【4月1日】「二輪も軽ナンバーワンを目指す」スズキのオサム会長が緊急記者会見【スズキLOVE】
「二輪も軽ナンバーワンを目指す」
2016年4月1日、スズキ株式会社の緊急記者会見で、鈴木修会長は力強く宣言した。
いわゆる250ccクラスの軽二輪車の新車販売台数において、スズキはヤマハ、ホンダ、カワサキに次いで日本の二輪車4メーカーの中で最下位を喫している。
KTMやピアジオなどのヨーロッパ車やKIMCOなどアジア車の輸入車の販売台数もスズキに迫っており、ややもすると軽二輪第5位のメーカーになりかねない。
一方、スズキの屋台骨である軽自動車も、2015年はダイハツにトップの座を奪われている。少しでも業績を回復するため、国内二輪車の需要掘り起こしを画策するというわけだ。
日本国内の軽二輪車市場を重視するのは、国内シェア奪還のためだけではない。海外、特にアジア圏に強いスズキだけに、世界的に注目されている250ccクラスを強化することは、そのまま海外市場に直結する格好だ。
今回の記者会見で発表された注目のニューモデルは以下の通り。
スズキのアイデンティティでもある人気モデルの復活が目立つ。
GSX-R250RRR (ジーエスエックスアール250トリプルアール)
アルミツインスパーフレーム、フルカウルのレーサーレプリカを世界で最初に発売したスズキならではのGSX-Rシリーズを、250は3気筒エンジンで発売。
軽自動車では当たり前の3気筒エンジンを250ccのバイクに搭載することで、軽四輪需要につなげたい狙いはない。
250cc市場はカワサキの2気筒を除けば単気筒エンジンが主流だが、「ナンバーワン」を目指すため多気筒エンジンを研究する中、組み立て工程数という意味でも、パワーやトルクという意味でも「3気筒で十分じゃろ」というおさむちゃんの意見を踏襲。
隠し玉として、GSX-R250RRRターボもラインナップが噂されており、モンスタースポーツ製のターボ、及びヨシムラ製マフラー装着車の目撃情報もある。
すでに飽和状態となっている250ccスポーツバイクのカテゴリーだけに、廉価版ではなく、あえて高性能・高級車を投入し、アジア圏の小金持ちにアピールする模様だ。
2015年全日本モトクロスチャンピオンマシンをまんま市販車として発売する。
“そのまんまレーサー”として有名なのはホンダRC213V-S(2190万円)や、まんまレーサーに近いモデルとしてヤマハWR250X(75万3840円)があるが、スズキはここしばらくモデルチェンジしていないこともあり、RM-Zレーサーと同じく745,200円で発売する。
ハスラー
活況の国内250ccクラスで実はまだ埋まっていないカテゴリーが、「スクランブラー」である。
スズキはかつての名人気車「ハスラー」を、満を持してアップタイプのマフラーで発売する。
軽四輪でもベストセラーとなっている「ハスラー」のネーミングを復活させることで、四輪ユーザーを二輪に取り込む狙いもあるかもしれないし、ないかもしれない。
世界的な潮流となっている「ネオレトロ」のカテゴリーには、“早すぎた名車”SW-1を復活して登場させる。
幸い、外装系の金型が残っており、エンジンに音量と排気ガス対策を施すことで、ほとんどそのままのデザインで再登場させられるとのことだ。
2017年度より予定されている“Sカフェレーサーミーティング”とともに、“Sツイードラン”のメインキャラクターバイクとしてSW-1を積極的にアピールしていくという。
原宿に期間限定のSW-1カフェもオープンさせる予定だという。
GSX250カタナ
「スズキのアイデンティティとは何か」を問うたとき、真っ先に上がったのが「カタナ」のキーワードだったという。
スズキと言えば大排気量は「隼」ということになっているが、原点である「カタナ」を若年層にも知ってもらうため、あえて250ccクラスから復刻させるとのこと。
エンジンは残念ながら2気筒を採用するが、価格を50万円前半に押さえてカワサキのNinja人気に対抗したい構えだ。
GS250E
丸目、角タンク、ツインショックのシンプルなネイキッドモデルを250ccに投入する。
かつて人気を博したGS250Eは、“やんちゃ風味”が持ち味で、マイルドヤンキー向けのラインナップかと思いきや、カフェレーサー風のカスタムベースとして売り出したいとスズキ二輪の営業マンは語る。
2016年以降のスズキの巻き返しを多いに期待したい。
(写真は正しい【S】ハンドサインを伝道する元グース/Γオーナーと、【K】サインから指がほどけない長身忍者)
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この記事は4月1日の嘘記事です。
でもホントになったらいいなというスズキ愛で書きました。
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