ドライブレコーダーその後
当ブログでも紹介した練馬タクシーが開発したドライブレコーダーwitness。衝突を関知して小型のカメラとレコーダーで状況を録画するというものだ。
その開発の旗手となった練馬タクシーの社長がドライブ中の5月1日、事故に遭い亡くなったという残念なニュースがあった。
<衝突事故>タクシー会社社長が死亡 群馬 (毎日新聞) - 5月2日0時18分更新
やりきれない思いが残るのは、この直後に入ってきたニュースだ。
車の危険事例、千件収集=ドライブレコーダーで調査-自動車技術会航空機のフライトレコーダー(飛行記録装置)のように、交通事故や危ない状況を自動的に記録する「ドライブレコーダー」をタクシーや乗用車に搭載し、危険な事例の具体的データを収集するプロジェクトに着手したと、自動車技術会の「ヒヤリハット分析委員会」の鎌田実副委員長(東大大学院工学系研究科教授)が9日発表した。
同委員会は東大や科学警察研究所、自動車メーカーなどで構成。今年3月まで国土交通省からの請け負い事業として、計58台で約千件の事故や衝突寸前の事例などを収集した。今後、同委員会として独自に調査を続け、数年かけて1万件程度まで集め、自動車の安全対策装備や道路構造の改善、運転者教育などに役立てる。
(時事通信) - 5月9日21時1分更新
Witnessのシステムは、形を変えれば十分、バイク用にも応用できるもの。少なくともクルマ側に装着されるようになれば、「死人に口無し」となりがちなバイク対クルマでライダーの死亡事故の原因はかなりの割合で判明できるようになるはずだ。
返す返すも桜井氏の死が惜しまれる。
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