G-FP2DF1P69Y 十勝型事故その2: 小林ゆきBIKE.blog

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2006.09.06

十勝型事故その2

北海道では公共事業創出的な道路工事が数多く行われている。冬期の凍結や積雪・除雪対策として、道幅を広くし、カーブを真っすぐにし、勾配を減らす。ライダーさんならわかると思うが、あまりにも退屈な道路より適度な緊張感が持てる道路の方が運転に集中できることが多い。北海道経済の停滞も理解するが、どうせなら、道幅を広げるついでにガードレール付きの『中央分離帯』を設けてはどうか。優先直進対一時不停止右折の事故、正面衝突は避けられるはずだ。▼しかし、なかなか温泉ツーリングブログになりませんね(汗)

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コメント

北日本を注意深く観察しながら走るとわかるかもしれませんが、ガードレールって除雪の邪魔なんですよ・・・。
雪の圧力でガードレールが歪み、倒れ、春になると圧雪は下から融け、雪の塊全体がガードレールなどの構造物にぶら下がるようになって、埋もれた構造物は潰れたり倒壊したりします。
一番良いのは歩道も中央分離帯も段差のないフルフラット、なんです。道路が広いのは雪を除けるスペース確保のため。これは日本海側で顕著です。
毎年の除雪費用や壊れた構造物の修繕費も想像を絶する額ですので、トータルでベストなのは・・・難しいですねぇ。

投稿: G.T.Sammy | 2006.09.06 19:41

たしかにその方法だと事故は回避できるかもしれませんが、
道路の形状についての意見はGTSammyさんのとおりです。
冬(11月~3月)の約5ヶ月間、氷と雪に覆われプラス寒さで
構造物が破壊されることを考えると、物を作るより
注意で避けれるものは注意で避けてもらう感じですね。
お金かかりませんし。
変に勾配つけられると圧雪アイスバーンやミラーバーンの時に
スパイクつけてても路面に立つだけで流されます。。。
残念ながら今回のご意見では
『道の真ん中に余計なもの作るぐらいなら、除雪しろ』
『滑らない道作りをしろ』
と怒られるのがセキの山です。

それくらい冬の道路は切実なんです。

投稿: T-cabin | 2006.09.06 20:44

アメリカみたいに食い違い交差点にすればOK。

http://www.geocities.jp/jdy07317/2050.html

投稿: ラリーX | 2006.09.06 23:53

十勝型事故についてですが、「広い道路」で「見通しが良い」にもかかわらず「出会い頭」や「正面衝突」などの形態の交通事故というのは合っていますが、「左折大回り」、「カーブのカットイン」のようなラフな運転、「中高年者の同乗者とのおしゃべり」や「携帯電話の通話」、「飲酒」による漫然運転、「技量を上回るスピードの出し過ぎ」については違うような気がします。
糞も味噌も一緒にされているような気がします。

投稿: ti | 2006.09.07 06:40

tiさん、ゆっきーさんは事故形態を十勝型事故に分類した上で、北海道という特殊な土地の事情とそこの夏の時期に照らし合わせてそれらの事故の原因を探ったわけですから、分類と原因を味噌くそ一緒にしてはないと思いますよ。
それと、夏の正面衝突事故で多数の死傷者が出ていることは事実ですから、冬の対策も大事ですが、冬以外の悲惨な事故の対策も大事だと思います。
北海道で冬季とそれ以外でどっちが死傷者数が多いかはよく知らないのですが、ガードレールで死を防げるなら経済活性化にもなるわけですし安いもんだと思います。

投稿: まつ | 2006.09.07 15:39

北海道で起こりがちな事故は、交差する道路を移動する車両の視界上の位置が変わらないため、その存在に気付かず出合い頭の事故になると記憶しています。
内地と違って普通の道なら間違いなく70-90km/hの似たような速度で走行しています。長時間走行でボケた頭になっては見分けるのは実際難しいですね。

投稿: Shin-G | 2006.09.07 20:35

ti氏の意見はもっともだと思う。
だいたい、「左折大回り」、「カーブのカットイン」のようなラフな運転、「中高年者の同乗者とのおしゃべり」や「携帯電話の通話」、「飲酒」による漫然運転、「技量を上回るスピードの出し過ぎ」、等はなにも十勝に限った事ではない。それゆえ北海道という土地の特殊性やら季節、「十勝型事故」とやらとの連関性の根拠に全くなっていない。そのいい加減さを指摘されても当然だろう。
あと、
「ガードレールで死を防げるなら経済活性化にもなるわけですし安いもんだと思います」
こういうのは、きちんと具体的な実績なり試算を併せて提示しなければ空論以上のものではない。
まさに、G.T.Sammy氏やT-cabin氏の実際的な考察の方が説得力があり、現実的な施策に落とし込まれるべきものである事をその現状とともに端的に示している。

投稿: K_Drive | 2006.09.12 01:01

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