06.マン島TTレース

2021.08.06

バレンティーノ・ロッシ選手が走った同じ道を走った

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(2009年 マン島TTレースにて、ジョン・マクギネス選手、ジャコモ・アゴスティーニ氏とともに。photo by Yuki KOBAYASHI)

バンレンティーノ・ロッシ選手が引退を発表しました。

ロッシ選手と言えば、2000年の鈴鹿8耐に自分が監督として初参戦したとき、実は同じ舞台にいたのでした。
そのときは無我夢中で、ロッシ選手の姿など気にする余裕もありませんでしたが。

ロッシ選手が2009年のマン島TTレースに来たときは、世界グランプリのレジェンド、ジャコモ・アゴスティーニさん、そしてマン島TTレースの現役最多勝利の記録を持ち、のちにチーム無限でわたしも一緒に仕事をすることになるジョン・マクギネス選手との3ショットを見かけて撮影したり。

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(我がチームは初参戦のときはゼッケン28番)

また、日本グランプリのサポートレースに、わたし自身、何回も参戦していまして。

1998年は鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリのサポートレース、スーパーネイキッドクラス。

2007・2008年は2年連続で優勝したツインリンクもてぎの日本グランプリのサポートレース、レディスレース。

どちらも前座レースではなく、後座レースというか、モトGP決勝後に行われたため、決勝終了の興奮さめやらぬ中、バレンティーノ・ロッシ選手が走ったそのコースをわたしは走ったのでした。

(どのレースもサポートレースのため、公式なリザルトが残っていない)

ノリックのお葬式に寄せられたロッシ選手の弔辞も忘れられない。
どんなにかノリックが彼のアイドルだったか。

そんなロッシ選手と言葉を交わしたことすらないのだけれど、自慢と言えばなんといっても、バレンティーノ・ロッシ選手とわたしは誕生日が同じ2月16日であること。
速そうな誕生日でしょ。

……というわけで、早々ではありますが来年も2月にイベント 「ゆきズムじゃんぼりー」を横浜で開催予定です。
すでにテーマやゲストもあらかた決まっており、あとは収束を願うのみ。

ロッシ選手の勇姿を日本グランプリで観れないのは残念過ぎるけれど、今シーズンの最後まで彼の闘いをネット等で見守りたいです。

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2021.07.04

マン島TTとは、いかなるレースなのか。~2013公式DVDライナーノーツより

2013年のマン島TTレースDVD日本版に封入したライナーノーツのために書いた原稿を見つけたので上げておきますね。

* * * * *

TTとは、いかなるレースなのか。

「世界最古の公道オートバイレース」
「世界屈指の難コース」
「究極のロードレース」
「ライダーの聖地」
「バイクの祭典」

その形容詞はいくつもあれど、その迫力、人びとの熱い視線、熱気、そしてときおり起こる厳しい現実──。それらはきっと、意を尽くしてなお、文章でも映像でも伝えきれないのかもしれない。
本DVDのオープニングで使われている美しい海、切り立った断崖もまた、紛れもなくマン島の風景である。静寂に包まれ朝日に輝く道路もまた、何も特別な場所ではない。ただ、ほかの道路と違うのは、年に二度、世界中から集まったオートバイの猛者がそこでレースをし、それを見届けようと世界中のオートバイ・エンスージアストが集まり、地元マンクスの人びとがレースを支えていることである。

TTの歴史は、モータリゼーション勃興前夜の1904年までさかのぼる。ヨーロッパ大陸で行われていた国別対抗の国際レース、ゴードン・ベネット杯に惨敗していたイギリスの自動車産業が世界での覇権を取るべく、自国でのレース開催の機会をうかがっていた。しかし、当時ブリテン島の多くで時速20マイル(32km)規制があった上、うるさくて臭い自動車に反対する勢力が強く、それは叶わなかった。状況が変わったのは、イギリス/アイルランド自動車クラブの書記、ジュリアン・オードの口添えである。オードはマン島の総督代理ラグラン卿ジョージ・F・ヘンリーのいとこで、マン島が観光振興をしたがっていることを聞き、マン島議会に公道でレースが出来るよう掛け合ってもらったのだ。マン島は英国王室に属する島ではあるが、政治的には完全に連合王国から独立しており、法律が可決さえすればマン島でレースを開催することができる。その結果、1904年にゴードン・ベネット杯のための予選会をマン島で行うことになり、これがきっかけで1905年には自動車のTTレースが、また1907年からはオートバイのTTレースが毎年開催されることになった。
この「Tourist Trophy(=旅行者杯)」の略称である“TT”は、長距離の公道を市販車で周回する形式のロードレースを指す一般名詞として定着し、ヨーロッパ各地で“TT”レースが行われた。現在でも世界グランプリとしてオランダで行われているダッチTTは、その名残である。

ポスト・モダニゼーションの時代に入り、モータースポーツを取り巻く状況やモータースポーツに対する人びとの意識は変化していった。第二次世界大戦後は戦後復興の印として、また科学技術発達の証としてモータースポーツは発展した。TTも例外ではなく、それまでの実績を踏まえて、1949年から始まった世界グランプリの第一回目の地に選ばれたのである。こうしてマン島TTレースは名実共に世界最高峰となった。一方で、モータースポーツの人気とマシンの性能が高まった1960年代後半から70年代にかけては世界各地で死亡事故が相次ぎ、二次的な安全装置を設置しにくい公道レースは、とくにオートバイのロードレースにおいて急速に縮小され、その舞台はレース専用サーキットに移っていく。
そのような時代の流れを背景にしてもなお、マン島TTレースは百有余年を経て公道閉鎖したコースを使用し、世界最高峰のマシンとトップクラスのライダーによってレースが行われている。現代社会においてこれは奇跡としか言いようがなく、松下ヨシナリの言葉を借りるならば、これはもう「モータースポーツとは別のものであり、冒険と言っていい」のである。
そういう意味でも、現代のモータースポーツはクローズド・サーキットと公道レースは切り離された存在となっており、クローズド・サーキットのトップランカーは公道レースに出てこないのが普通である。

これに対してサイドカーTTはTTレースの中でも異質な存在である。マシンこそ安全上の理由でF-2レギュレーション、つまり600ccエンジンに抑えられているが、出場選手は2005、2006、2007、2012年の世界選手権チャンピオンであるティム・リーブズ、2009年チャンピオンのバーチャル兄弟、そして2007年チャンピオンのパトリック・ファランスなどそうそうたるドライバー/パッセンジャーが出場している。これはつまりモトGPに例えるならば、バレンティーノ・ロッシやニッキー・ヘイデン、ケーシー・ストーナーが一堂に会してレースをしているようなものなのである。事実上の世界一決定戦なのだ。
名だたる世界チャンピオンたちを迎え撃つのは、地元マン島のデイブ・モリニュー選手である。TTでこれまで16勝を挙げた彼は今年、その功績が讃えられTTコース上に「モリニューズ」というコーナー名称が加わった。
次なる17勝目、18勝目が期待されていたモリニュー/ファランス組だったが、モリニューにいつも後塵を拝していたリーブズ/ダン・セイル組がついにサイドカーTTレース1でモリニュー組を破り、初優勝を遂げた。
続くサイドカーTTレース2も、世界チャンピオンチームのベンとトム・バーチャル兄弟組がモリニュー/ファランス組を破り、初優勝を遂げるという結果となった。

ところで、今年のTTプラクティスウィークは天候に悩まされる1週間であった。降雨だけでなく霧が発生すると救急ヘリコプターが飛べないため、走行は延期または中止になる。山のうえ天候をにらみつつ、5月27日月曜日の走行が始まった矢先──。
松下ヨシナリ選手のもう一つのプロジェクト、それは日本のチーム未来の電動バイクで表彰台に日の丸を掲げたいというものであった。松下の訃報が届いたその日、チーム未来はロンドンで準備をしていたところだった。アクシデントが起きた場合はどうするのか。松下との約束を果たすため、白羽の矢はベテランのイアン・ロッカー選手に立てられた。ロッカー選手が「他のチームだったら引き受けなかっただろう」と語っていたのにはわけがある。というのも、今年50歳になる彼は、今年度限りでTT引退を表明していたのだ。これまで100レースものTTに参戦してきたレジェンドが、最終日のシニアTTまで無事に走りきりたいと願うのは至極当然のこと。だから、予定になかったTT Zeroを急に走れと知らないチームから言われても迷っただろう。
 TT Zeroはまだ発展途上のカテゴリーであり、途中の電欠やモーター焼きつきなどでリタイヤが続出していたクラスである。しかし電動バイク初搭乗のロッカー選手は見事に完走し、松下の思いをチェッカーフラッグに届けた。

さて、今年の話題と言えばジョン・マクギネス選手がゼッケン3番を付けて現れたことが挙げられる。ゼッケン3番。TTにおいてこの数字は特別な意味がある。マン島TTにおけるエースナンバーと言えば、この「3」番である。
TTは10秒ごとに1台ずつスタートするタイムトライアル形式のレースである。ゼッケンナンバーは、主に前年度の成績順に振られるが、ある程度ライダーの希望が受け入れられることもある。
10秒間隔と言えば、前を走るライダーの背が見える位置でのスタートとなる。ライダーやマシンの速さが拮抗しているのであれば、前のライダーを追いかける位置にいる方が、精神的にも、またインを刺して抜くだとか、スリップストリームを使うためのテクニック的にも、後ろを走るライダーにやや有利になる。
このため「3」番を好んで使っていたのがキング・オブ・マウンテンと称されたジョーイ・ダンロップM.B.E., O.B.E.である。北アイルランド出身のジョーイは、マン島TTで前人未到の26勝を上げた伝説のライダーで、惜しくも2000年にエストニアの公道レースの事故で逝去したが、いまだに「3」と言えばジョーイ、ジョーイと言えば「3」というほどのイメージがある。ゼッケン「3」番は永久欠番になるのではと噂されたほどである。
2013年は、ジョーイがホンダで初めて優勝した1983年から数えて30周年にあたる。これを記念して、マクギネス選手はジョーイが最後にTTで優勝したフォーミュラ1-TTのカラーリングのマシンとレザースーツが準備され、全レースでゼッケン3番を付けて登場したのである。マクギネス選手は目下、2012年までにTTで19勝しているポスト・ダンロップとも言える選手であり、これはつまり、勝利を託されたも同然のサプライズだったわけである。
ところが、そのマクギネス選手の勝利を阻み続けるライバルが登場した。チームメイトのマイケル・ダンロップ選手である。苗字からも察せられる通り、マイケルはジョーイの甥で、“mighty atom(鉄腕)”のニックネームで呼ばれていたジョーイの弟、ロバート・ダンロップの次男である。マイケルは兄ウィリアムとともにジョーイ、ロバートと同じくプロ・ロードレース・ライダーの道に進み、近年、アイルランドの公道レースやマン島のTT、サザン100などで頭角を表していた。2008年には、ノースウェスト200(北アイルランドの公道レース)で父ロバートが予選で亡くなったが、その250ccクラスの決勝で見事優勝を果たし、人びとの涙と感動を呼んだ。
そして今年ついにホンダUKのワークスライダーとなったマイケルは、20kgもの減量を行いTTや世界各地のレース転戦に備えたという。
ジョーイ・レプリカで登場したマクギネス選手は期待に違わず、TTスーパーバイクレース2周目には2位に浮上する。ところが、ピットレーンで速度違反をしてしまい、60秒のペナルティ・ピットストップを受け、勝利はその手からこぼれてしまった。その後のスーパースポーツ1、スーパーストックでも、この若き雄に勝利をもぎ取られてしまう。昨年2位の雪辱を晴らすべく日本のチーム無限が必勝体制で臨んだTT Zeroも、TT Zero以外ではチームメイトで同い年のマイケル・ラッター選手にわずか1.6秒差で勝利を譲る。続くスーパースポーツ2でもまたマイケル・ダンロップ選手に勝利を明け渡してしまった。
このマイケル・ダンロップ選手の快進撃は、2010年に前人未到のTTウィーク中に5勝を挙げたイアン・ハッチンソン選手を思わせた。
マイケルの快進撃を止めたいマクギネス選手は、やや焦りの色も見せていた。いつも家族とともにマン島入りし、常にファンサービスをこなしながらにこやかにレースウィークを過ごすマクギネス選手。しかし今年のウィークは、「夜も眠れないほど、どうやったら勝てるのかを考えていた」というのだ。
果たして、マクギネス選手のTT20勝目はあるのか。TTウィーク最終レースのシニアTT。結果はDVD本編でご確認いただきたく。

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2021.02.25

あらためまして、小林ゆき の自己紹介です

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こんにちは、小林ゆきです。

ココログのピックアップに取り上げていただけるということで、あらためて自己紹介をしておこうと思います。

初めましての皆さま、バイクジャーナリストをしている小林ゆき と申します。

本名も平仮名で「ゆき」、愛称は「YUKKY (ゆっきー)」と呼ばれることが多いです。

16歳で原付免許、18歳で当時の自動二輪(中型限定)、現在の普通二輪免許を取り、バイク便でお金を貯めて大学4年生のときにカワサキCS(カジュアルスポーツ)250という単気筒のスポーツバイクで3か月半かけて日本一周ツーリングをしました。

大学生のときから音楽関係の仕事をしていましたが、ひょんなことから造形社で出ていた『La Moto (ラ・モト)』というツーリング雑誌に関わることになり、のちにネコ・パブリッシングの『Clubman(クラブマン)』というカスタムや外車、旧車など、エンスージアスティックなモーターサイクルの雑誌の編集を経て、1998年に独立。
現在はフリーランスのジャーナリストとして活動しております。

●所有バイク

現在所有しているバイクは11台。購入した時期順に……、

カワサキ GPz900R (1989年、401逆輸入車。現在、総走行距離25万km)
カワサキGPz900R (レース専用)
カワサキ Ninja ZX-9R (2000年、E)
カワサキ KSR110 (ナンバーなし、サーキット練習用)
ホンダ リード100 (インド製、マン島にて所有)
アプリリア スカラベオ250ie (イタリア製、スクーター)
ヤマハ TZR125 (1987年、2RM)
カワサキ Ninja H2 (2015年初期型、スーパーチャージドエンジン)
スズキ ミニタン (1978年、OM50)
スズキ ハスラー50 (1978年、TS502。北海道で友人と共同所有)
カワサキ Ninja ZX-25R (2020年)

です。
これにくわえて四輪は1997年式のフォルクスワーゲン・ヴァナゴンGL (5気筒、現在26万km)に乗っています。

●ツーリング

前述したように、大学生のときに日本一周ツーリングを経験し、北海道1か月キャンプツーリング、青森~鹿児島間高速道路ツーリングなど長距離・長期間のツーリングや、海外では主にヨーロッパやマン島、最近はもっぱら北海道で原付ツーリングを楽しんでいます。

●レース

クラブマンに移籍する少し前からロードレースのサンデーレースを嗜むようになり、ミニバイクレースから大排気量車による選手権シリーズ参戦まで、さまざまなカテゴリーや排気量のレースに参戦しつづけています。
また、2000年から4年間、自分のチームを率いて鈴鹿8耐に参戦しました。
最近では2018~2020年、3年連続でツインリンクもてぎロードレース選手権シリーズのネオスタンダードBMW G310Lクラス、シリーズチャンピオンをチームとして獲得しました。

詳しいレースの経歴はプロフィールをご覧ください。

●マン島TTレース

1996年、クラブマン在籍時に取材で訪れたマン島TTレース。
世界最古のオートバイによる公道レースに衝撃を受け、それ以来1997年と2020年を除いて毎年、取材や大学院の研究調査のためにマン島を訪れています。
研究分野の専攻は「社会学」「文化人類学」なので「参与観察」という手法を取るため、最長で2009年には半年間、ホームステイをしながら調査を行いました。

テーマは『モータースポーツ文化と地域社会との関係』です。
ライフワークとして、現在もマン島やマン島TTレース、公道レースについて興味関心を深めています。

●現在の活動

もともと物書きとして雑誌などの紙媒体に書くことが多かったのですが、徐々にインターネット媒体で書くことも増え、現在ではYouTubeのBBBバイク情報動画というチャンネルでレポーターもつとめています。

▼Youtube BBBバイク情報動画 インプレ

足つきインプレ」「またがりチェック」「取り回しインプレ」でおなじみになってきたBBBです。

▼Kommonちゃんねる
こちらは、小森義也さんとのアーティストユニット『Kommon』のチャンネルで、わたくし小林ゆきの個人チャンネルでもあります。
BBBよりゆるいスピンオフ動画や、ツーリング、ラジオ形式の番組を配信しています。
ぜひ、チャンネル登録をお願いします!

▼バイクのニュース
▼レスポンス
▼ハーレーダビッドソン公式Webマガジン『FREEDOM magazine』

バイクに関するニュースや話題、トリビアなどをインターネットメディアに寄稿しています。

▼スパ西浦モーターパーク 二輪スクールインストラクター
ビギナー向けのサーキットスクールにてインストラクターをつとめています。

▼神奈川県二輪安全運転講習会

▼グッドライダーミーティング

▼ナップスライディングスクール

▼超特盛バイクスキルアップ弁当 (講習会) バイク弁当さん

二輪車安全運転特別指導員として、安全運転講習会やサーキットスクールのインストラクターをつとめています。

▼日本大学生産工学部研究員

二輪車研究の第一人者、景山先生のもと、研究活動のお手伝いをしています。

▼自動車技術会・二輪の運動性能部門委員会

委員をしています。

▼ウエルカムライダーズおがの

バイクによる町おこしで知られる埼玉県小鹿野町の活動を応援しています。

▼書籍
ぶらりデイトナひとり旅
バイクの島、マン島に首ったけ
出たとこ勝負のバイク日本一周 準備編
出たとこ勝負のバイク日本一周 実践編
(エイ出版社)

●これまでの活動

これまでの活動は小林ゆきプロフィールに詳しく記載してあります。

ツイッター、Facebookページでも情報発信しております。

小林ゆきツイッターアカウント

小林ゆきFacebookページ

そんなわけで、楽しそうなところへはバイクでどこへでも行く! を実践していましたら、かなり多岐にわたる活動となっていました。
これからもよろしくお願いいたします!!

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2020.06.06

マン島TTレース TT LOCK-IN、解説生配信はこちらから

本日、2020年6月6日(土) 26時 (現地6日19時、日本時間 7日(日)午前2時)より、
8日間にわたって公式配信される TT LOCK-IN。

Youtubeのマン島TTレース公式チャンネル

Facebookのマン島TT公式ページで特別番組が配信されます。

本来ならわたしは毎年恒例のマン島取材に行っている時期でもありますので、せっかくですから公式配信を見ながら解説を生配信したいと思います。

配信はわたくし小林ゆきが運営しているKommonちゃんねるにて行ないます。

ぜひ、リマインド登録してお待ちください!

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2020.06.05

マン島TTレースは中止になりましたが8日間「TT Lock-In fuelled by Monster Energy」が配信されるので、YouTubeチャンネルで生解説配信をやってみようと思います

残念ながら2020年のマン島TTレースは中止になってしまいました。
TTレースが中止になるのは2001年、口蹄疫問題があったとき以来です。
(ただし、2001年はレースは中止になりましたが、TTフェスティバルとして各種イベントは開催されました)

マン島の大きな柱となっているTTレースだけに、ただでは転びません。
早めに中止を決めたことにより、そのリソースをインターネットでの配信に振り分け、ファンの興味を繋ぐことにしたようです。

2020年6月6日土曜日から8日間、マン島TTレース公式FacebookページYoutubeチャンネルで‘TT LOCK-IN’と題した特別番組が配信されることになりました

本来なら、わたしはいつもマン島に行っている時期ですが、今回ばかりは家にいるしかありません。
せっかくなので、解説しながらTT LOCK-INを皆さまと一緒に鑑賞しようかと思っております。

具体的には、わたしたちが運営しているYouTubeチャンネル Kommonちゃんねる にて生配信をしようと思います。

スケジュールは、6月6日(土)深夜26時 (7日午前2時)からなど、毎日、深夜2時または3時からとなります。
かなり深夜なので毎日すべての時間を網羅できないかもしれませんが、なるべくがんばろうと思っております。

スケジュールは以下の通り。
時刻は全て現地時間です。
(たとえばマン島現地時間18時⇒日本時間午前2時)


SATURDAY 6 JUNE 2020
18:00 TT Lock-In Day 1 Opening
18:05 TT Onboard with Milky Quayle
18:25 The David Jefferies Story
19:10 TAS: TT Winning Formula
20:00 Virtual TT powered by Motul: Round 1
20:50 Close

SUNDAY 7 JUNE 2020
18:00 TT Lock-In Day 2 Opening
18:05 TT Lock-In Live! feat. Ben Birchall, Tom Birchall, John Holden, Lee Cain & Tim Reeves
18:25 Sundown Cinema: 3Wheeling
20:10 Close

MONDAY 8 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 3 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2012 Supersport TT Race 1
19:35 TT Lock-In Live! feat. Cameron Donald & Clive Padgett
20:00 Virtual TT powered by Motul: Round 2
20:45 Close

TUESDAY 9 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 4 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2018 Senior TT Race
19:35 TT Lock-In Live! feat. Peter Hickman & Dean Harrison
20:00 135: Breaking The Barrier
21:00 Close

WEDNESDAY 10 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 5 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 1994 Junior TT Race
19:15 TT Lock-In Live! feat. Brian Reid & Phillip McCallen
19:40 Arai TT Edition Helmet feature with Aldo Drudi
20:00 Virtual TT powered by Motul: Round 3
20:45 Close

THURSDAY 11 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 6 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2000 Formula 1 TT Race
19:35 TT Lock-In Live! feat. John McGuinness & Michael Rutter
20:00 John McGuinness: TT Winner
20:55 Close

FRIDAY 12 JUNE 2020
19:00 TT Lock-In Day 7 Opening
19:05 Ultimate TT Races presented by Bennetts: The Greatest Race: Hislop v Fogarty
19:50 TT Lock-In Live! feat. Carl Fogarty & Rob McElnea
20:15 Virtual TT powered by Motul: Round 4
21:00 Close

SATURDAY 13 JUNE 2020
18:00 TT Lock-In Day 8 Opening
18:05 TT Lock-In Live! feat. James Hillier, Conor Cummins, Lee Johnston, Davey Todd, Jamie Coward & David Johnson
18:30 TT 2020 Preview Show
19:15 Ultimate TT Races presented by Bennetts: 2009 Supersport TT Race 2
19:55 Top 20 Greatest TT Racers
21:00 Close

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2019.11.13

【イベント出演】バイクナイトエッジ11.16にてトークショー開催!

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来る2019年11月16日土曜日、浜松にあるモトサービスエッジ様で毎月第3土曜日に開催されている「バイクナイトエッジ11.16」に参加いたします。

 

土曜日の夜にバイクでゆるっと集まろうというこのイベント、どなた様でもご参加いただけます。

 

今回はマン島TTレースをテーマにトークショーをやります。

 

入場無料、クルマでも駐車場がありますのでお近くの方はぜひ。

 

日時●11月16日(土)19時~21時

 

場所●モトサービスエッジ
浜松市静岡県浜松市南区卸本町82

 

 

内容●モーターサイクルジャーナリストの 小林ゆきのトークショーや Kommonうでわ の販売をします。
Motophoto/モトフォト 写真工房 刻 も久しぶりのエッジ開催につき予約受付中。
オートバイブックス さんもバイクナイトエッジに出店。秋の読書のお供にぜひ!

 

 

 

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2018.07.27

【お知らせ】ahead Vol.188 2018年7月号第2特集『マン島に見る死生観』に寄稿しました

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クルマとバイク両方を取り上げている雑誌aheadの2018年7月号(vol.188)、第2特集『マン島に見る死生観』 (マン島TTとは何か / 最期の瞬間に思うこと / 「死を知らずに人生を愛することはできない」)に寄稿しました。

今回の依頼もまた自分にとっては難しいテーマで、原稿量は大幅に超過。

3本立ての特集の一本目ということで、TTレースの歴史やTT周縁について、削りに削ってまとめました。


TTが “究極のロードレース”である限り、頂を目指すライダーは絶えることはないだろう。

危ないとか危なくないとか、死ぬとか死なないとか。

二項対立ではTTを語れないということを行間に込めました。

雑誌aheadはiOSの電子書籍バージョンでも講読が可能です。

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2018.03.22

2月17日(土)ゆきズムじゃんぼりーを開催しました~前編~

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photo by Naoki OKAMOTO

去る2月17日(土)、わたしの誕生日の翌日に『ゆきズムじゃんぼりー』と題したイベントを横浜は日ノ出町試聴室その3というライブハウスで開催した。

おかげさまでキャパいっぱいの40人以上の方々にご来場いただき、またゲストの本田博俊さん、濱原颯道くん、そしてThis Timeの小森義也さん、またMCなんばちゃんこと難波祐香さん、DJ Zeck氏らにも盛り上げていただき、それからそれから快くお手伝いを引き受けてくださったカメラ岡本尚貴君、ムービーコレさん、Kommonうでわ出店お手伝いいただきましたちーちゃん、ほか、いらしていただいた皆さま、本当に、本当にありかとうございました。

さて、今回のイベントを開催するにあたって、これまで思いを巡らせていたあれこれを綴っておこうかと思う。

今回イベントをやろうと思ったきっかけは、クラブマン誌から独立してフリーランスになった1998年の旅があったからだった。

その年、フリーになるぞと決意し、まずは旅に出ようと決めた。

離島を巡る旅、フェリーで日本一周、沖縄~台湾~上海~釜山~下関の日本海を巡る旅(当時はそのような航路があった)、小笠原への旅などあれこれ妄想を膨らませていたのだが、フリーになるからには自分に厳しい旅がいいんじゃないかと思い、2月の北海道をバイクでツーリングする旅を選んだ。

厳寒の北海道、しかもチェーンを巻いて宗谷岬まで行くという企画内容にも関わらず、幸いにしてカワサキからスーパーシェルパの広報車をお借りすることができた。

明石~敦賀~小樽~札幌~日本海側から宗谷岬~オホーツク海側を下って紋別、網走~釧路~東京~明石というルートの旅だった。

スパイクタイヤ規制があることを知りチェーンで走ったが、アイスバーンや吹雪、そしてアイシングによるキャブレター不調に悩まされ、一番きついときで時速4キロ程度、速くても雪の上では時速20キロ程度と歩みの遅い旅であった。

気温や日照時間の関係で午前10時ごろから午後2時ごろまでしか走れず、一日に進める距離はわずか40kmほどという日々が続いたが、おかげで自分の旅とともに流氷が徐々に着岸するのを目撃することもできた。

その旅の途中、誕生日を迎えた。

その日の宿は小さな「とほ宿」。夕飯は宿泊客全員で食卓を囲むようなスタイルの旅人宿だ。真冬だから何人泊まっているかはわからないが、誕生日なのにケーキもないのはさみしいなと思い、途中のケーキ屋さんでいくつかのケーキを買い込んだ。

自分で自分を祝ってもらおうだなんて変かと思ったけれど、宿のご主人もほか4人の旅人も、思いがけないサプライズの差し入れケーキを喜んでくれ、大いに盛り上がったのを覚えている。


〈PR〉ひと粒に想いを込めて。Kommonうでわ

それからの20年。

旅、レース、鈴鹿8耐、北海道ツーリング、バイクのショー、デイトナバイクウィークにマン島TTレース、挙げ句の果てに文化人類学でモータースポーツ文化の研究にまで手を出し、興味の赴くままにバイクに浸かってきたのだけれど、立ち止まることだってあった。

とくに2006年はわたしにとって辛い年だった。

何度かの入院や手術も経験した。

数年前、誕生日を病院のベッドで過ごさなければならなかったとき、見事に、見舞いも、電話も、メールも何も来なかったことがあった。

唯一、病院の食事のトレーに「お誕生日おめでとうございます」とあらかじめプリントされた小さな紙切れだけが誕生日を知らせるものだった。

わたしは一人っ子できょうだいはいないし、子どももいない。

病室の天井を眺めながら、自分はこうして一人で死んで行くんだろうなと将来を憂い、さめざめと泣いたことを感情だけでなく身体感覚として覚えている。

むろん、一人で死ぬことは決して不幸だとは思わないが、気心知れた家族や友人が目の前にいないことのあまりのさみしさにおののいたのだ。

わたしは人見知りで、人付き合いも下手くそなのだけど、病室の天井を見つめながら迎えた誕生日もまた、ほんの少しだけ自分を変えたような気がする。

ゆきズムじゃんぼりーでお話したジョン。彼の生き方にも影響を受けた点がある。

ジョンとは、かの有名なジョン・マクギネス選手ではなく、マン島で知り合った親切すぎるお父さん。

ジョンはどこにでもいる普通のおじさんだ。退役軍人で、自営で電気工事業を営んでいたが、リタイア後はマン島TTレースと自分をとりまく人びとをかいがいしく世話することを生きがいにしている(いた)。

ジョンもまた一人っ子で、娘がいるものの離婚したせいもあってやや疎遠になっている。

そんなジョンは、何曜日は誰それさん、別の曜日は誰それさん、というようにローテーションを組んで一人暮らしの高齢の友だちたちのお世話をしていた。それは犬の散歩だったり、銀行でお金を下ろすことだったり、食料品店で小麦粉を買っていったり、そんなようなことだった。

ジョンはそれらを当たり前のようにやっていたけれど、社会の接点はこうして作るものなのだなぁとジョンから教えられたのだった。

それで、数年前に二推の二輪車安全運転指導員の資格試験を受けることにした。資格を取ると、ボランティアで講習会の指導員をすることができるようになる。
長年バイクに関わる仕事をしてきたけれど、そろそろ恩返しするようにしなければなと思っていたところだった。
なにより、今のうちに社会との接点のようなもの作っておかないと、自分のような人間は漠然とこの先ダメなんじゃないか、一生このまま人見知りで人間関係ベタで、ひとりさみしく病室の天井を眺めながら……なんて思い、これまでと違うバイクの世界へ一歩足を踏み入れた。
おかげさまで、まだ3年の新米なのだけど、素晴らしい先輩たちに囲まれて少しずつ吸収している。

閑話休題。

最近はfacebookをはじめ、システムとして誕生日をお知らせしてくれる機能があって、機械的に(……という風に感じる)誕生日を祝うメッセージを送る文化がある。

正直、苦手だ。

なので、ここ数年はフェイクの誕生日を入力したり、誕生日を表示させないようにしていたら、やっぱり、ものの見事に誰からもメッセージ来ない。

そんな愚痴を吐いてたら、友人から叱られた。

それで、祝ってほしければ自分でケーキを買っていけばいいじゃないって思い出して。

フリーになって真冬の北海道をバイクで走って、宗谷岬を走破して、そのあと流氷を追っかけながら走って、小さな宿で見知らぬ旅人みんなに祝ってもらったじゃない。

そんなことを思いつつ企画したのが、今回の誕生日イベント『ゆきズムじゃんぼりー』だった。


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photo by Naoki OKAMOTO

〈PR〉ひと粒ひと粒に想いを繋ぐ。Kommonうでわ


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2017.06.07

2017年マン島TTレース短観

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マン島に通い始めて21年目、20回目のTT、24回目のマン島に滞在しております。

2000年から同じ家にホームステイしておりますが、今年もまた家族の状況が変わっていまして。
奥さんの仕事が変わったり、そのパートナーが早期リタイヤ、長男カップルが破局、次男は彼女と同棲、飼い犬が亡くなり3代目の犬が家族に……などなど。
もはや、親戚関係のようなもので。

年に一度しか来ませんが、年に一度だからこそ変化を感じ取れることもあります。

今年感じたことを短くまとめますと。

・ヨーロッパ大陸、特にフランスからのバイクのツーリストが増えた
(スーパースポーツブーム?あるいはTV番組放映の影響でTT人気が上昇?)

・スーパーカブなどちょっと古い小さいバイクのカスタムが一大ブーム

・エンデューロ系人気もかなり高い

・ハーレーが増えた

・ヴィンテージバイク系は激減
(所有者の高齢化と、TTからクラシックバイク系をマンクスグランプリに移動させたことにより分散されたのかも)


TTレースの方も世代交代が一段と進みました。

とまれ、明日はTT Zero決勝レースです。
チーム無限をどうぞ応援よろしくお願いいたします。

TTレースのレポートがBBBにて掲載中です!

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2016.07.22

★本日夜★公開生放送、二輪文化ラジオに出演します

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本日、夜9時ごろより、公開生放送にて二輪文化ラジオに出演いたします。

MCは松島裕さん、

アシスタントMCは 「お父さんはワークスライダー」声優の難波祐香さん

ゲストはライディングスポーツ編集長、青木淳さん

4月の放送の話に引き続き (YouTubeで公開されております)、元全日本ロードレースライダー新井亮一さん、

元鈴鹿8耐参戦チーム監督として、わたくし小林ゆき、

さらにさらに!

WSS参戦中で、8耐はau&テルル・KoharaRTから出場の大久保光選手

HKC&IMT Racingから #鈴鹿8耐 に出場する濱原颯道選手

も遊びにくるとか!

ぜひ、川口オート前のライブハウス、ライブハウス「CROSS ROAD 39」にお越しくださいませ。

もしくはUstreamの生放送をお聴きくださいませ。


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