鈴鹿ミニモト合同走行会を走ってきた
前々から誘われていた鈴鹿ミニモト4耐に参加することにした。懸案の件がなかなかハッキリしなかったので躊躇していたのだけど、匙を投げられてしまい9月に決行することになったので、晴れて8月までレースを楽しめることに。で、さっそく、みにもと合同走行会を走ってきました。
いつものように、0時~4時の間を通過して40%割引を受けられるETC深夜割引を使って、東名~伊勢湾岸道~みえ川越ICを降りて~R23号で鈴鹿市某所へ。マイカルはつぶれて別のホームセンターに、その先に広大に広がっていた工場跡地は住宅街になった、までは知っていたのですが、さらに新しくホームセンターを建設中で、道路も増えていてあらびっくり。どうやら、F1復活対策で鈴鹿じゅうでアクセス改善をしているんだそうです。
で、待ち合わせ場所でクルマを乗り換えてサーキットに向かいました。すると、あったはずのジェットコースターがなくなり、コース下のトンネルは片側通行になったりと、鈴鹿サーキット大工事中にまたまたびっくり。
さて、ミニモトを走るためには、鈴鹿サーキットのライセンスを更新しなければなりません。わたしはすでにライセンスホルダーでしたが更新していなかったため、3年ぶりに更新手続きを行います。
可笑しかったのは、更新と受け付けが行われたプレスルームでのみなさんの会話。
「おぅっ、久しぶり。太ったな~」
なんか、太ったな~が挨拶代わりになってました。多分、前回のミニモト耐久のためにダイエットしたライダーさんも多く、正月明けで太った? のかも。
無事、受付も済み、走行……と行きたいところなのですが、このごろ鈴鹿サーキットでは安全対策の強化をはかっており、まずはライダーブリーフィングで講習を受けます。白地に斜め十字のレッドクロス、オレンジボールなど以前はなかった旗の意味などを学びました。
次に、下見バスに乗り込みます。わたしはヘアピン先のシケインをまだ走ったことがなかったので、元GPライダーを先生役に(なんて贅沢な!!)して乗り込みました。
ピットレーンをゆるゆるとバスが走ると、パドックからあとからあとから人が出てきて途中乗車しようとします。しかしあいにく座席は満席。次のバスに乗り込むように、と、通学バスのような懐かしい光景。安全のために座席に座っていないといけないみたいです。
さてさて。いよいよ走行が始まりますが、われわれのマシンはまだ開発途中。というのも、今回のマシンはRSフレームにCB125RSのエンジンを積むという珍しいマシンなのです。なので、1本目はGPの鷹だTさんがセッティングを出しつつ走ります。3周毎にピットインするのでラップタイムは正確にはわかりませんでした。
2本目の前に、ライディング講習会というのがあり、Tさんとメカ兼ライダーのHさんとともに冷やかしに
勉強しにうかがいました。
講師の加藤義昌氏は1993年の全日本GP125チャンピオン。最近はスノーボードの講師もされているそうで、優しく丁寧な解説でわかりやすかったです。
「まずブレーキングポイントを掴む練習を」
とのこと。ミニモトはいったいどこまで突っ込んでいけるのか分かりにくいので、とても大切なポイントだと思いました。
午後の2本目はT氏&H氏で再びセッティング出しの走行。CB125RSはツインキャブなので、キャブセッティングがたいへんなのですが、メカH氏の手は早い。ちゃっちゃかセッティングが変えられていきます。
さて、いよいよ3本目は不肖ゆっきーの走行に。この数カ月、頭の怪我に始まり、呪われた数カ月だったので、今回、走れる喜びはひとしおでした。
レーサーフレームに乗るのは、その昔、スラクストンのTZ-SRでエキスパートシングルに出た以来でした。さすがはレーサーフレーム、普段乗っているニンジャとは全然違います。
さらには、ハンドルの振動がSRレーサーを思わせるもので、全開付近まで回し続けていないと、振動に耐えられず、もう無理っと手を離しそうになりますが離すわけにはいかないので頑張りました。
メインストレートでは、コントロールタワー付近ですでに吹けきってしまうのですが、それは体重差のようでした。T氏、H氏と20kgくらい差があります。
しっかし、ミニモトの手ごわいところは、ずーーーーーーーーーっと伏せの姿勢なので、首と肩、背中がえらいキツいということです。40分間走ったのですが、ピットに戻ったときにはヨレヨレでした。
無事、走行は終わったものの、マシンが遅い、ということで、某所に戻り、さっそくパワーチェックをします。
セッティングを変えつつ何度か測るのですが、出てくるパーツが本格的過ぎ。
レギュレーションの関係上、リストリクターを付けなければならないのですが、すでに削りだしで何点か制作されていました。
関係ないけど、なかなか覚えづらい言葉のリストリクター。「リフレクター」とか「リトラクター」とかいろんな言葉が飛び交ってますが、もっと言いやすい言葉にすればよかったんじゃないですかね。「規制装置」とか。
いやしかし大の大人が真剣に遊んでいる姿は面白くもあり楽しくもあり、本質はそうでなきゃと自分を顧みるきっかけにもなりました。
せっかくの鈴鹿なので、〆めは肉ーーーーーっ!!
がっつりご飯も食べずに肉でお腹いっぱいになったおかげか、翌日からの筋肉痛はかなりラクでした。
++++++日乗+++++
そうは言ってもダイエットは必要かも。こちらは増量お願いします→人気ブログランキングへ
| 固定リンク | 0
「スポーツ」カテゴリの記事
- マン島TTとは、いかなるレースなのか。~2013公式DVDライナーノーツより(2021.07.04)
- サーキットの入場料を一覧にしてみた(2018.05.11)
- 【お知らせ】5月6日スパにしサーキットスクールはレディスクラスも開催!(2018.04.10)
- 日本のMFJはFIMと違って引き続き「ロードレース」の呼称を使用(2016.01.15)
- FIMから“ロードレース Road Race”の文字が消えた(2016.01.14)
「09.バイクイベント」カテゴリの記事
- 2024年も小林ゆきはバイクざんまいでした!(2025.01.01)
- 10月27日(日)“ワイルドボアで遊ぼう”マルシェ&ゆきズムin倉敷(2024.10.11)
- 9月15日(日)バイク女子部ミーティング-バイカーズパラダイス南箱根 「Kommonうでわ」で出店します!(2024.09.13)
- 今年もマン島TTレースを取材しにきています(2024.05.26)
- 2月17日(土)ゆきズムじゃんぼりーvol.7 開催! ゲストは山口良一さんです(2024.01.21)
「MFJ」カテゴリの記事
- 日本のMFJはFIMと違って引き続き「ロードレース」の呼称を使用(2016.01.15)
- FIMから“ロードレース Road Race”の文字が消えた(2016.01.14)
- 2016年モータースポーツ/バイク関係主要イベント(2016.01.17)
- 年金関連のツイートまとめ(2013.03.09)
「12.モータースポーツ」カテゴリの記事
- 2024年も小林ゆきはバイクざんまいでした!(2025.01.01)
- 今晩! 2024年12月13日(金)すきぱむラジオに出演(2024.12.13)
- 【掲載情報】世界最古のバイクの公道レース「マン島TTレース」が今年も開催 2024年5月27日から(バイクのニュース)by小林ゆき(2024.05.29)
- 今年もマン島TTレースを取材しにきています(2024.05.26)
- 12月9日(土)10日(日)はバイク弁当さんにてイベント! 水野涼選手のトークショーもあります(2023.12.06)
「01.バイク」カテゴリの記事
- 2024年も小林ゆきはバイクざんまいでした!(2025.01.01)
- 今晩! 2024年12月13日(金)すきぱむラジオに出演(2024.12.13)
- 10月27日(日)“ワイルドボアで遊ぼう”マルシェ&ゆきズムin倉敷(2024.10.11)
- 9月15日(日)バイク女子部ミーティング-バイカーズパラダイス南箱根 「Kommonうでわ」で出店します!(2024.09.13)
- チェストプロテクターの説明が難しかった話(2024.09.11)