社会学修士論文の目次~マン島TTレース
3月に修了した社会学修士論文のタイトルと目次全部をあげておきます。なぜマン島TTレースが社会学につながるのか? が、ちょっと見えてくるかも。段落下げしてないので見づらくてごめんなさい。
2005年度東洋大学大学院社会学研究科修士論文
小林ゆき
TTレースはなぜマン島で祝祭化したのか──公道モータースポーツの社会学的考察──
はじめに 5
〈凡例〉 5
第1章 研究の目的と方法 6
・第1節 研究の枠組み 6
・・第1項 研究の目的と経過 6
・・第2項 研究の対象と調査方法 8
・第2節 先行する諸研究の系譜 9
・・第1項 祝祭の意味と諸形態 9
・・第2項 祭りの舞台と競技性を伴う祭り 12
・・第3項 マン島とバイク産業、モータースポーツに関する先行研究 14
・第3節 モータースポーツと祝祭の関係性に対する仮説 15
・・第1項 移動の手段からスポーツとなる過程 15
・・第2項 公道モータースポーツが地域住民に与えるスペクタクル 16
・・第3項 祝祭化に至った理由 17
第2章 バイクとモータースポーツ 20
・第1節 バイクの歴史 20
・・第1項 バイクの呼称と分類 20
・・第2項 バイクの歴史 21
・・・ヨーロッパとアメリカのバイクの歴史 21
・・・日本のバイク産業 22
・第2節 モータースポーツとは 26
・・第1項 モータースポーツの定義 26
・・・チームスポーツとしてのモータースポーツ 27
・・・バイクのモータースポーツの種類 28
・・第2項 モータースポーツの歴史と舞台 30
・・・乗り物のスポーツの起源 30
・・・車のモータースポーツの発祥 31
・・・バイクのモータースポーツの歴史 32
・・・日本におけるバイクのモータースポーツの歴史 33
・・・公道レース 36
第3章 マン島概況 38
・第1節 マン島の背景 38
・・第1項 マン島概況 38
・・・地勢と気候 38
・・・交通 39
・・第2項 マン島の歴史 40
・・・マン島社会の現況 41
・・第3項 人口 42
・・・メインタウン 43
・・・マンクスの定義 46
・・第4項 マン島の政治形態 48
・・・英国連邦の一員でありクラウン・ディペンデンシーであってUKでない 48
・・・マン島の国家機能 50
・・・立法 50
・・・行政 51
・・・マン島の国旗 52
・・・マン語 53
・・第5項 経済と産業 55
・・・マン島の経済 55
・・・マン島の産業構造 58
・・・観光産業 60
・・・アガサ・クリティ『マン島の黄金』 61
・・・観光産業の位置付け 63
第4章 TTの歴史と展開、現況 67
・第1節 TTの歴史と展開 67
・・第1項 創成期・黎明期~イギリスのバイク産業とTT 68
・・・カーTT 68
・・・初めてのTT 72
・・・マウンテン・コースで世界的に有名に 73
・・第2項 多様化するTT 74
・・・MANX GP 75
・・・国際化の波 75
・・第3項 世界グランプリ・シリーズ開始 76
・・・世界的権威の獲得 76
・・・クラブマンズ・レースの創設 79
・・・多様化するバイクマーケット 80
・・・クリプス・コース導入 83
・・・女性の参加 85
・・第4項 日本メーカーのTT参戦 86
・・第5項 世界グランプリ除外の危機 95
・・・安全に対する議論 95
・・・興行化が強まる 102
・・・TTの聖地化とヒーローの登場 103
・・第6項 フェスティバル化 106
・・・外国人に対する観光対策 108
・・・日本メーカー製品の台頭 109
・・・主催がマン島主導へ 110
・・・2007年、そして100周年 111
・第2節 TTの変遷とTTが行われる祝祭空間 112
・・第1項 TTの名前の由来と変遷 112
・・・TTレースの名前の由来 112
・・・イベント名称の変遷 113
・・第2項 TTコースの変遷と意味解釈 117
・・・TTコースの変遷 117
・・・TTコース以外のコース 125
・・・スタート方法の変遷 127
・・第3項 グランドスタンドとスコアボード 128
・・・グランドスタンド 128
・・・スコアボード 132
・・第4項 勝者の象徴 137
・・・トロフィー 137
・第3節 組織と参加者 140
・・第1項 運営方法と運営費 140
・・・運営費 141
・・第2項 主催者・運営者 142
・・・パトロン 142
・・・FIMとACU 144
・・・政府系組織 144
・・・マン島政府 144
・・・ダグラス・コーポレーション 145
・・・消防 145
・・・警察 145
・・・TTコーディネイト・コミッティ 145
・・・オフィシャルとMMCC 146
・・・マーシャル 149
・・・トラベリング・マーシャル 153
・・・スカウト 154
・・・救急系組織を統括するMOMMOP 155
・・・MMS 155
・・・Hogg Motorsport Association 156
・・・ヘリコプター救急隊 156
・・・英国赤十字とセント・ジョン 157
・・第3項 派生組織 157
・・・TTサポーターズクラブ 157
・・・サザン100 158
・・・アンドレアス・レーシング協会 158
・・・各種ボランティア団体 158
・・・JUMBO RUN 158
・・・マディ・ドゥー 158
・・第4項 ライダー 159
・・・TTRAライダーズ・アソシエーション 160
・・・ライダーの名誉 160
・・・遺族とTT 160
・・第5項 観客 163
・・・一般的な観光客のTTウィークは 163
・・・観戦場所 164
・・・観客に対する注意喚起 165
・・第6項 一般住民とTTウィーク 166
・・・住民への周知徹底 167
・・・住民の反対運動 167
・第4節 TTのプログラム 169
・・第1項 年間カレンダー 169
・・・TTの開催時期 169
・・第2項 レース・ウィーク 172
・・・準備からTT当日まで 173
・・・プラクティス 174
・・・公共交通機関 175
・・第3項 スタート前のセレモニーとレース当日の流れ 175
・・・ロード・オープン 179
・・・ポーディアムと表彰式 179
・・・レース終了後 182
・・第4項 周辺行事とレース以外の観光資源 182
・・・バンク・ホリデーと学校のTT休み 182
・・・周辺行事 183
・・・T.T.Tea 186
・・・移動遊園地 186
・・・ストリート・パーティ 186
・・・観光資源としてのスピード無制限 187
・・・「ケ」のTT 188
第5章 なぜTTはマン島で祝祭化したのか 190
・第1節 モータースポーツそのものの魅力 190
・第2節 TTが地元マン島に与えた効果 192
・第3節 TTは地域社会をつなぐハブである 193
・第4節 結論 祝祭的文化としてのモータースポーツ 194
・・研究分野における論文の寄与 199
・・今後の課題 201
〈参考文献〉 202
〈参考URL〉 203
謝辞Special Thanks 204
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コメント
I.O.M. の運転免許を持っている DragOn と申します。始めまして。
I.O.M. について調べていたらたどり着きました。
それにしても凄い量書きましたね。大変だったのではないでしょうか。
では。
投稿: DragOn | 2006.05.23 17:28
修士論文でも200ページもあるのですね。このようなジャンルで論文のようにしっかりとした文章に出会う機会は少ないので、何らかの方法で公開していただけると嬉しいです。
投稿: JDR | 2006.05.27 21:49