G-FP2DF1P69Y スーパーカブvsギア: 小林ゆきBIKE.blog

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2008.02.17

スーパーカブvsギア

午前1時ごろから午前5時くらいの深夜早朝でも、働く音が聞こえます。

午前1時半ごろ出勤するのはお隣さん。クルマで出動して3時間ほどで帰ってくるんですけど、どんなアルバイトなんでしょうか。

午前2時ごろ決まって来るのは、スクーターの音。一軒一軒停まるのでポスティングでしょうか。今どきのスクーターなんで、4ストロークの音です。今どきは新聞を取っている家が減ってきているので、こうしてポスティングしないと折り込みじゃ効果がないのでしょう。

午前2時半ごろクルマで出勤するのはお向かいさんの子ども。3時間くらいで帰ってくるので、たぶんアルバイトなんでしょうか。

午前3時に早くもスーパーカブの音。朝日新聞の配達です。最近、新車にしたようで、ガシャコンガシャコンという音は少なくなりました。

午前4時ごろにはヤマハギアの音。毎日新聞の配達です。毎日新聞も最近、ギアに変わったのですが、以前は2ストのメイトを使っていて、ピャ~ンピャ~ンと威勢のいい音がしてました。

午前4時半ごろには軽トラの音。牛乳配達の音です。ポンポンポンポンという音とともに、クルマを停めるとカシャンカシャンと牛乳ビンが当たる音が。

午前5時ごろが最後の働くバイクの音。スーパーカブで読売新聞が配達に来ます。シフトを入れるときのガシャコンガシャコンという音、サイドスタンドをガシっと出す音、ポストに差し入れたときのシュッカランカランという音。一連のよどみない音の連続に仕事っぷりを感心したり。

午前6時ごろにお向かいさんのご主人が早くも出勤し、7時くらいには向かいや隣の隣の高校生たちが学校に向かい、7時半から8時くらいには小学生が、9時くらいに近所の研究所にお勤めのみなさんが出勤していきます。

9時になるとヤマト運輸の配達が始まり、10時には郵便局の配達が来て、11時くらいには「さわやっかっなさわやっかなヨコハマおーはーよー、ヨコハマはゴー30」を流しながら清掃局のクルマが来て、午後には宅配生協の配達が来て、ときどき「いらなくなったバイク、黒い電化製品、引き取ります」という軽トラが回ってきて、冬にはなぜか「月の砂漠」を流しながら灯油販売のクルマが回ってきて、年に一回くらい豆腐の流し売りとかパンの流し売りとか焼き芋屋さんが回ってくるけど定着しない。

話はだいぶそれましたが、先日の積雪の日。こんな雪の日はさすがにバイクで新聞配達はしないだろうなあと思っていたら、道の角でズシャーシャーとドリフトしながら配達しているカブの音。転んでいるんじゃなさそうでした。朝日新聞の配達員さんは元気だなあと思っていると、続いてギアもズシャーズシャーとドリフト。なんだか楽しそうな音でした。寒い中、バイクでのお仕事、ご苦労さまです。


++++++日乗++++++

働くバイクという需要はなくならないと思う。

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