国内二輪車販売台数に関する思考のワインディング
あくまで推察に過ぎないんですが。
業界紙を読んでて、ふと思ったんですけども。
二輪車の国内新車販売台数と中古車販売台数を眺めていておりましたら、小型二輪(いわゆる400以上)の新車と中古車の販売台数は約1:1。
軽二輪(原付1種2種を除くいわゆる250まで)は約1:3となっています。
中古車の方が新車の販売台数より3倍も多いなんて。
日本のオートバイ市場は1980年代にブームを迎え、1990年代以降も丈夫で高性能、高品質なオートバイが販売されてきました。
さすがに80年代のバイクは古さや傷みを感じますけれども、90年代、2000年代のバイクは現役感バリバリで中古車市場に出回っておりますね。
当時の販売台数を考えれば、現在、程度のいい中古車が大量に出回り、新車を買うよりも中古車を選択する人の方が多いというのもうなずけます。
いっぽう、小型二輪の場合、現在のラインナップでは400ccクラスはバイクブームの頃に比べて激減したものの、輸入車や大型バイクの選択肢が増え、新車も人気が高いのではないかな、と。
残念ながら、原付の正確な販売台数はわからないのですが、軽二輪が新車1:中古車3、の割合を原付に当てはめますと、以下のような販売台数になると考えられます。あくまで推測ですけれども。
※以下、新車販売台数は2014年のデータに基づきます
【原付1種】
新車 23万台 + 中古車 69万台(推測値)=年間販売台数 92万台 (推測値)
【原付2種】
新車 10万台 + 中古車 30万台(推測値)=40万台(推測値)
【軽二輪】
新車 5万台+ 中古車 15万台 =20万 (推測値)
【小型二輪】
新車 4万台+ 中古車 4万台= 8万 (推測値)
合計 二輪車国内販売台数推測値 160万台
※(注意)あくまで推測値です!!
1982年の新車販売台数は 328万台 。
これに対して、近年の底であった2008年、2009年は38万台。2014年は41万台まで回復していますが、底値の頃はピークの1982年に比べて90%減などと騒がれたものです。
中古車の販売台数は平成になってから統計がはじまったため、1982年当時の数字はわかりません。ただ、1982年ごろは中古車がさほど出回っていなかったでしょうから、圧倒的に新車の販売台数が多かったのではないかと推察されます。
いっぽう、現在は業者向けオークションも盛んですし、程度のよい中古車もたくさん出回っています。
もし、わたしの推察が正しいとすれば、現代の販売台数を新車・中古車を含めた値とすれば、1982年に比べてマイナス90%ではなく、半減程度、悪くても3分の1程度の縮小では? と思ったわけです。
あくまで推測ですけれども。
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