G-FP2DF1P69Y 会いたいと願っていると、いつかは会えるもんですね~小鹿野町のバイク博物館館長さんに偶然遭遇: 小林ゆきBIKE.blog

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2009.10.01

会いたいと願っていると、いつかは会えるもんですね~小鹿野町のバイク博物館館長さんに偶然遭遇

ニンジャのブレーキホースの交換やら電装系のトラブルやらで、武蔵村山市にあるペティペインターパラダイスさんに行ってきました。というのはウソで、ペティペインターパラダイスさんはもちろんペイントショップなのでスーさんに修理依頼したとかいうことではなく。その隣に最近引っ越してきたばかりのバイク屋さんにお邪魔しました。

横浜から武蔵村山へは約40kmと近いような遠いような距離で、文京区にある学校に通学している約40kmと大して変わらないのに、所要時間が3時間弱も掛かり……。文京区へは45分くらいなのに。最後に道を間違えた分をさっ引いても2時間半。東名→首都高3号渋谷線→都心環状→4号新宿線→中央道という80kmルートの方が速いかもしんない。昔、奥多摩とか秩父の峠にさんざ通った頃は青梅あたりまでの記憶がないくらい、あっと言う間に青梅・奥多摩・秩父あたりに付いた記憶しかないのに。新青梅街道は川崎街道+府中街道+五日市街道最凶、とかボヤいておりましたら「遠いとか言うな!」って言われつつ、紹介されたのが前々からお会いしたかった方でした。

「わたし、埼玉の小鹿野町の……」

「バイク博物館の館長さん!? ですよね!」

というわけで、「バイクの森おがの」の館長、大河原さんにお会いすることができました。

わたくし、三宅島だけでなく、バイクやモータースポーツなどで町おこしをしている地域に興味があり、自分の研究テーマでもあります。

埼玉県小鹿野町については「バイクによるまちおこし事業」について当ブログでも何度か取り上げています。

埼玉県小鹿野町でオートバイによる まちおこし事業

オートバイによる町おこし事業をしてる小鹿野町に行ってきた

今年の春にはトライアル車をレンタルしてトレッキングしてきました。誘ってくれたのは自然山通信をやっている西巻さん。いま確かめたらニシマキさんの日記にその模様が紹介されておりました。(→小鹿野に里帰り)

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小鹿野町市街を眼下に望む。実は汗だくです。

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スタンディング練習機でやっと立てました。見た目よりけっこう難しいんですよ。

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宿泊は須崎旅館。素晴らしく居心地のよい宿でした。

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須崎旅館の美人過ぎる若女将と。

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もちろん、小鹿野名物「わらじカツ丼」も堪能しまして。

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どどーーん。

前置きが長くなりましたが。

というわけなので、バイク博物館「バイクの森おがの」オープンの話も興味津々で、いつか大河原さんという方にお会いしたいと願っていたわけです。

大河原さんにバイク博物館の現況についてお話しをうかがったところ、毎週毎週、全国規模のイベントでスケジュールが埋まっていて、なかなかイベント開催の予約が取れないほど盛況なのだそうです。
有料の博物館にも関わらず、来場者は毎週1000名を越えるほどだとか。
何かと「箱もの行政」は運営が難しくて揶揄されることが多いですけど、やり方によっては上手く回るのだという良い見本が、バイクというコンテンツで成り立っているところが嬉しいです。

その盛況ぶりに町じゅうがバイクを歓迎しようという機運が生まれてきているそうで、これまでの屋根付きオートバイ駐車場に加えて、今度はさらに施設が充実した「ライダーズピット」を建設するそうです。
驚くのはその予算。ライダーズピット建設を含めた「オートバイによるまちおこし事業」に小鹿野町からの支出はわずか410万円。ちなみに町全体の予算は57億2100万円。実は宝くじの助成が通ったのだそうで、これまでの実績が認められたということなのでしょう。詳細は町のホームページに掲載されています。

小鹿野町についてはまだまだ知りたいこと、語りたいことが山ほどあるのですが、それはまたいずれ。

バイクやモータースポーツをまちおこしに活用しているのは小鹿野町だけではないので、浜松市とか鈴鹿市とか嬬恋村、三宅島などを誘っていつか、「モータリングまちおこしサミット」みたなことが出来ないかと考えているのですが。いかがでょうか。

追記:10月10日(土)のテレビ東京系・出没!アド街ック天国は小鹿野町特集だそうです。

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