フジvsライブドアで渦中のホリエモンとこ堀江氏が、バイクファンにうれしい提携を社長所信表明で発表した。
ライブドア・モータースポーツ立ち上げ
渦中のホリエモンが、今度は「フジテレビをモータースポーツテレビ局に特化」という方針を打ち出した。
「野球なんか目じゃありません。球団を黒字経営? 妄想ですよ、妄想。妄想。モータースポーツなんか、野球やサッカーなんかと比べ物にならないくらいすそ野が広いじゃないですか。だって、免許取得人口って、16歳以上の男性なら9割、女性なら6割。合計8000万人もの人が免許を持っている。こんなオイシいマスはないじゃないですか。」
もともとフジテレビはバブル時代にF1の大衆化に着手。F1ブームを産み出した。ホリエモンはこの実績に目を付けた。
手始めにMFJとの統轄的提携した上で、フジテレビとBSフジ向けに、ロードレース、モトクロス、トライアルのコンテンツ事業に着手。コンテンツ事業を皮切りに、全国各地のサーキットの買収をすすめ、サーキットのアミューズメント化を進めて鈴鹿サーキット・ツインリンクもてぎ・FISCOに対抗する模様。
またライブドア起業塾では、レーシングチームのミリオネアになるためのインフォプレナー養成講座を開始。「レースでメシを喰う、なんてもう古い。これからはレースでミリオネア」「アルバイト生活を脱するためには」「スポンサーたかり体質からの脱却」などの講座を予定している。
トータルワークアウトではすでに鎌田氏を迎えてバイク乗り体質への改善講座を受けている。
ゲーム部門では、大人気のMOTO GPに対抗して、「GPライダー育成ゲー」を開発予定。三つ子の魂よろしく、3歳児のポケバイ体験もリアルに装備するとのことだ。
「とは言っても、日本では『バイク=危ない』『バイク=暴走族』って図式があるじゃないですか」
との記者の質問にも
「そういうのは想定済み。いかに日本にバイクが認知されてるってことじゃないですか」
と平然。
全日本選手権の放映権を持つGAORAもM&Aされ、よりバイクチックな響きの「BAORA(バオラ)」に改変。より、バイク系のモータースポーツに特化し、今後はXゲーム系にも力を入れていくそうだ。
なお、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏はこれに対して
「うちはMOTO GP買収できるだけの資本がある」
として、ホリエモンの動向には動じない模様。
またアップル社もラジオを搭載した「i POT R」を開発中で、世界的バイクブームを予見している。