風が吹けば桶屋が儲かる式をバイク業界に当てはめてみると
風が吹く→寒い→銭湯に入りに行く→銭湯に行くには桶が必要→桶屋が儲かる
だと思っていたけど、どうやら本来の意味は違うようですね。でもまあいいか。
さて、「風が吹けば桶屋が儲かる」をバイク業界に当てはめてみますと。
1) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると消耗部品が消耗する→消耗部品屋さん、消耗部品メーカーが儲かる
2) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると故障が増える→修理屋さんが儲かる
3) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると故障が増える→故障した純正部品はもはやメーカーでは製造・ストック中止→純正部品のOEM、レプリカ部品を作る会社が儲かる
4) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると不具合が増える→不具合を抱えたまま走っていると事故が起きる→修理屋さんが儲かる
5) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると不具合が増える→修理したいがバイク屋さんに出すほどのお金がない→自分で修理をしようと試みる→工具屋さんが儲かる
こんなところでしょうか。
まとめると、不況時のバイク業界は、
・消耗部品メーカー
・修理ができるバイク屋さん
・純正部品のOEM、レプリカ部品メーカー
・工具屋さん
あたりに商機があるのでは、と思います。
特に、純正部品欠品問題は、80年代、90年代あたりのモデルは切実なのではないでしょうか。
かくいうわたしの愛車、1989年式GPZ900Rもブレーキ関連の部品が出なくてたいへん困っております。純正の重要保安部品がないというのは本当に困った。カスタムはあまりしたくないし。中古部品を探す日々が続いておりますが、それもいつまで続くやら。
ヴィンテージ、という領域に突入してしまえば、イギリス車のようにいつまでも補修部品を作って売るところが出てくるのかもしれませんが。
修理屋さんに関しては、メカニック一人あたりメンテナンス台を5台くらい割り当てて、部品が揃うまで放置できるような環境が整えば、なんとか修理屋さんでも採算が取れるのかなとも思いますがどうなんでしょうか。
| 固定リンク | 0
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 『週刊新潮』(2023年9/28号)の原付関連記事にコメントが掲載されました(2023.09.25)
- 小特免許改正へ~二輪メーカー主導なるか? 高齢化社会に向けて次世代モビリティ『超超超超モビ』計画発足(2017.04.01)
- そろそろ例の季節ですね(2017.03.27)
- 【4月1日】「二輪も軽ナンバーワンを目指す」スズキのオサム会長が緊急記者会見【スズキLOVE】(2016.04.01)
- 国内二輪車販売台数に関する思考のワインディング(2016.03.04)
「10.バイク用品」カテゴリの記事
- チェストプロテクターの説明が難しかった話(2024.09.11)
- OKストア年末年始の営業(2021.12.29)
- 【お知らせ】4月30日(日)NEOPASA清水で開催されるLady Go Moto!に参加します(2017.04.13)
- 2016年マン島TTレースの公式ウエア・Tシャツなど一挙に紹介(2016.05.29)
- マン島土産2016年新製品(2016.05.28)
「01.バイク」カテゴリの記事
- 2024年も小林ゆきはバイクざんまいでした!(2025.01.01)
- 今晩! 2024年12月13日(金)すきぱむラジオに出演(2024.12.13)
- 10月27日(日)“ワイルドボアで遊ぼう”マルシェ&ゆきズムin倉敷(2024.10.11)
- 9月15日(日)バイク女子部ミーティング-バイカーズパラダイス南箱根 「Kommonうでわ」で出店します!(2024.09.13)
- チェストプロテクターの説明が難しかった話(2024.09.11)
「四輪・クルマ」カテゴリの記事
- マニュアルのジムニー(JA11)に冬の北海道で乗ってきました(2022.01.09)
- 【YouTube】四輪『レーサー鹿島さん』バイクを語る!編をupしました(2020.05.06)
- 【かなり前に準備していた嘘記事です】道路交通法を知って交通安全! 国民皆免許キャンペーン発足、原付と小特の試験手数料1500円を先着500万人に助成(2020.04.01)
- 運転に必要なことは「危険発生 決めつけ運転」なんじゃないだろうか(2019.04.12)
- 小特免許改正へ~二輪メーカー主導なるか? 高齢化社会に向けて次世代モビリティ『超超超超モビ』計画発足(2017.04.01)