G-FP2DF1P69Y 小林ゆきBIKE.blog: 2008年1月

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2008年1月

2008.01.31

今晩映画「モーターサイクルダイアリーズ」

今晩、夜9時からNHK衛星第2(BS2)で映画「モーターサイクルダイアリーズ」が放映されるそうです。

番組HPはこちら

映画「モーターサイクルダイアリーズ」は、革命家チェ・ゲバラが若き日に親友アルベルトとともにバイクのタンデムで南米を旅した物語。バイクで転倒したりバイクが壊れたり、地元の人に親切にされたりと、ロードムービーの王道をいきますが、途中からは当時の南米事情やハンセン病隔離施設での出来事も織りまぜられ、いかにしてエルネストは「チェ」となり、やがては革命家となっていくのか、ルーツがわかるような映画です。

壊れたバイクを手放すシーンなんて。。

DVDのコレクターズ・エディションに納められているメイキング版映画「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」もおすすめです。かなりのお歳を召したアルベルト本人が映画撮影に立ち会っています。



++++++日乗++++++

値9→6→11。順調に戻っています。

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2008.01.29

浅場さん

[速報]昨日?交通事故で亡くなられたそうです。お通夜は明日夜、告別式は明後日昼、大田区の玉泉院にて。という情報が入って来ました。なんとも残念です。

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バイク保険にも割引制度を!

先日の会合で得た情報から考えたことなのですが。

自動車の任意保険には自動車の装備などによって各種の割引制度があります。
たとえば……

・ABS割引
・エアバッグ割引 運転席にエアバッグ装備
・安全ボディ割引 衝突安全基準に適合している衝突安全ボディ車
・環境対策車割引
・横滑り防止装置割引
・盗難防止装置割引 (イモビライザーや電子式移動ロック装置を装備)

などがあります。

ABSや盗難防止装置はバイクでも普及が進んでいますね。
エアバッグはいまのところホンダのゴールドウイングだけですが、今後はビッグスクーターへの搭載を期待したいところです。
安全ボディ割引はバイクに適用するのは難しいですが、環境対策車割引は、かなり多くの車種で適用されてもいいんじゃないでしょうか。

ところで、わたしは最近、エアバッグベスト(RSタイチさんのエアバッグプロテクションのカタログはこちら(PDF))を着用してバイクに乗っています。詳しいリポートはまたするとして。

エアバッグベストや胸部プロテクションなどの装置は事故時の重症化や死亡を防ぐことが期待されています。埼玉県警では胸部プロテクターを普及する活動をしていて、白バイ隊員も着用が始まったとのことでした。

プロテクターでバイク事故歯止め 免許試験でPR 埼玉

オートバイの死傷事故に歯止めをかけようと、埼玉県警が「胸を守るプロテクター」の普及に取り組んでいる。
(朝日新聞 2008年1月26日より)

それで、先日の会合でも話がでたのですが、後づけの胸部プロテクションは正直着用が面倒なときがある、とのこと。エアバッグベストはそんなに面倒とは思わないし、今ではこれがないと安心できないなあという気にさえなります。ただファッション的にはどうなんだとか、価格が、とか、普及にいたらない課題はまだまだあるようで。

そこで、プロテクションウエア着用を促進し、重大事故を防ぎ、なおかつ加入率の低いバイクの任意保険の加入を促す意味でも、バイクに各種の安全対策割引をして欲しいなあと切に思います。

このブログをご覧の自動車保険会社のみなさま、あるいは損保会社に関係の深いバイク業界のみなさま、どこかに突破口はないものでしょうか。

プロテクションウエアだけではありません。自賠責の賠償額が低すぎる時代において、任意保険加入はとても大事なことなので、上記のようなエアバッグ割引とか環境対策車割引なんかもぜひ実現してほしい。

クルマにはほかにも

・新車割引
・安全運転講習会割引

なんかがあるそうです。
「安全運転講習会マニア」なる層もいるくらいのバイク界。ドライバーより安全運転意識が高い人、新車を大切に乗る人も多いはず。
ETCや初回車検3年制度もバイクは遅れをとってきました。希望ナンバー制度は実現すらしてません(Mさん談)。

♯希望ナンバーは大阪の和泉市で日本で初めて原付一種で在庫に限り取れるようになった。

バイク任意保険の各種割引も保険の細分化傾向に準じてぜひとも実現してほしいものです。


++++++日乗++++++

庄屋。学生より教員のほうが多い?

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2008.01.28

駐車監視員にバイク駐車場を尋ねる

都市部では「交通監視員」と呼ばれる緑色の制服の人たち(必ず二人一組)をよく見かけます。例の、駐車違反取り締まり民間委託された人たちです。

先日、とある会合にて知ったのですが、バイクの駐車違反取締り件数は東京がダントツに高く、神奈川、大阪なども突出して高い反面、ゼロの県もあるそうです。ゼロですよ、ゼロ。

東京などの取り締まりの特徴は、「一網打尽」にされちゃうことだそうです。ですから、ある日突然、それまですらーっと並んでいたバイクたちが取り締まり強化に気づいてそこには停めなくなる。
ではその後ちゃんと有料駐車場にバイクを停めるのかというとそうでもなく、ドア・トゥ・ドアで乗れないんじゃ不便だ、じゃあバイクやめるか。バイク降りるか。ってなことになってしまう。というのが、深刻な都市部でのバイク不況の正体なのだ?という見方も出てきました。

さて、東京都心部や横浜などではこの1年で急速にバイク駐車場が増えてきました。とはいうものの、車の駐車場に比べると桁が2桁か3桁、いや4桁少なく、街に赴いてぶらーっと2、3周も走ればどこかにバイク駐車場が見つかるというわけではありません。

バイク駐車場があったとしても、通りから看板が見づらく見つけにくかったり、便利な場所は満車だったりと、なかなか利用が進まないのが現状でしょう。

そこで。

町なかで緑の人たちを見つけたら、

「バイク駐車場はどこですか?」

と、今度から尋ねるようにしようと思います。
そもそも取り締まりする立場の人たちが、バイク駐車場の場所を知っているのだろうか。
取り締まりだけじゃなく、停められる場所を案内して利用促進させるのが、バイク駐車問題解決の今の問題ではないかと思うのです。

NMCA日本二輪車協会では引き続き、バイク駐車場増設陳情のための署名活動を行っています。

インターネット上では3万5000名ほどですが、紙の署名を合わせると50万名弱が集まっているそうです。でも、バイク駐車問題はライダーだけの問題ではなく、車、自転車、歩行者にとっても利益になることですから、さらなる数が集まることを期待したいですね。


++++++日乗++++++

そろそろ環境移行終了させたい。

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2008.01.26

映画「団塊ボーイズ」まもなく公開

テレビCMも流れているバイク映画「団塊ボーイズ」が、まもなく2月9日から上映されるそうです。

主演はジョン・トラボルタ。
4人のいいトシしたオトナが、バイクで旅に出るというお話。
よくあるロードムービーかもしれないけど、アメリカでまだまだ流行のバイカー文化、バイクミーティング文化をコンテンツにしてうまく練り上げた映画なのだと思う。

それにしても邦題のネーミングが絶妙だなあ。
原題は「Wild Hogs」というそうですが、HOGはまったく日本の一般社会に浸透していない言葉だから(アメリカではどうか?)心情あらわな団塊ボーイズというのはなかなかいいですね。

一人旅もいいけど、思い出の共有ってのも何歳になっても楽しいもんだと思います。

そのまま日本版も作ってはどーか、と思ったら、こんな記事があったことを思い出しました。

映画「いい爺いライダー」

隣町との合併に反対した町の高齢者が暴走族となって暴れ回るが、最後は合併を受け入れ、若者に町の未来を託すというストーリー。

だそうだ。(サンケイ新聞より)

バイクは人生を、社会を顧みるツール?

++++++日乗++++++

OSが起動しません(悪夢)。

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2008.01.25

レーシングライダーは発毛剤と風邪薬に注意

オートバイのレースでもアンチドーピング規定が導入され、国際大会や全日本レベルの大会ではドーピング検査が行われることがある。

朝日新聞2008年1月24日の報道によれば、たとえば発毛剤や血圧降下剤に禁止物質が含まれているという。

ネット上のニュースには出ていなかったが、紙面では市販薬などの詳しい薬品名が掲載されていた。

「薬剤師のためのアンチ・ドーピングガイドブック2007」を元にしていて、現在ウエブ上でも見ることができる。(参考サイト

たとえば、以下がある。(○はドーピングにひっかからないもの)

[総合感冒薬]
×葛根湯
×新ルル

[胃腸薬]
×ワクナガ胃腸薬G
○ワクナガ胃腸薬U

[便秘薬]
新コッコアポA錠

[せき止め薬]
×コルゲンコーワせき止め透明カプセル


発毛剤や血圧の薬、市販の風邪薬や胃腸薬なんて、切実な薬もあるし、何気なく使っているものもあると思う。ねんのため、お気をつけあそばせ。


++++++日乗++++++

東急田園都市線の混乱に巻き込まれました。1.5kg痩せました。

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2008.01.24

すき間活用のバイク駐車場~原宿編

日々、バイク駐車場ウォッチングをしているわたしですが。
先日、ナベゾ画伯の個展を原宿界隈に観に行ったとき見つけたのが、このタイムズのバイク駐車場です。

Img_1152_2

Img_1153

ご覧のように、現場はマンションの奥にあって、クルマの駐車場としては表通りから見えにくく、狭くて入庫しづらい立地ですが、バイクの駐車場としてはまったく問題ありません。
原宿や表参道にもほど近く、利用しやすい場所です。

難点は、バイク駐車場があるかどうかは表の看板からは見えにくいことでしょうか。

こうしたすき間が活用できる土地は、都内であっても他にもたくさんあると思います。稼働率が上がればどんどん増やせるのではないでしょうか。

++++++日乗++++++

横須賀に行ってきた。けっこう大きい街なんですね。英語の看板、終業を知らせるサイレンが軍事っぽくていかにも横須賀、でした。

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2008.01.23

[バイクライフハック]2月は重整備のチャンス

日頃から気になっているけど時間がかかりそうだなあ、と二の足を踏んでいる重整備はありませんか。
エンジンのオーバーホールだとか、足回りのベアリング交換だとか。
そんな重整備を、シーズンオフの2月に依頼するのはいかがでしょうか。

3月になると、ツーリングシーズンになって突発的な修理が増えたり、新車販売をしているバイク屋さんは営業で忙しくなるかもしれない。
あと、3月は車検場も混むらしいですよ。

2月なら、決算前だし、突発的修理は3月よりは少ないだろう、ということで、この際、2月はバイクは乗らずに預けて整備・メンテナンス、ってのはどうでしょう。

++++++日乗++++++

雪ですねぇ。

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2008.01.22

首が回ると視界が広がる

首が回ると視界が広がる

といっても、借金とか資金繰りの話ではありませんが。

寝違えとか鞭打ちなんかやらかしますと、しばらく、真横を向くのが大変だったりします。
わたしも何度かリハビリに通ったことがあり、

「はい、アゴが肩に着きますかー?」

と問われ、アゴって肩に着くんだったっけ? などと思うくらい首が硬かったときがありました。

首が治った時、バイクや車の運転中、左右後方の安全確認を、目線だけではなく、首ごと向けると、こんなにも視界が広がるんだなあ、と改めて思いました。

というわけで、ストレッチとかヨガなんかで普段から首を柔らかくしておくと、交通安全に役立つかもしれません、というお話でした。

++++++日乗++++++

目線だけ斜め上を見る、というリハビリもやりました。なんでも、PTさんによれば、目の奥の筋肉も凝って、肩や腰にひざに影響が出るんだとか。左右どちらかが凝ってると、目だけ斜め上を見たととき、目の奥がしんどく感じられます。そこをストレッチしてほぐすのだそうです。

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2008.01.21

排出ガス権小売で趣味人を救え

世界一厳しい日本の排気ガス規制や騒音規制は今後、過去に販売され車検を通ってきたバイクや車まで乗れなくなる恐れがある。

たとえばイギリスなんかは100年前のバイクや車でも車検を通すことができるし(ヘッドライトがガスランプでも、だ!)、アメリカも州によっては車検がない。

日本じゃそんなわけにはいかないかもしれないけど、せめて20年、30年前くらいの乗り物は出荷時のままの姿なら、その当時の基準で通せないものかなあ。と考えていましたところ。

新風舎のニュースを見て思いつきました。あんまし、関連がなさそうに感じるかもしれないけど。

古い乗り物に乗り続けたきゃ、代わりに排出ガス権の購入を義務付ければいいのだー、わはは。

京都議定書に基づく排出ガス権の売買は、削減できなければ数字の上でプラスマイナスゼロになるよう数字の上で排出ガスをチャラにできる究極の権利権売買の虚業ですが(極論)。

欧米で始まっている排出ガス権の小売は、たとえば家庭内で排出しているであろう数字に対して、エコロジーのため(という幻想のため?)に排出ガス権を買うことができるビジネスです。排出権を買うと自然エネルギー発電に回るかもしれないし、木を植えることになるのかもしれません。
お金を払ったからって、目に見えるものは何も手に入りませんが、地球規模のエコロジーに協力しているという満足は得られるわけです。結果的に、本当にチャラになるかもしんないし。

ともかく、インターネットやなんかでCO2排出権を販売して気軽に買えるようにして、もしくは○○協会とか財団法人とか作って新たな利権を作って陸運事務所の脇の建物で売るでもいいですけど、排ガス権販売証明シールを買って貼ればちょっと古いバイクでも車検が通る、なんてことにすれば、これからもみなさん趣味人を続けられるのではないでしょうか。

ってのはどうですかね?
騒音規制問題は解決できないですけど。


++++++日乗+++++

久々に電車に乗りました。首都高のガラ空きとは対照的に、ラッシュアワーじゃなくても混んでましたねぇ。で、びっくりしたのは、皆さんマジメに本を読んでいるか、勉強しているか。漫画を読んでいる人は皆無だし、週刊誌以外の雑誌を読んでいる人もいない(涙)。確かに、バイク雑誌なんか広げたら、もろにどんな趣味の人かわかっちゃいますからねぇ。

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2008.01.20

小池百合子氏とバイク

週刊文春に、「小池百合子元環境相がバイク雑誌の表紙に エコはどうした」というようなタイトルの記事が出てた件を書きましたが。

読んでみました。

内容の多くは自民党オートバイ議員連盟の小里貞利代議士の話。日本は高い技術力を持った二輪メーカーがあるのに正しく理解されていない、というようなバイク業界の詳しい話でした。

で、小池百合子氏についてはというと、バイクに乗らないけどバイクが好きなんではないか、とのこと。

記事の締めくくりには、どこにでも顔を出す小池氏、みたいなことが書いてありまして。
けっして、バイク=反エコ、という記事ではありませんでした。

なんでもいいから無理やりこじつけでも小池氏を叩きたい、という記事だったみたい。

ちなみにその雑誌はミスターバイクでした。

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2008.01.18

バイク屋さんは人を幸せにできる仕事

バイク屋さんは、人を幸せにすることができる仕事。

バイクを売って、お客さんは新しい趣味を得て、新しい移動手段を得て、人生を豊かにすることができる仕事。

壊れたバイクを直して、お客さんは再びバイクを楽しく、便利に使うことができるようになる仕事。

バイクをチューニングして、改造して、今までと違ったバイクの性能を引き出すことで、お客さんがそれにニンマリできる仕事。レースで成績を残して喜びを分かち合える仕事。

バイクを引き取ったら、お客さんとのこれまでの思い出も引き受ける仕事。

チューニングは後戻りできない仕事。ノーマルからいじりはじめたら、その後の経過も含めたケアが必要になる仕事。


バイク屋さんは、人を幸せにすることができる仕事。


続きを読む "バイク屋さんは人を幸せにできる仕事"

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2008.01.17

バイク雑誌の表紙に出るだけで

週刊文春の見出しによりますと。元環境相の小池百合子氏がバイク雑誌の表紙に登場したそうですが、バイク雑誌の表紙に出ただけで反エコ? の論調です。
記事はこれから読んでみますが。

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2008.01.16

自賠責は値下げせず補償額の引き上げを

自賠責が値下げ、というニュースがありましたが。
とりあえず箇条書きにて。

・自賠責加入料が引き下げられる

・理由は(あとで)

・自賠責が補償する額は

・死亡・後遺症→3000万円

・傷害→120万円(治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料を含む)

・値上げ値上げの昨今、料金が下がるのは本当に喜ばしいことか?

・問題は傷害補償がわずか120万円であること

・健康保険を使ったとしても全額補償されない人が続出している

・過失割合の問題が絡むと悲惨なことにも

・無任意保険車問題は自賠責の低補償額を直撃

・無自賠責保険車に当たれば(もしくはひき逃げ、当て逃げ、事故誘因逃げ)もっと悲惨なことに

・無免許車も相当数いると思われる

・もちろん無車検車も

・というわけで、自賠責保険料は引き下げずに、傷害補償額をせめて300万円くらいにしたらどうか

・自賠責の傷害補償額120万円は20年くらい変わっていないのではないか?(要出典)

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2008.01.15

クイズ「KYB」は何の略?

「ねえねえ、KYBって何の略だか知ってる?」

「Bってなんだよ?」

「えーっと、Bは、“ば”だよ」

「じゃあ、

『空気 読めない 馬鹿』」

「ち、違うよ! カヤバだよっ!」


というような展開になり、ぎゃふん、でした。


本家KYB(7242)はこんな感じです。

KYBのみなさん、他意はございません、失礼しました~。

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2008.01.12

MRI顛末記

12月にこんなことになりまして。
階段から転落、流血、頭にホチキス顛末記に詳しく事情を書いたわけですが。

その後、アタマの傷がばっくり割れないよう慎重に生活しつつ、本日、最後の検査を受けてきました。

全部で十数針縫ったりステイプラーで留めたりした傷のばっこう・抜糸は、怪我から約1週間後に行いました。

年明け、念のため脳の中に異常がないかMRI検査を行うとのこと。脳膜硬化症などの後遺症がないかどうかチェックするためだそうです。

そして本日、MRI検査を受けてきました。

実はわたくし以前に頭部のMRIを受けたことがあります。

「寝ないでくださーい」
「起きてるー?!」

と検査技師さんに起こされたことが思い出されます。

夕べあまり寝てなかったので起きていることに自信がありません。
にも関わらず、持参した耳栓の許可をいただきました。昔受けたMRIはとんでもなく大きな音がしたような記憶があったもので。

検査前には検査着に着替えます。頭の検査なので別に着替える必要はないような気がするのですが、感染予防のためなのでしょうか。
あと、ネックレスとか湿布、指輪を外すように指示されました。

予約時間になりまして、すぐに検査台に横になりました。足元には「足枕」を入れてくれ、ひざ掛けをかけてくれました。検査台にも柔らかなパットが敷いてあり、なかなか寝心地がいいです、ってオイ。昔受けたMRIのときは、やたらヒンヤリしたことを思い出しました。

頭にはいくつかの固定具を付けられました。これも昔はなかったことです。額はマジックテープでがっしり止められ、トラス構造(?)の大きなカゴのようなものをあてがわれ、すき間にはスポンジが詰め込まれました。
手はお腹の上に起き、ベルトで固定します。なにかあった場合に備えて、ナースコールのブザーを持たされました。

今回は別件で頬の検査もするため、

・寝ない
・舌も動かさない

と指示されました。しかし、まったく自信がありません(笑)。

2つの検査を同時に行うため、時間は約45分とのことでしたが、実際には55分くらいかかりました。
途中で「それでは次の検査に移ります」と声をかけられましたが、ハイ、寝てるとこ起こされたんだと思います。

結局、体感で10分くらいで終わったような。鈴鹿から横浜まで助手席で爆睡して5分で帰った(体感)こともあります。アトランタから成田まで食事の時間以外、体感20分、ということもありました。

昔受けたMRIは、ドームの外からハンマーでガン!ガン!と叩くような音がしたのですが、今回のはカン、カン、カン、とかブーーーーーンとかモフモフモフとか、いろんな種類の音がしました。大半は寝てたのでわかりませんが。

閉じていたはずの口は完全に開いてしまってました、ごめんなさい。

検査の結果、頭蓋骨、脳、血管ともに異常無し。
「若々しい血管が見えますよ、ホラ。この検査は以前は入院して造影剤入れないと撮れなかったんですよー」
と若干、自慢まじりの解説を聞きつつ、
「ハイ、これでお終い。おめでとうございます」
と、なんだか病院らしからぬお言葉をいただき、完治とあいなりました。

それにしても、脳外科の先生って、整形外科並に体育会系のヒトが多いのはなんでだろう。滑舌はいいし、声は大きいし、やたら自信タップリ、ニコニコしていてオカシかった。
あと、レントゲン技師さんとか、MRI技師さんって、若くて細身の男性が多いですねぇ。心電図とか肺活量検査をしてくれた技師さんは内田友紀ちゃんをスポーティにした感じのフレンドリーな美人さんでした。……というような人間ウォッチングを楽しめる病院を選んでよかったです。

検査料は健康保険を使って約8000円でした。

傷口にちょっとハゲが残りましたけど、「東京都では年間約100名ほどが階段から落ちて亡くなる」というのを聞き、この程度の怪我で済んで本当によかったと思いました。


++++++日乗++++++

みかんの皮を干してミカン湯に。

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2008.01.09

横浜駅西口近くのバイク駐車場

横浜駅西口近くのバイク駐車場
鶴屋町交差点の歩道橋とエレベーターの下にできた駐輪場です。こういう隙間の土地活用でどんどんバイク駐車場が増えるといいですね。

横浜駅周辺ではどんどんバイク駐車場が増えているようですよ。

(例:横浜市営自転車駐車場

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2008.01.08

ネットで出来るユーザー車検予約

前回わたしが受けた車検は平成18年1月だったのでまだなかったんですが、平成18年2月から自動車検査(継続車検など)の予約がインターネットでもできるようになってまして。

(自動車検査インターネット予約)

以前の予約電話は自動音声対応でけっこう時間がかかったりしたのですが、ネット予約は登録番号か車体番号の下4桁を入れて予約したい日にちと時間帯をクリックすればOKで、これはとっても便利。

予約できる時間帯は、

第1ラウンド 第2ラウンド 第3ラウンド 第4ラウンド

というように午前、2ラウンド、午後2ラウンド、合計4ラウンドのボクシングみたいなことになっております。
時刻は以下の通り。

受付時間 8:45-10:15 10:15-11:45 13:00-14:15 14:15-15:45
検査時間 9:00-10:15 10:30-12:00 13:00-14:15 14:30-16:00

自動車検査のインターネット予約は24時間稼働中で、

○:空きあり
△:若干空きあり
×:空きなし

がリアルタイムで表示されるのもまた便利。


ところで、今年平成20年1月1日より、検査手数料が値上がりしてます。
継続検査は300円、新規・構造変更は600円などとなっていますのでご注意を。


++++++日乗++++++

エアバッグシステム搭載レーシングレザースーツ“T-RAPS”の転倒実証実験を明日、RSタイチのFさんが身体を張って行うそうだ。見に行けないけど後日談を期待(何の?)したい。

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2008.01.07

月に1200kmの走り込み

月に1200km、と言ってもバイクの話ではナイ。
アテネオリンピックの女子マラソン金メダリストの野口みずき選手の練習である。

月に1200km、と言えば、毎日約40km、自分の足で走っていることになる。

毎日毎日、フルマラソン……!
世界を制する、とは、そういうことかと思った。

オートバイのモータースポーツで言えば、フルマラソンに匹敵するのは例えば、鈴鹿300kmであるとか、鈴鹿8耐一人分約600kmだとかそんなところか。
仮に、毎日毎日300km×30日=9000km。
稼ぎまくっているバイク便ライダーでもそこまで行かないかもしれない。

バイクで月に1200kmをコンスタントに走るのも案外、たいへんだ。
例えば、通勤で毎日片道30km、往復60kmを月に20日間。
例えば、往復300kmツーリングを毎週、毎週。

わたしはバイク便をやっていたころ、プライベートの走行も合わせて年間5万kmくらい走っていた。それでも野口みずき選手レベルにはとうてい届かない。今は、数台持っているオートバイとか仕事で乗らせていただくバイクの走行距離を合わせて年間だいたい2万kmくらい。クルマを合わせて3万km前後だから、すっかり少なくなった。

バイクで月1万kmとか年5万kmは今はとうてい無理だけど、せめてバイクで月1200kmは走りたいものだなーと感じた新年でした。


++++++日乗++++++

(念のため) 喪中×2につき、新年のごあいさつは控えさせていただいております。

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2008.01.05

パリダカ治安悪化で中止に

通称パリダカことダカールラリーがアフリカの治安悪化で全面中止になったそうだ。というニュースを見て気になってたことを簡単にクリップ。
(グーグルの“ダカールラリー中止”に関するニュース検索

1979年から始まったパリ・ダカールラリーは現在では冒険ラリーの最高峰だけど、なぜパリが出発点で、なぜアフリカを通るのか。

同じフランスを舞台とする(ダカールラリーはもはやフランスが舞台ではないが)歴史学者ヴィガレロが書いた論文には、自転車レースのツール・ド・フランスについて「国民国家」の視点で分析されている。

Vigarello,Georges, 1992 “Le Tour de France” 「伝統」「さまざまなフランス Les France」第三部第二巻『記憶の場』 Editions Gallimard (=ジョルジュ・ヴィガレロ著、杉本淑彦訳、2000年「ツール・ド・フランス」『思想』岩波書店、2003年5月号、pp.86-118.)

ツール・ド・フランスで使われる周回コースは、フランスの旧帝国地域、国境、国土をイメージさせるものだ、という。

マン島TTレースで使われるマウンテンコースも、マン島の主な町を通るルートである。ダグラス(首都)~セントジョーンズ(議会=ティンワルドが行われるまち)~カークマイケル(教会のまち)~ラムジー(マン島第二の港だったまち)を通る。黎明期には、マン島第二のまちオンカンを通らずにわざわざガバナーズブリッジ(マン島政府のある場所)を通るルートに変更されてまでいる。
バイクのTTレースの前に行われたカーTTのためのトライアル(試走)では、さらにキャッスルタウン~ポートエリン~ピールといったマン島の主なまちを通る、マン島ほぼ一周の壮大なルートだった。
これはつまり、「マン島」とはどんなところか対外的にアピールするためのルート選定だったのではないか、と思われる。

というわけなので、パリダカのルートも旧フランス植民地をイメージさせるルートなのだ、とも解釈できるのだが。
フランス側の主催者がルート選定して旧植民地の国々にレース開催を認めさせ、無事開催できてきたのは、第一次世界大戦の戦勝国であるフランスと旧植民地との間に依然として存続関係があったのではないか、結果的には和平が保たれていたのではないか、との見方もできるし、今回の事件はついに第一次世界大戦後の従属関係が崩れてアフリカの独立元年となるのではないか、とも思ったけど、今回の中止の原因は

「国際テロ組織アルカイダと関係のある「スラミック・マグレブ」という武装集団がモーリタニアで起こしたテロ事件」

だというわけで、国家間の問題ではなさそう。しかし、事件がギャングとか海賊・山賊のように強盗の類ではなく、思想を持ったテロなのであれば、グローバルな和平に影響を与える問題であり、モータースポーツもとうとうそこまで影響を受けるようになる時代になったのかと思って備忘録的につらつらとクリップした次第。

全然関係ないけど、ちょっと前までわたしのような仕事をしていると、「やっぱあれですか、最終的な目標はパリダカですか」とかなんとか聞かれることが多かった。わたしは目が悪くてコンタクトレンズ使用者なこともあって土系・砂系はほとんどやらないのだけど、バイク業界の最終的な目標・憧れとは一般的にパリダカなのか~と不思議に思っていた。たしかに、バブルごろからバイク業界でパリダカ、バハ1000をはじめとする海外ラリーに挑戦することが流行りではあった。それは、二輪車のエンデューロやラリーのライセンス制度が曖昧だ、という制度的なゆるさもあったように思う。ロードレースで、例えばデイトナ200を目指します、マン島TTを目指しますと言っても、基本的にMFJ国際ライセンスがないと無理だし。かつてMFJ国内ライセンスでもFIMライセンスが取れたけど、実力が国際ライセンス級でないとなあ。とか。

とはいえ、パリダカに興味がないわけではナイ。“パリダカ”という現象は見ておきたい。せめて、いつかはセレモニアルスタートだけでもいいから見に行きたいという企みは腹にいつも仕舞ってある。出来れば、パリのスタートがいいのだけれど。“パリダカ”だし。


++++++日乗++++++

トースターで餅を焼いたところターンテーブルに餅が絡みつくという惨事に(涙)。

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2008.01.04

自治体ごとに対応が異なるカラー舗装

東京都が最近、派手に赤色舗装を始めたのでおやっと思っている。

確かにカラー舗装は認知度が高くなり、事故防止や渋滞防止に役立ちはするが、道交法で定められた道路標示ではなく、都道府県や市町村の自治体レベルの対応がまちまちになりやしないかちょっと心配。

道交法を読んでみると、道路標示とは以下の定義の通り。

道路交通法

第一章総則 第二条 十六
道路標示
 道路の交通に関し、規制又は指示を表示する標示で、路面に描かれた道路鋲ペイント等による記号又は文字をいう。

道路標示とは規制や指示をするもので、線や記号や文字を指すのだという。
だから、「歩行者はここを歩きましょう」とか「駐停車禁止場所をお知らせしますよ」とか「交差点ですから注意してください」のようなマナーを表すカラー舗装は道路標示には含まれないのだろう。

実際、各地のカラー舗装はこんな感じになっている。東京都は赤い道路がキモ。歩道が緑のところもある。

スムーズ東京拡大作戦

キャンペーン用サイトのキャッチには「赤い道路は停めちゃダメ!!」と書いてあるけど、道路が赤くペイントしてあることが規制の目印みたいなことになっていてこれはちょっと微妙な表現。

海老名市では歩道を緑色に、交差点を赤褐色に塗っている。(タウンニュースより)

倉吉の国道9号線では交差点付近を青色にペイントしている。

Colorroad

倉吉河川国道事務所のサイトより)

あと、倉吉は横断歩道が緑色

都道府県市町村でカラーの意味がそれぞれ違うと混乱をきたすのではないか、と心配したけど、よく考えたら、たとえば石畳の道路とか未舗装の道路なんかは運転者が自分の目で状況を判断しつつ利用するのだから、認知度が高くなる以上の意味さえあれば色の種類は関係ないかもしれない。

オマケ。
インドの会社の広告だそうなんですが。(元ネタ)

Pioneer_suspension

わたしはイタリアで実際、このくらいの大きさ・深さの穴にバイクで落ちたことがあります。首都高速のようないわゆる都市高速だったんですが、交通量が多い道路にも関わらず、道路の真ん中が陥没していました。自分の転倒は免れたんですが、後続車(2台目のトラック)が路肩の木にミラーをぶつけたもげた、とかでプチ事故となってしまいまして。
それ以来、わたしは日本の高速道路の料金とか自動車やガソリンにかかる税金の金額が高いと思ったことは(あんまり)ありません。これだけ道路の状態がいいのは高い料金や税金のおかげではないかと自分に言い聞かせてます。いや、確かに高速道路料金は高いけどさ、バイクの税金の安さは諸外国に比べると異常でしょう。


++++++日乗++++++


世界最速のインディアンの日本語吹き替えバージョンもなかなかよかったです。プロの声優さんの吹き替えは安心して聴くことができる。あと、インタビュー集で、ボンヌヴィルで登場する可愛らしい女性役の人がインタビューなのに延々、物語を解説するのがおかしかった。

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2008.01.03

2008年主要バイクカレンダー

おかげさまで当ブログも今年で5年目を迎えました。
本年もよろしくお願いいたします。


2008年の主要バイクカレンダーを記しておきます。

【1月】

内閣府が「生活安心プロジェクト」のパブリックコメントを随時募集中。締め切りはとくになし。

内閣府・意見募集中案件詳細

生活安心プロジェクトホームページ

※このプロジェクトは、「安心で質の高い暮らしに向けた総点検」と題して内閣府が行うもので、

「食べる」
「働く」
「作る」
「守る」
「暮らす」

の5テーマについて意見を募集しているものです。

バイク業界に関係するテーマとしては例えば、

「作る」→リコール問題、騒音規制問題、排気ガス規制問題、中国(偽)製品輸入問題など

「守る」→バイク盗難問題、交通安全問題など

「暮らす」→高速道路料金問題、バイクETC問題、バイク駐車場問題

などが挙げられるでしょう。

DE耐エントリー締め切り
1月21日(月)

【2月】

【3月】

デイトナバイクウィーク2月29日~3月9日、アメリカ合衆国フロリダ州デイトナ一帯にて。

大阪モーターサイクルショー
3月14日(金)~16日(日)、インテックス大阪2号館。

東京モーターサイクルショー
3月28日(金)~3月30日(日)、東京ビッグサイト。

【4月】

バイクアジア(シンガポールバイクショー)
4月10日~13日

DE耐
4月26日~27日 ツインリンクもてぎ

【5月】

マン島TTレース
5月24日~6月6日、マン島

【6月】

改正道交法施行
・後部座席シートベルト
・自転車の走行場所
などについて改正されます。

トライアル世界選手権 日本
5月31日~6月1日、ツインリンクもてぎ

鈴鹿300km
6月7日~8日、鈴鹿サーキット

【7月】

もて耐予選
7月12日~13日、ツインリンクもてぎ

鈴鹿8時間耐久ロードレース
7月24日(木)~27日(日)、鈴鹿サーキット

【8月】

バイクの日
8月19日

もてぎ7時間耐久ロードレース
8月30日(土)~31日(日)、 ツインリンクもてぎ

【9月】

ロードレース世界グランプリ第15戦 日本グランプリ
9月26日(金)~28日(日)、ツインリンクもてぎ

【10月】

インターモト(ケルンショー)
10月8日~12日

三宅島モーターサイクルフェスティバル
(日程未定)、三宅島

【11月】

EICMA(ミラノショー)
11月4日~9日、ミラノフィエラ

【12月】

++++++日乗++++++

劇場公開版とDVD版って違う場合があるのかな。

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