小林ゆきBIKE.blog

今回のハーレー試乗会、2014年モデルまとめて全部乗れるとのことだったんですが、さすがに巨大なツーリングシリーズはご勘弁願いたい……と担当M氏には伝えてありました。

なのですが、業界大御所にしてカラーズのドン、伊勢さんが

「乗っちゃえば大丈夫だよ!」

と力説するので、そんじゃぁ、まぁ、ちょろっと試しに駐車場をグルグルするだけでも乗ってみましょうか……、ということになり、乗ってみた、というのが真相です。

ま、まさか、動画として編集されるだなんて1secも思っていなかったので、勝手にインプレしゃべってますけれども、ほとんど初めてハーレーに乗るベテラン女性ライダーの素の感想という風に見ていただけると、笑えるのではないかと。

身長160cm、脚の長さは標準より4cm短いわたしですが、サイドスタンドの状態でまたがって、そこからバイクを起こすことはできませんでした。

これまで、巨大マシンはいくつか試乗しておりまして。

例えばBMWはK1200GT、カワサキの1400GTRなどツアラー系と、BMW GS1200やテネレ、アフリカツインなどデュアルパーパス系など乗ったことがあります。

ただ、これは絶対無理!と思ったのは、スズキDR800Sでした。これはシート高が確か900mmくらいありました。
シート高が高いバイクの場合、クラッチを握りギアをローに入れて、片足のももをシートに引っかけるような感じで、発進してから跨がり直す、という風にして乗るのですが、DRビッグの場合、シートの座面が広く、バイクも重いので、
そもそも片足を引っかけるスタイルでマシンを立たせることができなかったように記憶しております。

とまぁそんなこんなで、とりあえず試しに乗ったウルトラリミテッドですが、発進する前に心配そうな顔をしたH-D関係者10人ほどに取り囲まれたのは良い思い出。そんな心配顔の関係者一堂に「このヒト昔からいろいろ乗ってるからダイジョーブ!」とフォロー入れてくれた伊勢さんにも感謝です!

伊勢さんの御告げ通り、発進してしまえば何とかなる、というのは本当で、本当にちょろっと乗り回しただけなのに、動画後半ではなんかいっちょまえに語っております。言葉が溢れ出るほど、語りたい何かを感じ取ったのでしょうね、取材されているつもりは全然ないのに、ヘルメットに仕込んだマイクがそれを全部拾っておりました。それを番組に仕立て上げた担当M氏に感謝であります。

普通のマシン解説とはちょっと毛色の違うインプレ動画ではありますが、よろしかったらご視聴いただければ幸いです。

ちなみに、ハーレー試乗インプレその1のスポーツスター編はこちら→「【お知らせ】生れて初めてハーレーにちゃんと乗りました! →BBBバイク動画「2014 HARLEY ニューモデル試乗インプレ①『883R』」がUPされました!」。