どんなときが一番コワイか~周りを信じない!が交通安全
「ためになるありがたいお話」第2弾。
これも、先日別の安全運転講習会に参加したときの講話で聴いた話なんですが。
普段はトラックドライバーだという特別指導員の方のお話です。
「運転してて一番危ない状況になるときってどんなときだと思いますか?」「それは、道に迷ったとき、なんですねー。
こっちかなー? いやあっちかなー?ってふらふら迷う。
あ、間違った道に入っちゃった。
そんなとき、ドライバーの精神状態はパニックになってて、周りが見えなくなります。
道に迷いがちな別れ道や交差点ではとくに気をつけましょう」
確かに、パニックになって、黄色い線を無視して車線変更したり、後方・側方確認せずに車線変更したりしちゃうクルマやバイクをたまに見かけます。こういうクルマやバイクに近寄らないように心がけるのも事故に遭わないコツの一つ。
「二番目に危ない状況は、「何かを見つけたとき」ですね。たとえば、「あっコンビニあった」「ファミレス見つけた」ってなって、よく確認しないまま出入口に右左折してしまう……。
こういうドライバーやなんかにも注意が必要です。
そういう危ない地点をよく把握して、巻き込まれないようにしましょう。
要するに、周りの状況を信じるなってことです」
なるほどー。
「交通ってだいたい、悪い方向に予測するのが正解です」
確かに。
予想外の動きに対応できないから、大事故につながるわけで。
こんなところで右折をかましてくるなんて思わなかった。
右車線から2車線またいで左折するなんて思わなかった。
一時停止しないだけじゃなく左右確認もしないで路地から大通りに出てくるなんて思わなかった。
……これらを全部悪い方に予測するとすると。
対向車は全部、直進の私を優先することなく急に右折して進路をふさぐ。一番右の車線からでも左折して直進のわたしの進路をふさぐ。
一番左の車線からでも右折しようとして直進のわたしの進路をふさぐ。一時停止も信号も左右の安全確認も基本的に誰もしない。だからいつでも避けられる、止まれる構えで走る。
いつの時代の道路交通状況かって感じですが、これくらい悪い方向に構えておかないと、大事故を防ぐことはできないのかもしれません。
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