オートバイの国内販売台数38万台、盗難台数8万台超の異常
2009年の二輪車の国内販売台数は38万777台だそうです。(ソース:日経ネット)
二輪車の国内保有台数は推計で約1278万台(2008年、ソースは自工会など。うち125㏄以上は2009年時点で353万台)。
対して、2009年の警察庁犯罪統計によりますと、
オートバイ盗2009年1月~11月の認知件数は、約7万6000件。
同検挙件数は、8874件。
同検挙率は、11.6%。
38万台販売されているのに対して、8万台も盗まれてしまう。割合にして21%。というのは分母が曲論なので。
1278万台の保有台数に対して8万台も盗まれてしまう。割合にして0.6%だけど、160台に1台が盗まれる、というと、その被害の大きさがわかるのではないかと思う。
そして検挙率はたったの約10%。1割。10件に1件しか捕まらない。
ちなみに自動車盗の検挙率は約40%。
窃盗の検挙率は約60%。
ひったくりの検挙率は約50%。
万引きの検挙率は約70%。
【追記】
最近のオートバイ盗の推移を調べてみますと。(平成6年~15年)
平6 認知件数 約23万件、検挙件数 約5万1000件、検挙率 約20%
平成10年 認知 約24万6000件、検挙 約4万4000件、検挙率 約16%
平成14年 認知 約20万件、検挙 約1万5000件、検挙率 約7.5%
平成10年がピークですが、平成14年からオートバイ盗の件数自体は減少に転じます。
輸出に関して横断的に書類のチェックが必要になったとかそういうことが功を奏したかもしれません。
ところが、検挙率が20%から急に10%以下に低下。
いったいなぜ?
【追記2】
ツイッターに「バイク盗難」に関する話題のハッシュタグ、。#biketonan を設定しました。
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