G-FP2DF1P69Y 小林ゆきBIKE.blog: 2006年2月

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2006年2月

2006.02.28

初回車検3年に延長、6か月点検廃止へ

過去エントリーの「バイクも初回3年車検に?」や「【自工会】二輪車新規車検3年へ【頑張った】」でも書きましたように、いよいよバイクも初回車検3年が実現しそうな気配です。

 ソースはいつもお世話になっています、自動車ニュース&コラムの情報を元に、日刊自動車新聞から。(太字は筆者による)

■国交省、定期点検見直しで二輪車は6カ月廃止  国土交通省は、二輪車の6カ月点検の廃止など定期点検の見直しを図る。二輪車の6カ月点検を12カ月へ移行するほか、四輪車では大型車のホイール・ボルトの折損事故などを考慮した点検項目の見直しなども行うとしている。二輪車の初回車検の有効期間を1年延長する改正案などが盛り込まれた、今国会での道路運送車両法の一部改正に合わせて施行。1年以内の来春までには実施される見込みだ。

気になる施行時期は来春とあるから、2007年4月ないし5月ごろでしょうか。
新車販売数が動き出す3月には買い控えが起きそうですから、バイク屋さんは今から対策を練る必要がありそうですね。

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2006.02.27

二輪駐車場整備に国の支援

ニュース初出からちょっと出遅れましたが。
バイク用駐輪場に対しても国の支援、つまり金銭的援助を活用できるようにするんだそうです。(以下、太字は筆者による)

駐輪場整備にも国の支援 酒類免許緩和など34項目

 政府の規制改革・民間開放推進本部(本部長・小泉純一郎首相)が、駐車場だけでなく自動二輪車の駐輪場整備にも国の支援が活用できるようにすることや、免許ごとに条件が異なっていた酒類小売業免許の規制緩和など、34項目の規制緩和を進めることが16日、明らかになった。
 17日の同本部で政府方針として正式決定し、各省庁が2006年度中に法改正など必要な措置を行う。
 都市の駐車場整備を促進するための駐車場法では自動二輪車が除外されているため、自動二輪車用の駐輪場には国の支援が使えなかった。自動二輪車も法の対象に加えることで地方自治体による整備を加速させる。
(共同通信) - 2月16日21時56分更新(ソース:ヤフー/共同通信

むむ、なんか順番が逆じゃあ? 駐車場法の自動二輪除外規定をなんとかする方が先なのでは?

ところで、最近ホントに二輪車の駐車取締りが増えていると思いませんか。それには、こんな背景があったのでした。

信号バリアフリーは56% 05年度末、目標に及ばず

 施行後5年が経過した「交通バリアフリー法」に基づき高齢者や障害者の移動をスムーズにする施策のうち、信号機のバリアフリー化率(対象となる交差点の達成率)は2005年度末には56・3%となる見込みで、目標を7・7ポイント下回ることが16日、警察庁のまとめで分かった。
 一方、通行の妨げになる歩道上のバイクなどの駐車違反取り締まりを強化した結果、2000年は年間約2万9000件だった取り締まり件数が、昨年は約11万件と約3・8倍に急増していることも分かった。
(共同通信) - 2月16日10時19分更新(ソース:ヤフー/共同通信

「交通バリアフリー法」施行5年、信号機の56%改良

 警察庁は16日、高齢者や障害者が安心して出かけられる施設整備を目指す「交通バリアフリー法」施行から5年間の推進状況をまとめた。対象となる信号機のうち、56.3%が改良されたほか、歩道上の通行の妨げになる二輪車の駐車違反取り締まり件数は5年間で4倍近くになった。

 同法は1日5000人以上が利用する駅の周辺など一定の要件を満たす地区について、高齢者などに配慮した施設整備を求めている。この地区にある信号機のうち、56.3%が青信号を知らせる音響装置を付けたり、ボタンを押せば青の時間が長くなるなどの改良を行ったという。

 横断歩道を338カ所新設したほか、「止まれ」などの道路標識8498枚を夜でも見やすいよう明るくした。また、二輪車の駐車違反取り締まり件数は、同法の対象地区以外も含めて、2000年の2万8759件から05年は10万9506件に増えた。 (11:00)
(ソース:日経

そんなの知らなかったよーの電気用品安全法じゃないが、交通バリアフリー法なんて、知らなかったよー。
警察はこれを根拠にバシバシ二輪車を取り締まっていたわけですね、合法的に駐車できる場所がほとんどないというのに。もちろん、通行の邪魔になるところに停めてはいけないわけですが、通行の邪魔にならない場所()もあるわけで。
こういった、歩道橋の下など使わない場所を有効に使うような手立ては必要ではないでしょうか。東京都の場合、デッドスペースを柵で囲うのはホームレスが住み着かないための対策でもあるわけで、自動二輪が駐輪できるようになれば一石二鳥です。

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2006.02.25

自民党からお誘いが来た・その2

前回の「第2回自民党メルマガ・ブログ作者と党幹部との懇談会」ってのにお誘いが来たので、見物がてら行ってきたわけですが、わかったのは、

政治家とは、知っていることも知らないことも、よどみなくとうとうと語るという技術に長けている

ということと、世耕さんはスゴイ切れモノだってことだった。身内に同じ会社にいた人がいるが、エラい違いだ>愚父。年賀状の住所印は確認してから投函しましょう。

さて。

「第3回メルマガ・ブログ作者と党幹部との懇談会」へのお誘い

ってのが届いた。
でも、今回は行きません。
なぜなら、テーマが

「新憲法草案」について

だからです。

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2006.02.24

イエローハットに2りんかん?!

クルマ用品店のイエローハット内に、二輪用品の2りんかんが実験的に進出するという。ソースはクルマ・バイクの情報を提供しているレスポンス。(下線は筆者による)

イエローハット、店舗内に二輪用品店を試験的に設置 2006年2月21日 イエローハットの販売子会社イエローハットセールスは、ドライバースタンドの協力を得て、オートバイ用品を取扱う2輪用品専門店「2りんかん」をイエローハット今宿店内のショップ・イン・ショップとして試験的に出店すると発表した。(中略) 同社では、最近のシニア世代でのオートバイ人気に着目、2輪用品マーケットの総ボリュームは安定したマーケットなため、イエローハットは今後の事業基盤拡大の可能性を検証するため、試験運用を行う。 (ソース:レスポンス

2りんかんの運営会社はドライバースタンド。(ドライバースタンドではありません、とのこと)つまり、イエローハットとは同業他社、ライバル同士だ。マクドナルドに実験的にモスバーガーのライスバーガーを売り出す、とか、ホンダベルノとかプリモ、クリオでハイエースを売り出すようなものか?

なんで同業他社の出店が可能なのか、各社のサイトを見たところ、クルマ用品のドライバースタンドと二輪用品の2りんかんは、フランチャイズ募集しているんですね。

確かに、二輪用品の販売経路はけっこう複雑だ。
純正部品の場合、正規ディーラーならメーカーとオンラインで結んで直販されるが、正規ディーラーになるには、年間数十万円から数百万円、多いもので億単位の“看板料”をメーカーに支払うと言われている。
正規ディーラーじゃない販売店は、純正パーツを仲卸会社から卸してもらうことになるが、掛率が低いので、場合によっては送料などを販売価格に乗せたり、送料を節約するために他の注文パーツが溜まるまで時間をかけたりする場合があるという。
バッテリーやプラグやタイヤなどの基本消耗パーツは、仲卸業者があるからこそ、ニッポンの隅々の小さなバイク屋さんまでパーツが行き渡るシステムとなっている。
カスタムパーツや輸入パーツもカスタムパーツなどとだいたい同じで、仲卸業者を経て小売り業者に渡るものと、大きめの用品店ならば直販で掛け率をよくしたりする場合がある。このため、近年はナップスやラフ&ロードやライコランドなど、用品店が大規模化する傾向にある。仕入れの数が増やせれば掛け率がよくなるのと、品数を揃えることで来店客数を増やすことができるからだ。
こうした大規模二輪用品店は、関東・名古屋・関西に集中する傾向がある。最近では、こうした大規模店がない地域からわざわざセール期間にツーリングやツアーを組んで買い出しをしに来るライダーさんたちがいるそうだ。
逆に言うと、小規模店は仲卸のルートがあるかないかが鍵となる。2りんかんは親会社がそのあたりをがっちり押さえているので、新規出店がしやすいというわだ。

さて、元記事のアンダーラインに注目したい。「シニア世代でのオートバイ人気」「2輪用品マーケットの総ボリュームは安定したマーケット」という部分。たしかに、シニア世代でカスタムに熱を入れる人がどれだけいるのか。(加納典明さんを除く)しかしながら、基本的消耗パーツはシニア世代だろうがジュニア世代だろうが必要となるものである。
また、2輪業界とはどれほどの規模なのか。二輪車の生産額で言えば約7000億円。これに付随した免許取得やらウエアやら消耗部品やらサービスやらカスタムパーツやらなんやかんやで1兆円規模の市場にはなっているはずである。
そういった意味でも、小規模でもいいから基本消耗部品が揃う2りんかんが各地のイエローハットにできれば便利だろうなあ、と感じるとともに、デパートのような面白さがある大規模店もまた楽しいんだよなあ、と思った次第。

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2006.02.23

例えば新車のCBR1000RR レースベース車で、もて耐参戦するならおいくら?

今年2006年のもて耐は、ツインリンクもてぎで7月14日(金)~17日(月・祝) サマー・エンデュランス・カーニバル 2006 もてぎオープン7時間耐久ロードレース “もて耐”として開催されます。

さて。

ホンダがロードレース競技専用車「CBR1000RR レースベース車」の2006年型モデルを発売することになった。CBR1000RR レースベース車のプレスリリースはこちら

それによれば、

CBR1000RRの欧州向け仕様車をベースに灯火器類を取り外し、ミッション、カムシャフト、ECU(電子制御ユニット)などをレース専用に変更。前・後タイヤには、レース用タイヤを標準装備。レースでの戦闘力を高めながら価格を抑えることで、幅広いユーザーがレースに参戦しやすいものとしている。  車体色は、ブラック1色の設定。

となっており、ほとんどいきなりレースに参戦可能な仕様である。
気になる価格は販売台数は、

●販売計画台数(国内・年間) 100台(受注生産) ●メーカー希望小売価格 1,071,000円(消費税抜き本体価格 1,020,000円)

これを元に、もて耐に4人で均等割りで参戦するシミュレーション。タイヤ代や遠征費は、私が2004年に女子4人でもて耐に参戦したときの金額を参考に割り出した。

▼車両代金→107万1,000円÷4人=26万7,750円(/1人)
▼エントリー料・タイヤ代・エンジンメンテナンス1回・その他消耗部品→約15万円(/1人)
▼ライセンス料・練習走行料・遠征費(関東近郊)など→約15万円(/1人)

合計……56万7,750円(/1人)
(もちろん、転倒その他のアクシデントは考慮していない)

7月までの約半年間、1カ月10万円以下でドキドキワクワクを楽しめるならまあまあの金額ではないでしょうか。

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2006.02.22

加納典明さんのバイク選び

偶然見つけた加納典明さんのブログ
加納さんと言えば、私がクラブマン編集部に所属していた頃は例の事件の渦中だったが(今じゃ事件にもならない案件だが)、編集長の小野勝司さんがよく「テンメーがよー」と親しげに話していたのが思い出される。小野さんはクラブマンを立ち上げる前は商業カメラマンをしていて、加納さんとはよくバイクでつるんでいたのだそうだ。

そんな思い出話が、加納さんの「再会」というエントリーに描かれている。

オートバイを始めよう。 彼是20年近くになるか、オートバイを降りて。風の爽やかな季節になる度に街行くバイクを見るに着け感覚の記憶が回転しフッと乗りたいなと思う事はあったが、其処までだった。 クラブマンという雑誌を立ち上げた故小野勝司なんかと、俺たち中年暴走族とか言ってよくツーリングに行った。(中略)まあ、人生の中で忘れ得ない世界と言ってよい。 何で再びヤル気になったか定かではない。63歳にしてカンバックも悪く無いではないか。 アノ中年暴走族だった加納典明に再会しに行ってみよう。

「オートバイを始めよう」、なんだか詩的だ。
「アノ~加納典明に再会しに行ってみよう」、なんとも素敵だ。

そんなこんなで、加納さんはオートバイ選びを始めたようだ。当該エントリーはどうやら東京モーターショーでバイクを物色している。
そして加納さんが絞り込んだ車種は……

候補が4台ぐらいあって最初は過っても此れだけは乗ったことの無いモトグッツィのグリーゾ、ワイルドさがいい。

ドカッティのモンスターの新しいのでS2R

次の二台はBMWkR1150ロックスターにR1100Sといった4台に絞られているのだが。悩みは尽きない。

11月11日には「KADOYA」と題してツナギをオーダーした件を、12月9日には「ヘルメット」と題して、特注ペイントのヘルメットを披露。しかも、新しいオートバイの途中経過の報告まで。うーん、なんとも大人買いのバイクライフ。

果たして、加納典明さんの選んだバイクとは……?!。
1月17日「バイク再開。」にてブリテイッシュビートでカスタムしたというバイクにまたがる加納さんのお姿が。とっても良く似合ってます。

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2006.02.21

東大阪の原付二種

ナンバーが3Wだって、かっちょええ〜nec_0017.jpg

そういえば、緑枠付きの400㏄以上は東京や横浜で50音ひらがなから「C」になりましたね。
横浜の軽二輪(250㏄)は横浜1(1とか2は軽二輪を表す)から、横浜「2」になりました。

全国各地でナンバーが飽和状態になっているんですね。

Wとか2とかに変えるついでに、二輪車も希望ナンバー制を採り入れて欲しい。
[参考]ブログバックナンバー「軽自動車でさえ希望ナンバー制なのに

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2006.02.20

鈴鹿 事故

鈴鹿の事故の報道へのリンクはこちら。

毎日新聞

朝日新聞

読売新聞

鈴鹿サーキット、MFJのインターネット上の対応。

鈴鹿サーキット

MFJ

参考までに、アメリカではどうなのか、モトクロス系フリージャーナリストの木田サンのブログの記事。

木田○-○淑のモトクロスな日々の「役割」という記事


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2006.02.19

バイク柄のネクタイ

おもしろネクタイ専門店イ-ネクタイさんは、さまざまな柄のネクタイを扱っていますが、「交通機関」というカテゴリーにはバイク柄のネクタイがあります。お値段は1380円から2180円程度とお手頃。

「職業」カテゴリーには「工具」柄のネクタイもあります。

バイクそのものだけじゃなく、「フレーム柄」なんかは強烈。

卒業・入学・入社などスーツを着る機会も多くなるこの季節、バイク乗りっぽいネクタイでさり気なく(?)主張してみてはいかがでしょう。

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2006.02.18

ライダー心のふるさと北海道のオカンが萌え~

まるでバイクの話題とはかけ離れてるけど、ゆっきー的には少しだけかぶっているので個人的なお知らせではありますが。
拙著出たとこ勝負のバイク日本一周(注:アマゾンのサイトに飛びます)の準備編、実践編でキョーレツなキャラクターとして登場する北海道のオカンが、いけばなの小原流の、いけばな小原流展に出展するそうです。
出展予定の作品名は、【(きざし)】。

名称/『小原豊雲生誕100年・創流111年 いけばな小原流展』
会期/前期 2006年3月16日(木)~18日(土) 
後期 2006年3月19日(日)~21日(火・祝)
会場/東京・日本橋高島屋8階ホール(中央区日本橋2-4-1)
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/
時間/10:00~20:00(16日は~18:30、21日は~18:00)
入場料/前売券800円 当日券1000円(学生500円)
主催/財団法人小原流
後援/読売新聞東京本社
問合せ/財団法人小原流 東京事務所 TEL:03-3407-3728(代表)

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2006.02.17

TOFとBOTTが合併開催

草レースの草分け、TOFことテイスト・オブ・フリーランスと、BOTTことバトル・オブ・ザ・ツインズが、3月19日(日)に筑波サーキットで合併して《The D.O.B.AR & TWINS・Round YelloCorn》として開催されます。

エントリー締め切りは2月20日(月)消印有効。
フリーマーケット出店者も募集中です。

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2006.02.16

マスコミが本腰、バイク系ニュースサイト

バイク系のニュースサイトといえば、これまで個人運営のサイトが多かく、新聞社をはじめとするマスコミによるものは少なかった。

個人運営・マスコミ以外の運営の代表的サイトとしては、

ダーヌポ(ダートポーツ)※本家ダートスポーツはこっち
ライヌポ(ライディングヌポーツ)※本家ライディングスポーツはこっちから

※ホッパーさんのご指摘で訂正(2006.2.21)

マスコミのサイトとしては、モータースポーツはトーチュウF1 EXPRESSがあるが、モータースポーツの総合サイトだし、記事は一部有料だ。サイトの意義は明らかに紙媒体としての新聞購入のきっかけづくりと言える。

ニュース系としてクルマ・バイクの時事問題も扱う老舗としては、レスポンスがある。が、運営会社はマスコミ系ではなくIT系である。しかし、独自取材の記事も多く、内容の濃いものになっている。

また、毎日メールマガジンを配信している自動車ニュース&コラムは、地方の交通事故など細かなクルマ・バイク関連のニュースまで集めていて、その努力にいつも敬服する。

雑誌系の運営サイトとしては、ニューモデルなどのニュースが中心なのが、ネコ・パブリッシング系のホビダス・ニュース
モーターマガジン社の月刊オートバイが運営するWEBオートバイは、ショップの新製品情報なども掲載している。

こうして眺めていると、独自の取材や見解を入れているサイトと、一次情報をまとめたサイトがあるのがわかる。(まとめサイトがいけない、といっているわけではない。)

そんな中、産経新聞が運営するバイクのニュースサイト、産経MOTOが昨年から始まっている。
新聞社がバイクのニュースサイトを運営するメリットはなんだろう? 今のところ、リンク広告を貼り付けて、広告収入を得ようとしているようだが、独自の取材記事もあってそれなりに運営にはお金をかけているのがわかる。
マスコミだから情報が信用できる、とか、個人サイトだからできない、とか言うつもりは毛頭ないが、こうしてマスコミがバイクというジャンルに注目してくれているだけでも嬉しい。

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2006.02.15

デイトナバイクウィーク緊急募集【女性のみ】

下記の日程でデイトナに行きたい女性の方!緊急募集中です。

3月4日(土)出発~3月13日(月)帰国
航空チケット 約8万円前後
宿泊 1泊約1万~1万5000円くらい
レンタカーする場合 1日5000円くらい
特典? わたくしとデイトナバイクウィークでご一緒しましょう

デイトナに興味がある、ハーレー大好き、デイトナ200マイルやスーパークロスなどレース大好き、でも一人じゃ怖い、一緒に行く人が見つからない、という女性の方、ご一緒しませんか?

ご興味のある方、メールにてご連絡ください。YUKKY_RT■YAHOO.CO.JP(小文字にして■はアットマークに換えてください)

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2006.02.14

関西・中部圏でも二輪ETCモニター試行運用、ただしプロのみ

2006年2月13日(月)から、関西圏と中部圏でもバイクETCの試行運用が始まった。ただしプロライダーだけ。

阪神高速道路、西日本高速道路及び本州四国連絡高速道路の一部料金所において、プロライダーによる二輪車ETCモニターの試行運用を開始することとなりました。

(ソース:阪神高速)

首都圏での評価を踏まえ、中部圏でも準備が整ったので、プロライダーによる試行運用を下記のとおり実施する予定です。(中略)二輪車ETCの全国展開に向け、中部地区での一般モニターによる試行運用の拡大及び試行運用範囲の拡大を進めていく予定ですので、暫くの間二輪車ETCをお待ちの方にはご不便をお掛けしますが、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

(ソース:名古屋高速、太字は筆者による)

1月中旬、第三京浜や横浜新道で二輪車ETCを案内するラベンダー色の恒常的な看板が設置されたのでいよいよ4月ごろには実施開始?と踏んでいたが、関西ではまだプロライダーによる試行運用すら始まっていなかったとは。
でも、四輪のETCの試行運用は、始めは東京湾アクアラインだけで行なわれていたし、ETC普及を早いところ70%にしたい、という話もあるので、二輪ETC実現は近いのではないか。

問題は、関西圏やそれ以外(四国や東北や北海道や九州など)での一般ライダーのモニター試行運用は行なわれるのか? ということだ。
関東地方でのモニターには、ETC機器をモニター試行運用後はタダでプレゼントされることになっている。関東以外でもETC機器バラマキ制度としての一般モニターが募集されるのかどうか。
二輪車ETC&各種割引制度を待たせたお詫びに、各道路会社はタダでETCバラマキモニターを募集してはどうか。各70万台くらいで。

発進制御棒の短棒化に関しては、/型や\型は棒自体を短くしなければならないが、ハの字型は片側を取り外せばいいので、バイクETCへの対応はたやすい。

それにしても一体いつになったら……。

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2006.02.13

F1ベルギー中止へ

★2006.2.13追記あり★

四輪のフォーミュラ1(F1)のベルギー・スパフランコルシャンが今年は改修のため中止になるそうです。

……ならば。

9月17日:F1ベルギー中止→F1は日本のFISCO富士に変更して
9月24日:二輪世界GPの日本GPをF1ドライバーに観戦していただき
10月1日:F1日本鈴鹿
10月8日1日:F1中国

ってことにすれば……、と戯言を言ってみたり。
F1の合間にF1のドライバーさんたちには、日本観光と、もてぎの二輪世界GP GP MOTOでお互いプロモーションごっこ。とか。
ビアッジ呼んできてロッシとF1対決。とか。
いや、戯言ですけれども。

F1中国上海は10月1日開催になりました。
F1鈴鹿の日程変更はまだ発表になってません。

ちなみに、世界スーパーバイク選手権 WSBKは、9月10日ユーロスピードウエイ、次が10月1日イモラなので、9月17日はぽっかり日程が空いてます。

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2006.02.12

ここドコ?

今日はツーリングライダーにもたくさん出会いました。けっこう難問? ヒント・…と言えば滝。nec_0006.jpg

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2006.02.11

【大阪・東京】モーターサイクルショー2006

今年の大阪と東京の各モーターサイクルショーの日程です。

大阪モーターサイクルショー
3月10日(金)、11日(土)、12日(日)
大阪市インテックス大阪
入場料●前売り:大人1,200円、 ペア2,100円、 高校生700円
当日:大人1,500円、 ペア2,500円、 高校生1,000円
※中学生以下、身体障害者の方は無料
※料金は全て税込
【テーマ】ビタミンBike! ~乗りたい気持ちに、やさしく効きます。~


東京モーターサイクルショー
3月31日(金)、4月1日(土)、2日(日)
東京ビッグサイト
入場料●前売券:大人 1,200円  高校生  500円
当日券:大人 1,500円  高校生 1,000円 男女ペア券2,500円
※価格は税込み・中学生以下無料
【テーマ】(なし


大阪と東京を比べると、高校生の前売りは大阪が高い。ペアは大阪の前売りの方が安い。大阪は身体障害者の方は無料です。

東京はテーマなしにイベントを実行します。なんだか高校生のときの文化祭実行委員会でのテーマ議論を思い出してしまった。「別にテーマなんかなくたって文化祭はやるんだからっ」っていうテーマいらない派と、「テーマがなければ一貫性が作れないじゃんかさー(by横浜弁)」というテーマ必須派が分裂。毎晩、熱い議論を闘わせたなぁ。

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2006.02.10

マルチプレックスの日程変更

だいぶ先のハナシですが、お台場で行なわれるマルチプレックスの日程が変更になりました。

MULTIPLEX2006
5月27日(土)28日(日)

モータースポーツ系は、FMX、FTX、SUPER SLIDE、XTREAM、DRIFT XTREAM、MOTO-1(スーパーモタード)、SS1/32MILE、ミジェットカー、OVAL TRACK(ダートトラックのアスファルト版)、D-GAMES、NIGHT-X が大集結。

ほかに、ショップ出展、カスタムマシン展示などがある模様。

個人的にはオーバルトラックに興味津々。不可能かもしれないけど、オートレースの選手が出られたらおもしろいのに。

それにしても、5月28日(日)はMOTO1オールスターズの第2戦TSタカタがあるんですが、トップライダーは迷いますよねぇ……。ポイントが取れるチャンスだけど、訴求力はお台場のほうがはるかに上……。MOTO1の日程が変更になるかも、との情報が入りました。

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2006.02.09

月刊「自転車・バイク駐車場」

めちゃめちゃマニアックな専門誌、月刊「自転車・バイク駐車場」なるものを知った。
サイトによれば、創刊1979年11月という老舗雑誌らしい。
姉妹誌には 月刊「パーキングプレス」という雑誌もあって、こちらは創刊1962年2月のこれまた老舗専門雑誌だ。

「パーキングプレス」の目次を見ると、

財団法人東京都道路整備保全公社が、違法駐車対策と 安全・安心なまちづくりのため、高架下の デッドスペースを有効活用して東京都中央区日本橋箱崎町にオートバイ駐車場を開設しました ~2005年12月26日、『日本橋箱崎町駐車場』オープン~

財団法人東京都道路整備保全公社が、 自動二輪車駐車対策モデル実験を開始
東京都港区六本木オートバイ駐車場で実施中!!

というようなネタもあって、なかなか興味深い。

2006年5月11日(木)・12日(金)にはパーキングジャパン2006というイベントが東京ビッグサイトで行なわれることも、パーキングプレスの目次から知った。
年間予約講読しちゃおうかしらん。

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2006.02.08

二輪駐車違反・警告コレクション その3

2005

もう会計年度も変わりましたので時効かと思いネタにしますが。
東京都港区にあるバイク業界関連団体が入っているビル(ここいらへん)には有料駐車場があるのにお金を払おうとしてもバイクを停めさせてもらえません。理由はわかりません。
入り口には広い広いエントランスがあって、所用のため停めようとすると、青い紙が貼られます。

警備員さんに「お金払うから有料駐車場に停めさせていただけませんか」、「用事は小一時間で済むから停めさせてもらえませんか」とお願いしても、理由は言わずにダメの一点張りです。

港区付近にあるバイク駐車場を調べてみると、大井町や品川、新橋あたりにしかないので、またまたライド&パーク&ライド、つまりバイクを停めて電車かバスで移動しなければならないのでしょうか。

全然話は変わるけど、このビルの外には「禁煙」と書かれたシュールな灰皿があって不気味です。

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まあ、クルマもバイクも思いやり2倍ってことで。
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二輪駐車違反・警告コレクション その1
二輪駐車違反・警告コレクション その2
ライド&パーク&ライド

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2006.02.07

丸ノ内時間駐輪場休止中。二輪駐車違反・警告コレクション その2

marunouchi

東京駅丸の内側付近の路上でコレクション。警告の紙には付近の駐輪できる場所と金額などが書いてあって親切です。(2005年2月採取)しかし……。

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しかし、路上の警告バナーは、警告するのみで、肝心の停められる駐車場がどこにあるかわかりません。(2005年3月撮影)

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駐車場入り口にも二輪が駐輪可能かどうかは書いてありません。(2005年3月撮影)

で、警告の紙に書いてあった丸ノ内駐車場は昨年まで二輪の時間駐車ができたのですが、2005年8月現在休止中で、東京駅丸の内側でバイクの時間駐車はできません。再開されるのは来年2007年春以降だそうです。

丸ノ内パークインでは、定期駐車のみ受け付けていて、料金は15,750円/1ケ月(消費税込み)だそうです。いたずらの心配を除けば格安と言えるかも。

2005年10月14日のライド&パーク&ライドの記事で、東京駅に1日500円で停めて新宿で所用を済ませる場合と、30分310円の新宿サブナード駐車場にバイクを停める場合とで料金の比較をしたが、ライド&パーク&ライドの技は東京駅丸の内からはできなくなってしまった。
近所の駐輪場を東京都内オートバイ駐車場案内S-PARK for RIDERSで探してみると、東京国際フォーラムの近くというか有楽町側というか銀座1丁目側の丸ノ内鍛冶橋駐車場(1日500円)を発見。しかし、3台までとある。

駐車違反取締りの民間委託が今年から始まるというのに、バイク駐車難民な状態はまだまだ続きそうである。
と、つい、ですます調から、だである調になってしまう今日このごろ。

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2006.02.06

二輪駐車違反・警告コレクション その1

その1。
原付は条令で持ってかれるのとワっカ付けられるとどちらが先?
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2006.02.04

かっこいい品揃えのカタログのあるメーカー、KTM

じゅわい・よくちゅーるマキかと思ってたら、じゅわいよ・くちゅーるマキだった株式会社三貴のカメリアダイヤモンドの秋本奈緒美モトクロスバイク編のテレビCMはもうご覧になりましたか? オンデマンドはここ
モトクロスなのになんで革ツナギ? と疑問の皆さん、1970年代まではモトクロスも革ツナギでレースをしてたそうなので(by 高知の元シニアMXライダー松本父さん)何らおかしくはない? のだ。というか、かっこよければTV的にはその方がいい。

スタントライダーをしているのは、2004年に日本初の女性ファクトリーライダーとしてKTMと契約していたOOKingこと沖幸子さんではないでしょうか。女性ライダーにして公式ファンクラブamitie avec ookingまで発足し、ますます意気盛んです。ライダー自身があの手この手でレース活動資金を捻出する試みは、ロードレースよりモトクロスの方がトップアスリートっぽく進化している気がするのは気のせいでしょうか。

ところで、KTMジャパンよりジャーナリスト向けに2006年版カタログが送られてきた。本国版と日本語版が入っていたのだが、残念ながら一般には配布されないウエア用品カタログにヤられた。

20060203KTM1

全105ページのカタログには、どれもこれもが欲しくなるようなカッチョいいウエアや用品が満載。特に前半のストリート系ウエアといい、はたまた本格的モトクロス系・モタード系・アドベンチャー系のウエアや用品といい、小一時間、じっくり眺めてしまうようなものばかり。

20060203KTM2

バイクのカタログの出来もなかなかで、これをおかずにご飯が食べれるんじゃないか、と思うほどだった。
翻って、日本のメーカーのバイクカタログは最近はどうなんだろうか。カタログを矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)しながら奥さんをどうやって口説き落とそうか、毎日カタログを眺めているだけでも欲しくなるようなカタログ作りをしているだろうか。していない、とは言わないが。コスト削減の波をもろ被っているカタログも車種によっては見受けられるので。

【AD】同姓同名つながり。お掃除の上手な沖幸子さん。当ブログの小林ゆきは料理やマンガは書きません。

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2006.02.03

ロードレース女性ライセンス取得者各位にアンケートが

2005年12月27日の当ブログの記事、FIMの世界選手権一覧と女性選手権でもチラっと触れたが、世界的に見るとロードレースの世界にも女性選手権創出の動きが活発だ。

イタリアではすでにロードレースの女性選手権が2005年から開催されているし、ヨーロッパ・ウーマンズ・カップも2005年から初めて開催されています。 カナダでもウーマンズ・カップが開催されいる模様。 この動きをにらんで、日本でも女性のロードレース全日本選手権をやろう?!という動きもあります。

数年前から筆者のところにもMFJがロードレースの女性選手権をしたいという動きが耳に入ってきていて、その根拠にレディスモトクロス全日本選手権は成功しているからだ、という説が流れてきたが、その実、FIM主導によるものであるかもしれない。
その布石として、全日本ロードレースにおいて、レディスパレード・キッズパレードを開催、サーキット体験の機会を設けている。私もおととしの鈴鹿のパレードに参加してきた。(証拠写真)

そんな折、「ロードレース女性ライセンス取得者各位」というアンケートがMFJから送られてきた。「ご協力願い」にはこうある。

MFJでは平成18年度事業方針の一つとして年少者・女性のモーターサイクルスポーツの普及を目標に掲げ、女性にスポットをあて一人でも多くの方にレースに参画いただくとともに、楽しく充実したレースライフを送る環境を築きたく存じます。

アンケートの内容は、プロフィール、昨年のレース活動について、女性ライダーの普及活動についての3つが主な項目。

その中で注目したいのは、

・現状男女混走のレースが主流ですが女性だけのレース(選手権)に賛成ですか?

・女性だけの選手権を開催するとしたら ①全日本選手権シリーズ ②地方選手権シリーズ ③年1回程度の特別イベント

・開催クラスは何を望みますか? ①GP-MONO ②ST600 ③GP125 ④その他

の質問項目。賛成反対を聞く問いですでに“選手権”が前提の話になっている。次の設問では、全日本選手権シリーズまで視野に入れていることがわかる。

開催クラスの設問については、GP-MONOがそもそもGP125の2スト廃止問題による代替クラスの世界に向けた提案として始まったことと、排気量や車格・馬力が女性の体格に合うのではないかという点で女性選手権のクラスとして提案されているものと思われる。
また、ST600は、すでにイタリアやカナダ、ヨーロッパで開催されている女性選手権が600㏄クラスであることから、今後開催されるであろう女性世界選手権となった場合に足並みを揃える意味があると思われる。
最後にGP125の場合は、当面の間存続が決まったGP125クラスに対して、国内販売実績(=世界販売実績にもつながる)を押し上げたいのではないか。もちろん、車格やパワー、ランニングコストが安いといった面も見逃せない。

いずれにせよ、あの手この手で手を尽くそうとしている面は評価できるとして、各サーキットに女性用の更衣室の設置義務付けくらいはして欲しいものです。たとえば、更衣室のないスキー場とかプールはないのだから。

開催クラス、いっそのこと、モタードじゃダメ?

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2006.02.02

救命・応急手当てのLSO講習会があります

前回の講習会を受けてからかれこれ2年も経ってしまいましたが、2月26日(日)にLSO モータースポーツ・ライフセービング機構の定期講習会が東京は大田区で行なわれます。参加費は2500円。誰でも参加できます。

LSOはモータースポーツに携わる人へファーストエイド(救命・応急手当)の普及をはかっている団体ですが、モータースポーツに限らず、日常生活においても役立つかもしれない講習です。
ファーストエイドは医療の発展とともに年々、その方法や考え方が新しくなっているため、これまで講習を受けた人でも1年に一度、少なくとも2年に一度は受けて欲しいとインストラクターの方はおっしゃっていました。

新しいトピックスとして、LSO Mail 2006年1月号によると、2005年11月の国際蘇生連絡協議会(ILCOR)の新たな心肺蘇生に関わる科学的コンセンサス(CoSTR)があります。たとえば、一般市民が一人で行なうCPR(心肺蘇生法)の圧迫:吹込みは、現在成人が15:2、乳児小児は5:1だったのが、乳児・小児・成人ともに30:1になるとのこと。 これらは、ILCORの小委員会の次回3月の報告により、日本ではいつからどのように改訂されるかが決まるとのことです。

応急救護の講習会は日本赤十字社などでも開催しています。

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2006.02.01

三宅島TTレースネタ再び

★追記★キャンプ禁止について訂正しました。(2006.2.2)

石原都知事の三宅島TTレース構想を受けて、三宅村が今年、マン島TTレース視察に予算を割いた、というニュースを当ブログでも取り上げた。

この件について人気バイクサイトのライヌポことライディングヌポーツでは、次のような提言をしている。

まずはタイムトンネルとか誘致したらいんじゃねの? マン島マン島って言ってる普通の人々の頭の中にあるイメージはクラシックバイクレースじゃろうし。ミッレミリア風な顔付きで近づいていって、最終的には全島をあげてMIYAKE BIKE WEEK開催の方向でお願いします。

これはまったくもってうまいやり方だと思う。確かに、レース=危険、と思っている一般の人は多い。ならば、高貴な趣味という認識がされつつあるクラシック/ビンテージ系に話を振ればいいのではないか、ということだ。日本のミッレミリアは10年も続いていて、レースではないものの公道使用を原則としている。各車両がどうやって車検を通してナンバー登録しているのか興味深いところではあるが。
マン島TTがクラシックバイクのレースと思っているバイク趣味の人も多いが、TTにクラシックレースはない。クラシックバイクでレースをしているのは8月のマンクスグランプリであり、TTは最新のスーパースポーツが世界選手権レベルで公道を走る極端なレースだ。レースそのものはちゃんと速さを競うものとして存続しているが、イベントとしてのTTは、年々、フェスティバル化し、正式名称も『TT Festival』となった。レースをも含めたバイクのお祭り、というわけだ。

一方、人気バイクサイトBIG TANKさんはモシ日PRESSの2006年1月31日付けに次のような提案をしている。

仮にロードレースが難しかったりしたらエンデューロというテもあるかと。FIMインターナショナルシックスデイズエンデューロISDEね。(今年はニュージーランド大会) ISDEの場合は、公道で交通法規内でやる競技なのでエリアを閉鎖する必要がない。選手だけで500名、関係者すべていれると3000名超。これらの人たちが2週間滞在する。ロジスティックも膨大。観客ゼロでもこんな感じなんで、興行的に失敗しても最低これだけの経済効果があるんですわ。 ■ちなみにマン島では1971年にISDE(当時はISDT)が開催されています。

なるほど、ISDEを誘致する手もあるか。ISDEは以前はヨーロッパ各国持ちまわりだったのが、最近になってヨーロッパ以外での開催を推し進めている。いきなり国際格式のレースイベント。夢は膨らむではないか。

ところで、三宅島は全島避難指示の解除から1年経ったが、いまだ火山ガスの噴出で立入禁止区域があるという。
けれども、マン島TTは提言されたのが1904年。テストを行なったのが1904年。カーTTが行なわれたのが1905年で、実際にバイクのTTが行なわれるまでに3年の年月がかかって準備を進めた。だから、今年、三宅村がマン島TTに視察に行き、火山活動が納まるであろう(と期待したい)数年後までに準備を進めれば、十分、開催は可能なのではないか。
仮にISDEが誘致されれば関係者だけで3000人超。これは三宅島の住民登録している人口に匹敵する。

ちなみに、三宅島とマン島の基礎資料。

【面積】
三宅島……55.5平方km
マン島……約570平方㎞

【人口】
三宅島……約3000人(平成17年)
マン島……約7万2000人(2004年)

【主要都市からの交通手段】
三宅島……航路のみ。東京・竹芝客船ターミナルから約6時間半。
マン島……リバプール、ヘイシャム、ダブリン、ベルファストより航路で2時間~4時間。空路はイギリス・北アイルランド、アイルランドなど各地から1~2時間。パリから約3時間。

【コース】
三宅島……全線で約38km
TTマウンテンコース……一周60㎞

1980年代には空前の北海道ツーリングブームが訪れた。要因はいろいろ考えられるが、一つは当時は航路が充実していたこと、もう一つは北海道の皆さんの温かさがあったことだ。三宅島が21世紀の北海道、ライダーのパラダイスとなるためには、航路とカーフェリーの充実は欠かせない。
島民の温かさはどうなんだろうか。
三宅島ツーリングを今年1月に決行したSalty Dogの犬小屋さんの記事が道路の様子などたいへん詳しく参考になる。
「全島キャンプ禁止」なのは残念。だが、これは伊豆半島や伊豆諸島の指定場所以外キャンプ禁止については一説によると、夏の海水浴シーズンの犯罪防止のためだそうである。しかしソースが見つからない。※伊豆七島マガジン IZUSHICHI@を主宰するizushichiさんのコメントによれば、三宅島の全島キャンプ禁止は火山ガス対策のためだそうだ。そういえば、伊豆半島も指定場所以外は夏期はキャンプ禁止だ。三宅島以外の伊豆諸島も指定場所以外はキャンプ禁止となっている。
伊豆半島や伊豆七島において、キャンプという行為そのものが禁止されているわけではありません。指定場所ならOKだし、時期によって自由にキャンプできる所もあります。

三宅島ツーリングの写真を見ると、一周道路38㎞の島にしてはずいぶん道路が立派だ。さすがは東京都。確かに、腕に自信のあるライダーは頑張っちゃいそう。

ともあれ、観光立島を目指す三宅島だということなので、少しでもマナーのよいライダーが訪れれば、島の人々はバイクを歓迎するようになるのではないだろうか。どうでしょう。
250㏄以上のバイクもたしか、コンテナ便を利用すれば運び入れられるはずなので、詳しくは東海汽船に問い合わせてみてください。(サイトでは250㏄までと書いてありますが)

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