二輪も馬力規制撤廃か?
2年ほど前から噂されていた、クルマでの280馬力規制がようやく実現される見通しとなった。これは、“320馬力インプレッサ”の登場あたりから検討されていたことだ。(ソース:自動車ニュース&コラム)
さらに、驚くべきことに、何十年ぶりかでバイクの自主規制も撤廃が検討されているらしい。
◆国交省、自工会による「280馬力自主規制」の廃止届け出を受理
バイクでも自主規制(100馬力)の撤廃を検討。軽自動車(64馬力)では存続へ
「自主規制」なのに、国土交通省への届け出が要るんですね。へぇーへぇーへぇー。
これでようやく、160馬力や170馬力や180馬力のスーパースポーツの国内仕様を普通に買えるようになるのではないかと。
94馬力のCBR1000RRを作らなくて済むのではないかと。
ところで、馬力規制撤廃は、製造側のダブルスタンダードの必要性がなくなり、コスト減が図れることから、価格も安い方向で反映されるといいのですけど、バイクには次のハードルが待っている。それが、排気ガス規制の強化だ。
「第一種原動機付自転車及び軽二輪自動車については平成18年末までに、第二種原動機付自転車及び小型二輪自動車については平成19末までに次期規制値達成を図る」と発表されている。
今回の排ガス規制が、出力にどれだけ影響があるのか知らないのだが、先行しているイタリアの50㏄なんかは、ここ数年の排ガス規制によって、時速40㎞くらいしか出ないようなシロモノになってしまっている。
もしや、排ガス規制されると、結局、馬力の自主規制など関係なくなってしまう、ってのがオチなんじゃないのかな? なんて勘繰ったり。
さて、ニュース続きのバイク業界、「二輪車リサイクル自主取り組み」について、自工会や各メーカーから発表された。これは重大な問題点が含まれていると思うのだが、来週の月曜日に記者会見があるので様子を見てきたいと思う。続報をお待ち下さい。
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