三宅島レース代替案へ
すでに昨日あたりのNHKなどでも報道されているように、今年11月開催予定の三宅島オートバイレースの内容が、大幅に変更されることが発表された。
(朝日新聞2007年04月27日03時23分のウエブ魚拓によるキャッシュ)
ポイントは以下の通り。
・都は「島を1周する公道(約30キロ)でスピードを競う」との当初構想を断念
・安全性の問題を解決できなかったため
・都は村道を拡幅し短いコース(約3キロ)を新設
・閉鎖中の三宅島空港の滑走路を使った直線のタイムレース
・オフロード競技
・公道でタイムを競わないツーリングイベントなど代替案を検討
・平野村長「村の財政は脆弱(ぜいじゃく)なので、メーカーの協力がないと開催できない。ただ、レースではなくイベント性が強いものになると、観光効果も減ってしまうのではないか」と話している
三宅島が目指したいのは、その場限りの観光集客ではなく、年間を通じた観光振興である。そもそも宿泊できるキャパシティは限界がある。総ベッド数はとても少ない。しかし、「あのオートバイイベントをやっている三宅島に行ってみようか」ということになって、たとえば1日100人が365日オートバイイベントがきっかけで三宅島を訪れるようになれば、年間3万6500人もの観光客(それもバイク関連の)が増えることにつながるかもしれない。
そういう意味で、平野村長の懸念はなんとかバイク業界、ライダーとして払拭できるような、素晴しいものにできるよう協力していきたいと思う。
※ちなみに、三宅島への観光客は全島避難解除から1年目は34,616人(平成17年2月~平成18年1月末)(ソース:防災白書 三宅島噴火災害の復興対策)だそうだ。しかし、昨年2006年は天候不順の関係もあって、もっと減ってしったという。
そして、忘れてはいけないのは、事故は公道レースだけで起きるわけじゃない、ということだ。
先日も筑波サーキットでライダーの死亡事故が起こった。偶然だけど、夕べは国道17号線白山通りでクルマ対バイクの重大事故直後を目撃した。ライダーの方は助かったのだろうか?
三宅島オートバイレースを契機に、ライダー自身、バイク業界自体がもっともっと安全とは何か、危険とは何か、リスクとは何か、考えるきっかけになっていけばいいと思う。
禁止するだけがリスクを減らすことではない、死者数が少なければ安全というわけではない、と私は思うのだ。
++++++日乗++++++
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