中国GP上海はどうなってしまうのか
もれじゃーさんとこのブログ見てて、ををそうだった、と思い出した。
今年はMOTO GP第3戦中国GP(初開催)が、日本のゴールデンウィーク中の5月1日、しかも労働者の日、メーデーにあるんだった。
上海国際サーキット 全長: 5.451km 決勝: 2005年初開催
JTBさんあたりでツアーもあって、JTBなら17万2000円。正直GWのこの時期、行こうかどうしようか迷える金額だ。
しかし、昨今盛り上がってきた中国、韓国の反日デモに絡み、マイナースポーツのハンドボールでさえ、
中国国内での反日デモにからみ、中国・蘇州で行われたハンドボールの第2回東アジアクラブ選手権(8-10日)で、一般観客を入場させずに試合が行われたことが11日、分かった。(~以下略)2005/04/12 東京朝刊から(ソース:産経)
という有り様。
観客のいないMOTO GP。カタールじゃないんだから。13億人もいるんだから。
というかですねえ、「反日反日」言いたい、日本製品不買運動するなら、中国宗申バイクチームは日本製スズキのバイクを使ってることをちゃんと公表して下さいよ。自力で耐久選手権チャンピオンになったような宣伝をヨーロッパのバイクのショーでやってる場合じゃありません。(参考:中国遺跡巡りブログさん) 今年のGPはどこのバイク使うのかリンク先のニュースを読んでもわからないんですけれども。
でも、こういう「中国人が全て反日感情を持っている」みたいな捉え方も、連日報道されてる反日デモから連想させられているだけなのかも。むしろ日本政府(あるいはアメリカ)の反中国プロパガンダ??
あー、それと、今回の中国の反日デモに絡んで、MOTO GPは日本製のバイクがなきゃ成り立たないことを、大手マスコミは報道すべきでしょうね。政治記者にそこまでの知恵があるかどうか。
ロイター、時事通信、共同通信各社は、朝日・読売・毎日に配信していただきたい。
仕方ないから中国GPはG+(約1000円/月額)で観るか、
ブロードバンドが入っている方は日本語対応となったMOTO GP.COM(35ユーロ=約5000円/年額)で観るか、
メーデーでも行ってなさいってこった。
なんたって全労連のスローガンは平和な暮らし支える憲法だぞ。連合だってスローガンの結びは「自由で平和な世界を作ろう」だ。
むむ? 今日びの反日デモは共産主義から見た資本主義社会への嫉妬なのか? むしろ共産主義の方が、
8時間は労働に、8時間はねむりに、そしてあとの8時間はわれわれの自由に
なってんじゃないの??
全然話しはそれるけど、先日、世界一周系旅人の宴会に行ってきた。そこで盛り上がったのは、中国への出入国のたいへんさ。
そこで気合の入った旅人が達観したコメントを残した。
「どんなに中国で苦労したって、あれは怒っちゃいけない」
「ほほぉ?」
「中国へのビザ代ってのは、ディズニーランドの入場料と同じなんだよ」
「へへ~?」
「あれは「中国」っていう壮大なアトラクションなんだよ」
「なにせ、スタッフが13億人もいるしな」
「そうそ、だから答えるのがめんどくさいってだけで人の質問にも答えずすぐに“メイヨー、メイヨー”言われても、中国はそういうアトラクションなんだから怒っちゃいけないの」
「そっか、国がかりの壮大な仕掛けなわけか」
「そう思ったら、それすらも楽しめるよね」
(以下、宴会は南米話へも延々続く……)
ま、中国GPは壮大なネタってことで。
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コメント
つねづね『モータースポーツは危険だ』という意見に対して『そりゃレーサーや現場のスタッフは危険かもしれないが、観てる観客には何の関係も無い。飛んできたマシンが観客にぶち当たるような場合は除く』と思ってましたが、今回ばかりはそうも言ってられませんね(爆)。
ただ、やる側の責任として、観客を排除してでもやるってのも一つのやり方だと思いますけど。別に応援してもらわなければ出来ないってワケでもないだろうし。
投稿: オーライ | 2005.04.14 02:23
今上海に住んでいます。5月1日の決勝行きますよ(^-^)本日チケットも購入しました。今いろんな問題が起きているけど、細かいことは考えず純粋に楽しんでこようと思ってます。一応あまり喋らないようにしようとは思ってます。
投稿: 楽しみます | 2005.04.26 16:12