G-FP2DF1P69Y LSOの応急手当講習に行ってきた: 小林ゆきBIKE.blog

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2008.02.04

LSOの応急手当講習に行ってきた

LSO(モータースポーツライフセービング機構)の一般募集応急手当講習(L.S.F.A.-Basic Skills First Aider with CPR&AED Training認定)に行ってきました。
CPRの訓練のせいか、首と肩が筋肉痛であります。

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LSOはモータースポーツに携わる人たちにファーストエイドを普及させる活動を行っている団体で、一般応急手当講習はモータースポーツの現場に限らず、広く一般社会や交通社会の現場で役立つファーストエイドの講習を行っているそうです。

応急救護の指針(ガイドライン)は医療の進歩とともに年々変わりますので、できれば2年以内ごとに講習を受けて欲しいとのこと。
わたしの場合、前回受けたのが2004年だったのですでに4年も経ってしまいました。

講習は朝9時半から夕方5時ごろまで。講習料は2500円で、立派なテキストが付きます。今回参加したのは全部で17名。モータースポーツに関係する人だけでなく、バイクに乗り始めました、という一般のかたもいました。

Img_1250

(このテキストはLSOで販売しています)

この4年で救急蘇生法の指針が大きく変わっていたのは知っていましたが、講習内容も大幅に変わっていました。

2006年の日本救急医療財団 心肺蘇生法委員会が出した指針(ガイドライン)によれば、たとえば以下の点が大きく変わりました。


●CPR(心肺蘇生)の方法

旧ガイドライン

胸骨圧迫(心臓マッサージ)15回+人工呼吸2回 の繰り返し

新ガイドライン

胸骨圧迫 30回+人工呼吸2回 の繰り返し

●AED(除細動器)の使用

旧ガイドライン(というか法的に)

医療従事者のみ使用可。一般人は使用禁止。

新ガイドライン

誰でも使用可


ほかにも、

・循環の確認の方法が大幅に省略されて短くなり、「生の徴候を調べる」に変わった。

・感染症防止への注意喚起が強化された。

などが大きく変わったなと感じた点。


心肺蘇生が必要なときというのは、大きく分けて2つ。細かく分けてさらに3つ。と考えられるなあと思いました。


●大分類

1)病気

2)怪我(不慮の事故)

●中分類

1)病気 → 脳疾患、心疾患、それに伴う窒息や怪我

2)怪我(不慮の事故) → 脳の損傷、心臓停止、出血


CRPに人工呼吸はいる・いらないの議論があるそうですが、それについてはまた改めて。


++++++日乗++++++

二子玉川駅の高島屋駐輪場(無印良品の裏手)が終了したらしく。しかし、コイン駐輪場が近隣にできているそうです。

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