G-FP2DF1P69Y マン島TT日記~パドック・ゴシップ: 小林ゆきBIKE.blog

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2011.05.31

マン島TT日記~パドック・ゴシップ

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(2011年5月29日(月)ビロウン・サーキットで行われたプレTTクラシックのパドックにて:本文とは関係ありません)

グランドスタンドで、とあるこっちのカメラマンに会うなり聞かれた。

「ヤマハのジャケットを着た日本人を見かけたけど、日本からたくさんヤマハの人が来てるの?」

彼がそう言うのは、1998年、ホンダ40周年のときの記憶から想像しているもので、あのときは確か、飛行機やフェリーを何台もチャーターして、700人だかのホンダ関係の日本人が島に溢れたのであった。

黎明期、マン島に参戦した当時のレース関係者で、その後、取締役や相談役クラスになられた方々がわらわらとやってきたものだから、きっと今年のヤマハ50周年記念イヤーにも、日本から大挙してやってくるに違いない、とみんな思っていたわけだ。


*  *  *  *  *

とあるパブで知り合ったバイク・マニアのツーリストから聞いた話によると。

「あるマシンを手にいれたんだけど」

とコソコソ切り出された。

なんでも、そのマシンはかつてTTを走ったワークスマシンで、家族からようやく売却の許可が出たので購入したのだという。
そのマシンについての曰くをなぜか私は知っていたのだけど、ワークスマシンという下りも、家族うんぬんという下りも事実とは異なる。

けれども、おそらく大金をはたいて苦労して手に入れたであろう彼の喜び具合に対して、事実はこうですよ、と言っていいものかどうか……。

ふつうの人々にとっては、王様の鼻毛が出ていたくらいどうでもいいパドックゴシップなのだけど、それだけで一晩飲み明かせるくらい、やっぱりここはバイクの島なのだ。

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