MFJロードレース委員会~その3 安全対策について
私信:ただ今、携帯電話が復活しましたー。
N506はまだでした。
300円でP251isに。
らくらくホンの方が高かったです。
バックナンバーその1、その2に引き続き、MFJライディング誌4月号のMFJインフォメーションから抜粋します。
------------------------------------------
Ⅲ安全対策について
1MFJとして下記の安全対策を行なうことが報告された。
①ライセンス所持者に対する啓蒙活動予防安全を主とする。
②小冊子「サーキット走行の心得」の製作
③LSOセミナーの継続実施
④エンジョイ会員向け安全講習テキストの作成・配布
⑤公認コースの更新査察の実施
⑥ライダーの装備に関する安全向上のための研究
特に死亡事故及び半身不随を防ぐことを主眼に研究を進める。
⑦レーシングスーツの公認基準の改定
⑧緊急時脱帽システム「アシストフード」の推奨及び義務化
2鈴鹿サーキットで使用しているスポーツ走行時レース時におけるブリーフィング内容について説明がなされた。
文字のみでなく、写真等視覚にうったえるため、理解度も向上し、スポーツ走行時の転倒、事故減少に繋がっている。また、鈴鹿サーキットより、今回説明された内容を各施設に対しても提供する準備があることが説明された。
神谷安全対策部会長より、各施設でのブリーフィング時に、タイヤ温度及び体のウォームアップ(身体的、感覚的:スピードに対応できる感覚を得るまで数周かかること)を教育することが要望された。
3安全に配慮したレース運営とすべく規則の変更等安全対策部会及びロードレース委員会で検討していくことが報告された。
[検討内容]
①イエローフラッグの提示方怯
②オイル旗
③ポストの人員配置
④赤旗時の救助方法
4救急活動マニュアルについて
筑波サーキットにて作成されている救急活動マニュアルが紹介され、各施設ともに救急活動マニュアルを作成し、提出いただくことが要請された。
5アシストフードについて
緊急時のへルメット脱帽のため、エアーを使用したり、カッターを使用したりしているが、アライヘルメットより提供されたアシストフードについて説明、実演がなされ、今年のレースにおいて実際に使用するライダーもいることから、各施設とまどうことのないよう対応することが要請された。また、将来的に使用義務とする方向であることが報告された。
Ⅳ.普及対策について
1ミニバイクの上限排気量改定に関する提案がなされ、カテゴリーとして改定が必要なのか、共済会掛け金に対応するための改定なのかが問題であり、単純にカテゴリーとしての改定であればロードレース委員会で検討しなければならず、共済会の分野である場合、共済会理事会に対して要望書を出す必要がある。
・現状130ccキットが主流となりつつある。
・メーカー出荷時の排気量を元にミニバイクと規定してはどうか。
・DE耐については2004年より上限125ccとしてエントラントには案内を出している。
・ライセンス普及、参加型というコンセプト、であるならば、フレッシュマンライセンスを取らせるようなカテゴリーは、初心者には無理がある。
等、意見が出され、ロードレース正副委員長及び事務局にて検討し、各施設に提案することが確認された。
2韓国・ワールドスーパーチャンピオンシップシリーズ開催について資料が提出され、今後ARTの協力を仰ぎ参加チームを募ることが確認された。
| 固定リンク | 0
「MFJ」カテゴリの記事
- 日本のMFJはFIMと違って引き続き「ロードレース」の呼称を使用(2016.01.15)
- FIMから“ロードレース Road Race”の文字が消えた(2016.01.14)
- 2016年モータースポーツ/バイク関係主要イベント(2016.01.17)
- 年金関連のツイートまとめ(2013.03.09)
コメント