G-FP2DF1P69Y 小林ゆきBIKE.blog: 2010年6月

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2010年6月

2010.06.26

二輪死亡事故対策にはそろそろヘルメットの種別厳格化と顎ひも義務を法定化するべきでは

警察庁の交通事故統計(5月末)を見てみると、今年(2010年)5月までの交通事故死者数のうち、状態別で見ると、自動二輪と自転車乗車中だけが増えています。

滋賀県では今年、二輪乗車中の死亡事故が昨年度比で9件も増えたそうです。(ソース:中日新聞)

二輪の死亡事故のうち、ヘルメット脱落は約3割(全国、平成18年度、ソース:自工会)から4割(平成21年度、全国、ソース:警視庁)に増加しています。

死亡者における損傷主部位の割合のうち頭部は、44.8%
いっぽう負傷者は5.6%で、やはりきちんとしたヘルメット製品を正しくかぶることが、生死を分けていると考えられます。

2010年度5月までの交通事故統計によれば、「第1当事者別死亡事故件数の推移」、つまり過失が大きい側の割合は、四輪車が80.9%二輪車(原付含む)が11.4%でした。

その他、事故類別を見ると、車種別対車種別の詳細はわかりませんが、「車両相互」で「市街地交差点」での事故の割合が高いということです。

これはつまり、市街地の交差点では二輪車は四輪車に対して死なないための装備をしなくては自分を守れない、ということになるのではないでしょうか。

これらを総合して考えると、二輪の死亡事故を減らす対策として、最後の砦であるヘルメットに関する法制や注意喚起、取り締まり方法を検討した上、早急に

・「乗車用ヘルメット」義務付け(装飾用着用は禁止とし、随時、取り締まりを行う)

・「ヘルメット顎ひも締める」ことを義務とし、シートベルト並みに取り締まりを行う

こととを検討していただきたいな、と。

2009年の二輪(自動二輪・原付)乗車中の死者数は886人。
仮に頭部損傷が原因を4割としてその死者数は354人。
そのうち、正しいヘルメットを正しくかぶっていれば、354人を8分の1に減らせるとして、44人。
話半分としても354人を4分の1に減らせるとして88人。
354-88人=266人減らせるとして、886人を620人にまでに減らせるかもしれません。


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2010.06.25

カークマイケルの鳥のさえずり

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2010.06.10

TTZero(電気バイク)のTTプラクティス走行動画です

今年はTTZEROという名称に変わったマン島TTレースのゼロエミッションバイクのレース。
レースといいますが、周回数は1周、60km。昨年は「電欠」で完走できなかったのが半数程度あったので、今年もレースするというよりは、できるだけ速い速度で60km走り切れるか、というレースになってます。

今年は、平均時速100マイルが出るかどうかに賞金がかけられていますが、今のところまだ達成されておらず。

月曜日のプラクティスの様子を動画でどうぞー

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2010.06.09

TTを利用してネイキッドマンが前立腺癌キャンペーン

Img_1211

胸毛をはやした“裸”のライダーが走りまわっていたので何事かと思ったら、前立腺癌の早期発見キャンペーンでした。

リンク→NEAR NAKED MAN

サッカーと同じくらいモータースポーツの人気が高いイギリス圏ですから、各種のチャリティやキャンペーンがTTにやってきます。

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2010.06.06

6月6日MAD SUNDAY(マッドサンデー)のグランドスタンド

2010年6月6日日曜日、天候は曇り、気温は17度。

今日は「マッドサンデー」と呼ばれる日です。

グランドスタンドからTTコースを眺めるとこんな感じ。

うじゃうじゃバイクがいます。

マッドサンデーについて誤解が多いのでちょっと解説しておきますと。

マン島TTレースは、キリスト教教会の関係で日曜日に原則開催することができません。(数年前に延期の場合、条件付きで開催可能になりました)日曜日は安息日であり、日曜礼拝が行われるからです。TTコース沿いに教会も多く、物理的に共存することができません。ちなみにマン島の宗教分布はメインがイギリス国教会です。

このため、TTレースは現在は土曜日、月曜日、水曜日、金曜日の4日の日程で開催されます。

レースのない日曜日、自分のバイクでやってきたビジター(マン島では海外からやってきた観光客、観戦客をビジターと呼びます)は、レースコースを自分のバイクで走りまわります。

山のワインディングはそもそも制限速度がなく(マン島は最高速度規制が基本的にはありません。ただし住宅街などは規制が増えてきました)、レーシングアベレージで走るライダーも多く、いつしかその日は自然発生的にレースと同じ一方通行になる日として認知されました。

80年代は公式に一方通行になっていたこともありますが、90年代は双方通行にしていました。

ところが、一般ライダーの重大事故が多発し、多いときでは10名以上の一般ライダーが死亡しました。

さまざまな試行錯誤を経て2007年より、TTウィーク中の2週間ずっと、マウンテンエリアを一方通行にし、交差点やカーブでは車線規制をして事故防止に努めています。

したがって、「マッドサンデーの日は政府公認で一歩通行にして無秩序に走っていい日」というのは誤解で、実際にはマウンテンはいつでも最高速度規制がないですし、TTウィーク中は現在、ずっと一方通行になっています。

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2010.06.03

高速料金が迷走しているらしいので高速をある程度利用する人は二輪ETCを導入した方がオトクかも

もう6月ですけど、結局、新高速料金制度が決まらなかったので、どうやらしばらくは(報道によれば来年3月までらしい)上限1000円制度のままかもしれません。

もし、上限1000円制度を使って、3,4万円分以上安くなるツーリングの予定があるなら、今からでも二輪ETCの導入を考えてもいいかもしれませんね。
ひところのように、どこに行っても品薄ということもなさそうですし。

ドラぷらで料金を計算しながらツーリング計画とETC導入計画を立ててみてはいかかでしょう。

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2010.06.01

ただいま

帰ってきました★

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