バイク学会発表終了
5月30日、3日間の日程で行われたInternational Journal of Motorcycle Studiesも本日で終了。今日は私がプレゼンをする日である。
早起きして発音とアクセントの最終チェック、読み上げ練習を行う。
この日のために去年の7月にアブストラクトを提出し、査読が通り、日本語原稿を英文に訳した上、友だちのフィアンセであるカナダ人にネイティブチェックをしてもらった。ありがとう、ソニア。鈴鹿まで合宿しに行った甲斐がありました。
パワーポイントでスライドを作り、配布用ペーパーも用意して、なんとか発表も上手く行った。社会学系の発表は他にいなかったので、けっこうみんな興味を持ってくれた。
えー、今回の発表は井上円了記念助成を受けております。ありがとう、学祖さま。
本日も盛り沢山の内容で1日が終了。
終了後はみんなで貸し切りバスに乗り、クレッグ・ニ・バーへ。夕方から雨が降ってきて、本日のプラクティス走行は中止。参加者には申し訳ないが、束の間の休息である。
観光バスはなぜかガバナーズブリッジを左折しないでオンカン方面へ。すると、勝手に運転手さんが
「ここはかつてクリスプコースといって、TTでつかわれたコースでして……」
と解説しはじめた。頼んでもいないのにマイクをつかって解説するもんだから、主催者さんたちは肩を震わせながら声を押し殺して笑いをこらえていた。
「この標識は、ここから速度制限なし!という意味です!フェラーリで300キロ出しても違法ではない!」
などという解説までも。いかにマンクスはTTやスピードへの寛容に対して誇りを持っているかがわかる。
クレッグ・ニ・バーでおいしい夕飯をいただきつつ、異文化理解のディスカッション。
アメリカのジョージア州ではすでに、2ストを走らせることすら違法なんだとか。ほんとうかな。
日に日にバイクが増えてきた。ホームスティ先の玄関前にももうバイクが置けないくらいいっぱい。
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