G-FP2DF1P69Y 小林ゆきBIKE.blog: 2005年6月

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2005年6月

2005.06.30

マン島の本~TT関連

帰りの飛行機で重量オーバーすれすれまで買い込んだマン島関連の本を紹介します。

これはマン島TTレース関連の本。ものによってはアマゾンで日本でも購入することができます。

Tommy Robb
from TT to TOKYO
A Tommy Robb Publication、1999

トミー・ロブさん直筆のサイン本。オリジナルはCourie Herald Printers,IOM 1974でハードカバーで出版されたもの。

ORGANIZED BY THE VINTAGE MOTOR CYCLE CLUB
Second T.T.RALLY」1957

1957年の第2回VMCCラリーのプログラム。古本屋で2005年12ポンドで購入。

MAC McDIARMID
THE MAGIC OF THE TT
Haynes Publishing、2004

A4変判、240ページ、ハードカバー。序文は、かのジョン・サーティースMBEが書いている。TTの歴史をたどれる写真集のような本です。マン島で重い思いをして約6000円で買ったけど、アマゾンだと15%引きで¥3,838 (税込)だった。くやしい。

G.S.DAVISON
RACING THROUGH THE CENTURY
The T.T.Special、おそらく1954年か55年発行

ロードレース1世紀の歴史のうち、初めの50年を、当時の様子、雰囲気を交えて解説。序文は元GPライダーにしてデュークビデオの現会長、ジェフ(旧い表記ではゲオフ)デュークによる。

L.R.HIGGINS、C.QUANTRILL
ISLE OF MAN 1907-1956 50YEARS OF T.T.HISTORY
A SHELL-BP PUBLICATION

前半はT.T.の歴史とライダー紹介、各年のトピックス。後半はT.T.の記録。

DAVID DAVIES編
KEN SPRAYSON'S SELECTION PHOTO ALBUM 1955-1962
PLAN 4 PRINT

ケンさん秘蔵写真のアルバム。

「TT05 link_code=ur2&camp=247&tag=bikeblog-22&creative=1211&path=search-handle-form">ISLAND RACER
Mortons Media Limited

2000年より創刊されたTTのイヤーフォトマガジン。リンク先はバックナンバーまでの検索結果です。

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2005.06.29

警察が行政をバカ呼ばわり

★業務連絡、ギョウムレンラク~★
浜松の船越様、フナコシ様、連絡下さいませ。


さて。
ちょっとちょっと長島さん、警察にバカって言われてるけどいいんですか。

昨日の逗子市原付二人乗り特区申請について、中日新聞の報道によれば。

この案は市民を対象に「原付自転車の二人乗りを可能にすることで、通勤通学時の送迎による交通渋滞の緩和を図る」との目的を掲げ、「法律も二人乗りを禁止している趣旨は交通安全にある。これに従って(特区が認められれば)交通事故が発生しないように重点的講習を実施する」と主張している。

 これに対して地元の逗子署は「事前の相談もなく唐突でバカげた案だ。交通事故防止や渋滞解消も疑問で一自治体が勝手に法律を変えることを許したら法の不平等にもつながる問題」と批判している。(ソース:中日新聞)太字は筆者による

道交法上の二人乗り禁止は交通安全にあるかもしれないが、車両運送法的に国交省の認可が降りるのかどうか。ナンバー交付は各市町村自治体なので(原付のナンバーは税金を納めたかどうかの証明書的なものなので)各自治体が判断すればいいってことか?でも本来、国交省という国相手だからハードルは高そうだ。
原付は二人乗り用に開発していないのだから危ない、とか言ってる人たち。乗せるのが子どもとはいえ、自転車の二人乗りの方が危ないような気はする。ヘルメット装着の義務もないし。そもそも自転車は二人乗り用にブレーキとか開発しているものなのかどうか。今の原付の中でも一般的に走っているスクーター(チョイノリとかは除く)は時速60㎞ラクに出せるし、シートの長さは二人乗りする余裕があるし、ステップも広いし。何も大改造しなくたって二人乗りは出来ちゃう。

しかしながら、今回の件を「法の不平等」って言っちゃう警察はもっとバカ。って長島さん、教えてあげてくださいよー。だったら、全国的に原付二人乗り解禁するように働きかければ。
要はやっぱしメンツの問題でしょう、メンツ。高速道路二人乗りワシャ聞いとらん握り潰し問題のときと同じだ。

そもそも、21世紀の現代社会において原付の速度制限が時速30㎞なのはいかがなものなのか。40年くらい前に決まった時代に即してない規制を、規制は規制として安全は二の次で取り締まったりするのはいかがなものか。原付二種の速度制限は一般道で最大40㎞からいきなり1.5倍の60㎞に緩和されたのだから、原付は45㎞くらいにしてもいいんじゃないかと思う。例えば技能試験義務付けとの交換条件にするとか。

これを機に、原付についての根本的な議論に持っていったらいいのではないでしょうか。

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2005.06.28

原付二人乗り特区?!

朝日新聞の記事によれば、神奈川県逗子市では原動機付き自転車の二人乗り特区を申請したそうだ。

神奈川県逗子市は27日、朝夕のJR逗子駅周辺の渋滞緩和策として「バイク(排気量50cc以下)の2人乗りを認めて」と内閣府に構造改革特区の申請をした。(ソース:アサヒドットコム)(リンクは筆者による)

逗子市は以前、私がピアノの先生をしていたときに毎週出張していた場所なので、土地柄はよく知っている。

・人口は約6万人。
・横浜市、鎌倉市などに囲まれ、海も山(丘陵地帯)もある。
・横須賀線、京浜急行、横浜横須賀道路など交通の便は良い。
・道路上の構造→海・山が迫っていて急な坂道が多い。旧い町が多く、道がやたら狭い。
・行政の特徴→池子弾薬庫に代表されるように、米軍関連の施設があり、それを争点にやたら市長が変わった選挙が行われてきた。

ちなみに市長は長島一由氏、1967年(昭和42年)1月生まれの丙午世代。30歳くらいで市長になったので全国的に話題になった人物だ。

さて、アサヒドットコムの記事の締めは、

地元の逗子署は「暴走族を喜ばすだけでは」と困惑気味だ。

★追記★

毎日新聞の報道によれば、逗子署長は苦りきった表情で答えたらしい。

神奈川県警逗子署の中西康人署長は「喜ぶのは暴走族だけですよ」と苦りきった表情で答えた。(ソース:毎日新聞

苦り切るのか。
どっちかっていうと、警察にひと言なかったことに苦っているのでは。
それより合法的に二人乗りできるようになると暴走族が喜ぶのか?むしろ、ひったくり犯を見つけ出しにくくなるとか、そういう心配をした方が云々。

ところで、逗子市側もちょっと勉強が足りないかも。原付の二人乗りを認めるより、ヨーロッパ各国に倣い、普通自動車免許所持者に原付二種・自動二輪小型125㏄まで運転を認めさせたほうが現実的なのではないかと思いました。
バイク屋さんも原付二種特需が生まれるかもしれないわけだし。逗子市のバイク屋さん、どなたか、すぐやるコール・市長への手紙で市長に進言してみては。

★追記★
今日の朝日新聞朝刊本紙では、この記事は社会面の「青鉛筆」というオモシロオカシイ系のコラムに書かれていた。そっか、面白おかしい系なのか、このニュースは。アサヒドットコムの関連情報に玉田選手が加藤大治郎を語っている記事にリンクしているのもビミョーだしなあ。

★追記★
今日は追記がいっぱい。金次さんのコメントを読んで、毎日新聞の報道力に感心。それによれば、原付二人乗り特区の条件として、シートを二人乗りように改造、時速30㎞リミッターを取り付けることとしているらしい。

2人乗りを認めるのは、シートを2人乗り用に改造し、時速30キロのリミッター(それ以上速度の出せない装置)を取り付けた場合。「子供の学校の送り迎えなどに車を使わず、渋滞解消になる」と効果を強調(ソース:毎日新聞

ライダーとしては「解禁!」のようなうたい文句に弱いのですが、今回の件はちょっとなー。

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2005.06.27

で、今年の8耐

2000年から2003年までの4年間、鈴鹿8耐に自分のチームで監督として参戦していた私としては、いろいろ書きたいことがあるので、とりあえずトラックバック飛ばしとネタ降り。

オモシロイなと思ったのは、川口市スポンサーのチームとか、イタリアの雑誌モトチクリスモチームとか。
個人的に応援しているのは、アサヒナさんとことか、水谷さんとか、とか。

★業務連絡★
船越様、フナコシ様、8耐の件でご連絡下さいませ、その後、どうなりましたでしょうか?

鈴鹿の公式サイト

行こうよ8耐!

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2005.06.26

道路で見た意外なモノ~その2

この前、いつものように首都高護国寺出口で降りたとき。
電話をするため、出口信号手前の右側のゼブラゾーンにバイクを停めて電話をしていると、背後でプップクプーってクラクションが聞こえてきた。
ここの出口信号は不忍通りと首都高が複雑に絡み合っている交差点で、けっこう信号が長い。
何度も鳴らされたので、自分か?誰か知り合いか?と振り返ってみると、どうやら3台目に停まってた営業車の運転手が熟睡中。前の2台はとっくに青信号で進んでいて、妙なことに。
そのうち起きるだろ、と思って放っておいたら、結局、信号待ち2回分、運転手さんはオクチをモグモグさせながら熟睡してました。 熟睡、ですよ。

すでに後ろは5台以上が渋滞。後ろのクルマが気の毒なので、熟睡中の運転手さんには申し訳ないが、近寄ってって窓をバンバンバン!って叩いて、文字通りたたき起こしたわけですが。
クラクションを鳴らしてた後ろの運転手さんは、笑顔じゃなく真顔でウンウンとうなずきながら私にグッジョブを表現していたのが面白かった。

運転中あそこまで熟睡してんの見たのは初めてだ。

ちなみに、過労運転(麻薬等以外)は道交法で1年以下の懲役又は30万円以下の罰金 、違反点数は13点となっております。

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2005.06.25

道路で見た意外なモノ

先日、東京は皇居をぐるっと囲む内堀通り内回りを走っていたときのこと。桜田門手前辺りで意外なモノ、というか乗り物に出くわしました。

戦車(っ!!)

でした。

それも、上のフタっていうんですかねえ、フタを上げて自衛隊員らしき二人が頭を出して、一人は何やら地図を見ながら走っている。

キャタピラかどうかは確認できませんでしたが、多分、タイヤだったような気が。でもしっかり砲弾(って言うんですかねえ、銃口って言うのかなあ?)はついてました。

道に迷っていたのでしょうか、それとも靖国へのアピール?なんなら市ヶ谷駐屯地までご案内しましょうか?と心の奥で思いました。おしまい。

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2005.06.23

視覚障がい者への歩行援助

 こんなことも交通問題の一つではないかと思いまして。ライダーには関係ないと言わずにお付きあい下さい。

 さっき近所を歩いていると、夜道を荷物も持たず白杖(「はくじょう」と読むのだそうですね)を持った女性が歩いていました。
 そこは歩道と車道の区別がありますが信号はなく、事実上、クルマ優先となっているT字路の横断歩道を渡ろうとしているとき躊躇されていたので、昔習った通り声をかけてみました。

 「視覚障がい者への歩行援助」は、マニュアルによれば、
1)被援助者の左側(もしくは白杖を持っている反対側)から肩を叩きつつ声をかけます。
2)まずはあいさつ。「こんにちは」
3)次に「お手伝いしましょうか?」と問いかけ。
4)援助を求めているようなら……
  私が聞いたのは、自分の右腕を被援助者の左手でつかまってもらう方法です。でも、あとで紹介するサイトによれば、被援助者がどのような援助を求めているのかうかがったほうがいいみたいです。
5)被援助者の歩行ペースに合わせて、道路状況を先取りしながら説明しつつ歩行援助を行う。
6)できれば、自己紹介などした方が被援助者が安心することができる。

 で、声をかけまして、お願いしますとのことだったので、近くのお住まいまで案内しました。
 彼女は視覚障がい者の中でも弱視のようで、明暗の区別は付くようでした。
 住まいは新しい巨大マンション群で、近くに立派な福祉センターがあるため、センターの周りはきちんと点字ブロックが整備されていたりバリアフリー化されているのですが、ほんの100m離れるだけで、違法駐車や看板、道路に大きくせり出した雑草などが道を阻みます。

 彼女とは歳が近いようで、あれこれ雑談しながら無事、送り届けました。メッチャ気分が良かったのですが、「普段はバイクに乗っているので、道路にこんなに障害物があるだなんて気付きませんでしたー」と、さりげなく自分はライダーなことをアピール。姑息な手段でライダーのイメージを上げようとしたのは言うまでもありません。。

 以下に紹介するサイトでは、白杖歩行者への歩行援助の方法やポイントについて書かれています。
 普段、歩行者←→クルマ・バイクは敵味方みたいになってますが、歩行者の、それも障がい者の視点から道路を見直すのも、優しい運転につながるのではないかと思いました。
 
そっとやさしくさりげなく 

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2005.06.20

マン島の好天は異常気象だった

5月26日から6月15日まで約3週間の滞在で、雨に降られたのは最後の2日間だけ。
あとは、ときおり半袖でもいいかな、というくらい好天に恵まれた今年のマン島TT
昨年も天気が良かったけど、今年はそれを上回る好天で、あちこちで
「LOVELY TODAY!」
と合言葉のように挨拶を交わしていました。

けど、それはヨーロッパの30年ぶりの干ばつのせいだったなんて。(ソース:UK TODAY)

なんでもかんでもアウトドア観戦が基本のTTにとってうれしいことではあるんですが。

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2005.06.11

【速報】前田淳マン島セニアTTで6位!!

マン島TTレース最終日、全クラス混走(サイドカーをのぞく)のセニアTTが行われた。
1周60㎞×6周の公道レースを征したのはヤマハのマクギネス。
そして、日本から7回目のチャレンジで参戦したプライベーターの前田淳選手が6位に。

パドックではサイン攻めにあっていました。

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2005.06.09

前田淳、6位!!!

今年からマン島TTのクラスが変わって、小さいサイズはスーパースポーツジュニアという600㏄のレースが2レース行われることになりました。

今日のレースは昨年20数年ぶりに勝ったカワサキがまた勝ったことも凄いですが、

“ヤン・メイダ”

こと、淳前田選手ですよ!!
なななんと6位に入りまして。シルバーレプリカをまたまた獲得。

レディオTTのアナウンサーも興奮してヤンメイダを連呼しながら実況してました。

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2005.06.07

前田淳選手マン島TTで9位!!

98年目のマン島TTが始まりました。
土曜日のスーパーバイク(昨年までのTT-F1が廃止になり、スーパーバイクになりました)は雨でマッドサンデーと呼ばれる昨日日曜日に順延。
日本人選手としてただ一人参戦し続けている前田淳選手(京都)は7回目の挑戦で9位となり、シルバーレプリカを獲得しました。
TTでシングルの順位を獲得することは容易ではなく、現代のTTでは快挙と言えるでしょう。

さて、TTは本来2日目の火曜日の今日は、スーパーストックとSSJr、(600㏄)が行われ、SSJrでも前田淳選手は9
位を獲得。

前田選手はSSJr BレースとセニアTTのあと2
レース出場します。

それにしても、イギリスも景気がいいからか、100周年に向けてなのか、ここ10年では右肩あがりの観客の数です。

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2005.06.02

気分だけでもマン島

マン島に来ています。

ウェブカムで気分だけでもマン島TTを味わってみて下さい

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