交通事故とかけて損保問題ととく
またまた気になる記事を医学都市伝説さんのサイトで見つけた。といっても当該記事は都市伝説ではなさそうだ。世界で初めて道路交通の死亡事故について、である。
自動車事故で初めて歩行者が死んだ日[今日は何の日]1896年前の今日、内燃機関エンジンを持つ自動車による、世界はじめての歩行者死亡事故が起こる。場所はロンドン、クリスタルパレス前の道路であった。
記事の中で紹介されているサイトも興味深い。
さて、世界で初めて、と言われれば、日本で初めてはいつだ、と思うもんですよね。そこで、検索エンジンを使って調べてみた。
■日本初の交通事故明治33年、今から90年ほど前、アメリカから贈られた日本最初のクルマが、三宅坂で運転を誤り、皇居のお堀に落ちたのが始まり。
だという。明治33年は1900年。マン島TTが始まったのが1907年、前身の自動車レースが行われたのが1905年。それより前だ。
日本最初のクルマってなんだろう。調べてみると、詳細に調べている記事があった。研究論文に近いものがある。VividCar.comのextraの下の方に「輸入車事始め」に詳しい。
それによれば、アメリカのロコモビル説とフランスのパナール・ルヴァッソール説など諸説あるが後者の可能性が高いらしい。
関係ないけどこのサイトにはマン島TTの口蹄疫でレースが中止になった年の写真入りレポートがあってこちらもなかなか楽しめます。
さらに、日本初の道路交通における交通死亡事故はどうだろうか。すがやみつるさんのサイトの日記(2000年4月1日)から引用。
大倉喜七郎は、幕末に武器商人として活躍し、明治になって大倉財閥を起こし、帝国ホテルやホテル・オークラ、現在の大成建設などの礎を築いた大倉喜八郎の長男。1907年、留学中のイギリスで、イギリス初のサーキットで開催したレースに出場し、2位に入った経歴を持つ日本人初のレーシング・ドライバーで、帰国時に持ち帰ったフィアットのレーシングカーに乗り、川崎競馬場で飛行機と競争したこともある。このクルマを預けてあった自動車修理工場の職工が、夜間、クルマを勝手に乗り回した挙げ句に事故を起こして数名が死亡。これが日本初の自動車での死亡事故となった。
栃木県警のサイトでも以下のように紹介されている。
明治32年12月、当時、皇太子であられた大正天皇のご成婚(明治32年5月10日)のお祝いに、サンフランシスコの日本人会から電気自動車一台が献上されたことはよく知られている。宮内庁では早速、鉄道の機関士に試運転させたが、三宅坂を下りかけたとき一老婆が道の真ん中に立って避けようとしないので、慌てて急停車しようとしたところ、ブレーキの使い方がわからず左にハンドルを切ったとたんお濠に転落してしまった。そこで、「こんな危険なものは御召料にはできない」と倉庫にしまい込んだということである。これが自動車事故第一号であろうとされている。 自動車による死亡事故の記録で最も古いものは、明治34年頃、大倉喜七郎氏の競走用の自動車を日本自動車会社の車庫に入れておいたところ、夜間に職工4人が持ち出して乗り回しているうち、東海道の平塚辺で電柱に衝突して4人とも即死したと伝えられている。
なるほど。盛岡タイムスの2004年4月16日の記事では新渡戸稲造説が書かれているが。
盛岡宮古間には大正2年に東北初の定期自動車が開通した。新渡戸稲造が乗り、帰りにひっくり返って日本初の交通事故が起こったほど。
こちらは、旅客自動車で日本初かもしれないが、出典がこの新聞記事しかなさそうなので確かではない。
さて、気になることをつらつらと調べてまとめてみましたが、実はこれとかあれのニュースへのまくらだったりします。
生命保険の件から怪しいとは思ってたけど、未払いとか払い漏れじゃなく、不払いじゃなくて?え?え?
阪神淡路大震災からあと損保各社の払い渋りは目に余るものがありましたが、払い渋り体質を隠すべく、未払い・払い漏れってなコトバを発明したとか??
ともあれ間違いが「発覚」して体制をあらためることになったのは、黙ってるよりはいいことだと思いました。
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コメント
保険のハナシとチト外れるんですが(謝)
無免許ジジイに引っ掛けられて(大汗)
当初は、なんでもない左折巻き込みだったんですが、誰かが呼んだ救急車に大げさに乗ってる間にややしいことになったみたいで。
相手の60ジジイ(敢えて怒りを込めて)、ドサクサに紛れて替え玉用意したらしく、K察サン混乱。その替え玉が、怪我の意外な診断(全治1ヶ月超)にビビッて自白したから大変。
加害者ジジイ(怒)は、現在ブチコマれ(K察氏の表現)中です。
ブチコマれたのは当然なんでいいんですが、お陰で物損はモチロン、人身の保険手続きも当然アッチからじゃ何もできないってことで。
保険請求の手続きなんて、どっちでもいままで保険屋の担当にまかせっきりってパターンだったから、まったく知識なし。
相手が無免許でどこまで保険カバーできるのかとか、途中で無保険車の疑いまであって、どうなるのかとか。
こっちの保険の担当→所轄の交通課→市の相談窓口→自動車保険請求相談センター(主要都市にあるそうです)→果ては担当検事(自賠加入先探してくれた)
などなど、各先でそこに相談しろって言われたまんまの数珠繋ぎ。
で、賢くなったこと
1.無免許でも自賠責は支給される。
2.相手が無保険なら、自賠責は出ないので、国に請求すると(超面倒)保障してくれるらしい。
3.物損は泣き寝入り。
4.加害者がぶち込まれたり逃亡してる場合、被害者請求が可能。
5.自賠責請求できるのは、原則完治後(でなくてもいいらしいが、出し渋りの嫌がらせみたいな超面倒なカネも掛かる手続き要求された)。
6.こちらの保険の搭乗者傷害は↑の如何に関わらず支給される。
ってことを解って手続き開始できるまで、1ヶ月がかりでした(大汗)
こちらの保険の搭乗者傷害ですら、慇懃無礼に色々面倒なこと言われて、引き伸ばされちゃったみたいで、現在未支給(怒)
自賠責はいつになるやら(ハァ~)
ちなみに、加害者の方の手続き(?)は迅速に進んだらしく、検事殿直々に公判請求したとのお知らせいただきました ~_^
無免許程度と舐めて悪質に足掻くと、実刑なんですね(ほぼ確定予想)、おお怖!
投稿: aki@神戸 | 2005.08.21 17:18