G-FP2DF1P69Y WGPレギュレーション改訂: 小林ゆきBIKE.blog

« MFJトライアル委員会報告 | トップページ | Ninja ZX-10R試乗 »

2004.01.10

WGPレギュレーション改訂

FIMがWGPおよびWSBK、WSSの2004年レギュレーションの改訂について発表した。
(注意:英語とフランス語のPDFファイル)

ネタ元のMoto Racing JAPANさんが「翻訳するの辛い~っ(ジタバタ)」していたら、

かつてNiftyのFMCRACEでご活躍されていた冨永さんがさっそく
面白いところだけ翻訳してUP。

主な内容や変更点は以下の通り。

・12月15日から翌年1月15日まではテストの実施を禁止

・(グリッドについて)MotoGPクラスでは3-3-3-3、125ccと250ccクラスでは4-4-4-4の配置とする

・ライダーはコース上、ピットレーンにおいて他のライダーに対して危険な行為をしてはならない。本ルールに違反した場合には以下のペナルティが課せられる:罰金、ピットレーン通過、失格、ポイント剥奪、出場停止。

・(ブルーフラッグについて)違反した場合のペナルティを罰金、失格またはポイント剥奪とする。

・(イエローフラッグについて)追い抜いた直後にライダーが自らイエローフラッグ違反を犯したことに気づいた場合は手を挙げて他のライダーに抜き返させなければならない。この場合はペナルティは課せられない。


年末年始のテストの実施を禁止、というのは、インディカーを見習い、コスト目標値に関する規定の意味もあるかもしれませんが、FIMの関係者が年末年始は休みたい、というのがホンネ? または、ストーブリーグが年末年始になだれ込んで話題を作りやすい、ってなところでしょうか。

コースやピットレーンで他のライダーに対して危険な行為をしてはならない、ってのは当たり前のようでいて当たり前じゃなかったのか。だからわざわざレギュレーションで規定、か?
でも罰則が明確なので歓迎すべきレギュレーションです。

ブルーフラッグについてのペナルティも明確で気持ちいい。遅いヒトも守るべきルールはあるのです。

んでもって、Moto RacingJAPANさんも指摘している通り、イエローフラッグについて、「違反に気づき、手を挙げて抜き返させればOK」ってのもまた面白い。

なお、MFJではすでに、2004年のロードレースのフラッグ規則はFIM規則に合わせる(このバイクブログバックナンバーを参照)としているので、ニッポンのロードレースでも、うっかり「あ゛っ! イエロー無視してしまった」ってときは、手を挙げて後ろのライダーを抜かさせればOKとなるでしょう。

| |

« MFJトライアル委員会報告 | トップページ | Ninja ZX-10R試乗 »

コメント

改訂点へのリンクがトップページと掲示板からしか貼ってないなくって、そっちは随時更新しちゃうんで、直リンを表示しておきますね。

http://homepage2.nifty.com/moonfish/sub/FIM_040108.html">http://homepage2.nifty.com/moonfish/sub/FIM_040108.html

投稿: とみなが | 2004.01.10 17:42

ご本人登場!
ようこそいらっしゃいました。
了解です、いずれ本文も直しておきますです。

投稿: YUKKY | 2004.01.13 12:33

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: WGPレギュレーション改訂:

« MFJトライアル委員会報告 | トップページ | Ninja ZX-10R試乗 »