G-FP2DF1P69Y TTコース徒歩一周、最終チャレンジ: 小林ゆきBIKE.blog

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2009.08.05

TTコース徒歩一周、最終チャレンジ

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今日はようやく狙い通りの天気になりましたので、最後のチャレンジをすることにしました。
明日も晴れの予報なので、一日中、天気になるでしょう。先週はずっと天気が悪かったのでようやくという雰囲気です。
晴れと言っても、気温は最高でも18度程度にしかなりませんが。
写真は自分の部屋から空を眺めたところ。元ボーディングハウス(宿屋)の家で、表からみると密集しているように見えますが、小さいながらバックヤードがあります。


前にも書きましたが、今年はマン島TTマウンテンコース一周約60kmを歩いてまわっています。

スクーターで前回到達地点に行っては先に進み、適当なところでスクーターに戻るという方法で歩いていましたが、マウンテンエリアはさすがに危ない(歩道がほぼない)ので、バスや鉄道を使って片道のみの調査を行なうことにしました。

で、一体、歩いて何をやっているかというと……。

・「日常生活空間」としての「道路」と、「スポーツ空間」としての「コース」の変容がいかにして起きるか、日常生活空間にその痕跡はあるのか、あるとすればそれは日常生活空間にどのような作用を及ぼすと考えられるのか

・↑上記、具体的には、たとえば道路脇にペイントされている白/黒ペイントの有無、その意味、日常生活への影響、同じくレース向けの看板、日常生活の道路交通のための看板も同様にチェック。

・その「場所」の日常生活空間としての「空間」はどのようなものか。たとえば、ファーム(農地)なのか、住宅街なの
か、市街地なのか。それらが「スポーツ空間」に変容したとき、「スポーツ」それ自体にどのように作用するのか。

・各種の「メモリアル」のチェック。交通事故現場を表しているものだけでなく、その「場所」にゆかりのある人、貢献した人のメモリアル等も含め、その現場の「場所」と「空間」を調査。

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みたいなことを、ちまちま、2Bの芯が入ったシャーペンと、ツバメノートの縦罫が入ったB罫 C3014にノートしながら歩いています。

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メモリアル調査については誰もやった人がいないだろうと思っていたのですが、今年、そのまとめの書籍が出版されていました。でも、これがなかったら全部を拾うことはできなかっただろうというくらい、たくさんあるし、見つけにくいところにもあります。


歩くもう二つの理由は、

・思考が沸いて来る/思考がまとまる

・出会いがある。その町の雰囲気が肌でつかめる

という点です。
実際、歩いているうちに、何人かのインフォーマーをつかまえる出会えることができました。

そのようにして、だいたい述べ14日目でようやく調査が終了しそうです。

今日はこれからグランドスタンドにスクーターで行って、スクーターを置き去りにして、そこからバスでラクシー。ラクシーからマウンテンレイルウェイの木製電車でバンガローに向かいます。

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