毎度お馴染み自動車ニュース&コラムさん経由(まぐまぐの不具合で勝手に解除されてるケースがあるそうです、登録し直して下さいとのことです。私もそうでした)、ソースは日経プレスリリースより。
スポーツランドSUGOでは、ホテルくぬぎ山荘・アーチェリー場・フィールドアスレチック・プールを閉鎖。モトクロス場は国際格式となり来年は世界選手権を開催する予定だと言う。
スポーツランドSUGOの事業集約について
-モータースポーツ事業に特化し、新たなスタート-
ヤマハ発動機株式会社は、このたび、当社の業務委託子会社である株式会社 菅生(代表取締役社長:塩入 聖二)が運営する総合モータースポーツ施設"スポーツランドSUGO"における事業の集約化を決定致しました。現在、スポーツランドSUGOは、モータースポーツ事業を核にホテル、ランドスポーツなどの事業を運営していますが、2005年4月よりモータースポーツ事業に特化したスポーツランドSUGOとして新たなスタートを切ります。
スポーツランドSUGOは、1975年 "健全なモータースポーツファンの育成・拡大"のテーマのもと、210万m2の敷地に、ロードコース・モトクロスコース・トライアルコース・カートコースなどの専用コースに加え、ホテルを有した国内有数のモータースポーツ施設として宮城県柴田郡村田町にオープンしました。また1980年には、モータースポーツ施設に加え、キャンプ場、テニスコート、プール、フィールドアスレチックなどのレクリエーション施設を追加し、様々なお客さまが楽しめる「総合モータースポーツ施設」として運営してまいりました。しかし近年、お客さまの価値観の多様化や他の宿泊・レジャー施設との競合激化により、特にホテルやレクリエーション関連事業において、厳しい経営状況が続き、1995年以降、様々な経営再建活動に取り組んで参りましたが、収益改善が難しく、モータースポーツ事業に特化することとしました。
このたびの事業集約によりスポーツランドSUGOは、レース開催やレースコース運営 などモータースポーツ事業に特化した経営を行うこととなり、ホテルくぬぎ山荘は2005年1月末を以って閉鎖、プールガーデン、アーチェリー、フィールドアスレチックなどのランドスポーツについては2005年3月を以って終了する予定です。
なお、これまで地域の方々のイベント会場としてご利用頂いているキャンプ場・多目的広場などについては、従来どおり継続して運営いたします。
スポーツランドSUGOは、ロード、モトクロス、トライアル、カートの4つのカテゴリーの専用コースを併せ持つ国内唯一のモータースポーツ施設です。さらにロードとカートのコースについては国際レース開催が可能な国際格式認定基準を満たしたものであり、さらに現在同認定を申請中のモトクロスコースが加わることで国際格式認定コースを3つ併せ持つ世界有数のモータースポーツ施設となります。また、この国際モトクロスコースにおいては、来年5月に世界モトクロス選手権が開催されることが決定しており、今後はスポーツランドSUGOのビジネスの原点である「モータースポーツの基地」「国内二輪普及の場」へ回帰し、モータースポーツ事業に特化することで経営改善を進めてまいります。
以下もプレスリリースからの引用です。
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株式会社 菅生の会社概要
所在地 宮城県柴田郡村田町菅生6-1
設立年月日 1980年11月28日(前身のトレールランドSUGOは1975年設立)
代表者 塩入 聖二(しおいり せいじ)
資本金 10,000千円
出資比率 ヤマハ発動機株式会社:100%
従業員数 45人(正規社員)
事業内容 スポーツランドSUGOの運営受託業務
業績概要 売上 1,478百万円(2004年3月期)
経常利益 12百万円(2004年3月期)
スポーツランドSUGOの施設概要
敷地面積 210万m2
主な施設
ロードコース(国際格式認定)
モトクロスコース(国際格式認定申請中)
トライアルコース
カートコース(国際格式認定)
★ホテルくぬぎ山荘(全47室 178人宿泊、レストラン併設)
深山の湯
テニスクラブ(屋外コート10面・屋内コート3面、会員156口)
★プールガーデン
★アーチェリー場
キャンプ場(常設テント30張、オートキャンプ40区画)
★フィールドアスレチック
ゴーカート場
多目的広場
※2004年11月現在
(★印が閉鎖予定)
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売上14億円、経常利益1千2百万円、かあ。
オートポリスを買収する予定のカワサキが心配になってきました。
★11月4日追記★
ビッグタンクさんのモシニチにトラックバックできない(ブログではない)のでリンク貼っておきます。
SUGOと言えば、SP125にスガノレーシングから90分耐久レースに及川ルイ子さんと一緒に出たことが懐かしく思い出されます。
トヨタ関連会社でもあるヤマハ発動機は、富士スピードウエイFISCOがリニューアルオープン間近の今、東北のモータースポーツの拠点を支えていって欲しいと思います。
★★11月9日追記★★
サンデーレーサーの巻さんのとこでも紹介されてましたが、スゴロクこと菅生6耐の仰天エピソードが。
その割にはSUGO6耐の時は訳わからん団体が貸しきっててレース関係者は誰一人泊まれなかったくせに。殿様商売だなぁなんて思ってたのに。
ぜーんぜん関係ありませんが、菅生と言えばその昔、毎日新聞社主催の『バイク特訓会』というのに参加しまして、朝練最初は入り口からくぬぎ荘までのマラソンだったんですよ。全部上り坂なんでけっこうきつかった。
丸二日、マラソンからカートコースでのジムカーナ、サーキットライド、モトクロスと盛り沢山の内容で、まさに“特訓会”に相応しい内容でした。
で、サンデーレーサーの巻さんはこんな風に懸念されております。
っていうかこれからは何処へ泊まれと??
一応、村田町商工会議所の中で宿泊施設が紹介されてたり、
ファミリーロッジ旅籠屋・仙台亘理店があったり、
してますんで、今後モータースポーツ愛好家さんたちは地元に貢献するのがよろしいかと。
園内宿泊施設が無くなるだけで、これだけ経済効果が上がるんだ、みたいなことが認識されれば、モータースポーツへの理解が高まるかもしれません。