もて耐顛末その4
エンジンが回らなくなり、第2ライダーの私は一周もできず予選を終了。第三ライダーの高田さんは鈴鹿から遠征したのに走行ゼロ。反対に順調なら仕事がないはずの伊勢から遠征したメカ山ちゃんはにわかに忙しく手を動かし始めた。ここで開けても直せないほど重傷なのは想像がつくが、メカ的には何が原因か一刻も早く知りたいのだろう。ヘッド、シリンダーと徐々に開けていくとだんだんギャラリーが集まり始めた。ニューモデルだけに珍しいのだ。全ての走行が終了した頃、原因が判明した。コンロッド大端部の焼き付きだった。まだまだ続く
| 固定リンク | 0