自動車技術会の二輪車シンポジウムちゅう
「モーターサイクリストは電動バイクの夢を見るのか?〜『人馬一体』を問い直す」というテーマでシンポジウムが行われている最中です。
二輪の日本最高峰にして最先端の技術の講演が目白押しであります。
ちょうど今、モーターサイクルジャーナリストの和歌山利宏さんが壇上でハイハイしながら身体を張って「なみ足理論」を説明ちゅう。
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「モーターサイクリストは電動バイクの夢を見るのか?〜『人馬一体』を問い直す」というテーマでシンポジウムが行われている最中です。
二輪の日本最高峰にして最先端の技術の講演が目白押しであります。
ちょうど今、モーターサイクルジャーナリストの和歌山利宏さんが壇上でハイハイしながら身体を張って「なみ足理論」を説明ちゅう。
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昨年10月29日に埼玉県小鹿野町の夢鹿蔵で開催された、いちにちレディースライダー宿・「らんだむトークde小鹿野」の模様が、小鹿野町の『広報おがの』に紹介(当該ページのpdf)されていました。
バイクのイベントが町の広報誌に載るだなんて、うれしいですね。
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大阪モーターサイクルショー関係の皆様、お疲れさまでした。
今回は特にメーカーのブースが力が入っていたのと、小さなブースがたくさん設けられていて規模の小さな企業やショップもたくさん出展していたのが印象に残りました。
今度の金土日はいよいよ東京モーターサイクルショーです。二年ぶりと言うことで、たいへん楽しみですね
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先日、鈴鹿ファン感謝デーに行ったとき、久々に高田孝慈さんとお会いしまして、がっつり焼肉をご一緒してきました。
高田さんと言えば、2000年からの鈴鹿8耐参戦で、ライダーとして、またコンストラクターとして4年間、苦楽を共にしてきた大先輩であります。
ご存じの通り、高田さんは、日本人ライダーが世界にこぞって参戦するようになった90年代の礎を創った方で、GP125クラスで活躍されました。
そんな高田さん。ファン感のとき、ちらっと聞いてはいたのですが……。
なななななんと!
49歳、元GPライダー、そして孫二人! K&T代表高田孝慈“選手”が、全日本ロードレースに現役復帰です。
いよいよ、始動されることとなり、トーチュウにも掲載されました。
マシンはホンダNSF250。
初の4ストローク250のロードレースレーサーです。
クラスはJ-GP3。
高田さんは8耐チャレンジ後、ミニバイクからサンデーレースまで数々のモディファイマシンを作って走ったり、最近は毎週のようにツーリングも楽しまれていたようですが、久々の純粋レーシングマシンでの走行とあって、また違った楽しみがある模様。
年齢的にも、経歴的にも高田さんは大大大センパイですが、このようなチャレンジは違った苦労もあるはずで、年齢と経験を重ねてきた今だからこそ伝えられる何かがあるはず。
後進の育成という意味でも良い手本となるのではないでしょうか。
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先日、旧知の知人Kさん(48歳)から、こんな相談を受けました。
「今度な、5月にな、サーキット走行会走ろうと思てんねんけど、いきなり走れるかいな」
“走れる”を翻訳すると、「みっともなくない走り」「そこそこ普通な走り」という意味のようで。
Kさんのスペックは以下の通り。
・バイクブームの頃、レインボーで練習したのち、限定解除を果たす。・ちょいちょいバイクは乗っていたが、あまり楽しいとは思わなかった。
・ここ10年はほとんど乗っておらず、ビッグバイクに乗るのは3年ぶり。
・サーキットデビューするために、BMWのS1000が納車されたばかり。
・スポーツはテニスを嗜んでいるが、ビール腹が悩み。
Kさんの目論見とは、
・バイクを楽しく走れるようになりたい。・サーキット(ミニバイクコースではなく大きなサーキット)でも、そこそこ走れるようになりたい。
・5月までの2カ月でなんとかしたい。
とのことでした。
開口一番、
「ミニバイクやるといいですよ、XR100とか誰か貸してくれる人いないの、ってかS1000買うゆとりがあるならミニ買っちゃえば。せめて250cc以下のオフ車とか用意できません?」
って答えました。
初心者の場合、運転技術を習得するのに、かなりの部分、「小は大も兼ねる」からです。排気量も、車両の大きさも。
しかし、Kさんが曰く、
「だって、ぜんぜん姿勢が違うやんか? S1000、すんごい前傾しとるし?」
って言うんです。
ち・が・ー・う! 認識がちがーう!!
「もしかして、バイクってハンドルで曲がるって思ってません?」
と答えました。
「違うのん?」
ああ、やっぱり。
自転車や模型なんかでやってみるとわかりますけど、車体がまっすぐなままハンドルだけ切っても二輪車は曲がることができません。
ハンドルを切って前輪に舵角を付けるのは、あくまで曲がるきっかけに過ぎず、バイクをコーナリングさせるためには、ハンドル操作とほとんど同時に車体を傾ける必要があります。
車体を傾けるには、人車一体の動きが必要になってきますが、このとき、いわゆる「ニーグリップ」ではなく、「バイクの重心位置を動かす」イメージを持つとよいでしょう。
「バイクの重心位置」とは、フロントホイールのアクスルシャフト+ステムシャフト+ピボットシャフト+リアホイールのアクスルシャフト、これらの点と点を結んで、トラスをイメージ。そのトラスをもっとも効率良く左右に傾けられる場所が「バイクの重心位置」です。
ライダーがバイクに接している面は、手のひら、お尻、太股(場合によっては膝も)、足の裏(場合によっては踵の内側も)ですから、バイク側で考えると、ハンドル+シート+ステップの位置関係も点と点で結んでトラスをイメージし、もっとも効率良くバイクを左右に傾けられる場所はどこかと考えてみる。
バイクのジオメトリーと、ライダーとバイクの関係、それらを総合して……。
「こんな風に考えてくと、力を入れるべきはハンドルではない、前傾姿勢かどうかは基礎的な操作の習得という意味ではあまり関係がない、ということが分かるでしょう?」
「なるほど~」
バイクの構造と動きを理解するには、Tensegrity(テンセグリティ)の概念を参考にしてみると良いと思います。
点と点を結んだ三角形は、どのような角度になっても張力と圧縮力がバランスすれば崩れない、というものです。(ヤフーの画像検索結果)
バイク初心者にありがちなのは、
・目線の持っていき方・アクセルをちゃんと開けられるか
・ブレーキをちゃんとかけられるか
という、ごく基本的な事項が出来てない場合が多いので、パワーの小さいバイクや、足付きや重さなどの不安要素が取り除かれる、小さいサイズのバイクで練習を始めると上達が早い、というのが定石です。
一度だけKさんとツーリングに行ったことがあるのですが、走りはごく普通でしたが、強いて言えば、慎重でおとなしい走りだったという印象があります。
おそらく、そのまま大きなサーキットを走ると、メリハリのないダルい走りになるのではないかと推察されます。
そこで、アクセルをしっかり開ける練習とブレーキをしっかりかける練習として、
・停止から全開で○km/hまで加速、そこからフルブレーキ
という練習をするとよいのではないかと思いました。
かつて、警察署主催の安全運転講習会で習った練習方法です。
0-10km/h、0-20km/h、0-30km/h、0-40km/hくらいまで、それぞれ練習します。
「ところで、ツナギは持ってるんですか?」「まだ、そんな段階やないし」
「いやいや、サーキット走るならツナギがないとダメでしょう、これから全日本とか鈴鹿8耐とかシーズンに入るから、注文してすぐ出来るわけじゃないし」
「なんや、形から入るんかいな」
「そのビールっ腹だし、“吊るし”じゃキツいと思うよ~、どのメーカーさんにしますかね? RSタイチさん? クシタニさん? ヒョウドウさん? デグナーさん? ブーツとかグローブだって、早めに準備してナラシしといた方がいいと思いますよ~」
「そ、そんな、煽るな、て……」
練習よりなにより、Kさんは革ツナギを注文することから始めた方が良さそうです。
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