G-FP2DF1P69Y 小林ゆきBIKE.blog: 2008年12月

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2008年12月

2008.12.31

【追記あり】カワサキがモトGP撤退???

年末も押し迫った大晦日の本日。

ネット上で見かけた話題なのでまだ正式な発表を見聞きしたわけではありませんが。

グーグルニュース検索による結果

KAWASAKI MOTO GP

ロイターUKのニュースによれば、イタリアのウェブサイトでマルコ・メランドリが撤退を語ったということです。

Briefs 3-Melandri in the dark over reported Kawasaki pull out

その分、休耕田(=日本市場)のまずは水路を再整備したりするとかになればいいんですが。


★1月5日(月)14時追記★

川崎重工業のニュースリリースにはまだ発表されていませんね。

カワサキレーシングチームのサイトにも、カワサキチャレンジのサイトにもなにも情報がありません。

★1月6日12時追記★

まだ情報はありません。
ストーブリーグのリーク情報に過ぎないのか。

果たして真相はいかに。

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2008年のバイク界を振り返る

2008年も本日にて終了。
というわけで、今日は2008年のバイク界隈の話題を振り返ってみたいと思います。

1月

パリダカ治安悪化で中止に
2009年は南米チリ・アルゼンチンに舞台を移して行われるそうですね。

映画「団塊ボーイズ」まもなく公開
ライダーにとってはすんごく面白い映画ですよ。

2月

Ninja(R)250Rのテレビコマーシャル
ニッチマーケティングが上手いカワサキならではのモデル。2008年の大ヒットモデルと言っていいでしょう。

3月

MFJのアクシデントレポート
情報を公開して共有することが、今後の対策の第一歩だと思います。

4月

ガソリン売り切れてる!
毎月毎月、月初になると値上がりするため、燃料価格改定間隔が変更された夏まで、月末のガソリンスタンドに大行列、時に売り切れ、ということが続きました。
ハイオクは110円台後半から最高値で190円台、そして現在は108円ナリ……。

上野バイク街の時代の終焉
コーリン倒産、というニュースは、時代の終焉を感じさせるものでした。これは終わりの始まりに過ぎなかったのか……?

5月

バイクを取り巻く経済ニュース
「バイク駐車場不足」というライダーいじめのニュースはともかく、インドにドゥカティとか、ヤマハが新興国に、とかいうニュースは、まだ経済情勢を楽観視していた感ありで、半年しか経っていないのに懐かしい感じがします。

6月

マーシャルバイクはヤマハ
数十年続いたマン島とホンダの蜜月が、ついに100周年を越え101年目のマン島でピリオドが。これも「終わりの始まり」の序章だった?

7月

ロードレース2スト終了のお知らせ
国内も世界選手権も2011年までに4スト化する模様。

8月

世界で最も速い電気二輪車、そして“グリーンTT”
2009年のマン島TTレースで「エミッションフリーTT」(TTXGP)が行われる、というニュース。
今月号のライダースクラブのコラムで「燃料フォーミュラの世界選手権をしてはどうか」という意見がありましたが、わたしも同感です。カーボンフリーの一歩手前を画策してもいいんじゃないかなあとは思います。

【警告】グーグルストリートビューに今すぐ削除依頼を!!!
自分に降りかかって初めて事の重大性に気付くというウェブサービス。皆さんのご自宅は大丈夫ですか。

もて耐はメカニック耐久の巻
もて耐のカテゴリー分けが大幅に代わり、250cc以下クラスが創設された一年目。「世界一の草レース」を目指すもて耐の趣旨からすると、おおむね、成功したと言えるのではないでしょうか。

9月

埼玉県小鹿野町でオートバイによる まちおこし事業
打ち上げ花火イベント型、箱もの行政型町おこしとは違った、新たな感覚のまちおこし事業。今後を見守りたいです。

10月

三宅島神着木遣太鼓のお見送り
今年も三宅島モーターサイクルフェスティバルが開催されました。一回目があるから二回目がある。二回目があるから三回目がある。

11月

ツーリングマップルマガジンが休刊していた
今年はバイク雑誌の休刊が相次ぎました。「ツーリングマップルマガジン」だけでなく、「タッチバイク」「ホンダバイクス」がそれぞれ休刊となりました。

12月

米国自動車界隈が本気出したら怖いが、さてバイク界隈は?
未曽ゆうの100年に一度の大恐慌と言われている世界の経済状況ですが、次に来るのは燃料インフラのパラダイムシフトを伴う業界再編か?というお話し。


こうして眺めてみますと、2008年のバイク界はまさに「変」の文字を当てたくなるような「変化」の年だったと思います。

その「変化」の真価を問われる2009年。
再び、畑を耕す努力が必要かもしれません。

それでは、皆さま、良いお年を。

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2008.12.30

今年はパリダカじゃないけど歴代パリダカ日本人出場者リスト

まとまったエントリが書けない日々が続いてますが。プチ更新気味な2008年年末です。

自分用メモ。

今シーズンはパリダカでもダカールでのラリーでもなく、舞台をアフリカから南米に移し、アルゼンチン&チリでのダカールラリーとなるそうで。

歴代パリダカ日本人出場者リスト

眺めてるだけで、あの人やっぱすげいなぁとか、こんな人も出てたんだぁとか、あのころ盛り上がってたよなぁとか、いろいろと感慨深いリストであります。

アルゼンチン&チリということで、南米大陸をバイクで冒険した革命家、チェ・ゲバラ「モーターサイクル・ダイアリーズ」
つながりということで、映画。『CHEチェ 28歳の革命』『39歳 別れの手紙』の2本立ても気になるわけですが。

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2008.12.29

OKストアの年末年始の営業時間

※注意※この記事は2008年度のものです。本年度2009年の記事はここをクリック

横浜市都筑区にあるOKストア港北ニュータウン店の年末年始の営業日と営業時間

年末
30日始業が早かったような?

31日20時まで

年始

1日~3日はお休み

初売り

4日より。

まるでバイクと関係ない話題ですが。セコムしてますか

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2008.12.25

革パンツが塩吹いた

12月なのによく雨が降りますねぇ。

先日の夜からの雨は、予想以上にばしゃばしゃ降って、防水のジャケットはさほどでもなかったんですが、レインウエアを着なかったので革パンツが冷たく濡れてしまいまして。防水ワックスはしておいたのですが、あれだけ降ると無理ですね。

そのまま椅子に座っていると暖房でだんだん乾いてきたのですが、黒い革パンツから白い粉が吹いている。

酸性雨? 融雪材?んなわけないなあ。

なんだろうと考えてみると、これはこの春から秋にかけての自分の汗の塩分?かもと思い当たり。そういえば今シーズンはけっこう革パンツ、愛用してました。お台場のプレイベントとか。

乾燥する前に革用洗剤とオイルでお手入れせねば。

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2008.12.24

クリスマスに欲しいもの・こうなってたらいいなぁと思うこと

クリスマス・イヴの今日。
今晩寝て朝起きたらこんなものが枕元に!あんなことが実現されていれば!と思うことを列挙してみます、超個人的なことではありますが。


・AVDSユニットが新品に。

・ブレーキキャリパーがASSY交換されている。

・ブレーキディスクが新品に。

・ブレーキホースが新品に。

・ラジエター液が交換されている。

・フロント右ウインカーがちゃんと点滅する。

・ヘッドライトが明るくなっている。

・ホーンがちゃんといつも鳴る。それも左右ダブルで。

・アッパーカウルにオリジナルのデカール GPZとKawasakiが貼られている。

・スクリーンが曇のない新品になっている。

・エンジンがちゃんと黒い。

・ヘッドのオイル滲みがなくなっている。

・アイドリングが安定している。

・燃費がいつも18km/Lだ。

・サスペンションが高級そうな感触にしっとりしている。

・クラッチレバーの感触がにゅるにゅるしてない。

・アイドリングストップしてもバッテリーに不安がない。

・グリップを握ると暖かくなってたり。

・ETC機器が一体型になってる。

・トップケースが付いてる。


なんというか、こうしてサンタさんへのお願いを列挙してみると、我がGPz900Rはやっぱりレストアの域に達しているなぁ。

靴下に納まるものはあんまりナイ。

今年はサンタ配達員をあまり見かけませんが、世の中あんまり浮かれてられないんでしょうかねえ。


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2008.12.22

MFJランキング表彰式に行ってきました

今年はMFJレディースロードレース参加者も招待されたので、初めてMFJランキング表彰式に行ってきました。

カツラダモータースさんのパーティに引き続きまして、一張羅のマンクスタータンチェックの巻きスカートに、今回は昼間のフォーマルなパーティだったので、J PRESS紺ブレを着ていきました。が、皆さん「コスプレ?」とかおっしゃる。確かに、冷静に考えてみると(冷静じゃなくても)こりゃ、いい歳こいて高校生みたいな服装だ……。
モータースポーツ関係の場所なので、マン島のマンクスタータンを選んだわけですが、マニアック過ぎてそんなの誰も気づいてもらえず……。しかも今年はタータンチェックが流行っているし。

さて、場所は永田町の砂防会館。
ロードレース、モトクロス、チャイルドクロス、トライアル、ドラッグレース、スノーモービル、エンデューロ、スーパーモタードの各全日本選手権で活躍したライダーを中心に数百人が集まる華やかな式典でした。

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ロードレースの表彰式です。

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MFJ特別表彰は、レディースロードレースの講師をつとめた井形とも“先生”。
レディースの講習会のときおっしゃっていた、

「レースは何があるかわからないから、着替えはいつ誰が運んでもいいように、きちんと畳んでひとまとめにしておくこと」

という教えが印象的でした。

表彰式では、ロードレースアカデミー修了式、トライアルアカデミー修了式がそれぞれ行われました。

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ロードレースは学生服姿が多いですね。
モトクロスの写真は撮れなかったんですけど、モトクロスウエアが正装、がデフォ?

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右側の女性たちは保護者の皆さまではありません。トライアルアカデミーの生徒さんたちです。

ママさんバレーとか、ママさんコーラスとか、「ママさん○○」って付くと、とたんに「ママ」ではない女性がそのコミュニティに入りづらくなる、という現象が起きがちですので、どうぞモータースポーツ業界においてはこのまま属性を示さない展開を続けていって欲しいなと思いました。とか言いながら「レディスレース」はアリ、と思っているのではありますが。

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チャイルドクロス関係者には“保護者席”も用意されていました。

表彰式で全員勢ぞろい。

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ちなみに、レディースロードレース関係者はこの中に入ってません。

このあと「ご歓談」の時間となるのですが、メニューがすごかった。

・いなり寿司
・フランスパンのサンドイッチ
・カレーライス
・グラタン
・ペンネアラビアータ
・フライドポテト
・もやしの炒めもの

……と、モヤシ以外は見事に炭水化物系であります。


歓談した内容を自分用にメモ。

・とあるイベントでお世話になったNさんにご挨拶。来年の動向も聞き、ひと安心&えっそうなのっ、な情報もゲット。変容もまた折り込み済み、ってことで。

・O-Oさんと久々にお会いする。久々過ぎて会話が弾まなくてごめんなさい。いろいろお聞きしたいこともあったのですが、このご時世でなんだか他の皆さんも業界話をしにくい雰囲気ではあった。

・デイトナつながりの:)カメラマンさんとレストア談義。ほっこりした笑顔にいつも癒されている。80年代の2ストスクーターはけっこう頑丈で今でも十分実用に耐え得る、というお話をうかがう。ついでに純正パーツの埋蔵場所(?)を教えてもらう。

・▲さんと改めて名刺交換。「代表取締役」となっててびっくり。アウトドアな雰囲気は感じていたのだが、そういうオシゴトだったのかー、なるほど。

・〠さんの奥さんが何気にお美しかった。サーキットで見かける姿とは大違いでびっくり。

・Dさんに励まされるの巻。ありがたい。

・∞∞の人がそそーっと傍らに立っててあらびっくり。今年もお世話になりました。次は90年代スーパースポーツの祖を掘り起こすぞ、という話にうなずく。あの年代の元祖スーパースポーツはもっと評価されていいと思う。タマ数あるし、中古車価格もこなれてるし、程度も割りかし良い。

・∩の方も加わり、業界動向などうかがう。消耗部品業界は小売は悪くない(眠っていたバイクを起こしている?)けど、新車製造台数が減るとメーカーへの供給が大規模に減ってしまいたいへんだ、というお話。確かに。

・五反田の方と業界動向など。媒体の住み分けが進んでいる、と。情報を欲している読者はいるのだから(ゼロにはならない)、それに応えられる紙面を提供しなきゃあ、というお話に納得。


全体的に、来年の話がしにくい雰囲気だったのと、せめて表彰式くらい暗い話題は忘れようって雰囲気の表彰式でした。

個人的には帰り際にあらぬケチが付いたけどな。
2008年は呪われているかと思うくらい不運続きだったので、あのケチで不運は最後だと思いたいな。

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M-1生放送

昨年のサンドウィッチマンが優勝したM-1はとても感動したので、今年も見たかったのだけど、いろいろと積もり積もって追い込みのこの時期、やっぱり見れなかったので、今日のブログはお休みです。。

M-1とバイクは関係ないけど。

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2008.12.20

「関越道は150cc以下のオートバイは走行できない」?? ★追記あり

毎日新聞の2008年12月18日地方版、「交通事故:オートバイが4キロ逆走し車と衝突 男性が重傷--須坂・関越道 /長野」という記事中に。

関越道は自動車専用道で、150CC以下のオートバイは走行できない

との記述が。

え、ええ゛゛゛~~~???????
そんなバカな???

自動車専用道路は126cc以上なら走行できるはずでは。

関越道だけ特別違うのでしょうか。

んなわけないよなあ。

新聞の記事なのに、すんごくびっくりした。

★★追記★★

12月31日確認したところ、

「関越道は自動車専用道で、125CC以下のオートバイは走行できない」

に記事が訂正されていました。


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2008.12.19

木下大サーカスのバイクはスズキだった

友だちから、

木下大サーカス見に行ったら、バイクがスズキだったよ」

との報告がありましたので、木下大サーカスの公式サイトを訪れて確かめてみましたところ。

P402
木下大サーカス プログラム4“命がけオートバイショー”より)

ホントだー:D

バイクがスズキなだけでなく、革ツナギもスズキのネーム入りの特製スーツです。

協賛各社の名前を見たら、しっかり「スズキ」の名が。

現在は宮崎公演(2月13日まで)、そのあと2月15日から4月14日までは大分公演というスケジュールだそうです。

こういう子供たちに夢を与える企業メセナは、不況下とはいえぜひとも続けて欲しいものです。

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2008.12.18

風が吹けば桶屋が儲かる式をバイク業界に当てはめてみると

風が吹く→寒い→銭湯に入りに行く→銭湯に行くには桶が必要→桶屋が儲かる

だと思っていたけど、どうやら本来の意味は違うようですね。でもまあいいか。

さて、「風が吹けば桶屋が儲かる」をバイク業界に当てはめてみますと。


1) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると消耗部品が消耗する消耗部品屋さん、消耗部品メーカーが儲かる

2) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると故障が増える修理屋さんが儲かる

3) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると故障が増える→故障した純正部品はもはやメーカーでは製造・ストック中止純正部品のOEM、レプリカ部品を作る会社が儲かる

4) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると不具合が増える→不具合を抱えたまま走っていると事故が起きる修理屋さんが儲かる

5) 不況に突入→ユーザーは新車を買わない→所有している車両を乗り続ける→乗り続けると不具合が増える→修理したいがバイク屋さんに出すほどのお金がない自分で修理をしようと試みる工具屋さんが儲かる


こんなところでしょうか。

まとめると、不況時のバイク業界は、

・消耗部品メーカー
・修理ができるバイク屋さん
・純正部品のOEM、レプリカ部品メーカー
・工具屋さん

あたりに商機があるのでは、と思います。

特に、純正部品欠品問題は、80年代、90年代あたりのモデルは切実なのではないでしょうか。
かくいうわたしの愛車、1989年式GPZ900Rもブレーキ関連の部品が出なくてたいへん困っております。純正の重要保安部品がないというのは本当に困った。カスタムはあまりしたくないし。中古部品を探す日々が続いておりますが、それもいつまで続くやら。
ヴィンテージ、という領域に突入してしまえば、イギリス車のようにいつまでも補修部品を作って売るところが出てくるのかもしれませんが。


修理屋さんに関しては、メカニック一人あたりメンテナンス台を5台くらい割り当てて、部品が揃うまで放置できるような環境が整えば、なんとか修理屋さんでも採算が取れるのかなとも思いますがどうなんでしょうか。

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2008.12.17

レース撤退のメタファーと参戦目的の複雑性

ホンダのF1撤退と二輪レース縮小、スズキとスバルのWRC撤退……。

世界経済の悪化に伴い、自動車・オートバイメーカーのワークスチーム参戦からの撤退の発表が相次ぎました。

確かに、メーカーのレース参戦は直接的に収益を生み出すものではありませんが、これはどういうことなのだろう?とことで比喩を考えてみてみると。


1) 治験をしない製薬会社

2) コンペティションに参加しない建築会社や建築士、設計士

3) 研究活動をしない大学

4) 住宅地・マンション開発を行わない鉄道会社


治験をしない製薬会社」というメタファーは、既存の製品、設備で生産を続けるだけで新製品のための開発は行わない、あるいは他社が開発した薬の特許切れ(ジェネリック医薬品)を自社生産する。つまり、既存のモデルの生産をこのまま続け、排ガスや騒音規制などが入ったらそれでそのモデルは終了。もしも新規カテゴリーの車種を発売したかったら、OEM生産に頼るしかない、というモデルのメタファー。
ニューモデル投入で需要喚起を行ってきた構造の崩壊ということか。

コンペに参加しない建築」というメタファーは、積極的に自らの技術力・アイディアを世の中に出すのではなく、受注を待つだけの受け身の構造。例えば、「収入減った」→「クルマは売って通勤用に125ccスクーターが欲しい」→「では125ccスクーターを生産増しましょう」みたいな。ただし、需要と自社が供給できる既存の製品のカテゴリーがマッチしない場合、このモデルは崩壊する。

研究活動をしない大学」のメタファーは、研究活動はそんなに早く結果が出るわけでも、必ず結果が伴うわけでもないので、とりあえず学生への教育活動は行うというモデル。研究活動をしないということで、後進を育てるとか、育った後進が大学教育や研究活動に従事するといった循環形のモデルが崩壊する。学生が入学しては出すだけでよいので、別にどの大学でも、どの場所でもかまわない、コモディティ化が進むかもしれないが、コモディティ化が進むと、ブランドこそがちからとなる。ブランディングを二の次にして大量生産してきたモデルが崩壊する。

住宅地・マンション開発を行わない鉄道会社」のメタファーは、本業の人を大量に運ぶ仕事を続けても、すそ野(=乗客)を広げるための開発、つまり住宅を増やす仕掛けをしないと、周辺地区が高齢化したとき本業すらも崩壊するモデル。例えば、バイクやクルマを作っては売るだけで、乗り手をどう増やすてこ入れをしない、みたいな。


これらのメタファーが、自動車・二輪車メーカーのモータースポーツ参戦撤退を全て言い表せないのは、モータースポーツ参戦の意義・目的が複雑になってしまったせいなのかも、と思います。

モータースポーツ参戦の目的は、以下のように抽出・整理できるのではと考えてみた。

・技術革新
・信頼性の獲得とPR
・マーケティングリサーチ
・メセナ

モータースポーツ黎明期のレース参戦目的は、技術革新と信頼性の獲得、PRが主だったけど、モダニティ、ポスト・モダンを経て、現在は技術革新は自社テストコースで行われていて、主たる目的はマーケティングとメセナを含めたPRにあるように思う。
社会の大衆化とともに、モータースポーツは(四輪も二輪も)「レプリカ」ブームを生み出したし、「レースで勝てばそれに関連したモデルが売れる」という図式が出来上がった。
しかし、21世紀の今、F1をミニバンで見に行くことは当たり前になったし、8耐を革ツナギ着てレプリカモデルで観に行く人はほぼ絶滅した。

企業のPRはレースではなく他の手段でもできるし。

という分析をしてみたところで、状況が変わるわけでもないけど、モータースポーツがすでに文化に昇華されているのならば、寂しい話ではあります。

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2008.12.16

気温と路面温度は別、なのでやっぱり凍結注意

このごろ早起きして、NHKニュースの交通情報→ラジオ体操→NHKの英語講座→ブルームバーグ→朝御飯、というのが朝の定番になりつつあるのですが。

昨日の朝の交通情報を見てびっくり。
赤い×印が東北道、中央道、首都高の埼玉線に、××××××××と、やたら付いているではありませんか。
各地で路面凍結による事故が多発したようです。


確かに、昨日はかなり冷え込みました。

いつものように夜、首都高速3号渋谷線を走ってても、路面がツルツル光っているのが見えて恐怖。
国道17号白山通りや、首都高都心環状線の霞が関トンネル内でもテカテカ光っているのを見て、なおさら恐怖でした。
先日雨が降って水分が地下に貯められていたのと、放射冷却と夜露が関係しているのでしょうか。

体験的に、気温が氷点下にならなくても路面が凍結することがあるなあと思っていたのですが、例えば岐阜国道事務所の凍結積雪情報のページを見てみますと、気温と路面温度に違いがあることがはっきりわかります。

例えば、以下のような感じ。


観測局 路面状態 路温 気温

■岐南高架橋 乾燥 3.8℃ 3.4℃
■関ヶ原バイパス 乾燥 1.3℃ 6.9℃

■新木曽川橋 乾燥 0.7℃ 3.6℃

■鷲原橋 乾燥 2.4℃ -1.3℃
■七宗橋 --- -1.3℃ -0.1℃
■中濃大橋 乾燥 5.5℃ 1.3℃


関ヶ原バイパスなんか、気温約7度に対して路面温度は約1度。その差は5度以上もあります。
中には、橋でも路面温度の方が高い場合もあって、一概に橋だから凍結するとは言い難く。

そのサイトには、以下のような注意喚起が。

※気温が2℃以下になると、凍結の恐れがあります。

※路面温度は、場所によっては気温より5℃~6℃低い場合があります。走行には十分にご注意ください。

関東南部に位置するここ横浜では一年中バイクに乗れるのが有り難いわけですが、今シーズンの冬も十分気をつけなければと改めて思いました。

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2008.12.15

カツラダモータース謝恩会に行ってきました&神戸散策

もう一週間経ってしまいましたが、12月6日土曜日にモトラッド阪神さんで行われた、カツラダモータースさんの謝恩会にゲストとして参加してきました。

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エイのノムさんはじめ、みんな目が大きい。

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ライブバンド用に楽器もセッティングされた舞台で、ネコブロスの永山さんと、電車やデパートのナレーションで世界を制覇予定(?)のクリステル・チアリさん。

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わたしはトライアンフのニューモデルについてお話しました。
ちなみに着ているのはマンクスウールで織られたマンクスタータンです。

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お店の奥にもお客さんがいっぱい。

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二階では美味しいお料理が振る舞われました。
板前さんが出張しての握り寿司に、ワインソムリエがおすすめを選んでくれるワインコーナー。“ビオワイン”が美味でした。

このあと、めちゃくちゃ豪華商品だった大ジャンケン大会が繰り広げられました。ジャンケン強くてすみません。敗者復活戦はワイン4本×18人分ってありえねー。新車購入●万円引きよりすごいんちゃうかー。

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ちなみに、ココが例の「頭にホチキス」の件で皆さんを恐怖のずんどこに陥れてしまった現場です。

あれから一年……。頭の怪我はすっかり癒されて、髪の毛をとかすときも、もう傷がどこにあったか分からないくらいになりました。永山さんと頭を何針縫ったか口プロレスが繰り広げられたんですが、……負けました。

さて、翌日、帰りの時間を遅らせて、神戸散策に出かけることに。

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神戸の中華街。横浜に比べて短いし狭いのですが、かえって人通りが多くて賑やかに感じます。テイクアウト系の屋台が横浜より多いかも。匂いだけでお腹一杯だけど、神戸なので例のアレを。

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昼間のルミナリエもまたいいもんです。青空に白いベースが映えます。

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そしてそして、今回楽しみにしていたケーニヒスクローネにやってまいりました。例の紙バッグに使われているお店です。

昼間のルミナリエを見たり、すっかりブランドストリートに変った神戸市役所あたりの通りを歩き回ったあと、行ってみました。

お店はイートインできるんですが、最初にカウンターでケーキや飲み物を購入して、自分で二階に運ぶというカジュアルなスタイル。これなら、気軽にお茶を楽しめます。

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で、せっかくなのでどどーんと注文してみました。

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次の日のお昼まで腹持ちしちゃいました。

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2008.12.12

そろそろクリスマスなのでバイクケーキ

クリスマスくらい、メタボを気にせずチキンにケーキ、食べたい。
そんなバイク乗りのあなたに、バイクケーキはいかがでしょうか。

そもそも実車のバイクも二輪なので、停まっているとそのままでは立っていないわけで、バイクをいかにケーキの上に立たせるか、がケーキ屋さんの苦労のしどころみたいです。


というわけで、まずはバイク画ケーキ。

Bike
秋田県のオリジナルケーキ販売店おぐにさんの作品です。

男カワサキもケーキになれば甘~いZ2ケーキ。

Z2_2
北海道小樽市の手作り洋菓子「ガトーフレール」さんの作品です。

GSパリダカを半身だけ立体的にして表現してみたバージョン。

Cimg0332
山口県光市のはりまやさんの作品です。

バイクを立体的に表現するには、横半身だけにするってのは一つの手ですね。

Bike_3d
こちらもおぐにさんの作品です。

そうはいっても、立ってなきャバイクじゃないっ。

Motorcycle2
というわけで、極太タイヤにしてバイクを立たせてみました。という作品です。
Hottie Biscottiさんのブログで紹介されていたバースディケーキです。

コースをケーキで表現するってのも手ですね。

Ck16
PastryWiz Food Resource Centerさんというところで通販してますけど、日本には送れないと思う。

立体的と言えばウェディングケーキ。いつもより盛ってます。

Custom17
Magic Mudさんというマジパン屋さん。凝ったマジパン製のフィギュアをコースに見立てたケーキ台の上に乗せてます。

クリスマスまであと12日。

ケーキがいっぱい

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2008.12.11

実に気持ちよくなるタイヤ交換

総走行距離19万5200kmとなりましたカワサキGPZ900R。
今回はなかなかタイミングをはかれなくて、ちょっとお見せすることができないくらい限界に挑戦……(皆さんはまねなさらぬよう)。

Pm
(あまりにも、なタイヤの使用状況なのでモザイクかけて公開)

今回交換したのはピレリのSPORT DEMON。

Nec_0151

今回知ったのですけど、イタリア製ではなくブラジル製でした。地球の裏側から海を渡ってはるばる日本にやってきたのですね。

タイヤが減ってくると直進安定性に影響が出る場合もあるし、影響が出ると身体が無意識に修正かけながら運転するようになるので、肉体疲労もたまりがち。

いつもタイヤ交換して思うのですけど、なんと気持ちのいいことか。楽に運転できるってすてき。

今回の交換で、実はいろいろと不具合も発見されました。今回はバイク屋さんでの交換だったので、応急処置できた部分と、すぐに次回修理した方がいい部分、すぐにではないけどあと何キロくらい乗ったら交換・メンテした方がいい部分などなど、続々問題点が出てきました。

という意味では、タイヤ屋さんとか大型用品店さんはもちろん値段が安いのが魅力なんですけど、総合的に判断できるバイク屋さんで面倒みてもらうのもいいんじゃないかなと思いました。

というか、修理とかメンテしてて毎回、もうすでに“レストア”の領域に突入してしまったなあ…なんて思う今日この頃ですはい。

で、不具合が出たフロントブレーキホースの一部(AVDS部分の短いホース)が、すでに純正部品が出ないことを知ってショック……。

他にも、この年式になると出ない部品が増えてきているので、ほんと、気をつけなきゃと思いました。


バイクのタイヤなら

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2008.12.10

ガールズライダートーク

最近、なぜか女性ライダーとお話する機会が多かった。女性ライダー同士の会話ってこんな感じ。

リードに乗ってるAさん(昔免許なので普通自動車免許でどのバイクでも乗れるオマケ免許保持者)】

Aさん「ヘルメットかけるとこないから不便なのよねー、この前もヘルメット盗まれちゃった

ゆっきー「え、ヘルメットホルダー、ありますよ、リードだったら」

Aさん「えー? どこにー? さんざん探したけどなかったけど?」

ゆっきー「いや、今お見せしますよ、シート開けてみてください」

Aさん (シート開ける)

ゆっきー「ほら、シートの蝶番のところにフックがあるじゃないですか、そこにヘルメットのあごひもとかを引っかけるんです、んでシート閉めれば鍵がかかるとゆー……」

Aさん「あらー、知らなかったわー、バイク屋さん、そーゆーこと教えてくれないんだもの、ヘルメットホルダーの鍵も見当たらないし、おかしいなーと思ってたのよー、助かっちゃった」


最近のバイク屋さんは納車時に説明しないのかな?

続きまして。


かつてバイク乗りで現在は子育て中につき原付二種が生活の足のBさん

Bさん「ほんと、めちゃめちゃ使い倒してるよー、ほら、このあたり、山坂きついじゃん? スクーターだったら前も後ろもシートの中もシートの前も荷物積めるからさー、買い物から何から全部コレ

ゆっきー「立派に今でもバイク乗りじゃん! スクーターでもいい季節だと気持ちいいよねー」

Bさん「うん、それに、これだったら置くとこ困らないしね、手放せないねー」


Bさんは現在、シングルマザーで二人のお子さんの子育て中だけど、バイクの免許があって、もともとバイクに乗る生活があったからこそ、スクーターではあるけれど、バイクが彼女の人生を支えることができているのだと思う。


憧れのバイクの免許を取ってサーキットも走り始めたCさん

Cさん「初めてサーキット走ってみて、コーナーでふらふらするし、タイヤが滑るような感じがしたんで、先輩がたに聞いてみたんです」

ゆっきー「うんうん、どうやって走ってたかって?」

Cさん「それで、いろいろ話しているうちに、コーナーでクラッチ切って走ってたんですけど……」

ゆっきー「コーナーでクラッチ? 2ストだったの?! 違うよね??」

Cさん「いや、普通に4ストだったんですけどー。ほら、教習所で習うじゃないですか、カーブとかクランクではクラッチ切るって……」

ゆっきー「(げっ)そんなこと教える教習所があるの?! そりゃおかしいわー。間違っているというか、表現がおかしいよね、速度落として課題に進入させるためにそーゆーこと言ったんだと思うけど……。
でも、女子ってそーゆーとこ、信じちゃうよねー、いちいち今じゃどうでもいいことだけど、乗り始めってどうしたらいいのかわかんないから、シートの前に座ったらいいのか、後ろに座ったらいいのかとか、ブレーキとクラッチはどっちが先とか……」

Cさん「そーなんですよ! 私も教習所で教わったことを信じてたんで……」

ゆっきー「でも、最近、すんごい上手くなったよね、何がブレークスルーだった?」

Cさん「もうね、すっごく悔しくなったんです。なんかちゃんと走れなくって……。で、悔しくて、とにかく練習したんです」

ゆっきー「なるほど、街乗りなんかも、1年で1万㎞乗ると上手くなる、なんて言うもんね」


確かにCさんの走りは、1年前とは見違えるようになっている。でも、問題はバイクに興味がある女性が楽しいと思える段階までいかずに諦めてしまうことなんじゃないか、と会話は続いた。そのハードルを超えられたとき、すごく女性にとって自信につながるよねー、とも。

3人の会話は、多分、女性特有の内容もあるし、案外、ビギナーの男性ライダーとあまり変わらない部分もあると思う。

女性ライダーの皆さんは、意外と(?)ピュアにバイクを楽しんでるし、楽しんでるだけじゃなく、人生の役に立っているものだなあ、なんてことも思った。


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2008.12.09

米国自動車界隈が本気出したら怖いが、さてバイク界隈は?

世界同時恐慌という時節にアメリカ合衆国の次期大統領がオバマ氏に決まり、いわゆる自動車ビッグスリーをどう救うか、救わないかの瀬戸際の今週、皆さんいかがお過ごしですかー。

そんなことよりホンダのF1永久?撤退はどうなんだ、という話は置いといて、(いやバイク業界にとってもF1撤退はけっこう影響が出ることは間違いないでしょう)今日は、マーケット系のブログからちょっと気になった記事があるので紹介してみようと思います。

債権・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐらさんというブログで。

ビッグ3は真珠湾

確かに日本の技術はすごいけど、公的資金を入れたからにはコスト度外視でアメリカの総力を挙げて燃料自動車を開発して、オバマ政権の公約でもある環境問題を前面に押し出し、例えば全米に充電ステーションをただで置かれたらひとたまりも無いんではないでしょうか。

アメリカは最後は何でもやる国だということを、忘れてはいけません。

いっぽう、カトラー:katolerのマーケティング言論さんというブログも似たような見解を示しています。

死んだふり?米国ビッグスリーが電気自動車で復活する日

日本車に完膚無きまでに敗北した米国のビッグ3や、新興の自動車メーカーを抱える中国やインドにとっては、特別な意味を持つ。すなわち、電気自動車へのシフトは、これまでの競争の土俵をリセットして、新たなゲームを始めることができることを意味する。

米国オバマ次期政権と米国の自動車産業は、今回の破綻騒ぎで、したたかにそのための基礎体力を注入していると見ることもできるだろう。年明けからビッグ3の再建と電気自動車を核とした新たな産業戦略を発動し始め、近い将来、電気自動車の世界的なブームが巻き起こることを断言しておく。

……となると、日本の自動車業界は厳しいが、電池関連業界、たとえばパナソニックや日立、GSユアサなんかは商機があるかもしれない。

ところで、エネルギー源のパラダイムシフトは、中国のバイク業界ではすでに始まっている例があります。

昨年、訪れてみた上海モーターサイクルショーや現地の取材でわかったことは、上海ではガソリン燃料のオートバイの登録はすでに制限されていて、LPG(ガス)燃料のバイクへのシフトが進められていました。バイクタクシーはほぼ全車、LPGバイクでした。

また、中国の地域によってはガソリン燃料バイクはすでに「禁止」されていて、電気バイクを推奨している地区もあります。

LPGバイクや電気バイクにすんなり移行できるわけは、LPG燃料なら、カセットコンロ用のボンベを売買すればいいし、電気バイクはオートバイに積んでいるようなバッテリーを動力にすればよく、インフラ整備のコストがまったくかからないから。

その代わり、ゴミが出るし廃棄のコストはかかるけれども、広い中国だから、全然問題ないのでしょう。
もっとも、日本の技術だとバッテリーは99.999%再生できるそうですから、ガソリン燃やすよりももしかしたらエコ?かもしれません。

もっとひどいと、オートバイそのものを禁止して数十万台を廃棄させる、なんて荒技も中国はやりました。
でも、こうして一時的にバイク市場をリセットし、その後、やんわり緩和するときに、中国生産のバイクにより有利な法律にすれば、あっと言う間に中国製バイクのみの市場が出来上がるというわけです。

ひるがえって、日本のバイクメーカーはどうでしょう。こうしたパラダイムシフトに対する技術力は持っているのかもしれないけど、即実用化対応とか世界標準を作り上げるというレベルに今あるのかどうか。

ただ、一つ言えるのは、おそらくアメリカはバイクのエネルギー源に対するパラダイムシフトを国を挙げてやらないんじゃないかなあ、むしろやっぱり怖いのは中国で、中国に追随してアジア圏もその流れに乗るとしたら……。

TTXGPが楽しみですねっ。

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2008.12.05

アスカ技研が愛生会病院な件

バイクの博物館というのを調べていて、バイク博物館 ASAKAWA MUSEUMというのを見つけたんですが。

むむ? なんか同じにおいがする。

この、チカチカするホウムペイジはっ。

アスカ技研 ホームページ

愛生会病院 ホームページ

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2008.12.03

一般常識では説明しきれない検索フレーズの謎

■ 一般常識では説明しきれない検索フレーズの謎 12 users(推定)

(タイトルは久々にホッテントリメーカーで作りました)

ときどきどんな検索ワードで当ブログを訪れているのか見たりもするのですけど。
逆に、検索ワード検索フレーズで世の中どんなことが起こっているのか、いち早く知ることもできたりします。

で、最近の小林ゆきBIKE.blogの検索ワードを見てみますと。

バイク ETC 無料

以前、バイクETCは維持費がかかるから費用対効果の面から考えて無料になる、という脳内妄想を4月1日に書いたことがあるのですが、依然、引きが強い検索フレーズです。

小林ゆき

漫画家ではありません。

ストリートビュー 削除

ストビューの画像が鮮明かつ大画面になったので、くれぐれもお気をつけください。

世界最速のインディアン

ニュース番組とかのBGMでよく世界催促のインディアンのサントラの曲が使われるのですが、鉛味のティーを飲むシーンを思い出します。

バイク 就職

悩める大学生さん、就職したらしたで新たな悩みが……。ここにやたら声のデカい威勢のよい若者がいますので、みなさまぜひとも応援していただけるとありがたく思います。

snapfish ダウンロードできない

なかなかいいかなと思って紹介したんですけど、ダウンロードできない(プリント専用のため)し、ときどきフリーズすることがあるみたいです。
FujiFilmMall富士フィルムモールあたりも、使い勝手がよく楽しいサービスが増えてきたので、今度、一度、プリント比べしてみたいなあと思います。

イギリス領マン島

マン島はイギリス領ではありません。英王室属の独立自治地域です。

ビニ本

海外のバイク雑誌はここ数年、付録が付くのが当たり前になってて、ビニールのシュリンク掛けされてることが多く、中身を立ち読みできない、的な記事を書いたことがあった気がする。

頭 ホチキス

ええ、打ちましたとも。今週土曜日はリベンジに行ってきます。生きててヨカッタ。

二輪車希望ナンバー制

国交省の見解では「要望が出てない」とのことでしたが、そういえば自分も出したことがない。今度、どこに出せばいいのか調べてみよう。

満員電車 インフルエンザ

一人乗りで完結するオートバイに乗ることこそ、インフルエンザ予防になります。はい。

キーシャッターが開かない

それは困りました。

裸の女性の大きなおっぱい日本語ビデオ

なんで検索エンジンにひっかかたんだか、さっぱりわかりません。


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2008.12.02

[今日の3号渋谷線]二人乗りバイクが環状線に

昨日もいつものように東名上りから首都高速3号渋谷線上りを使って都心に向かっていましたところ。

渋谷の出口過ぎあたりで一台のバイクに追いついたのですが。
そのバイクはなんとタンデムでその先に進んでしまっていたのでした。

ご存じのように、高速道路二人乗り解禁されたあとも、首都高速だけは一部二人乗り規制を残しています。

首都高速道路における自動二輪車の二人乗り規制について(警視庁)

安全走行のために / 首都高上の車両規制・通行規制

ちなみに、東名高速に直結する3号渋谷線の上り線は、渋谷出口から都心環状線接続までが二人乗り禁止となっています。

追いついたタンデムバイクのナンバーは「神戸ナンバー」でした。ですから、東京の道に明るくなかったのでしょう。
横に並んで教えてみようかなとも思ったのですが、微妙にクルマが動いたりするので、それもかないません。

あと、東名玉川料金所や首都高用賀料金所で料金を支払うとき、収受員さんからアドバイスを受けるチャンスがあったかもしれないのですが、ETC装着車だとそれはかないません。

昨日の午後5時ごろの3号渋谷線の状況は、用賀料金所から池尻までは奇跡的にガラガラ。いつもは駒沢あたりから詰まるんですが。
そして、池尻の交差乗り口・出口あたりで急に渋滞(それも完全停止に近い)が始まり、渋谷出口はもちろん、一の橋あたりまでぎっしり渋滞していたような状況でした。

池尻あたりから、どっかに二人乗り規制の標識があったかと記憶していますが、以前に横浜新道分岐とか赤坂陸橋で見かけたような、路面に大きく何度も「二人乗り禁止」と書かれているような規制は3号渋谷線には見当たりません。

昨日のような、池尻あたりで渋滞が始まると、渋谷出口でタンデムバイクは降りなきゃいけない、というのを知るには、渋滞に気を取られているとなかなか難しく、また、あらかじめ予習してきたとしても、どこが渋谷出口なのか把握するのは首都高の道路案内だとけっこう難しいのではないかと思いました。

用賀から強制的に渋谷出口で降ろされるのに料金が同じ700円、というのも納得いかない話しで。以前、関西にあったように、乗り継ぎ券発券機が出口あたりであればいいんですけど。

それよりなにより、二人乗り禁止の理由がなんなのか知りたいです。バイクの二人乗りだけに危険な道路って何?
道路が危険ならば、他の車両、トラックとか乗用車とか一人乗りバイクだって危険じゃないか。
環状線付近は渋滞が激しいから交通状況が危険?
オーバーパスとかバイパス的なトンネルで原付が通行規制されるのは、速度差があってなおかつブラインドコーナーがある場合なら納得できるのですが。

やっぱり首都高二人乗り規制は納得いかないです。
「首都高は慢性的に渋滞する」「バイクは首都高の渋滞をすり抜けする」ことが前提となって規制がかけられているような気がしてなりません。
首都高は常に渋滞しているわけではありませんし、渋滞は渋滞でバイクはクルマと一緒にハマっていれば、なんら安全性に問題ないと思うのですが。

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2008.12.01

ホンダが「アフリカ大陸“発見”」

ホンダが「アフリカ大陸“発見”」

みたいなニュースだなあと思いました。

ホンダ、アフリカ攻めろ 二輪車生産10倍に拡大

MSN産経ニュース - 2008年11月27日

世界同時不況の様相が色濃くなる中、二輪車最大手のホンダがアフリカ市場の開拓に向けて本格的に動き始めた。アフリカの二輪車生産拠点であるナイジェリア工場の年間生産台数を2009年度中に現在の10倍にあたる最大20万台にまで拡大する方針だ。

第二次世界大戦後の二輪車市場は、ヨーロッパ、特にイギリスでのモーターサイクル大ブーム、ベトナム戦争後のアメリカでのブーム、そして高度経済成長中の日本車の台頭と日本でのオートバイブームという具合に、その地を変えながら変遷してきました。

2000年あたりから先進国では回帰指向も相まって再びヨーロッパでのモーターサイクルブーム、アメリカ、日本でのハーレーブームなどありましたが、21世紀に入ってその舞台の中心はアジア、特に東南アジアに移ってきました。

となると、次の畑は……。
現在成長著しいのは南アメリカ大陸であり、ブラジル市場の拡大を見込んだマーケティングが行われているわけですが、ホンダは早くも南アメリカの次、というか、最後の未開の地、「アフリカ大陸」を“発見”したような展開に。

とはいえ、ナイジェリアも他のアフリカ諸国と同様、政情が安定しているわけではなく。

ナイジェリア:宗教衝突続き、死者367人確認 毎日新聞

【ヨハネスブルク支局】西アフリカのナイジェリア中部プラトー州の州都ジョスで、イスラム教徒とキリスト教徒が衝突し、30日までに死者367人が確認された。ロイター通信などによると、当局は24時間の外出禁止令を出す一方、523人を拘束。

選挙結果めぐり衝突、数百人死亡 ナイジェリア 朝日新聞

宗教衝突で300人以上死亡 ナイジェリア 日本経済新聞

ナイジェリアで「宗教衝突」、300人以上死亡 読売新聞

治安を考えると、治安のいい近隣諸国で製造して輸出するのがいいのかなとも思う反面、国民国家の安定は雇用からというわけで現地生産に手を差し伸べるのが国際経済政策としては正しいのかもとも思います。

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