二輪駐車問題についてパブコメで意見が言える
警察庁では、「道路交通法施行令改正試案」、「道路交通法施行規則等改正試案」及び「確認事務の委託の手続等に関する規則試案」に対する意見の募集を行っている。
二輪に関係するのは、高速道路二人乗り、二輪の二人乗りの安全教育、車両の使用者に対する放置違反金額に関して。
今回問題にしたいのは、放置違反金の額について。
改正道路交通法においては、放置違法駐車について、車両の運転者が反則金を納付せず、又は公訴を提起されない場合等その責任を追及することができない場合に、都道府県公安委員会(以下「公安委員会」といいます。)は、車両の使用者に対して、行政的な制裁として、放置違反金の納付を命ずることができることとされ、その額は政令で定めることとされました。これに伴い、放置違反金の額を次表のとおりとします。とします。駐停車禁止場所等に置駐車しているもの…1万円
駐車禁止場所等に駐両車しているもの…9千円
時間制限駐車区間に態時間超過するなどして駐車しているもの…6千円
(金額は自動二輪等)
バックナンバーでも書いている通り、二輪の駐車場問題はもはや社会問題と化している。お金を払って停めたくても駐輪場自体が存在しない、クルマの駐車場に停めさせてもらえない、という問題が全国的に発生している。やむを得ず、ライダーたちは歩道上や道路の端に停めるわけだが、二輪駐車問題を解決する前に違反金の法律を先に改正するのはいかがなものか。
先日の二輪二人乗り標識に関するパブリックコメントの件みたいに何の意見が欲しいのか訳がわからないパブコメよりは、まだライダーの声が届きそうな意見募集である。
締切りは11月8日(月)。
メールで気軽に意見を送れます。
通信方法/あて先
(1)電子メールの場合iken@npa.go.jp
(2)郵送の場合警察庁交通局交通企画課法令係
(〒100-8974 東京都千代田区霞が関2-1-2)
(3)FAXの場合03-3581-9337
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