三宅島バイクイベント詳細発表
本日(2007年8月30日)、都庁で記者クラブ向けに三宅島バイクイベントの詳細発表があったそうです。
明日今晩以降に新聞等の報道、オフィシャルサイト更新がある模様。
来週火曜日発売の週刊朝日に三宅島バイクイベントの記事が載る予定らしいです。
以上、速報まで。
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本日(2007年8月30日)、都庁で記者クラブ向けに三宅島バイクイベントの詳細発表があったそうです。
明日今晩以降に新聞等の報道、オフィシャルサイト更新がある模様。
来週火曜日発売の週刊朝日に三宅島バイクイベントの記事が載る予定らしいです。
以上、速報まで。
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日曜日のスポーツランドSUGOで行われた全日本ロードレース選手権、ST600で大怪我を追った奥野正雄選手へエールを。
その日をふり返ったノリック阿部選手のコラム。(8月28日付け)
奥野選手とはほんの1、2回ほどしゃべっただけのご縁だが、かつて鈴鹿のS-NKにわたしが参戦していたこともあって、いろいろなところで大なり小なりつながりがあり、ニュースで名前を見たとき、気がきでならなかった。
今は祈ることしかできないが、とにかくまたサーキットで会いたいと願う。
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えー、政治はまるで興味ないというか、むしろ嫌いなわたしですが、タイムリーな話題ということでサクっとググッてみることに。
バイクも含めた新騒音規制についてまだパブリックコメントの結果が出てないいま、安倍改造内閣閣僚が発表になりました。
われわれバイク乗りにとって、新内閣はなにか影響はあるのだろうか?
○○○○+オートバイ、あるいは+バイクというキーワードで検索してみることにしました。
【2007 夏 安倍改造内閣】
内閣総理大臣 安倍晋三
総務相 増田寛也
『オートバイ・ライフ 』などバイク関係の著述などでもおなじみの作家、斉藤純氏の故郷、前岩手県知事。誕生日は12月20日で、フレディ・スペンサーと同じである。だからといって、バイクと関係があるわけではなさそう。
法務相 鳩山邦夫
ブリヂストン創業者の石橋正二郎は母方の祖父である。
外相 町村信孝
財務相 額賀福志郎
文部科学相 伊吹文明
本人は関係ないかもしれないけど、全日本ロードレース選手権などで文部科学省はモータースポーツの後援をしている。
厚生労働相 舛添要一
農林水産相 遠藤武彦
同じ名前のトライアル選手がいらっしゃるようなのですが、関係なさそうですね。
経済産業相 甘利明
国土交通相 冬柴鉄三
もっともバイクと関係ある省庁なんですが。公明党議員が続投。
環境相 鴨下一郎
自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の役員。
防衛相 高村正彦
官房長官 与謝野馨
「当面の政治課題」というコラムで、下記のように中国経済とオートバイについて言及している。
中国の製造能力の高さは、日本のオートバイメーカーが新車を発売すると、一ヶ月後にはまったく同じものが中国で走っているとも言われるほどです。
国家公安委員長 泉信也
こちらもバイクに深~い関係のある部署ですね。
沖縄・北方担当相 岸田文雄
金融・行政改革担当相 渡辺喜美
経済財政相 大田弘子
少子化担当相 上川陽子
【自民党新三役】
麻生太郎
『とてつもない日本』という著書の中で、
年甲斐も無く…とか、いい年こいて…、などといわれても気にせず、学生時代に乗りたくても買えなかったオートバイを六十歳になってから買って乗り回す。若い人じゃ買えないようなモトグッチとか、ウアンビーンなんていう高級なイタリア製のオートバイを購入して、逃げた女房は忘れて、合コンかなんかで知り合った女性を後ろに乗せて、ダンディにツーリングを楽しむ、そんなことができれば、高齢化社会はバラ色ではないか。
二階俊博
石原伸晃
自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の役員。
……だからナニ、っていうオチはなし。
++++++日乗++++++
ミッドタウンに行ってきた。しかし六本木駅、深いね。
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第一回自動車文化検定(CAR検)なるパンフレットを二玄社でいただいた。
このCAR検、公的なお墨付きはないが、3級・2級と段階があって、受験料は3級が4000円、2級が4500円、試験会場は東京・名古屋・大阪の特設会場、試験時間は60分、問題数全100問のうち70%以上を合格基準とする、という本格的なもの。
CAR検定の公式テキスト・公式問題集まで発売されるという念の入れようである。
さらには『CAR検』夏期特別プログラム(いわゆる講習会)が4回に渡って開催されたというから恐れ入る。
わたしはバイクばっかりで四輪はからきし門外漢だけど、バイク関係の検定はないのか○○検定でサクっと検索したら、ヤフーのコンテンツ、みんなの検定というところにバイク関連の“検定”をいくつか見つけた。
まあ、検定という名のクイズだけど。
++++++日乗++++++
都庁へ。再来週はいよいよ三宅島。
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NPO法人三宅島スポーツ振興会の封筒に三宅島バイクフェスタの競技役員テキスト、現地下見会演習の案内、MFJの競技役員テキスト、セーフティライディングのテキストが配られました。参加者は約30人。
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三宅島で11月16~18日に、バイクのラリー、ドラッグレース、スタンプラリー、ツーリングイベントなどが行われます。
先日、とあるバイク雑誌編集部に行ったところ、
「三宅島のレースはイベントごともうやらないことになったんですよね??」
などという発言を聞きのけぞったので、今、どこまで進行しているのか、参加者の立場から知っていることをメモ。
バイク専門誌ですら、こんな認識だから、一般にはイベントそのものが消滅したと思われているのではないか。
そんなことはない。
ロードレースは今年はやらないが、競技はやる。
ロードレースはやらないが、ドラッグレースはやる。
ロードレースではなく、メインイベントはツーリングラリーなどである。
で。
もうだいぶ経ってしまったけど、去る7月8日に、三宅島バイク・フェスタ(仮称)サポーターズクラブの第1回メンバー説明会(種別C・D対象)が東京都庁で行われた。
出席したのは、参加者側が約30~40人、主催者側は東京都の担当者数名、NPO法人三宅島スポーツ振興会理事長の築穴辰雄氏、アドバイザーの杉本五十洋氏、神谷忠氏、前田淳選手の元マネジャー氏らである。
今回の説明会は、イベントのサポーターズクラブメンバーに応募した中から、種別Cのオフィシャルスタッフ(ボランティアとして計時や審判、フラッグ、レスキューなどの業務の手伝い)と、種別Dのプロライダー枠の応募者を集めて行われた。
種別Aの一般、種別Bのイベントスタッフについては追って何らかの連絡があるそうだが、まだ動きは見えない。
説明会は次のような式次第で進められた。
1 開会(都庁担当者司会による詳細と現状の説明)2 挨拶(NPO法人三宅島スポーツ振興会理事長 築穴氏)
3 補足説明(アドバイザー3名のスピーチ)
4 質疑応答、意見など
今回新たにわかった点は次の通り。
・ツーリストプロという競技(ターゲットタイムを決めて走行する新たな競技)の参加者と、種別Cのオフィシャルスタッフの往復の船賃、バイクの輸送、食事、宿泊は主催者が負担
・種別C(オフィシャル)・D(ライダー)は8月12日または8月26日に行われる講習会、9月7日~9日の実地走行演習、10月中旬の実地走行演習に参加しなければならない
・競技参加者のバイクは事前・事後に輸送を行う。
ただ、まだまだ応募が少ないようなので、今後、いろいろと変更があるだろう。
イベントの主な内容は以下の通り。
・三宅島Tourist Pro(仮称) ……都道を活用した2.5kmの周回路を安全のため完全封鎖した上で、ターゲットタイムを決めて1台づつ走行する。全日本クラスレベルのライダー、クラシックバイク、女性ライダー、最新モデルなどを走らせる予定。走行後は交流イベントも。
・三宅島ツーリングラリー……三宅島一周都道(約30km)で、数区間のステージを設定し、インデックススピードによるラリーを実施。集落通過区間はリエゾン(移動区間)とし、途中にイベント会場を設ける。ナンバー付き車両が対象。島民と参加者のふれあいの機会を設ける。全島あげたイベント。
・空港ドラッグレース……三宅島空港の滑走路で本物の4分の1マイルのドラッグレースを開催する。(日本で行われているドラッグレースは4分の1マイルない)
・バイクパレード……三宅島一周(約30km)を白バイの先導で1周パレードする。著名ライダーとともに走行。
・三宅島スタンプラリー……ライダーが自由に三宅島を回ってスタンプラリーを行い、三宅島の自然や歴史、食を満喫できるイベント。
・災害救助トライアル・デモンストレーション……噴火災害からの復興をイメージし、災害現場を模したトライアル特設会場でデモンストレーションを行う。
・アトラクション……島の食材を利用した屋台村、歓迎パーティ、郷土芸能などのアトラクションを実施。
以下は、説明会で気になった点を箇条書きしておく。
・(NPO法人理事長の悲痛な叫び)……高齢化率40%、若者がなかなか戻ってこない、そして災害、全島避難。われわれは全国に三宅島の名前が響くであろうこのバイクイベントにかけている。バイクファンのみならず、観光客にも楽しんでもらう、一人でも多くの人が三宅の自然にふれ、往復するようなかたちにもっていきたい。末永くイベントを続けていきたいと考えている。
・(アドバイザー杉本氏)……スピードを追求しながらも転ばず走る。安全マージンも考えながら走る。それが人間の知恵であり技であると思う。今回の「ツーリングプロ」は新しい文化になりうると思う。コンペティションであり競技である。路面は1日ごとに変わるでしょう、黒いシミがあれば水なのか、オイルなのか。油だと思って避けて走る、それが安全に走るということだ。いままでいろいろなところが安全運転講習会をやってきたが、スラロームや一本橋、それは全部「技術」です。スピードを落とすだけで「安全」ではない。路面のカント、路面の状況を考えながら走るのが「安全」ということ。
公道で安全なライディングをする競技が三宅島で行うツーリストプロという競技。日本中のライダーが一度は来てみたい島になるんじゃないか、それが三宅島の末永い復興につながるのではないか。
・(アドバイザー神谷氏)……バイクの安全は「先を読む」ことにある。先を読みながら安全マージンをもった走りが、「本当の意味での公道での安全運転」と言えるのではないか。転倒すれば復興の足を引っ張ることになる。大人の考えでこれからイベントを作り上げていきたい。
・(マン島TTで今年完走したサイドカーチームの渡辺氏)……「三宅島を日本一安全な公道に作り上げていきたい」
【参加者からの質疑応答など】
・メディア対応はどうなっているのか→今月中(7月)に対応を検討中(都庁)
・メディアを招待したりの仕掛けが必要ではないか(知名度を上げるため)
・現状応募があった人数(7月8日現在)→種別A 20名、B 7名、Cオフィシャル 54名、D ライダー 16名、合計97名
・島民の理解のほどは
→噴火災害で受けたこの苦しみをなんとか自らの努力で復活したいと考えている(三宅島スポーツ振興会)
→以前、自転車レースは島一周の周回路で行い、5集落の自治会が協力してやっていた。
→しかし今年の自転車レースは2.5kmのコース。参加者は通常300人ほどだったのが今年は100人。しかも日帰り。島民にも知られていない程度の無名のイベントであった。
・受け入れ数は→定員で最大1200人(ベッド数1200床)。日帰りは無理なので、観客、参加者ともに宿泊する必要がある。(都庁)
・バードアイランドの文言を入れるのは自然環境保全派に反感をかうのでは(河川敷でモトクロスを主催してきた参加者の意見)
・サーキットを作っては、という意見があるが、サーキットは離島の振興にはつながらない。末永く振興につなげるには文化の創造がいる。開かれた公道を使い、住民との信頼をつなげたい。「公道」を使ってなにかやるということに意味がある。公道を使ったイベントを通じて住民とライダーとの間に「文化」が生まれ、「安全」に意識が向いていけばいいと考えている。(都庁)
++++++日乗++++++
そんなわけで、本日、東京都庁に講習会を受けに行ってきます。
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「売るものがナイ?!」としてピストンエンジンブログさん(トラックバックしたいけどできないのが残念)でも紹介されていた、オーマイニュースのこの記事。
バイク屋が悲鳴「売るものがない!」 ホンダの250ccクラスが製造中止
わたしも風の便り程度に小耳に挟んでいたが、国土交通省の新排出ガス基準や騒音規制と、国内二輪車需要とマーケティング予測との乖離には愕然とするばかりだ。
たしかに、「買いたいバイクがない!」という意見は、とくにベテランライダーの間で多く聞かれる。
考えてもみて欲しい。
みなさんは、最後にいつ、新型車を新車で購入しただろうか?
そういうわたしも、最後に新車を購入したのは、2004年にKSR110を遊び用で購入したのが最後だ。
そんなに売ってるバイクが少ないのか? 調べてみた。
以下の数字は、発売車種数/市販車種数(コンペモデル除く)/モデル別数(コンペ除く)。
ホンダ
発売総車種数・60
市販車種数・50
モデル別数・33
スズキ
発売総車種数・68
市販車種数・63
モデル別数・33
ヤマハ
発売総車種数・45
市販車種数・35
モデル別数・27
カワサキ
発売総車種数・35
市販車種数・27
モデル別数・19
すでに生産中止になっているモデル、重複して間違っているいるモデルもカウントしているかもしれないので、以上の数字は概算と考えてほしい。
数字だけ見ると、なんだそんなに少なくないじゃん、と感じるかもしれないが、普通二輪免許で乗れるフルカウルモデル、すなわち、400㏄、250㏄のカウル付きバイクは、カワサキZZR400とZZR250しかない。
ホンダはCBR1000/600RRなど、スズキはSV1000があるが、ヤマハに至ってはもはやカウル付きバイクそのものがラインナップされていない。(※T-MAXがあるじゃないか、という意見はこの際、無視)
健闘しているかに見えるカワサキだって、2001年以降に発表されたニューモデルは1台もない。(※正常進化とかマイナーチェンジは除くとして)
たしかに、大型スクーター自体は街を席巻しているが、実感としてクルーザーモデルやスクーター以外に乗っているライダーも多く、その多くは逆輸入車や輸入車だ。しかし、逆輸入車や輸入車に乗っているライダー全てが望んでそのモデルを買っているのだろうか。
もしも、国内メーカーが国内市場向けに軽二輪や400㏄のカテゴリーを昔のように増やせばそれを買うユーザーはいないのだろうか。
ベテランライダーのお眼鏡にかなうニューモデルがないのは、逆輸入車とか外車なんかのマニア指向に行っていただくとして、普通二輪免許を取ったばかりのエントリーユーザーが乗れるニューモデルが、スクーターやクルーザー、ネイキッド、(非力な)テイスティモデルしかないとしたら、なんだかバイクの楽しみを3分の1くらいメーカー自身が奪っている気がしてならない。
ともあれ、答えは今年の東京モーターショー以降に表れると思う。本当に今年は楽しみな東京モーターショーです。
++++++日乗++++++
バイク屋さんってのは、ある意味、ライダーの夢をかなえてくれる素敵な商売なんだと思う。フツーのライダーに出来ないことを資格を持って整備・修理するってすごい仕事だなと思う。
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サーキット走行してみたい、でも道具(=革ツナギ、ブーツ、グローブ)を揃えるにはお金がかかり過ぎて踏ん切りがつかず……。
そんなアナタに。
ビューエルでは、メーカー問わずサーキット走行を楽しみたい人に無料でツナギ(レーシングレザースーツ)をレンタルするキャンペーンを実施中。1回のレンタルは1週間。レディスサイズもあり、ほとんどの体型のライダーをカバーするラインナップを用意しています。
ツナギはデグナー製のようなので、デグナーのツナギを試したい人にもいいかも。
そういや、11月11日開催に鈴鹿サーキットで開催されるFun&Runではビューエルカップが行われるらしい。(ありゃ、鈴鹿サーキットのサイト見てもまだカレンダー、開催クラスなど詳細不明ですね)
レースに出るためにはレンタルツナギはNGですが(ツナギに直接名前と血液型を書いておかなければならないレギュレーションがあるため)。
〈関連記事〉
ツナギのレンタル(2004.2.11)
++++++日乗++++++
会う>電話>メール
「手紙」は「会う>電話」の間、「FAX」は「電話>メール」の間、かな。
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感動しながら見ているうちに、鳥肌が立ってきました。
ニフティのデイリーポータルZのリンク経由で知ったんですが、株式会社森精機製作所 (大証1部6141)の切削加工ドリームコンテストが、がばいすごかー。
たとえば第3回ドリームコンテストで気になった作品はこんなやつ。(写真はいずれも森精機製作所のサイトから)
0.2mmの貫通穴が開いているんだそうです。
ねじ曲がった部分の中心にどうやって加工機械を入れていくんでしょうか。もはや理解不能。
こちらも、ねじれてます。ねじれてます。
シャシーは0.5mm。スポークまで丸いんだとか。
見ているうちに鳥肌が立ってきました。過去の作品群も、がばいすごかー。
第2回切削加工ドリームコンテスト
日本の機械加工技術の凄さに圧倒されるとともに、世界をリードできる力を実感しました。
前回2005年の東京モーターショーで、切削加工で作ったという小さいプロペラシャフトの展示を見て感動しましたが、今年の東京モーターショーも楽しみです。
さて、細かいものの切削加工を得意とするバイク業界関係のNCマシン自慢の皆さん! 今年も第4回切削加工ドリームコンテストが行われています。
応募受付期間は10月10日まで。金賞は賞金20万円が送られます。機械メーカーは不問とのこと。
ところで、モリ精機のCMも鳥肌もの。ロボットはともかく、終盤にほんの数秒流れる加工中の動画、もっと見てー! 5軸の動き、ぜひとも見たいです。
+++++日乗+++++
「患者さま~」にはまだ違和感が。
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中沖満さんが亡くなったそうだ。
かの日本のバイク界が誇るバイク文化の幹、アサマミーティングの主宰者である。
先日のタイムトンネルに故・渡辺和博さんの追悼ランに参加したとき、タイムトンネル主宰だった吉村さんから訃報を聞いた。
実はこの業界にいて中沖さんに会ったのは1度しかなく、直接お話ししたような記憶もないのだが、そのときの印象は強烈に覚えている。
わたしがまだかけ出しのバイク雑誌編集者のころ(クラブマン在籍より前の、ラ・モトという雑誌がまだツーリング雑誌だったころのことだ)、よその雑誌で中沖さんの連載が終わるというので、ラ・モトで引き続きやりませんかと企画を引っ張り、隣の編集者が担当をしていた。
毎回、原稿を引き取ってくると、美しく書かれた原稿と、直筆のイラストにみな目を見張ったものだ。
そのバイク画はイラストレーターとしても十分にやっていけるくらいレベルの高いものだった。
あるとき、山梨だったかの別荘(兼書斎兼資料庫)から中沖さんが編集部に遊びにきてくださり、そのときおっしゃっていたことば。
「60歳過ぎてバイクで大阪往復なんて大したもんだろ!」
そのときはまだ、その言葉の意味がよくわからなかったが、この頃は、乗り続けることこそ難しいと痛感し始めていて、今でもときどき中沖さんのことばを思い出す。
中沖さんの上質なエッセイとイラストをご存命中に書籍としてもっと見たかったなぁ、とあらためて残念に思う。
++++++日乗++++++
無印良品のインデックス付箋紙がすんごい便利。
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ちょっと前に気付いたんですが、東京都内を走っていると、やたらと派手に装飾が施されているパトカーを見かけるようになりました。
以前の地味なパンダ模様に加えて、「警視庁」の文字の3倍はあろうかと思われる「POLICE」の文字が横にも後ろにも。しかも、夜間は反射素材なので光る光る。さらには、POLICEの文字とともに、どでかい警視庁のマークがどどーんと入っています。
(日経のニュースより)
なんつーか、アメリカのパトカーっぽい。
わたしゃ、本気で撮影車両かと思ってましたよっ。
(たまに、ドラマとか映画の撮影で、車両の横に「これは撮影車です」という張り紙がしてあるクルマを見かける)
ちょこっと調べてみると、今年の東京マラソン時から導入されたのだとか。POLICEの文字は外国人にもわかりやすく、とのこと。もはや外国人とは中国人だけではないのですね。たしかに、このごろの円安でヨーロッパやアメリカからと思われる外国人の方々が急激に増えている実感があります。
全然関係ない話ですが、先日、白山通りの中央分離帯にナナメにぶつかってた白バイさん、ありゃなんだったんだろーか。白山通りはところどころUターンのための道路の切れ目があるんですが、華麗にUターンを決めようとして実は切れ目がなかった? みたいな風情で立ちゴケしてるのを目撃しました。一日中ナゾが解けず気持ち悪かったっす。
++++++日乗++++++
キレいなねーさんと打ち合わせ。女性を見慣れてないのでなぜかキンチョーします。
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カナダのオンタリオ州はトロントに行ってきました。今回は仕事はまったく関係なく、ラヴレターフロムカナダな感じです。なんのこっちゃ。
1週間滞在し、あちこちクルマや鉄道で移動したのですが、見てきたままのカナダ道路事情をメモ。
英国連邦だが右側通行
カナダはマン島やオーストラリアなどと同じく、英国連邦。英国連邦といっても現在は“緩やかな連合体”ということなので、国との結びつきはもはやコインにエリザベス二世女王の顔が刻まれている程度かも。
で、マン島もオーストラリアも日本と同じく左側通行なのですが、カナダは右側通行です。
赤信号でも右折できる
アメリカと同じく、赤信号でも規制がない限り、安全確認しつつ右折ができます。日本もこのようなシステムが欲しいところですが、クルマ対歩行者の事故が多い日本ではやらないほうがむしろいいのか。
最高速度は日本と同じ
一番びっくりしたのはコレ。速度表示はアメリカやイギリスが使っているマイル表示ではなく、ヨーロッパのほとんどで採用されている、日本と同じ時速キロメートル表示。
で、最高速度規制は、高速道路が100キロ、高速道路や都市高速(首都高のようなもの)で片側1車線の場合70キロ程度、一般道は60キロ、市街地などは30~50キロなんだそうです。
で、トロントのCNタワー前の直線路では、覆面パトカーがひっきりなしに速度超過の取り締まりを行っていました。
ご一緒したカナダ人曰く、「+10キロまではセーフだけど、+15キロ以上はヤバい(苦笑)」とか。
高速道路はやっぱり広い
高速道路システムはほぼアメリカと同じで、料金は無料。というか、先に税金で徴収されているわけですよね。
ちなみにカナダの税金は物品税が食品・衣料は7%、それ以外は州によって15%程度。所得税率は年収500万円で約30%など。税金はけっこうお高いです。(日本は消費税5%、所得税率年収500万円なら10%以下程度)
で、高速道路の広さ、車線の多さ自体はアメリカに似ていて、片側4~5車線のところはごろごろあったり。
でもジャンクションはけっこう強引にアールを作っている感があって、真剣に減速しないといけない箇所がけっこうありました。
道路表示自体もアメリカに似ていて、わかりやすかったです。しかし、ジャンクションを降りたところ、まさに降りるところの表示は少し分かりにくいのもアメリカに似ているかも。
駐車場の料金
さすがにトロント市街は高くて、市街中心部は1時間7ドルとか8ドルとか。2007年8月上旬現在、1カナダドル=113円前後ですから、高いですね。
ほかにも、物価は全般に日本よりちょっと高め。というか、円がまだまだ安過ぎるだけか。たとえば、牛乳1リットル2.5ドルとか。
ナイアガラの滝あたりは、1日5ドルの駐車場がたくさんありました。
ガソリンの価格
1リットル95セント程度ですので、日本円で約100円。
あら安い、と思うのは早い。以前はアメリカと同じくらいだったとかで、つまり、アメリカは1ガロン(約4リットル)1ドルとか2ドルの時代があったわけで、その頃に比べたら3倍4倍の価格に高騰したのだとか。
あと、住まいと自動車、仕事、買い物先の社会的構造がアメリカと同じく、公共交通機関を使うのではなく、基本的にクルマがないと生活できないような構造になっているので、ガソリンは生活必需品として税金が安く抑えられているようです。
バイクはたくさん走っているのか?
1週間の滞在でスクーターや小さいバイクを見かけたのは2度だけ。1台はビッグスクーター、1台はモンキーだかゴリラだか、趣味的に乗っている人。あとは、平日の日本の郊外と同じく、1日のうち数回たまに見かける程度。そのほとんどが、ハーレー・ダビッドソン、あるいはビクトリー、あるいはヤマハのロイヤルスターやカワサキのバルカンなどクルーザー系でした。
ところが、市街地に行きますと、10年~20年前の400~750cc程度の日本の中古?スポーツモデルがゴロゴロ走ってる。トロントの目抜き通り、ヤング・ストリートのとあるビルの裏手はまさにバイク置き場と化していて、日本車がたくさん停めてありました。
世界最長のストリート、ヤングストリート
日本語ガイドさん付きのツアーで知ったのですが、トロントの目抜き通り、ヤングストリートは世界最長のストリートで、全長1800km以上あるのだとか。
「1.8kmって普通やん」とかなんとか言ってたら、「違いますっ、センハッピャクキロですよ!」と訂正されてしまった。確かに長い。
……全体の印象として、アメリカとイギリスどちらも毎年のように行っているわたしですが、どちらかと言えばイギリス文化の方が親しんでいるので、イギリス文化が色濃く残るトロントはけっこう水に合っている気がしました。英語もアメリカ英語というよりはイギリス英語っぽかったし。
最後はステイ先のお母さんと激しくウルルンしたりして、また再びゆっくり訪れようと思いました。
++++++日乗++++++
着物のクリーニング3万円!
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明日、2007年8月18日(土)に筑波サーキット1000で行われるタイムトンネルで、ナベゾ画伯こと故渡辺和博さんのメモリアルランが行われることになりました。
ナベゾ画伯は90年代始めから10年近くタイムトンネルに参加してまして、クラブマン誌で連載していた「壊れたエンスー」→「ヨーイングゾーン」のコラムでおもしろおかしくレポートを書かれていました。
当日はナベゾ画伯の愛車、ドゥカティの350とホンダCS65(CR100風)の2台を走行させる予定です。また、参加者の皆さんも一緒に走ってくださいとのこと。
なお、入場無料(四輪駐輪1000円、二輪駐輪500円)です。
写真は、とある三多摩のファクトリーにてエンジン始動準備をするアヤシイ二人。
なんつって。
左は知る人ぞ知る、サブクラフトのサブローさん、右は知る人ぞ知る雑誌家のオザワさん。
ところで、明日8月18日(土)はじつは、もて耐4耐日とバッティングしてますね。
タイムトンネルは10月10日ごろの体育の日だったのに、とか。
主催がフリーランスプラニングさんから筑波サーキットJASCに移りました。とか。
暑いのでエンスーな皆さんたいへんですね。とか。
いろいろと話題豊富なタイムトンネルですが、当日参加OKの走行枠もあります。ドリーム50も走れるんだそうです。なんだ、そんなことなら……(ブツブツ)。
++++++日乗++++++
ラヴレターフロムカナダ。
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++++++日乗++++++
わたしもブログ・サバト。
来週まで。
つか、サバティカルしたい。
1年くらい。
うーむ。
仕事はサバトしてないのだが……。
探 さ な い で く だ さ い (笑)
では、ごきげんよう(^^)
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「今の鈴鹿8耐は……」
意訳すると、「あの頃の鈴鹿8耐は良かった、それに比べて今は……」というようなことを言う人がバイクファンのみならず、業界の中でも言う人がけっこういまして。
今年も現場に行ってみて、今まさに鈴鹿8耐に参戦している人たち、暑い中観に来ているファンの人たちからはあまりそういう言説を聞かないのですが、こう何度も何度も毎年毎年、それもここ10数年聞かされ続けると、なんだかなあ。やってみたり(2000年~2003年、わたしはチームとして8耐に参戦していました)、観に行ってみると面白いんだけどなあ。
というわけで、何でかなーって考えてみました。
【今の鈴鹿8耐は……と言われる8つの理由】
1.あの頃は15万人もいたのに今は……
・ここ数年、観客動員数は決勝当日は7万人前後で推移しており、今年は前年度比増。確かに「あの頃」に比べれば半減しているのは確かですが、3日間でのべ20万人も集まっている現状は間違いなく日本一のバイクイベントであり、空前のバイクブームを前提とした「あの頃」に比べてしまうのは酷なのではなでしょうか。
・「あの頃」を支えたバイクブーム世代は、実はベビーブーム世代。「あの頃」を創った世代は団塊世代。大きな人口の塊が二つ存在していたわけです。若年人口があのころに比べて半減していることを考えれば、15万人→7万人は妥当な数字ではないでしょうか。数字上は下がっているけど、分母が半減しているのだから人気が半減したわけではない、と無理矢理こじつけてみたり。
・「あの頃」を語る15万人と、今を語る7万人。両方知ってるコアなファン数万人。コアなファンほど声が大きいので、「盛り下がった」「今はショボイ」の言説ばかりが一人歩きしているのではないか。
2.なんだかんだ言って地上波テレビの力は大きい
・最低でも予選結果、決勝結果、決勝当日深夜または翌日のダイジェスト放送を地上波TVでやるというのは、バイクやロードレース、鈴鹿8耐にまったく興味がない人に対する波及効果がもっとも大きいのではないでしょうか。
・情報量は「あの頃」に比べ、インターネットがあるおかげで倍増、いや10倍、100倍にまで増え、いつでも誰でも8耐情報にアクセス可能になりました。が、なんだかんだ言って、情報垂れ流しの地上波テレビにはかないません。
インターネットは検索+アクセスの必要な能動的なメディアであるのに対し、地上波テレビはザッピングto情報垂れ流しのダイレクトアクセスという受動的なメディアであるからでしょう。そういう意味では、NHKの衛星放送も契約者数が増え、ある意味、受動的なメディアになったと言え、NHKで生中継していたというのは大きな意味があったのではないかと。雑誌も本屋さんへ行って買う、という行為は能動的メディアだと言えましょう。
・で、今現在、鈴鹿8耐のことがテレビで報道されていないわけじゃないのですが、いかんせん、どのメディアがとりあげるかはここ数年、固定化ができていない。どの放送局が8耐に絡んでるのかな、という検索から始めなければいけないわけです。どんなことでも3年以上は続けないと定着しにくいので、放映権は4、5年単位で販売されてはいかがでしょうか。
3.「あの頃」はあんなに道が混んでたのにな~
・「あの頃」は鈴鹿インターに向かうバイパスも無ければ、23号線バイパス、伊勢湾岸道も無かった。高速道路は名古屋で寸断されていた。鈴鹿市内は右折レーンや右折矢印信号が少なかったし、片側2車線化が進んでいたわけでもなかった。市内の道が渋滞して当然だったわけです。鈴鹿市内近郊の道路事情はここ10年で劇的にいい方向に変化しました。
「鈴鹿に行くだけで大変だった」という苦労話が達成感を生んでいたのは、ビリーズブートキャンプに入隊して達成感を味わうのに似てるかもしれない。
●鈴鹿8耐と言えば渋滞しなきゃ雰囲気ない、というファンの人への対策
・本田技研工業さまなどのお力を借りて、操業開始時間を8耐決勝日は朝9時前後に、交代時間は夜7時過ぎにしてもらって渋滞を激しくしてもらう。
・白子駅行き臨時バスは8番ゲートから裏道を行かずに堂々と遊園地正面ゲートからサーキット交差点を通って渋滞に拍車をかけてもらう。とか。ま、冗談ですが。
●鈴鹿8耐と言えばあの渋滞にうんざり、というファンの人への対策
昔ほど混まないのは道路事情が良くなったからですよーっていうお知らせが足らないのではないか。あと、白子駅前駐車場との連携によるパーク&ライドなどの対策が不十分かもしれません。そうはいっても、言うほど不都合を感じない程度の混雑ぶりではありました。
4.そうは言ってもスタンドのお客さんの数、減ったよ?
減ったように見えるのは気のせい。7万人のうち、半分以上はスタンドでじっと観戦してなんかいないんじゃないか。理由として考えられるのは、こんなことが想像されます。
・バイクブーム世代が成長して家族連れで来ることが多くなってきたが、チケットシステムが遊園地も利用できるようになり、スタンドでじっと8時間見るより遊園地での滞在時間が長くなった。
・同じ理由で、プールの滞在時間が長くなった。
・コアなレースファンはパドックパスを購入してスタンドでは観ない。パドックパスの金額自体、とても安くなった。5万円→2万円くらい
・パドックに行かないコアなレースファンは、スタンドで観るより、スタンド外側の木蔭に陣取るパターンも多く見受けられる。
・交通教育センターで行っているMOTO MAXも人気が高まり、滞在時間が長くなってきた。
・昔に比べて魅力的な鈴鹿8耐グッズや鈴鹿サーキットグッズが増えたため、グランドスタンドまでの通りに買い物しに行く観客が増えた。
・スタンドそのものが増設されて、閑散としているように見えてしまう。F1の影響で各コーナーのスタンドが指定席・自由席ともに整備・拡張された影響は大きいかも。
5.GPライダーが来なくなったから人が集まらないんだ!
……という理由であれば、もてぎの日本GPがもっともっと盛り上がってもおかしくありませんが。
「北駐車場は満杯なので南駐車場に行ってください」→「南駐車場は満杯なので北駐車場に行ってください」という、日本GPもてぎピンポンメソッドは、駐車するだけで大変な苦労→だからGP盛り上がってる感を煽る、という結果を生んでおり、同じモビリティランドである鈴鹿も導入してもいいかもしれません。
6.だいたい、日本人ライダーにとっても「バイクの甲子園」じゃなくなってきてるし……
元祖バイクの甲子園たる鈴鹿4耐はもはや、ロードレースの同窓会と化していて高齢化が進んでいますが、そうは言っても有望な若者ライダーたちも頑張っているわけです。
鈴鹿8耐も高齢化が進んでいますが、湯水のようにスポンサーが沸いてきた「あの頃」に比べたら、自力で資金調達して参戦するチームが多い今の方が健全といえば健全にも思えます。調達できるようになった年齢、その結果が高齢化なのかも。そのような草の根チームの情報フォローがまだまだ少ないのは業界として反省すべき点かもしれません。
では、ワークスやセミワークスばかりが上位を独占して……という言説はどうでしょうか。確かに4メーカー足並み揃えて本気でぶつかりあえば、それはそれで面白い。ワークスがいなくても、いわゆるレース屋さんチームたちが全力で闘えばそれだって面白い。要は、レースそのものはどっちに転んだって観てる方としては面白いはずだと思うんです。
問題は、上位陣だけでなく8耐の全体像が見えるような情報がフォローされているのかどうか。その情報フォローを、モビリティランド側がやるのか、MFJがやるのか、各チーム側がやるのか。コアなレースファンがやったっていいと思うし、いろんな形があっていいと思う。実際、やっている人たちはいるわけで。
話が逸れましたが、今年の8耐は「国際色豊か」という試みがなされまして、耐久選手権参戦の外国チームが多数招聘されました。手練のチームで手堅く上位ポイント確保するチームもあれば、すぐには鈴鹿を攻略できないチームもありました。
成功・不成功という二分法で結論を言うのは尚早だと思いますが、わたしは、鈴鹿8耐がゆくゆくは、バイクマーケットが膨らんで有望ライダーが出てくるであろうアジア地区のライダーの夢の舞台になればいいな、と妄想しています。
もちろん、日本人ロードレースチームの夢の舞台であることには変わりなく。
7.スーパーバイク一辺倒のレギュレーションがつまらなくしているのでは?
今年からXフォーミュラなど改造自由クラスがなくなり、基本的にはスーパーバイク、JSBだけが参戦できることになりました。
昨年まで参戦していた、Z1にこだわり続けた朝比奈さんの求心力は確かに高かった!10年近く続けたからこそ定着したと言えるかもしれません。同様のことはBMWチームにも言えるでしょう。
観ている側として、「音が違う」「見るからに形が違う」というファクターは面白味を増やす面もあります。マシン特性によってライン取り、アクセルの開け方が違う、という要素も観ている側からすれば面白いわけですが、走っている側にとっては、危険が増える要素だという声も聞きます。
観客を増やす要素か、安全なレースを目指す要素か。難しい問題です。
8.地元の盛り上がりはどうなのよ?
あいたたたたた。確かに「あの頃」は道の角々に町内会のテントが立ってて、8耐を目指すライダーに地元の人が手を振る、という光景が見られました。ついに鈴鹿にやってきた感が演出されていて、あれは良かったです。
似たような作戦は、WRCの十勝地域でも行われていて、町内会・商工会議所単位で、半ば強制的に沿道での声援を送ることにしているのだとか。でも、それが結果的に目に見えるカタチで地域の活性化として地元の人に捉えられているわけですから、大成功と言えましょう。
成功と言えば、鈴鹿8耐では前夜祭のときにバイクであいたいパレードというのが行われていまして、ここ数年はすっかり定着。集合地点の鈴鹿ハンターは出店なんかもあって盛況だったそうです。パレード自体は450台までとのことで、ちょっと規模が小さいのですが、沿道で見学する地元の人なんかも出てきているそうで、地元に根付いた文化になってきたと言えるでしょう。
欲を言えば、参加台数5000台くらいの馬鹿げた台数にまでしないと、パレードそのものの全国規模の認知度は高まらないだろうな、という点ですが、警察の警備の都合もあるでしょうし、今はとにかく続けていって欲しいな、というところで。
で。鈴鹿8耐は入場料を払って入るクローズドのモータースポーツイベントですから、レースそのものは地上波テレビで垂れ流しでもしない限り、ファン以外への訴求効果はなかなかないわけです。唯一、地域社会に訴求できるものとすれば、「花火」なんですが……。嗚呼。
とはいえ、ヨシムラの優勝は本当に感動的でした。圧勝でした。
大事故がほとんど無かったのも良かった。
完走率がかなり高かったのも良かった。なんせ、完走59台。(通常、50台程度) チェッカーを受けたのは64台。(うち、1台は最終ラップでピットレーンに戻ったため、完走周回数を果たすも完走扱いにならず) リタイヤわずか6台。という結果は素晴しかった。
そんなわけで、8耐に行ったことのない皆さんも、最近はご無沙汰という皆さんも、一度話のタネに鈴鹿8耐、観に行ってみませんか。語るのはそれからってことで。
++++++日乗++++++
ダメ出し3回目でGO。
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