(北海道東川町役場のホームページより)
「これといった特徴のない町の成功事例にみる活性化とふるさと納税6000万円を集めた方策とは?」と題した記事を何気なく読んでいましたところ、
株主はタダで町に宿泊できる
……との記述があり、ついつい喰い付いて読んでしまいました。
その、“これといった特徴のない町”とは、北海道東川町です。
関東風の「ひがしかわまち」ではなく、「ひがしかわちょう」と読みます。
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これといった特徴のない町と言いますが、東川町は旭川からほど近く、大雪山系のふもとあたりに位置していて、天人峡温泉なんかはけっこうホッカイダー(北海道を旅する人のこと)にとっては有名ではないでしょうか。
わたしも何度かバイクツーリングで訪れたことがあります。あるときなど、混浴の天人峡温泉に入りましたら、あとから男性客どどっと入ってきて出るに出られず(よく男性に間違えられることがありますが、そのときも女と気付かれなかったと思います)のぼせてたいへんな目に遭ったこともございます。
さて、その東川町の方策とは、
「写真の町」ひがしかわ株主制度
というものです。
株主制度と呼んでおりますが、事実上の「ふるさと納税」でして、納税額に応じて寄付金控除の対象となるナイスな制度であります。
当該制度を説明した東川町のサイトには、
※税金控除と「ふるさと納税」について
この株主制度での投資は東川町への寄付に該当し、「ふるさと納税」として税法上の控除を受けることができます。「ふるさと納税」は、平成20年度地方税法の改正により寄付金控除の拡充が図られ創設された制度で、応援したいと思う自治体への寄付金相当額が、今お住まいになっている自治体の住民税などから控除される制度です。
との説明があります。
そして、そのメリットは税金控除額が増やせるというだけではありません。
地元施設の優待利用や、地元特産品などがもらえるという一般的なふるさと納税の特典の他に、株主制度7つのメリットを読み進めますと、北海道を旅したいツーリングライダーにとってめちゃくちゃ嬉しい特典がありました。
1,000円以上ご投資いただくと、町内のケビンは半額でご利用いただけます。また、10,000円以上ご投資いただくと、その日から1年間は株主のための宿泊施設に6泊まで無料でご宿泊が可能です。(翌年も10,000円以上ご投資いただくと1年間無料になります)
やや! これは……!