G-FP2DF1P69Y 小林ゆきBIKE.blog: 2006年4月

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2006年4月

2006.04.28

MOTO1開幕戦に行ってきた

先週末、ラリーキッズ伊那を改称した伊那サーキットで行なわれたMOTO-1の開幕戦に行ってきました。スーパーモタードの事実上、全日本選手権です。

せっかくのモタードなので、私もDトラッカー桜吹雪仕様で行ってみました。

伊那は寒天特需というか、かんてんぱぱ特需に沸いていて、ちょうど桜も満開で町が華やいで見えました。

今回は名古屋・中部地区の老舗中古バイク雑誌、バイクガイド誌の連載の取材も兼ねての観戦です。

そして、重要な任務は、チーム アクトwith K&T のライダー、 ビースト浜田の応援団長であります。

モタードはモトクロスやロードレースからの転向組が多くて、(もちろん、初めからモタードという人も中にはいますが)、運営組織がもともとサンデーレース系の会社だったりするので、オン・オフ問わず、若干、同窓会気味。
ハングオンでドリフトするキッシーにもこんなところで再会できてビックリです。

さてさて、レースの方は、我がチームの顛末はバイクガイド誌をご覧になっていただくとして、なかなかレベルの高い、全日本に相応しいものでした。

レースの内容もさることながら、パドックがなんだか小ぎれいなんですよ。なんでかなーと思ったら、参加者同士でチームテント内やら、ライダーの服装やらを気をつけるようにしているのだとか。間違っても、ツナギのインナーを半分はだけてうろうろしている人なんていません。そのせいか、ライダーたちが2割り増しに男前に感じたのは私だけだろうか。

そんなわけで、次回のモタード系イベントお台場のマルチプレックスは5月27日~28日に開催されます。

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2006.04.27

ホンダお客様相談センターの叫び

ホンダはインターネット上にも「お客様相談センター」を設けて、FAQ、よくある相談の質問と答えを掲載しているのですが。

Q:125ccを超えるバイクの登録・廃車・譲渡(名義変更)の方法が知りたい。

という質問に対し、答えは……。

続きを読む "ホンダお客様相談センターの叫び"

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2006.04.26

ETCモニター追加募集+対象範囲拡大

二輪車ETCの一般モニターの追加募集が発表されました。
募集は明日の2006年4月27日(木) 午前10時より、HIDOのHPにて。

今回もまた、モニター期間が終われば、ETC機器はそのまま使用することができます。つまり、プレゼント。
限定先着1000名なので、お申し込みはお早めに。
ただし、モニター期間後にクルマ用のETC並みに小型化されたETC機器が発売される可能性も否定はできませんが。現状、危険を感じるくらいモニター用二輪車ETC機器は大きいです。

また、2006年4月29日(土)からは試行運用の対象範囲が拡大され、東名は富士と西富士道路の小泉まで、中央は小淵沢、関越は渋川、上信越は碓井軽井沢、東北は那須、常磐は水戸、東関道は潮来と新空港、アクアライン、館山道は木更津南・君津まで、などとなります。

対象範囲の地図はこちら。

西日本などではまだ発表がありませんが、秋の本格運用に向けて、暫時、モニター拡大があると予想されます。

掲示板への読者さんからのタレコミでこの情報を知りました。素早い情報提供は本当にありがたいものです。


ところで、筆者のバイクにもようやく二輪ETCのモニター機器が装着されました。その感想等についてはまたのちほど。

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2006.04.25

八丈島でもTTレース開催?

文化人類学のM教授からのありがたい情報より。
八丈島にある南海タイムス社の2006年4月7日のニュースから。(太字は筆者による)

国際的オートレースの開催!?

奥山博文氏は石原都知事が離島の観光施策として「英国のマン島で行なわれているような国際的なオートレースを八丈か三宅島で開催しては」と提案したことについて、町長の見解を求めた。浅沼町長は「知事には以前から言われていたが、島民の合意は得られないだろうと断ってきた。知事からは視察に誘われているが『見るのはいいが、やりますとは言えない』と答えている」

───都知事が島に提案

奥山博文氏は八丈町議。浅沼氏とは八丈町長の浅沼道徳氏。

「知事からは視察に誘われている」とあるように、どうやら石原都知事自身もマン島に視察のため渡航するかもしれない。

三宅島はまだまだ火山ガスで立ち入り禁止区域やガスマスク携行など問題があるので、同じ町おこし問題を抱える隣の八丈島でもやってはどうか、という提案らしい。

それにしても、バイクのロードレースのことを「オートレース」と呼ぶのはいかがなものか。
オートレースはこちら
オートレースを否定するつもりはなく、むしろオートバイ振興に役立っているので応援する派ではあるが、「オートレース」という言い方は少なからずギャンブルレースと勘違いする人がいるんじゃないかと思う。

しかし、このニュースでどうやら石原都知事は本気だということがわかった。情報筋によると、東京都がMFJに接触してきた、という未確認情報もあるので、三宅島TT実現に向けてますます目が離せない。

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2006.04.24

矢野口がエライことになっている

かなりローカルな話ですみません。今日のネタはオチもないただのつぶやきなんですが。

矢野口(ここいらへん詳しい地図はここいらへん)がえらいことに(関西弁で言うところのエライ、東京弁だとたいへんなことに)なっている。

府中街道と鶴川街道が交差するこの場所は、多摩川原橋あたりから読売ランドまで長いこと道路拡張工事をしていたが、ここのところ完成に向けて急ピッチに工事が進んでいた。ここは踏切と、以前は片側一車線づつの交差点で、渋滞の名所だった。府中街道側が先に拡張工事が終わり、右左折レーンができたものの、鶴川街道側は狭いままで、渋滞は日常茶飯事の場所であった。
2週間に一度くらい通りがかるこの場所の変貌ぶりには、毎回、びっくりさせられる。

家があったあそこが! ラーメン屋が! とりあえずの迂回路が!

ドドーン!と突然開けたように感じる。
その先(読売ランド)はどうするんだろう?

最近の東京都の道路施策はけっこう大胆だ。美濃部、青島都知事時代だったら、住民の反対運動を汲む方向性だったけれど、今は石原都知事の時代。圏央道だって高尾山を通しちゃうし、環八だっていよいよつながりそうだ。
(参考:未来につながる東京の大動脈!~環状第8号線全線開通~

ここいらへんは東京都と神奈川県、それも川崎市との境目で、矢野口はぎりぎり稲城市側。川崎市側だったらこうまで強引に拡張することはできなかったかもしれない。

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2006.04.21

例えば歩行者の導線がない場所

例えば歩行者の導線がない場所

横浜駅東口にて。市街中心部でこのように歩行者が行き来することのないデッドスポットは結構あるわけです。そういうスペースを合法的に有効利用させてもらえませんかね。

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2006.04.20

上海のバイクタクシー

中国の上海に行ってきました。
インターモーターというバイクのショー(バイクのはずだった)は、会場の7分の5.5が自転車、バイク関連の展示はとても少なく、会場の7分の1が電動自転車、7分の0.5が電動スクーターのショーだったので、予定を変更して上海の街歩きを楽しんできました。

Biketaxi3


ヘルメットをかぶっているのはほとんどバイクタクシーです。客はノーヘルで後ろに乗ります。たまに三輪スクーターに後ろ向きに乗る場合もあります。金額はバスより高く、クルマのタクシーよりは安い感じ。自転車・バイク専用道を走れるので、クルマより速い場合もあります。

上海ではまだバイクのヘルメット装着義務はないようです。もしかしたらあるのかもしれないけど、信号はあってないような街なので、警察が取り締まっていないだけかもしれません。気候が暑いし、被ってなんかいられない、ってことなのかも。

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2006.04.16

DE耐に向けて

DE耐に向けて

最後はやっぱりパワーウエイトレシオのチューニングでライダーのダイエットが肝心らしいです

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2006.04.15

バイク駐車場義務付け

読者の方からのタレコミで知った、バイク駐車場についてのニュース速報です。(ソース:日経)

バイク駐車場、ビルなどに義務付け・国交省方針

 国土交通省は急増している自動二輪車の違法駐車を追放するため、専用駐車場の整備をオフィスビル、商業施設、鉄道会社などに義務付ける方針だ。今国会で駐車場法を改正し、地方自治体の条例を通じて規制できる枠組みをつくり、年内の実施をめざす。市街地などを歩きやすくし、人が集まりやすい環境を整えることで、活力ある街づくりを進める。

 駐車場法は駐車場整備の必要性を示したうえで、地方自治体に対して、整備地区を指定し、計画的に整備することを認める法律。いまは四輪の自動車だけが対象だ。50cc以下の原動機付き自転車と自転車は自転車法で同様の規制がかけられている。自動二輪車は全くの規制外だったため、国交省は駐車場法の対象に、50cc超400cc以下の普通自動二輪車と、400cc超の大型自動二輪車を加える方針だ。 (16:07)

「自動二輪車の違法駐車を追放」って。停める場所がないのに違法もなにも。
けど、この改正でライダーは停められるところがあるならキチンと停めるように心がけなければ。
東京モーターサイクルショーでもそうでしたが、1日300円で利用できる会場に隣接した広大な臨時駐輪場を設けてもらっていたにも関わらず、歩道に停めているバイクがかなりありました。もちろん、イベント屋さんも駐輪場に誘導する努力は必要だとして、ライダー側も事前に情報を得てから行くような努力も必要なわけで。

この法改正で言い訳は通用しなくなりますね。

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2006.04.14

本日上場廃止のライブドア社長はハーレー乗り

2006年4月13日(木)、最終株価94円で東証一部上場取引を終えたライブドア社長の平松庚三氏は、ハーレーダビッドソンでオートバイを楽しんでいるという。ハーレー業界では有名な話なのかもしれないが。

私はカラオケにも行かないし、ゴルフも出来ないので、汽車とかオートバイとかスポーツカーは好きです。今年は、ハーレーダビットソンで北海道を走り回ってきました。(プレジデントビジョン2003年9月10日 vol.53
私はほとんど毎日働いていますが、年に1度1週間の休みをとります。この期間は自分ひとりで過ごすんですよ。今年はハーレーダビットソンに乗ってアメリカはコロラドの砂漠を横断しました。そうやって充電をし、また仕事に打ち込むわけです。(キャリアラボIT)

ふむふむなるほど、北海道ツーリングには行くし、アメリカもツーリングしちゃう。
そして極めつけがコレ。

自慢の愛車、1500ccのハーレーダビッドソンを駆ってレースに出られないことだけが今の僕のストレスだから。(2006年4月6日 朝日新聞 現場発)

レースにまで!
Bike.blogはライブドア、というよりそんなハーレー乗りの平松さんを理由もなくバイク乗りってだけで応援します。

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2006.04.13

それぞれのドナドナ

最近たまたま二人のドナドナに遭遇した。

一人は、長年乗っていたビッグバイクを手離すドナドナ。
彼は、ここ3年そのバイクに乗っていなくて、いつか手間とお金をかけてレストアしようと考えていたが、生活や仕事の状況がそれを許さず、ついに手離すことを決意したのだという。事実上、バイクライフの休止である。
バイクが置いてある彼の実家までバイクを引き取りに行くと、お母様はかなり嬉しそうな様子で(これはこれで複雑な気分だ)、バイクだけでなく、家の裏に放置してあったバイク関係のアレコレも持ってきた。
その中に、彼が初めて買ったであろうヘルメットをニコニコしながらゴミ袋に入れて持ってきたときはつい彼も、「ヘルメットは渡さねぇんだよ、ヘルメットは!」と怒鳴ってしまっていた。確かに中古のヘルメットは売りづらいし、捨てづらい。というか、そのヘルメットには思い出が詰まっているのだと思う。

もう一人は、バイクはもうやらない、と一大決心して買い換えた自家用車だが、若干バイクに未練があったのか、バイクを積めそうなステップワゴンに乗っていた。けれども、やっぱりバイクをやる(バイクをやる、というのは、バイクライフをスタートする、という意味だ)、と考え直し、人生を考え直すきっかけだったステップワゴンを売り払い、中古のハイエースに買い換えた、というドナドナ。
念願の、というか、久々に再びハイエースに乗り始めたときは、懐かしい思いとともに、バイクをやらないと決めたあれこれの思い出をステップワゴンに馳せたという。

さよなら、バイクライフ。
ようこそ、バイクライフ。

バイクに乗れる人生は今しかないのかもしれないし、バイクは逃げないのだからいつでも乗れるのかもしれないし。

そんなことを思ったドナドナであった。

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2006.04.12

プレステポータブルで「みんなの地図」

ルート検索ができるOCNルートMapというエントリーで、

電子書籍は地図というコンテンツが実はけっこうイケるんじゃないか。

と、携帯性ゆえのコンテンツの提案を書いたのだが、まさに同じ提案を具現化した地図が、ソニーのプレイステーションポータブル(amazonに飛びます)のソフト、みんなの地図が4月20日に発売される。
略して“みん地図”。

みんなの地図はモバイルコンテンツダウンロードとしてあとから観光情報コンテンツやオートキャンプ場コンテンツを有料で(105円から)ダウンロードして利用することもできる。(PSPみんなの地図モバイルコンテンツダウンロードのサイトはこちら)

ゼンリンの公式サイトはこちら

PSPはバイクのツーリングのお供にもちょうどいい大きさだし、アタッチメントなどアクセサリーが豊富なので、ポケットに携帯するもよし、天気の日はバイクに装着して利用するのもよし。
残念ながらナビ機能は付いていないが、お気に入りの場所をメモしておく機能などが付いている。願わくば、次はニポンの技術を駆使しPSPでナビが可能になれば最強のモバイルマップになるかも。

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2006.04.11

横浜駅にバイク駐車場オープン

地元横浜市にはこれまでほとんど自動二輪(125㏄以上)が停められる公共のバイク用駐車場がありませんでした。
特に横浜駅周辺には一カ所もなく、巨大な地下駐車場があるにも関わらずバイクは停められなかったので、買い物や所用で苦労することが多く、仕方なく路上駐車や歩道に停めるしかなかったのです。

横浜市西区のウエブサイトに提案箱というコンテンツがあって、こんなやりとりがあります。

IT: 充分な駐輪場がないのに違法駐輪というのはおかしい。横浜駅周辺に駐輪場を増やしてください。

市民局からの回答
IT:横浜駅周辺の自転車駐車場は用地確保に苦慮していますが、横浜駅東西自由通路きた通路東口付近に130台収容の駐輪場を開設しました。
 ごみゼロ担当(320-8388)

東西自由通路きた通路東口付近の駐輪場というのは、自転車と原付の駐輪場のことで、自動二輪は停められません。
で、もう一つこういう質問がありました。(太字は筆者による)

IT: 横浜駅周辺にある駐輪場の一つを中型バイクの駐車場にしてくれませんか。

市民局からの回答 IT:市としては、都心部の主要駅で自動二輪車の違法駐車の多い地区からの対策を検討しています。その手始めとして、16年9月に横浜駅周辺の自動二輪車実態調査を行い、その結果、次の2点ほどの対策を考えています。第1に、17年度、横浜駅西口に自動二輪車専用駐車場(時間貸し専用)の整備を検討しています。第2に、横浜駅周辺の駐車場オーナーの方に、先ほどのアンケートの結果を基に、ヒアリングをしながら、自動二輪車の対応をお願いしております。(オーナーとの話し合いの中では、スペース、構造、安全性、料金、満車時の対応等の問題があり、なかなか難しいのが現状であります。)横浜駅周辺には空地がほとんどなくできるだけ公共交通機関を使うようお願いいたします。
 広報相談係(320-8321)

「横浜駅周辺には空地がほとんとなく」と言いますが、嘘こけ、と言いたい。確かに空き地はないけど、広大な公共駐車場はダイヤモンド地下、相鉄・高島屋立体、などなど西口も東口もたくさんあります。これらが全部クルマで埋まりきることなどまずありません。

できるだけ公共交通機関を使え、とありますが、横浜駅に行く場合、例えば他の駅までバイクで行って乗り換えて横浜に向かう場合、他の駅にも自動二輪が停められる駐輪場はほとんどないんです。

あ、停める場所がないならバイク乗るな、っていう後ろ向きな議論はここではナシね。

で、 横浜駅周辺の自動二輪車実態調査というものが行なわれました。
それによると、

・約6割が他の交通機関の利用を考えていない

・85.4%の人がバイク駐車場を利用したいと考えている。

・横浜駅から電車・バス利用は約5%。(つまり、バイク移動で目的地まで行く人がほとんど)

ということがわかりました。
横浜市では平成17年度には自動二輪専用駐車場を設ける予定、としていましたが、なかなか出来てなくてどーなったかなと思ったら、ギリギリ17年度の3月に、ハマボール裏(ハマっ子にはなんだか懐かしい響きダ)にやっとできました。ビブレや5番街、ヨドバシ旧ヨドバシ(現在は三越跡地に引っ越した)、奥横方面へは便利です。東口やYCATへは徒歩15分以上かかりそうだけど。

横浜市西区の案内
横浜市の案内

概要は下記の通りです。

名称  横浜西口自動二輪車駐車場

場所  横浜市西区北幸二丁目3-4
      (横浜駅西口第六自転車駐車場の隣)

対象  排気量125ccを超える自動二輪車

料金  1時間100円、1日最大500円

時間  24時間営業

規模  41台平置き(敷地面積178㎡)

設備  暗証番号式・チェーンを前輪へまわしてロック

運営  (財)横浜市交通安全協会(無人管理)

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2006.04.10

アカデミックな世界でのバイク研究

社団法人 自動車技術会 という団体がある。

「自動車に係わる研究者、技術者および学生などの多彩な会員(~中略~)に情報交換、研究発表、内外技術者との交流の場を提供するため、講習会、シンポジウム、国際会議、展示会、見学会の開催、各種出版物の発行、自動車規格の制定、研究業績の表彰等を行い、技術者・研究者の育成に努力」

している団体なのだそうだ。

その自動車技術会が年に3回大規模に開催している大会があり、2006年春季大会は5月24日(水)~26日(金)の3日間、横浜市のパシフィコ横浜で開催される。

その開催内容の中から、バイクに関係ありそうなタイトルをピックアップしてみると。

  • 4stモトクロッサーKX450Fの開発
  • 二輪レーシングマシンコーナ(人とくるまのテクノロジー展2006(一般公開))
  • 「二輪車の運動と予防安全Ⅰ/Ⅱ」
  • 二輪車エンジンの放射音解析
  • 先進安全自動車のためのHMIに関する基礎的研究
  • 2輪車の衝突安全の研究
  • 二輪車用耐パンクチューブレスタイヤの開発
  • マルチボディダイナミクス理論による自動二輪車の運動解析
  • 機構解析言語による二輪車の旋回特性の解析
  • 模型実験による自動二輪車の運動解析
  • 二輪車を操縦するロボット(ライダロボット)プロト2の構築
  • 車輪特性データ共有化のための走行試験法の検討
  • 大型ツーリングモデル二輪車用エアバッグの研究
  • 二輪廃棄触媒担体の開発
  • YZR-M1 エンジン開発

……とまあ、ざっと二輪車と表題に付いているものだけでもこれだけの数にのぼる。材料や数量解析、交通安全などなど、ちょっとでも関連するものを含めればさらに多くなる。

特徴的なのは、これらの研究発表が決してメーカー側だけからとか、大学側だけから行なわれているわけではなく、いわゆる「産学協同(共同/協働)」でメーカーと大学や研究機関が共同して研究を行なっていることが多い点である。

日本のオートバイやクルマ産業がグローバル産業として世界を牽引しているからこその現象だと思う。

大学の名前は、例えば、東京大学、日本大学、千葉大学、和歌山大学、東京電機大学などが上がっている。

高校生のみなさんは、それらのしかるべき大学に入って、しかるべき研究室、ゼミに所属すれば、オートバイを創る側に回れるチャンスが増えるかもしれない。

私事だが、バイクゼミナールBlog版を始めた。そちらは社会学の研究のための備忘録的なもので、道路交通に関するネタの殴り書き、走り書き程度のものだが、興味のある方はのぞいてみてくださいませ。

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2006.04.08

トライアンフタンク型マウス

寿司型USBメモリとか、エビフライUSBメモリなど脱力系・無意味系のPCグッズを販売しているソリッドアライアンスがバイク業界にも参入。

ヘルメット型マウスは従来から見かけてたが、今度はトライアンフのボンネビルのタンク型マウスが発売に。

マウスパッドとセットで5700円。

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2006.04.07

レッドブル遂に日本上陸! 全国のセブンイレブンで

モータースポーツファンにはお馴染み、レッドブルRed Bull Energy Drink(レッドブル・エナジードリンク)が日本ではセブンイレブンにて発売されることになった。

(ソース:セブンイレブンのニュースリリース

レッドブル特設サイトはこちら

ヨーロッパではだいたい1.75ユーロ(=270円くらい)、イギリスでは1.5£くらい(=300円くらい)、アメリカでは2.5ドルくらい(=300円くらい)なので、250㎖275円は妥当な線か。

カフェインが80㎎入っているというが、これは「眠くならない」がうたい文句の鎮痛剤や鼻炎薬、ヘルシア緑茶、栄養ドリンクなどに入っている量と同じ。元気になる、だけじゃなく、目が覚めるのは本当だろう。

アメリカではパブでもメニューにあった。

イギリスではTESCOがノーブランド品のOEMで1.5リットルボトル1£くらいで売ってたなあ。

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2006.04.06

トランクケース型リアケース

トランクケース型リアケース

今回の東京モーターサイクルショーで一番気になったのがコレ。旅行バッグにもなるテールケース。ハンドルとタイヤ付きで転がせます。プロトから5月発売予定だそうです。

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2006.04.05

事故の原因と受傷の原因は別

個人的な伝言。
昨日のコメント読んで泣きました、ホントに。>近藤さんへ。

さて。

去る4月2日(日)に全日本ロードレース選手権の第一戦、つまり開幕戦がツインリンクもてぎで行なわれた。
すでにテレビや新聞(朝日新聞は確認済)で報道されたように、このレースでは嬉しいニュースと悲しいニュースがあった。

嬉しいニュースは、史上最年少、14歳の中上選手がGP125クラスで優勝したことだ。

悲しいニュースは、ST600クラスで加藤直樹選手が転倒して亡くなったことだ。

嬉しいニュースはMFJの速報サイトのレポートに、

14歳の中上貴晶が仲城英幸との一騎打ちを制し初優勝を飾る!

のような感じで、太ゴシック大きめフォントで報道されていた。

悲しいニュースは加藤選手の件で赤旗中断になったにも関わらず、無かったことにされている。

このあたりは、Like the Windさんの「ロードレースの事故報道に思う。」というエントリーに詳しい。

また、加藤選手がどんな人柄だったかは、レースジャーナリストの西村さんのブログTrain of toughtの「Connexion by Boeing」というエントリーに詳しい。

さて。

モータースポーツに関わっていると、こうした事故に直面することは少なくない。モータースポーツに関わらない人から「だからバイクは危ない」「レースは危ない」といった短絡的な意見もよく頂戴する。確かに転倒する危険はある。でも、行き帰りで交通事故に遭う確率の方がずっと高い。だからレースが危なくない、とは言わない。危ないのは事実だ。

MFJは、次の発言からもわかるように、安全対策は後手に回すと明言している。(「モータースポーツの事故報道のありかた」)

「事故原因の究明を待ってから安全対策を検討したい」(2005年11月5日読売新聞)

こうしたことを踏まえてわれわれは何をしたらいいのか、どういう考え方をすればいいのか。

一つは、自分でできる安全対策は自分からやる、ということだろう。

一つは、「事故の原因」と「受傷の原因」は分けて考えるべきだが、それはそれぞれ等しく重要なことだと認識することだろう。

何もモータースポーツに限ったことではない。道路交通においても、日常生活においても。

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2006.04.04

ETC発進制御棒、大開放中!大開放終了

ここ数日、高速道路を利用していて気がついたことがあった。
どこの料金所のETCの発進制御棒も、開きっ放し、大開放中、パチンコのチューリップ状態なのである。

調べてみると、ETCコーポレートカードへの切り換え時期で、期限切れによる衝突事故防止のために大開放している模様。

【2006.4.5追記】4月4日(火)現在、大開放は終了した模様。

(ソース:レスポンス「ETCコーポレートカードの期限切れにご注意!」)
昨年2005年の年度末、年度始めにも、別納割引からの切り換え周知徹底が遅く、実に2300件の事故が発生していた。

二輪車はETC誤作動による発進制御棒への衝突が懸念され、二輪ETC実現を阻んでいたと聞くが、大開放すれば問題ないことがこれでわかった。

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2006.04.01

MFJがJAFに吸収合併統合

日本国内の二輪車によるモータースポーツを統括するMFJ 財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会が4月1日、自動車ユーザーの団体であるJAF 社団法人日本自動車連盟に吸収合併統合されることがわかった。以下、協同通信の報道から。

日本国内の二輪車によるモータースポーツ統括団体 財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)と、自動車ユーザーの団体 社団法人日本自動車連盟(JAF)が4月1日に統合されることがわかった。モータースポーツ部門の強化と少子化に伴う会員減をMFJの子ども会員などで次世代会員数を補いたいJAF、自動車レスキューサービスなどで一気に会員数増を狙いたいMFJの思惑が合致したもよう。統括後の団体名はJAMF(じゃまふ)社団法人日本自動車二輪車連盟となる予定。運営内容の異なる社団法人と財団法人が合併するのは極めてまれだ。

JAFは一昨年より路上レスキューサービスを二輪車にまで広げたが、年齢下限がジュニア会員の16歳までとなっており、それほど会員増にはつながらなかった。団塊世代が一気に退職する2007年問題にしても、すでに団塊世代は運転免許取得率は9割を超え、JAFの会員バッヂをラジエターグリルに付けることが流行った世代のため、さほど会員増には結びつかない。そこで目を付けたのがMFJの存在である。JAFは、少子化による会員減を補う目的でMFJのジュニアライセンス(8歳以上)やPCライセンス(8歳までの親子)に目をつけた模様。これまでのジュニア会員に加えて「子ども会員」(会費1000円の予定)を設けて次世代会員へつなげたい意向だ。

また、1989年以来会員数が減少を続けていたMFJ側も「モーターサイクルスポーツにトランポ(搬送用の自動車)は欠かせませんから」(鈴木会長)とのことで、JAFの路上レスキューサービスを事業の柱に、モーターサイクルスポーツ会員増を目指す。

統合後の団体名称は、MAJF(まじ?フ~!)とJAMF(邪魔ふぅ。)の2案が提出されたが、旧日本自動車連盟の方が圧倒的な規模を誇るため、A(オートモービル)の名称を先に持ってきたJAMFが使われることになる。和文名称は社団法人日本自動車二輪車連盟。会長は旧JAFの瀧川博氏が就任、旧MFJの鈴木玉利会長は旧JAFの本部モータースポーツ局局長に就任する予定。
また、旧MFJはJAMFのモータースポーツ局に統合され、四輪のモータースポーツとともにJAMFがライセンスやイベントを運営管理することとなる。これによりJAMFはFIAとFIMの二つの国際的競技統括団体の傘下となる。

MFJがJAMFに統括されることで、透明な会計報告が期待されるほか、圧力団体としての活動で世界GPやF1の一国2回開催を国際団体に強力プッシュ。世界GPはもてぎとオートポリスの2回開催、F1は鈴鹿と富士、また世界スーパーバイク選手権も復活させ鈴鹿と岡山国際に招致する模様だ。
さらに、国内のモータースポーツ活性化については、東京都知事と東京都公安委員会へのロビー活動により、三宅島TTの早期実現化を、旧JAF会員1230万人と、旧MFJ会員2万人の合計1232万人の署名を集めて嘆願していくという。

なお

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