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2006年7月13日 (木)

「都民のみなさんへ」2006.6.28

石原都知事が「都民のみなさんへ」と題したメッセージをオンデマンドで放送&テキストで公表しています。2006年6月28日付けのコメントから。

【ロンドン及びマン島出張】  先般、東京オリンピック開催のための参考意見の聴取にロンドンに行って来ました。(~中略~) もう一つ、ロンドンに行く前にマン島、アイリッシュ海に浮かんでいる淡路島くらいの島ですが、これが不思議な島で、独立しているんです。

 3分の2ぐらい、もっとかな、外交と防衛はイギリスに任せていて、彼らにとっての王様は、今のエリザベス女王ですが、総理大臣はブレアではないのです。自分たちの総理大臣がいるのです。

 人口7万人ぐらいの島ですが、防衛、外交以外独立しているのです。ポンド(通貨)も違うポンドを使っています。通貨としての価値は全く同じですが、うらやましいです。

 東京も本当にマン島みたいに独立すると、国の鼻をたくさん明かしてやるのですが、そうもいかないので。

 非常に歴史が長いのですが、パブリックロード(公道)を使った、オートバイのレースをしていて、皆さんもご存知でしょうが、だいぶ前に日本のオートバイがすごいぞと言うことを世界に証明したのが、このマン島で、日本の車が突然優勝しました。

 私、子供の頃、その記事を読みましたが、「なんで、日本ごときのオートバイが走ってきて勝ったんだ」といって、そのオートバイを彼らが買って分解してみたら、その精密さに驚いたと。まるで、時計の内側と同じぐらいだということで仰天したという話があります。以来、世界の市場を日本のオートバイは席巻しているわけです。

 行って見ましても、日本のオートバイはホンダ、スズキ、ヤマハ、カワサキというところですが、日本以外のオートバイというのは2台ぐらいしか見なかったです。イタリアのデュカティーとドイツのBMWですか、確か、そのくらいでした。

 私が、なんであんな所へ行ったかというと、東京の島、伊豆七島、小笠原も随分遠い所にあるのですが、なかなか観光客が足りなくて疲弊しているのです。何かイベントを考えないと。パブリックロードを使うといっても、東京ではなかなか出来ませんが、島ですと、人口も限られています。特に三宅は、あの災害の後、非常に苦労していますし、なかなか立ち上がれない。人をたくさん呼んできて、観光の振興から島に活力を集める必要があるので、三宅の村長と八丈の町長2人と行きました。二人とも乗り気でして、きっと出来ます。どっちの島でやるか二つでやるか、これからの問題であると思います。

 私が感心しましたのは、とにかく条例を決めて、街で島全体で、公道を使って、住んでいる人は幾分不便でしょう。その時間帯は危険だから、道を歩けませんから。それを違反した人は罰金を取るような条例をきちっと作って、みんなでこの行事を盛り上げて、島の振興を図っている。

 非常に年輩の方々、数多くのマーシャルという、監督というのでしょうか、そういう立場で本当に数多くの人が協力していました。

 もう一つ、これはマン島のクラシックレースというもので、これは、古いといっても、つい数年前のオートバイで、これを使ってのクラシックレースをキャッスルタウンの全長6マイルぐらいのコースをぐるぐる回ります。

 メインのTTレースは、タイムトライアルで全長60キロぐらいのコースを何周かするのですが、これは最新のマシンがそろっていまして、ほとんどが日本製。しかも直線に近い道路では、多少起伏があっても300キロは出るというレースでした。

 実は、公式のタイムトライアルの時に、日本から唯一エントリーし、何年も出ている今まで最高で6位まで行った前田君というライダーが、新しいマシンだったのですが、直線で距離がある非常にスピードの出る所で急に機械が壊れたのでしょう、減速して、多分、それを10秒遅れてスタートした後続車が追突したのです。両方のライダーは、追突した方は意識不明だった。前田君は意識はしっかりしていたのですが、いろんな骨折等怪我をあちこち併発して、残念ながら亡くなりました。

 しかし、それほど非常に危険でスリルがあるが、素晴らしい催し物だと思います。(~以下略~)

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