ホンダが「アフリカ大陸“発見”」
ホンダが「アフリカ大陸“発見”」
みたいなニュースだなあと思いました。
ホンダ、アフリカ攻めろ 二輪車生産10倍に拡大MSN産経ニュース - 2008年11月27日
世界同時不況の様相が色濃くなる中、二輪車最大手のホンダがアフリカ市場の開拓に向けて本格的に動き始めた。アフリカの二輪車生産拠点であるナイジェリア工場の年間生産台数を2009年度中に現在の10倍にあたる最大20万台にまで拡大する方針だ。
第二次世界大戦後の二輪車市場は、ヨーロッパ、特にイギリスでのモーターサイクル大ブーム、ベトナム戦争後のアメリカでのブーム、そして高度経済成長中の日本車の台頭と日本でのオートバイブームという具合に、その地を変えながら変遷してきました。
2000年あたりから先進国では回帰指向も相まって再びヨーロッパでのモーターサイクルブーム、アメリカ、日本でのハーレーブームなどありましたが、21世紀に入ってその舞台の中心はアジア、特に東南アジアに移ってきました。
となると、次の畑は……。
現在成長著しいのは南アメリカ大陸であり、ブラジル市場の拡大を見込んだマーケティングが行われているわけですが、ホンダは早くも南アメリカの次、というか、最後の未開の地、「アフリカ大陸」を“発見”したような展開に。
とはいえ、ナイジェリアも他のアフリカ諸国と同様、政情が安定しているわけではなく。
ナイジェリア:宗教衝突続き、死者367人確認 毎日新聞【ヨハネスブルク支局】西アフリカのナイジェリア中部プラトー州の州都ジョスで、イスラム教徒とキリスト教徒が衝突し、30日までに死者367人が確認された。ロイター通信などによると、当局は24時間の外出禁止令を出す一方、523人を拘束。
選挙結果めぐり衝突、数百人死亡 ナイジェリア 朝日新聞
宗教衝突で300人以上死亡 ナイジェリア 日本経済新聞
ナイジェリアで「宗教衝突」、300人以上死亡 読売新聞
治安を考えると、治安のいい近隣諸国で製造して輸出するのがいいのかなとも思う反面、国民国家の安定は雇用からというわけで現地生産に手を差し伸べるのが国際経済政策としては正しいのかもとも思います。
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