかとかYoutubeで(無料で)見たいとの声をいただくのですが、あくまで現場で皆さんと生でお会いしたいというのが自分の希望なので、配信は今後もたぶんやりません。一部動画はダイジェストで「Kommonちゃんねる」で流すかもしれませんが、全体を配信することは当分ないと思います。
なので、次回の来年2026年2月14日(土)はぜひ横浜で直にお会いしましょう!!

ところで、集合写真ではイラストが描かれた色紙を持っていますが、今回も選ばれしお客さまとThe Kommons小森義也さんを巻き込んでの『画力対決』企画を行いました。
今回は、藤島先生に描いていただくのではなく、わたし/小森義也さん/お客さま(抽選で選びました)に前に出てきていただき、お題も抽選で「〇〇な××」という感じでランダムに選びました。
その結果、お題は「かわいい」「おにぎり」。
お題にしたがって描いたのが、3人が手にした色紙のイラストです。
わたしは藤島先生に「背景まで描いているのが素晴らしい」とお褒めのお言葉をいただきました♪
そして、あつかましくもサインをいただき、そしてそのサインを描いた「神が使ったペン」はさらに抽選でお客さまにプレゼントしました。

さて、第2部はThe Kommonsライブとして、小森義也さん(This Time)に北海道紋別郡遠軽町から来ていただき、This Timeの曲をたっぷりお届けしました。
実はわたくし1昨年からボーカルレッスンを受けていまして、その成果がなんとか出せたのではないかと思います。
たまたま探し当てた先生がなかなかにすごい方で、
これまで出せなかった声、表現できなかったこと、まだまだ先は長いですが音楽に取り組むことはバイクに取り組むことと同じく奥が深くて、終わりがないですね。
一曲だけカバー曲をピアノ弾き語りでやりました。
わたしの大好きなピチカートファイヴの「わたしの全て」という曲なんですが、小西康晴さんのライブを観に行って、音楽って自由でいいんだ!と感銘を受けて、この曲を選曲しました。
小森さんのソロ曲「あなたに会いたくて」も本当に素晴らしくて、さらに素晴らしくて、という感じで言葉が出ないほどでした。
セットリストはKommonちゃんねるにupしようと思っております。

小森さんからのすすめで、アンコールはまさかのソロ曲にしたのですが、これも良い経験でした。
歌うというのは自分をさらけ出すことで、いまだ気恥ずかしいのですが、時間をかけて取り組んできてよかったと今は思います。
そんなこんなで、ゆきズムじゃんぼりーvol.8 今年も盛況にて満席で開催することができました。
「Kommonうでわ」同僚であり、音楽の師匠であり、バイク仲間の小森義也さんの言葉──
感謝したい人たちがいっぱいいる
そんな幸せはないな!と感じる夜だった
ゆきズムじゃんぼりー、お越しいただきました全ての皆さまに感謝します。
次回は2026年2月14日(土)開催予定です。
ぜひ、横浜でお会いしましょう!!