2007 バイク業界 ×と○
昨日に引き続きまして、2007年最後の今日は、バイク業界のこの1年を振り返ってみることにしましょう。
【2007 バイク業界 ×な出来事】
新騒音規制になるのかならないのか、業界が振り回される (ココとかココとかこことか)
2006年12月にパブリックコメントを募集したものの、半年以上経っても結果発表されないという状況。バイク用品業界はもちろん、輸入バイクメーカーの反対がありました。一番効いていたのは、機会業界の反対だったかも。
三宅島バイクフェスティバルを4メーカーがボイコットでイベント準備は大混乱 (ココにまとめて)
個人的には二輪ギョーカイ炙り出しの図、だったと思っていますが
「エンスー」という言葉の生みの親、ナベゾ画伯逝く (画伯の思い出)
先日は個展などが開かれ、傑作漫画集『お父さんのネジ』も発売になりました。
バイク駐車場増設要望の署名活動をしているが12月31日現在、オンライン署名は29939名しか集まっていない
NMCA日本二輪車協会でオンライン署名まだまだやってます。それにしてもたったの3万人とは。免許所持人口や二輪車所有台数から比べると少な過ぎる感あり。バイク駐車場が増えれば路上駐車や歩道駐車が減って四輪車や歩行者、自転車ユーザーにも恩恵があるので、ライダーだけでなく道路交通に関わる全ての人にお願いしたいです。
奥野選手、沼田選手
ほかに鈴鹿,、山梨でも死亡事故が。
阿部典史選手
交通事故だったこと、ノリックのこれまでの功績と現在の活動、大きなショックを受けるとともに喪失感でいっぱいです。
【2007 バイク業界 ○な出来事】
映画「世界最速のインディアン」が公開され、全国のライダーを感涙のるつぼに (ココにわたしのレビューが)
ニュージーランドの片田舎から時代遅れのインディアンで最高速度記録を狙うイカしたじーさんのお話し。まだ観てない人はDVDも発売されてます。
100周年を迎えたマン島TTが盛大に開催される (まとめ)
日本人サイドカーチームが無事完走。クラシックパレードに宇野順一郎さんが日本人唯一の参加。チャンピオンパレードには日本人唯一の優勝経験者、スズキの伊藤光男さんが参加。
鈴鹿8耐でヨシムラ優勝 (現場から)
ノリックの雄姿も長い時間堪能することができました。
新騒音規制、見送られる (まとめはココ)
市民→うるさいものはうるさいユーザー→うるさいのは一部の人間
行政→でもそんなの関係ねぇ!
メーカー→つか、技術的に対応できねー
.
.
行政→関係ねぇとか言ってみたものの、市民の声もユーザーの声もメーカーの声も無視できないしなー ←いまココ
チャレンジ三宅島'07モーターサイクルフェスティバル開催される (まとめは11月のバックナンバーから)
マスコミの報道とはかくもバイアスのかかるものなのかと驚いた三宅島MCフェスでした。現地では感動の嵐、バイクに乗ってて「ありがとう!」なんて言われるなんてライダー冥利につきました。
ともあれ、2007年はニッポンのバイク業界にとって一つの転換期、バイク業界のターンだったと思います。
国内メーカーはネイキッドブームの頃からJapan Passingな傾向にありますが、2008年以降は東南アジア市場・南米市場もいいけど、国内市場も文化とともに育てる気概をぜひお願いしたいところです。
では、みなさま、そんなこんなの2007年ももうすぐ終わりですが、よいお年を。
++++++日乗++++++
私信:早く領収書、送って。くれないならいったん返金してください。
| 固定リンク | 0
| トラックバック (0)