G-FP2DF1P69Y EICMAミラノショー(2014): 小林ゆきBIKE.blog

EICMAミラノショー(2014)

2016.01.20

アプリリアのスカラベオ250ie(スクーター)にトゥッカーノウルバーノの前掛け付けてます

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高速道路で荷物を落としたら【道路緊急ダイヤル #9910】へ」のエントリでも書きましたが、ニンジャのリアシートに荷物をくくって出かけたら高速道路で落として中身が粉々になってしまった教訓から、アプリリアスカラベオ250ieを購入いたしました。

荷物を落としたのが初めてなら、ビッグスクーターを買ったのも初めてだったのですが、一度スクーターの便利さを味わってしまうと手離せませんね!

ちょっとした雨とか、あまりにも寒い日なんかでも、スカラベオならバイクで出かけようという気になります。

そんなスカラベオに1年ちょっと前、イタリアのミラノに行ったときに、トゥッカーノウルバーノの前掛けを買ってきて装着したところ、さらに冬場の走行が快適に!!


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購入したのは、ミラノ市内中心部にあるバイク用品店です。
ご覧のように、小さなお店ですが、バイクに関する基本的な用品やウエアが揃っています。

クラブマン編集部時代の後輩で、現在は気鋭のマルチクリエイターとして活躍する河野正士くんに教えてもらって訪ねてみました。

店員さんともなんとか英語でコミュニケーョンが取れ、無事、お目当てのスカラベオ250ie用の前掛けを購入。
品番が確実かどうか心配するわたしに、お客さんまで巻き込んで親切にもいろいろと調べてくださいました。

ところで、お店の外の壁の落書きは、近年のミラノの治安の悪化を象徴していると言っても過言ではありません。

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2016.01.12

2014EICMAミラノショー7~ミラノの白バイ

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いまさら2014年EICMAミラノショーを訪れたときにいろいろと見て歩いたときのことを紹介しているシリーズ、今日はミラノで見かけた白バイを紹介いたします。

ご覧のように、ベース車両はBMWのF800GSです。

この日は、本田圭佑先発予定のACミランの試合を観戦しに「サン・シーロ」に向かったのですが……。

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(写真は、ACミラン本拠地のサン・シーロ。リバプールの本拠地アンフィールドに並んでサッカー好き垂涎の聖地なんだそうです。バイク好きで例えると、日本なら鈴鹿サーキット、海外ならマン島TTマウンテンコースとかブルックランズとかそんな感じでしょうか)

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当日券を買うためにだいぶ早い時間に訪れたのですが、サッカースタジアム周辺の独特な危ないニオイを感じて、時間まで近隣を散歩することにしました。

すると、瀟洒な建物にどんどん人が吸い込まれていくのを発見。
何の建物かにわかには分からなかったのですが、入場料1ユーロを払いますと……。


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2016.01.10

2014EICMAミラノショー6~街角で見かけたカスタムバイク&芳賀紀行さんの店FUKUROU

いまさら2014年に訪れたミラノの情報をお届けしているシリーズ、きょうはミラノの街角で見かけたカスタムバイクを2台紹介いたします。

と言ってもプチカスタム程度ではありますが。

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こちらはファッションストリートに停められてたHONDAのXLRでしょうか。

レトロなスクランブラースタイルに旭日旗っぽいデザインのフロントゼッケンプレートというスタイル。

続きまして、

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ヤマハのV-MAXを白/赤の日章旗カラーにしているのがポイントでしょうか。

この2台からもわかるように、2014年のイタリアは日本ブームが来ていたようで、2015年のミラノ万博で日本館が大盛況だったのは既知の通りです。

写真の撮影場所は、まさにミラノ万博会場の工事中の場所でした。

ミラノの日本ブーム、和食ブームは本物のようで、芳賀紀行選手がオープンさせた FUKUROU は大盛況でした。


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(FUKUROUオーナーの芳賀紀行さん)

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2016.01.06

2014EICMAミラノショー5~バイク駐車が石畳に映えるのはなぜだろう?

2014年に国際バイクショー、EICMAミラノショーにカワサキNinja H2発表を見に行ったとき、街をそぞろ歩きましてミラノのバイク事情を見て回ったときのことを写真でいまさら紹介しております。

今日は、ミラノの街角に置かれたバイクの情景を紹介いたします。


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歩道上への“違法駐車”状態なわけですが、石畳路面電車、古い建物の街並みに、こんなにもマッチするバイク駐車の光景……って。

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こちらのスクーターも、もちろん合法駐車ではなさそうですが、ギリギリ、歩行者にも路面電車にも迷惑にならない位置に駐車しています。


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路面電車の向こう側に並んでいるバイクの列は、バイク用駐車スペースです。

それにしてもミラノは石畳だらけで、古いものだと中世の時代から設置されていますし、路面電車も戦前から張りめぐらされていて、日本人からするとバイクで走るには不利な路面条件ではないかと思うわけですが。
それでもミラノではこうしてバイクやスクーターが普及しているのは、自動車の駐車スペースが少ないことや、道路そのものが狭く四輪は運転しにくいことなどが二輪車の普及に拍車をかけているのではないかと。

加えて、イタリアではなによりバイクに対するイメージがすこぶる良いです。バイクに乗ってると、アクティブでオシャレ、というイメージがあるようです。

わたしの知る限りでは、イタリアには“暴走族”のような人たちはいないのではないかと。

かつて、1960年代ごろにはモッズロッカーズのムーブメントがイギリスからイタリアへ輸入されたかもしれませんが、日本のように反社会的行動が特徴の“暴走族”や、アメリカのようにベトナム戦争からの帰還兵たちによるアウトローな“バイカー”ムーブメントがイタリアで定着しなかったのはなぜか。

何度もイタリアを訪れているわたしですが、その点だけは謎だなぁと感じます。

ただ、一般道でも高速道路でも、フツーのイタリア人たちの運転が、日本におけるヤクザのようなトンデモ運転(*)だったりするので、あえて反社会的行動を運転で示そうとしても目立たないから暴走族文化が成り立たないのかもしれませんね。

・渋滞していたら反対車線を逆走

・2車線の高速道路では真ん中車線から四輪車がすり抜けするので自主的に3車線化されたりする

・高速道路の最高速度規制はおおむね130km/hですが、一番右の車線はアウトバーン(速度無制限)と化しているのがフツー。200km/hとかぜんぜんフツー。

・警察官がいなければ赤信号は無視

・(有名な話しですが)路上駐車のクルマはぶつけて押し退けて駐車スペースを確保

こんなのはイタリアでは日常茶飯事ですね


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2016.01.05

2014EICMAミラノショー4~ミラノのバイク駐車事情~合法駐車vs非合法駐車

2014年に国際バイクショー、EICMAミラノショーにカワサキNinja H2発表を見に行ったとき、街をそぞろ歩きましてミラノのバイク事情を見て回ったときのことを写真でいまさら紹介しております。

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今日は、道路沿いに並ぶバイク駐車の列の写真を紹介いたします。

こちらの写真は、1台1台に枠が描かれていて、無料で合法的にバイクを駐車できるスペースです。

歩車道の構造もはじめからバイクを駐車させるためのように作られていることがわかります。

撮影場所はミラノのファッションの中心部にあたり、路面電車が通っている場所ですが、もしかしたら、通り沿いに自動車を駐車させないために、ここにバイク用駐車スペースを作っているのかも? という気もいたします。

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対照的なのが、アルマーニ前のバイクの駐車状況です。

完全に歩道上にバイクが上げてあって、もちろん違法駐車状態なわけですが、ちょうど看板や電柱の間に秩序立てて停められているため、さほど迷惑駐車とは感じません。

取り締まりも厳しく行われているようには見えませんでしたが、果たして実態はいかばかりか。


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2016.01.04

2014EICMAミラノショー3~ミラノのバイク駐車事情

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2014年にEICMAミラノショーを見に行ったときのことを紹介しています。

今日の1枚も、ミラノの街角で撮ったバイク駐車事情です。

こちらは、街の広場的な場所に設けられた二輪車専用の駐車エリアで、1台1台の区画が線で区切られているとともに、チェーンロックのためのポールが立っています。

また、注目すべきは看板です。

オートバイだけでなく、モペットと自転車のピクトグラムが描かれています。

特に自転車とオートバイ・モペットのエリアが別れているわけではありませんが、だいたいの駐車場所が住み分けされていたので、日本のように無秩序に自転車が置かれてバイクに傷が付きそう……という心配はあまりなさそうでした。

なにより、自転車より圧倒的にスクーターの数が多いことが、ここミラノの特徴を表しているのではないかと思いました。

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2016.01.03

2014EICMAミラノショー2~ミラノのバイク駐車事情

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昨日に続きまして、2014年にミラノショーに行ってきたときのことを紹介していきます。

昨日もミラノのバイク駐車事情を紹介しましたが、こちらは有料のバイク駐車場所です。

ご覧のように、街路樹の隙間にバイクを停めるような仕組みになっています。

チケットは自動販売機で買うシステムです。

この場所はミラノのビジネス街に位置しており、通勤でバイクを使う方が多いようです。

パニアケース装着率、トゥッカーノウルバーノのスクーター用前掛け装着率が高いですね。


バイク駐車場問題に関する過去記事は、PCの方は右のカラム、スマホの方は下にスクロールしていただき、

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2016.01.02

今さらですが2014EICMAミラノショー1~イタリアの街角のバイク駐車事情

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今さらですが、2014年11月に行ってきた世界最大の国際バイクショー、EICMAミラノショーに行ったときの写真をぼちぼち紹介していきたいと思います。

写真はミラノの街角にて。

ミラノは圧倒的にスクータータイプが多いですね。
移動しやすい、ビジネススーツやスカート、また革靴でもそのまま乗れる、荷物を積みやすい、といった事情に加えて、石畳や路面電車の軌道があちこちにあるため、スクータータイプの方が運転しやすいという事情もあるようです。

路上駐車に関してよく「欧米では……」「ヨーロッパでは……」とうらやましがる論調も見受けられますが、ご覧のように歩道上に無秩序に停められているケースも少なくありません。

日本と違うのは、

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