G-FP2DF1P69Y ヤマト運輸のTVCMのコピーがなかなか良いなぁ: 小林ゆきBIKE.blog

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2010.09.10

ヤマト運輸のTVCMのコピーがなかなか良いなぁ

クロネコヤマトでお馴染み、ヤマト運輸が最近流しているテレビコマーシャル。

宅配はネコである。」

のほうじゃなくて、

「安全教室」篇

のほうです。

ヤマト運輸では、地域の幼稚園や保育園などに出張して「子ども交通安全教室」を開催しているそうなのですが。

その最後に流れるキャッチコピーがこれ。

「みんなの道路を使う仕事は、みんなの安全を考える仕事です…」

いいなぁ、このコピー。実に良い。

みんなの道路を使う仕事」ってのが素晴らしく良い。

運送会社は「仕事」で道路を使うわけですけど、われわれライダー、いやドライバーや自転車、歩行者だって、「みんなの道路」を使ってるんだよね、って思いました。

公共交通機関」みたく、Public(パブリック)を「公共」って表現しちゃうと、なぜかわからないけど、道路においては「路線バス」だけが清く正しくて、もっと言っちゃえば道路なんか使うより鉄道を使うことこそが正義だ、みたいな雰囲気になっちゃって(ちょっと言い過ぎ)、「マイカー」という言葉にはひたすら「エゴ」という意味を詰め込んでネガティブな響きに追い込んできてしまったような気がしてならないのですけど。

公共(Public)って言葉を「みんなの」って訳せば、もっと「みんな」が道路や道路交通や「みんな」に対して優しくなれる、思いやりを持てるような気もしたり。

というようなことを、ヤマト運輸のTVCMのキャッチコピーを聞いて感じたのでした。


ところで、このヤマト運輸の安全教室のTVCMを見ると、ヤマトのトラックに白いひも(ゴムひも)?を取り付け、「死角」がどこか確認させることをしているようです。

この方法も実に分かりやすい。

なんなら、教習所で白いヒモをクルマやトラックに取り付け、死角を物理的に表現して確認させる、って項目を義務付けてもいいんじゃないかしら、とも思いました。

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