G-FP2DF1P69Y 小林ゆきBIKE.blog: 2007年3月

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2007年3月

2007.03.31

イラストレーターの岡本正樹さん

運命的に出会った友だちもあれば、いつ出会ったか思い出せないくらい気づいたら友だちになっていた、という人もいる。
イラストレーターの岡本正樹さんは、まさに後者だ。いま思い出そうとしても、どうしても最初のいきさつを思い出せない。たしか、私はまだバイク雑誌業界にはいないときに、カワサキつながりで誰かを介して出会ったような気はする。それが誰とだったのか、どこでだったのか。
岡本さんは岡本さんで、出会った当時は“ローレプ乗り”の人だった。ローレプとはローソンレプリカのこと、と知ったのも岡本さんを通じて知ったような気がする。
たしかサーキット走行会で再会したこと。その後、私がクラブマンに移籍したときにばったり会社の近くで再会したら、実はその近くに住んでいる、ということがわかり。新宿だったか渋谷だったか、バイクにはまるで関係ないところでばったり出会ったこともあったっけ。
そこいらへんの全ての記憶があいまいなのだが、そんな風にして私たちはバイク乗りとして互いを認識していった。

そのうち、私はフリーランスとなり、岡本さんはイラストの世界にシフトしていった。岡本さんのそれは、好きが高じて、というレベルではなかった。

岡本さんがイラストをショーやサーキットで販売し始めたころ、「この業界でやっていくって決めたのって、相当勇気が要ったんじゃないですか」と尋ねてみたことがあった。すると、岡本さんはいつものクリクリとした目をギョロッと輝かせて、
「オレはね、“絵描き”になりたいの。画で喰ってきたいってのはそりゃあるけど。売れれば嬉しいけど、オレは画を描いているときが最高にシアワセ!」
と語っていたのが印象的だった。
当初は仕事をしながらイラストを描きためていて、いったいいつ描くんですか、お休みの日に描くんですか、と尋ねたら、
「毎日だよ~。毎日描くんだよ。夜中1時、2時まで描く。休みの日は一日中描いてる。オレは、まずは世界で一番たくさんの種類のバイクの画を描きたいんだよ」
とこたえた。
確かにバイクのイラストを描いているイラストレーターは、プロ・アマ問わずたくさんいる。その中で抜きんでるためには、何かが要る。岡本さんの画は、一発で解る独特の画風だけど、それだけにはとどまらず、“世界一たくさんの種類のバイクの画”という明確な目標を持って、生業とした。

岡本さんのしゃべりは独特の柔らかさがあって、しゃべっているとこっちもホッとするような雰囲気があった。だから、モーターサイクルショーやサンデーレース、鈴鹿8耐にモトGPなど、ブースを出しているのを見かけると必ず寄っては立ち話をしに行った。

あるとき、珍しく電話がかかってきたので何かなと思ったら、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、と真剣な声がした。
「ゆきちゃん、マン島とかデイトナとか行ってるけど、どうやって英語覚えたの?」
なんだろう、と思ったら、外国人ライダーさんがモデルになっている自分の画を売ってもいいかどうか、直接交渉したいから、それには英語をしゃべれるようにならないといけない、ということだった。私はきちんと英語を習ったわけではなかったが、フリーになって数年、無謀にも海外の現場に行って痛感した点をお話しした。英語力は単語力とか文法力よりもまず、自分が何を伝えたいかの熱意の問題である、と。
岡本さんの、好きが高じてというレベルではない、というのは、夜中まで毎日、世界一の種類を目指して描いているイラストだけでなく、それをどう広げていくか、という覚悟にも現われていた。
その電話のあと、岡本さんは本当に真剣に英語を勉強し、1年のちにデイトナに行ったのだった。

去年9月のもてぎMOTO GP。正面入り口のブースに、いつものようにM collectionのブースはあった。予選の合間だったこともあり、久々に互いの仕事の話ではなく、バイク談義に花が咲いた。私は相変わらずニンジャに乗っているし、岡本さんは新車を買ったのだと話した。ひっきりなしにイラストを見にやってくるお客さんを横目に、けっこう長い間話をしたことをはっきりと覚えている。

そのもてぎMOTO GPのときに、正式にケニー・ロバーツ氏から、イラストの許認可が降りたのだという。そんなこともあってホッとしてやっとバイク談義をほのぼのできるような段階まできていたのではないかと、今にしてみればそう思う。

いつものように、東京モーターサイクルショーでM collectionのブースを見かけた。通りがかったのは朝一番だったので、忙しいだろうと声をかけなかった。奥様の姿だけ確認して、ああ、岡本さんは準備してるかどっか行ってるのかな、としか思わなかった。
午後、反対方向からブースの前を通りがかったとき、いつものように並べてある岡本さんのイラストの間に、岡本さんの写真とともに本人を紹介するPOPがかけてあった。てっきり、
「ああ、誰が描いているか紹介するのもプロモーションのうちだよなぁ、だんだんすごくなってゆくなぁ」
なんて思いつつ、なんて書いてあるのか近寄ってみると……。

「昨秋、突然の病に倒れ……」

人は突然の悲報に必ず「ウソでしょ」と思うものなのだろうか。無意識に、右へ左へ3往復ぐらいしたのだと思う。それでも、書いてあることが冗談でもなんでもなくホントなのだとわかってその場にいれなくなった。まだショーは一般入場者の入場が始まったばかりで、とても奥様に声をかけてはいけないと思った。

ショーが終わったのを見計らって奥様に声をかけた。倒れたのはモトGPのほんの4日後だったという。
「突然、人生を絶たれて、本人はどう思ったのかわからないんで、こうして出展してみようかと……ばたばたしてほんとまだ実感がないんですけどね」
と気丈にも語ってくれた。

享年43歳。これから、という人であった。あまりにも早い死でかける言葉も失うけれど、残されたイラストが岡本さんなりを語ってくれると思う。

たとえばこのサイト(ESPAが惚れたマシンたち)で岡本さんのイラストを観ることができる。今日・明日の東京モーターサイクルショーでも出展販売している。


++++++日乗+++++++
輪廻転生なのか。知人に子どもができた、というニュースもあった。

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2007.03.30

バイク文化は鈴鹿8耐から

バイク文化は鈴鹿8耐から
引き続き東京モーターサイクルショーです。鈴鹿8耐発表会で平忠彦さんとミック・ドゥーハンさんがトーク中。背景に流れている歴代8耐の映像を見ていると熱いものが込み上げてきます。

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東京モーターサイクルショー

東京モーターサイクルショー
東京モーターサイクルショーに来ています。今年30周年を迎える鈴鹿8耐記者発表会で岩城こう一さんがトーク中です。

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2007.03.28

プレマン島TT100周年日記~その1

現在、マン島夏時間午前4時37分。
出発まで約1時間に迫りました。

さて、3月8日(木)にマン島入りして3週間。今回の渡マン島の目的は、博士論文や今後の仕事のために、100周年を前に関係者やマン島のひとびとに話を聞くことでした。
欲しい情報はほぼ出揃い、あとは100周年のTTウィークがどんな風になるのか、そこで何が生み出されるのか、この目で確かめに再び戻ってきます。

出発までの時間、ぼちぼちマン島日記を書きつけていきます。

3月8日(木)風が強く肌寒い

大西洋を初めて渡ってきた。アメリカとイギリスは、日本とイギリスよりも3時間ほど近い。アトランタからマンチェスターまで約8時間。日本から8時間だと、オーストラリアのシドニーが同じくらいの距離か。

友だちが空港に迎えに来てくれて、家まで送ってくれた。お茶でもと誘われるが、疲労と時差で丁重に次回にお願いする。友だちの彼女は、たまにダグラス(マン島の中心部)に出てきたもんだから、ちょっとはしゃいでいる。それくらい、マン島の人はあまり島内で行き来するひとはいない。

いつものホームスティ先はまだ誰も帰宅していなかったが、大丈夫、家の鍵はいつもの在り処にあった。黒い大型犬のブルーノがしっぽぷるぷる大歓迎で出迎えてくれる。前回の滞在から9か月経っているのに、ちゃんと吠えずに覚えてくれているんだものなあ、嬉しい。

家の外壁の色が変わっていてびっくり。そのほかにも、家の中をちょこちょこ手入れしているので、毎回の変化が面白い。でも、3階のヒミツの扉の向こうに、1951年の雑誌や新聞が詰まっているのは手つかずだ。

3月9日(金) 日差しがやわらかい

時差ぼけ治らず、朝9時起床。郵便局に日本宛書類を差し出しに行く。ダグラスはいつもの賑わい。
昼前に友だちが迎えに来てくれて、これから預けてある自分のスクーターを取りに行くのだが、その前に、もろもろの支払いと手続きを済ませる。郵便局に税金を払いに行き、保険屋さんに交渉に行く。行ったのだが、いろいろと立ちはだかる壁があり、290ポンド(日本円で7万円ほど)支払わなければならずがっくり。それでも、自分の乗り物があるというのは自由でいいものだ。
そのままクルマでポートエリンへ。フェアリーブリッジでフェアリーに挨拶し、空港を通り過ぎ、キャッスルタウンを右に曲がってポートセントメリーの手前を右に。海沿いをのんびり走る。
友だちが教えてくれて初めて今回知ったモノがあった。ポートエリンに向かう途中の小高い丘の上に、なにやら古代遺跡の墓?のような盛り土があるのだが、それは、実は100年くらい前まで、冷蔵庫として使われていたものだという。冬の間に氷を入れておき、海からの寒風で冷やしておくのだそうだ。何気ない場所や史跡でも、地元の人にその由来を聞くといきなり彩り鮮やかに理解することができるから旅は面白い。

3月10日(土) 快晴だが風強い

今日も早起きできず。11時ごろグランドスタンドへ。三脚を立て、ビデオで自分撮り。グランドスタンドでは改修工事が行われていて、土曜日の今日はTTレース関係者がペンキ塗りや掃除などをボランティアで作業していた。その彼らが見守る中、テンションを上げてしゃべらなければいけないのは、ちと、恥ずかしい。と思ったらカメラが壊れてしまった。がっくし。家に帰ってネットで調べてみるとリコールがかかっている機種らしい。残念無念。そんなわけでマン島案内のVTRがほとんど撮れず終い。
家に帰る前にTESCOというスーパーに寄って食料を買い込む。ステイ先はキッチンを自由に使えるので、物価が日本の2.5倍もするイギリス圏、マン島では自炊できるのはありがたいのだ。しかし、実は自炊したのはこのあと2回に留まった。なぜか毎食、どこかで誰かと食べていたからだ。

夜9時に家のベルが鳴る。誰かと思ったら、アヘッドでも紹介したタクシーライダーのフィリーだった。家の前のブルーのスクーターを見つけて、さっそく家に寄ってくれたのだ。そのままタクシーに乗り込み、メーターは倒さず、ヒルトンホテルの下のカラーズというモダンなパブへ。オケルズエールをハーフパイント×2杯飲む。


++++++日乗++++++
ニオミさんへ伝言。ジョンさんが庭で転倒、ひざを痛めて入院中です。

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2007.03.26

マン島TT関連のTV番組が今晩8時半からJ SPORTSにて

お知らせです。

今晩、3月26日月曜日も、20:30~21:00に、J SPORTS ESPN にて、

オートバイの島 2007もう待てないTTレース100周年

という番組が放送されます。スカパーやケーブルTVなどで視聴できます。

風の強いマン島からの私のリポートもちょこっと出てるそうです。


++++++日乗++++++
マン島3週間、最後の1週間はイギリスでもらったFluで寝込む日々。

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【今週のモータースポーツ・バイクイベント】3月26日~4月1日

今週行なわれるモータースポーツとバイクイベントです。

3月30日(金)~4月1日(日)

東京モーターサイクルショー
東京ビッグサイト

4月1日(日)

WSBK 世界スーパーバイク選手権 第3戦
場所・未定

WTR 世界トライアル選手権 第1戦
スペイン

WMX 世界モトクロス選手権 第1戦
ベルギー・ファルケンスワルト

全日本ロードレース選手権 第1戦
ツインリンクもてぎ

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2007.03.24

マン島TTの番組がスカパー他J SPORTSで

本日、3月24日土曜日 23:30~24:00と、3月26日 月曜日20:30~21:00に、J SPORTS ESPN にて、

オートバイの島 2007もう待てないTTレース100周年

という番組が放送されます。スカパーやケーブルTVなどで視聴できます。(今後のリピート放送予定は未定)

不肖、わたくし小林ゆきがマン島現地で今回撮った映像(いわゆる自分撮りに挑戦)もあるはずです。というのも…。今回、ちょっとしたアクシデント(?)がありまして、託されたビデオカメラに例のタイマーが発動し(!)。TTマウンテンコースの紹介映像やマン島の風光明媚な場所などを撮ることがあまりできませんでした。
その代わり、私の過去撮った写真が活躍?してくれるでしょう。

番組では、ホンダがマン島TTレースに参戦しはじめたときのマシンをホンダコレクションホールで高橋国光さんが解説。
また、日本人として初めて入賞(6位、シルバーレプリカ)した谷口尚己さんのインタビューがあります。
他にも、当時の黎明期の日本のメーカーのマン島TT参戦の資料などを含んだ貴重な番組です。


++++++日乗++++++
アメリカンジョークならぬマンクスジョーク。
「ポートエリンの家族が休日にラクシーに行ったんだって。B&Bを予約して!」
わかる人にはわかる大爆笑のマンクスジョークでした。

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2007.03.23

今年の「ぶらりデイトナひとり旅」日記

イギリスでFluをもらったみたいで。
今のうちにデイトナ日記を書いておこう。

3月3日(土)

いつものようにあらかじめパッキングなどしていないので、カメラやメモ帳など仕事道具以外は「あとはクレジットカードとお金とパスポートさえあれば」とつぶやきながら、手当たり次第、バッグに詰め込む。
予定通りYCATからリムジンバスに乗り、たった70分で成田到着。

今回はマイレージを使って無料で世界一周チケットを手に入れたが、気に入らないのはアメリカ行きの飛行機がコンチネンタルだったことだ。フォークとナイフがペラペラのプラスチックではなくちゃんとステンレスだったのはいいが、久々に「エサ」が出た。デルタの方が1.1倍マシだ。つまり、大差ない。大差ないけど、デルタの方が座席が広いので自分の中では米国系航空会社としてはマシ認定。あと同時テロのとき唯一被害を受けなかったので。
とかなんとかいいつつ、今回はなぜかニューヨークのニューアーク経由オーランドからアメリカ入り。ニューヨーク経由だなんて時間がかかるなーと思っていたのだが、飛行機が最新鋭の747-400? だったかなエアバスだったかな、成田から12時間で着いてしまった。以前、ニューヨークから日本に帰ったとき、ニューヨークから大陸横断で6時間、西海岸から日本まで11時間だったのでなんか感慨深い。
ニューヨークからオーランドまで3時間ちょっと。
レンタカー屋さんでクルマをピックアップ。一番安いクラスだと韓国車なので、1クラス上を指定しておいたら、フォードのなんとかいうクルマだった。今回の旅で、やたらあちこちで、信号待ちでもガソリンスタンドでも声をかけるのでなんだかなーと思っていたら、最終日、ケンセイさんに「ちょっと横に乗せてくれんやろか、全開くれてみてくれんやろか」と言われ、そのクルマはムスタング(マスタング?)というクルマだということが判明。つくづく自分はクルマ音痴なことを思い知る。
子どもの頃、近くに日産の追浜工場があって社会科見学は日産かポーラかブリヂストンかと相場が決まっていたのだが、スーパーカーブームのころ、多くの地元小学生は、日産が「フェラーリZ」を作っていると勘違いしていた。私もオトナになるまで、フェアレディZがクルマのモデルの名前で、フェラーリがイタリアのメーカーの名前かどうか判別が付かなかった。
こんなにオトナになってやっと、ムスタングはムスタングというメーカー名なのではなく、フォードのモデル名なのだととくとケンセイさんに説明され知るとは。とほほ。

宿に着くとすでにデーブさんはダースベイダーあらためチョハッカイ仕様で夢の中であらせられて、かわりにコウさん(「ぶらりデイトナひとり旅」のブーツヒルサルーンのあたりで登場してます!)が出迎えてくれた。
コウさんとはこのあと、今回の旅の帰りがけ、思いがけず裏デイトナツーリングルートを開拓することになる。

3月4日(日)

行ったことのないデイトナ有名スポットを訪れようと、朝からドライブ。クルマがクルマなのでとにかくあちこちで声をかけられる。
アイアンホースサルーンは噂に聞いていた通り、雰囲気ばつぐん。ああいうところでのんびりビールを飲みつつバイク談義したいものである。自分がバッセンジャーかタンデマーになる必要があるけれど。
メインストリートもすでにエライことになっていて昼から馬鹿騒ぎ。
オーモンドビーチH-Dにも寄ってみる。前後の道は単なるハーレーのディーラーがあるというだけなのに大渋滞。オーモンドビーチH-Dはあまりに巨大で、例えるなら、ちょっとした日本の郊外のイトーヨーカドーとかそういう複合型ショッピングモールくらい大きい。

ガソリンが1ガロン(約4リットル)=約2ドル48くらいに上がった。かなりのインフレだ。

とはいえ、人々を見ていると好景気に沸くバブルっぽい感じがする。

3月5日(月)

ゆっくり起きてスピードウエイへ。AHRMAのレースで、「ぶらりデイトナひとり旅」を登場人物に渡すためである。
今年はなんと、入場料無料、インフィールド入場料も無料だった。
中にはいってそのわけが判ったのだが、バンクのあるターン4のあたりは、有料キャンプ場に、反対側ターン2側は有料のHOG村(たしか40ドルとかいうけっこう高い金額だった)になっていたからだった。
つまり、今年はバンクにクルマで乗り付けられない、というわけなのだ。

でも、今年のぶらりデイトナひとり旅の目的は、出来上がった新刊を登場人物に渡すためなのでそんなことは構わない。

AHRMAのパドックはスピードウエイの新装開店で混乱を喫した去年と違って、今年はまとまったエリアに広がっていた。そのため、すぐに日本人村(?)を見つける。
おなじみネモケンさんこと根本健さん、四国からトレッセル塩津さんなどなんと7台がエントリーしていた。
正直、面白くない(苦笑)。自分はどちらかというと観戦するより走る、実体験するタイプなのだなあと深く実感する。

パドックをうろうろするとゼッケン136番を発見。
私のラッキーナンバーは36番と勝手に決めているのだが、これは、鈴鹿8耐にチーム監督として参戦していたころ、ふと思いついたダブルミーニングのナンバー。
36=サンロク=山麓=山の麓(ふもと)。山の頂上を目指すレースの仕方もあるが、私たちは私たちの身の丈で、山のふもとから裾野へ広げよう! というモットーを込めての意味である。

で。
今回の新刊「ぶらりデイトナひとり旅」は偶然にもエイ文庫の通しナンバー、136番。
中見出しに使ったヤマハのライダーのゼッケンは136番。
うまく説明できたかどうかわからないが、彼にまず渡すことができた。
幸先がいい。

夜はスミルナビーチスピードウエイへ。
ここはターマック(アスファルト舗装)でバンクのついたオーバル(楕円形)のレーシングコース。普段はスピードウエイレースが行われているが、今回は初めて、ダートセクションを設けてスーパーモトが開催された。
何しろターマックはバンク。なかなかの迫力であった。

3月6日(火)

早朝、空港まで、お世話になっている横部さんを送っていく。
慣れているとはいえ、やはりアメリカの道路。緊張を解いてはいけないので、あまりおしゃべりを弾ませることもできず。どーもすいません。今度ゆっくり例の件をお話ししたいです。

昼までジパツーのコラム書き。

午後から再びAHRMA。
「ぶらりデイトナひとり旅」に書いている、新車で買ってからレースをし続けて31年目に初めてそのバイクでデイトナで勝った!というジョージ・テイラーさん発見。もう70歳越えたと思うけど、今年もレースに果敢に挑戦していた。

そしてそして。
ナゾのインディアンマン、ドクにも再会。2冊渡そうとしたらなんだか丁重に遠慮されたので、ドクの友人に一冊渡す。そしたらお返しに、「キャベジパッチ」のTシャツを頂いてしまった。これぞ3倍返し。ほんと、海外でのこうした親切の数々、毎度のことながら恐縮してしまいます。

夜は顔より大きいロブスターを日本人ご一行様とご一緒させていただく。


3月7日(水)

こんなに短い日程は、初デイトナ以来。一人でパブも今年はかなわなかったが、心はすでにマン島。
本来ならば今年、デイトナに行くことは諦めていた。運良く、世界一周チケットが手に入ったため来れたので、存分にフロリダ焼けをしようとタンクトップで頑張ってみるが、まだ肌寒い。
飛行機はデイトナから、しかも午後便なので、コウさんとドライブに出かけることにした。
デイトナバイクウィークでただで配っているおすすめツーリングルートマップを参考に出発。1コース100~200マイルものルート。走りっぱなしで都合200キロくらいは走ったのではないかと思う。
このエリアでもっとも高いなんたらマウンテンを通過する、とマップに書いてあるのでそのルートを走ってみたが、そこにあったのは山ではなくなだらかな丘。でも、平らで退屈しがちなフロリダにあって、風光明媚な場所を見つけられたのは収穫だった。

クリスピークリームのドーナツを食べなかったのが心残り。

4時05分、DAB デイトナビーチインターナショナル(!)空港発、アトランタ行き。
アトランタからデルタ航空でイギリスのマンチェスター行きに乗り換える。
東海岸からイギリスまでは8時間。大西洋は太平洋より狭いことがわかった。
マンチェスターからFlyBeでマン島へ。日本からより3時間早く着くことができる。

マン島ではすでにパスポートチェックの場所はなく、「必要ならマン島政府のオフィスに来てください」の看板があった。港も同様だ。

出口でともだちがお出迎え。
これから3週間、マン島で博士論文のための現地調査を行う。


++++++日乗++++++
グレートブリテン島では流行性感冒が流行っているらしく。

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選挙

マン島で書いています。

さて。
今度の統一地方選挙で偶然にも私の知人が二人、ある都道府県の区議選挙に立候補している。
二人ともライダーだ。
一人はある政党の公認を受けて勝算が高いが、もう一人は現職定員いっぱいのところに新人として立候補するため苦戦が予想される。

残念ながら(?)私の選挙区でないので直接的に応援できないが、もしもこの二人が当選したならば、ライダーが政治に関わることで何かが変わるのではないかと期待し、行方を見守りたい。

++++++日乗++++++
今度の土曜日はTERIYAKI PARTY。7pmに我が家に集合。

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2007.03.19

【今週のモータースポーツ・バイクイベント】3月19日~25日

今週行なわれるモータースポーツとバイクイベントです。

3月23日(金)~25日(日)

大阪モーターサイクルショー
インテックス大阪2号館

3月25日(日)

WGP 世界ロードレース選手権 第2戦
スペイン・ヘレス

全日本モトクロス選手権 第1戦
スポーツランドSUGO

全日本トライアル選手権 第2戦
九州大会

Fun&Run
鈴鹿サーキット東コース

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2007.03.15

メイキング・オブ『ぶらりデイトナひとり旅』

私の4冊めの文庫本、『ぶらりデイトナひとり旅』の発売日から約2週間が発ちました。そろそろ全国の書店に並んだのではないでしょうか。

デイトナのことを書こうと思ったのは、『バイクの島、マン島』を書いていたころからでした。まだまだ本にまとめたい話はほかにもたくさんあるのですが、世界最大のバイクのお祭りデイトナバイクウィークもその一つでした。

マン島本が出て、次のテーマはデイトナと決まり、担当編集者のキャプテンとリカちゃんと何度か打ち合わせを重ねました。りかちゃんに背中を押されて2005年3月のデイトナに意気揚々と向かい、おととし2005年の夏、マン島滞在2か月の間にデイトナのことを一度は書き上げたのですが…。
帰ってきて読み返したら、こりゃダメだ……と封印することに。なんというか、説明臭くて生き生きとしてなかった、というのが反省点でした。
デイトナで知り合ったTTライダー、ジェフが2005年マンクスグランプリのアクシデントでもう会えなくなってしまったことも関係していたかもしれません。
あるいは? 
もしかして自分自身が楽しんでいなかったのでは? と顧みて、締め切りまで猶予を頂き、本のため、というより、自分のためにもう一度、デイトナの旅を仕切り直してみることにしました。

それで、2006年のデイトナバイクウィークは、原点に戻って、宿は一人でビーチ沿いの安モーテルへ。黒人さんのグループと仲良くなりました。サーキットでのプレスパスは申請せず、雑誌のための取材は入れず、朝はビーチで日焼け、昼はひたすらあちこち走りまわって、ヘルメット持って丸一日各車の試乗バイクで走って、夜は毎晩メインストリートに繰り出して……。そんな一週間を送ってみました。

そもそも私が知りたかったのは、バイクウィークを楽しむために来ているバイカーの気持ちではなかったのか。
おぼろげながら焦点が定まってきました。

それで、仕切り直したプロットを持って相談しに行くと、格段に忙しくなったリカちゃんに代わって、新人ひでちゃんが担当することになりました。
このオトコは私が言うのもなんだが、スゴイ。じゃ連絡入れます、と言うと必ず連絡してくるマメマメしい人。普段からそうならとってもモテるんじゃないか。とブログ上でからかってみたりなんかして。皆さんどうぞかわいがってやってください。と茶化すのはここまでにするとして。担当になってから校了まで、なんと彼は毎日必ず連絡をくれました。それで去年の11月からブーストかけることができました。
それに心強かったのは3秒で判断を下すオトコ、キャプテン。
おかげさまで最後の最後に踏ん張ることができ、本ができあがりました。

涙涙のBMW横井さんのくだり、ニューヨークでの台湾人エリカとの珍道中、日本人プライベーターの200マイル参戦などなど、書き加えたかったけど泣く泣く削ったエピソードもたくさんあります。いつの日かそれはそれでまたまとめられればいいなと思ってます。

さてさて、今年のデイトナバイクウィーク。初めて行ったとき以来の4泊5日という短い滞在でした。
そもそも今年3月は前々からマン島に来ることに決めていたので、デイトナ行きは諦めていたんです。けれども、これまで貯めに貯めたマイレージで世界一周チケットが取れることがわかり、日本~デイトナ~マン島~日本という旅程を組みました。

今年のデイトナの旅の目的は出来上がった本を登場人物に渡すことでした。
私のラッキーナンバーは「36」(=山の麓(ふもと)=山麓(サンロク)ですが、不思議なご縁で、今回の本のエイ文庫の通しナンバーは136番。さらに不思議なことに、中のコンテンツのタイトルに使った写真が偶然ヤマハのゼッケン136番でした。で、その136番さんに無事渡せました。
さらに、新車で買ったTD3で31年間レースをしていて初めて勝った!というジョージ・テイラーさんにも渡すことができました。彼はすでに70歳近いですが、今回もガンガンバンクを攻めて2位か3位になってました。
さらにさらに、インディアンで83歳のアル・ナップを目指す!と言うナゾのインディアンフリーク、ドク・バツラーさんにも渡すことができ、お返しに「ワールド・フェイマス・キャベツ・パッチ」(コールスローレスリング)のTシャツを頂いてしまいました。

ってな感じの今年のデイトナバイクウィークでしたが、正直、やっぱりバイクで走らないとなぁ。。と思ったのも事実でありまして。
再び、私の中のデイトナの旅は仕切り直しになるかもしれません。

皆様のブログやサイトでご紹介いただいています。ありがとうございます。(順不同)

茅ヶ崎日記

ジャーナリスト米田俊さんのブログ。大昔、新宿7丁目にあった出版社で出会ったのがご縁です。

あー、しかしホント、アメリカのビッグイベントってめっちゃ楽しいんだよねー。最後に行ったのって、Renoのヒコーキのイベントが最後だなあ。いつだっけ、97年だからもう10年前やんか。うひゃー。小林さんのおかげで、禁断症状出ちゃいそうだわ

ピストンエンジンは永遠に

古くはグースのMS-1レーサーでお世話になってました。永遠の心の師匠です。

近年は、ハーレーダビッドソンのためのバイクウイークという意味合いが強いようですが、特に思い入れが強いわけではない(ハーレーに対して)小林さんの視点では、冷静に分析しているところが印象的です。 ピンク!のストリームライン・ホテルでの出来事は、思い出深い事であるようで、ワタシも小説や映画のようなことが現実に起こるのだと・・・。

徒然なるお知らせ

元ホットバイクジャパン編集長にして作家でもある大先輩、池田伸さんのブログ。

ハーレー乗りではない女の子のレポートとして、とても面白かった

モトナビ

トップテンチャートやなんかで登場させていただいてます。

アメリカのデイトナに何万人ものバイカーを集めて行なわれる一大イベント「デイトナバイクウィーク」の、そこでしか味わえないバイク好きたちとの交流が綴られた1冊だ

++++++日乗++++++

マン島、今日は約8度。曇りときどき晴れ。思ったほど寒くありません。週末はロンドン・ブリストル・パイオニアランという1930年より前のバイクが走るイベントを観に行ってきます。

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2007.03.13

マン島TT100周年のTV番組

3月7日にデイトナを経って、アトランタ経由、マンチェスター経由でマン島にやってきました。
なんだか毎日忙しくてブログの更新もままならず……。
マン島ではちゃくちゃくとTT100周年に向けた準備が、目で見てわかるくらい進んでいます。

さて。
3月24日(土)と26日(月)にJ SPORTS ESPNチャンネルで、マン島TTに関連した番組が放送されます。
スカパー、ケーブルTVなどで視聴可能です。
私もちょこっとだけマン島からのリポートで登場する予定ですが、本当に登場できるかお楽しみに。


番組タイトル
オートバイの島 2007もう待てないTTレース100周年

番組サイト

放送日
3月24日(土) 23:30~24:00
3月26日(月) 20:30~21:00
(以後のリピート放送はまだ未定)

内容

オートバイの島
  2007もう待てないTTレース100周年

モーターサイクルのレースファンなら、誰でも知っているマン島は「ライダーの聖地」、「ライダー伝説の島」と呼ばれそこで行われる世界初のオートバイレース「マン島TTレース」が2007年100周年を迎える。
そこで2007年5月26日~6月8日マン島TTレース100周年ウィーク開催にむけ、島の素晴らしい景色と日本人ライダーの思い出。そこにまつわる日本メーカーと現地の人々のレース対する思いなどをお送りします。

日本メーカー参戦黎明期の日本人ライダーさんの貴重なインタビューなどで構成されるそうです。
J SPORTSが見られるかたはぜひご覧ください。

++++++日乗++++++
マン島の友だちの友だちがたまたま整形外科医で、肩のリハビリの件を言ったら診察してくれた上に、鍼を打ってくれた。友だち価格というか、マン島は医療費が無料らしいです。

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2007.03.12

【今週のモーターサイクルスポーツ】3月12日~18日

今週のモーターサイクルスポーツです。

3月18日(日)

もてロー
ツインリンクもてぎ

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2007.03.10

エンジンオイルもライムグリーンにこだわるカワサキ

ヨーロッパで行なわれたカワサキのプレスカンファレンスで、ウエルカムドリンクが何やら妖しげなライムグリーン色の飲み物だったのには驚いたが、ついにエンジンオイルもライムグリーンに。

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■カワサキエルフ Vent Vert(ヴァン・ヴェール)

全化学合成 SAE 10W-50 API:SL
過酷な条件を要求されるレースシーンにおいて開発されたエンジンの性能を100%フルに発揮できる高性能4サイクルエンジンオイル。

用品番号 
J0ELF-K001S
メーカー1リットル希望小売価格:\2,310
(本体価格\2,200、消費税\110)

メーカー発表によれば、
「オイルの色はエンジン始動後、変色しますのでご了承ください。」
とのこと。

とはいえ、ライムグリーンというコンテンツひとつでカワサキマニア心をくすぐり続けますな。

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2007.03.09

ひでちゃんに業務連絡

ひでちゃんに業務連絡です。
全国の心当たりのあるひでちゃん、よろしくね。
無事マン島に着きました。
ネットもつながりましたので例のブツはpdfにて送ってくださいまし。


++++++日乗++++++
しかし寒いなーもー

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BE-PALの「本当に使える旅バイク」特集

明日、3月10日発売のBE-PAL(ビーパル)(小学館)に、「本当に使える旅バイク」という特集が組まれてます。

日本一周のときのCSでちょこっとだけ登場してます。

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2007.03.05

【今週のモーターサイクルスポーツ】3月5日~11日

今週行なわれるモーターサイクルスポーツです。

3月10日(土)

デイトナ200マイル
アメリカ・フロリダ州デイトナインターナショナルスピードウェイ

世界GP 第1戦
カタール

筑波TT

3月11日(日)

全日本トライアル選手権 第1戦
真壁

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2007.03.04

三鷹市議会がバイク駐車場整備促進を求める意見書を出していた

三鷹市議会が議長金井富雄氏の名前で、自動二輪車の駐車場整備促進を求める意見書を、2005年12月に提出していたことを今ごろになって知った。
その内容はとても興味深いので引用しておく。

ここ最近、自動二輪車(バイク・オートバイ)の低価格、スクーター型デザイン、高機能化により普及がさらに進み、新たな社会問題がクローズアップされている。それは朝から晩まで、駅や繁華街の道路や歩道に自動二輪車が違法駐車され、交通障害となっていることである。 自動二輪車の違法駐車がはらむ問題点は二つある。第一には、内燃機関ゆえ構造上マフラーがむき出しかつ高温であるため、歩行者が意図せず足など触れた場合大やけどを起こす。さらに車重があることから横倒し時に大けがを起こす可能性もある。第二には、自治体の条例上は、対象外であるゆえに撤去ができず、他方警察も移動に手が回らない状況で、仮に撤去が実施されたとしても、そもそも自動二輪車駐車場のない現状では、また違法駐車が繰り返され、解決は望めない。 この背景は、駐車場法第2条第1項第4号にて、自動車のうち自動二輪車以外のもの、という自転車でもなく自動車でもない不明瞭な扱いとなっていることである。結果、自動二輪車駐車場が保有台数と比べ、全く不十分な状況にある。国交省は、駐車場を設けてはいけないということではない、法改正は視野にない、と見解を出しているものの、条文を見れば、自治体の整備が進まないのはもちろん、民間に向けた補助制度もごく一部にしかなく、設置がなかなか進まないことは当然である。 もちろん販売事業者側もこの点に強い危機感を感じており、日本二輪車協会や全国オートバイ協同組合連合会が国交省や都道府県や地方自治体へ駐車場拡充の要望を出すほど深刻な現状である。しかし、いまだ何ら抜本対策が打たれず、解決に至っていないのは、違法駐車の現状を見れば明らかである。 よって、本市議会は、国会及び政府に対し、まずは駐車場法第2条第1項第4号の除外規定を削除し法的位置づけを明確化の上、自治体と民間への整備促進の広報を大々的に行い、その後に、整備促進助成事業の予算化を強く求めるものである。 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 平成17年12月21日

興味深いのはバイクの構造とバイクを取り巻く社会環境を的確に表していること。もう一つは、この要望書が、三鷹市議会から国会および政府に対して提出されていることである。

なお、二輪車除外規定が削除された改正駐車場法は2006年11月30日に施行された。

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2007.03.02

バイク駐車場増設請願のオンライン署名はじまる

Banner_shomei_200702

NMCA日本二輪車協会では、バイク駐車場の増設を請願するための署名をオンラインではじめている。
オンライン署名のサイトはこちら

3月1日現在で900名以上の署名が集まっている模様。

この請願は、東京都知事、特別区長会会長、東京都市長会会長、東京都町村会会長に提出するもの。今回は東京都に限られているが、東京都への働きかけの成果いかんで今後、横浜や大阪、福岡など都市圏に広がるとうれしいのだけど。

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2007.03.01

デイトナバイクウィークは明日からです。

デイトナバイクウィークは明日3月2日から11日までです。
今年はAHRMAの日程のみ滞在する予定です。新刊の『ぶらりデイトナひとり旅』を持って。

グーグルローカルの航空写真がすごい。
サーキット(デイトナインターナショナルスピードウエイ)の方が、空港(デイトナインターナショナル空港)より大きく見える。(滑走路を除く)

++++++日乗++++++
新雑誌「ボボス」の取材を受けました。

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