MFJ

2016.01.17

2016年モータースポーツ/バイク関係主要イベント

Fim


2016年のバイクのモータースポーツやバイクイベントの主要なものをまとめてみました。

主な選手権シリーズは開幕戦と日本大会のみ記載しています。

モトクロス世界選手権

開幕戦──1月27日(土) カタール

モトクロス・オブ・ネイションズ──9月30日 ベルギー・ロンメル


スーパーバイク世界選手権

開幕戦──2月28日 オーストラリア・フィリップアイランド



ロードレース世界選手権

開幕戦──4月8日 カタールGP

日本GP
──10月16日 ツインリンクもてぎ


【トライアル世界選手権】

日本大会──4月23日~24日 ツインリンクもてぎ

トライアル・デ・ナシオン──9月10日 フランス Isola


エンデューロ

全日本エンデューロ 開幕戦──5月8日 広島

ISDE 10月11日~16日 スペイン


全日本ロードレース

開幕戦──4月10日 筑波サーキット


全日本モトクロス

開幕戦──4月3日 九州大会


全日本トライアル

開幕戦──3月13日 関東大会 真壁トライアルランド

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2016.01.15

日本のMFJはFIMと違って引き続き「ロードレース」の呼称を使用

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昨日の「FIMから“ロードレース Road Race”の文字が消えた」の件で、ではFIM傘下のMFJ(一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会)はどうなんだったっけと思ってMFJのサイトを開いてみますと。

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MFJは今年も「ロードレース」の呼称を使用するようですね。

ちなみに、MFJが管轄している競技は、

ロードレース

モトクロス

トライアル

スノーモビル

スーパーモト

エンデューロ

その他の競技

となっており、現在、ダートトラックとドラッグレースは管轄してないようですね。

ダートトラックもドラッグレースも現在は、MFJ以外のオーガナイズのもと競技が行われています。

あと、「その他の競技」とありますが、実質、ツーリングなどのイベントをここにくくっているようです。

ところで、

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2016.01.14

FIMから“ロードレース Road Race”の文字が消えた

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2016年も明け、モータースポーツカレンダーをチェックしようと、FIM 世界モーターサイクリズム連盟のサイトを見に行ってみましたところ、たいへん気になることに気付きました。

FIMでは、長らく“ロードレース Road Race”という言葉を使っていました。

それが、(おそらく)2016年より “サーキットレーシング Circuit Racing”という言葉に変更されました。

FIMによる2016年のカテゴリー分けは以下の通りとなっています。

【SPORT】

Circuit Racing

Motocross

Trial

Enduro

Rallies

Track Racing

これまでの言い方であるロードレース──ターマック(アスファルト)敷きでコーナーの連続する道路状のクローズドサーキットでのレース──を「サーキットレーシング」に言い換え、オフロード系はモトクロス、トライアル、そしてエンデューロとラリーを明確に分け、さらにはオーバル(楕円形)のコースで行われるレースを「トラックレーシング」──日本やアメリカではダートトラックと呼び、ヨーロッパではスピードウェイレース、フラットトラックなどと呼ばれる。広義にはアイスレースも含まれる──と呼び換えました。

ロードレース Road Race (またはRoad Racing) の呼び方は、モータースポーツの歴史的成り立ちに深く関係しており、そもそもモータースポーツの発祥は公道ないし道路状の場所で行われたことから名付けられたものと考えられます。

19世紀終わりから20世紀ゼロ年代にかけての黎明期には、いわゆる“AtoBレース”と呼ばれる都市間レースがヨーロッパ大陸や北アメリカ大陸で行われ、恒常的なコース設定はありませんでした。

ですから、レースの速さは現在のマン島TTレースでも使われている通り、「平均時速」が世界的な尺度であったわけです。(コースそれぞれのラップレコードは他サーキットと比べることができないが、平均速度なら世界共通で比べることができる)

それが、1905年に四輪車のレースとして始まったマン島TTレースのちにTTマウンテンコースとして恒常的コースとして設定され、経年の進化を測れるようになっていったのに加え、1907年には世界初の常設サーキットとしてイギリスのブルックランズが開設され、道路状のクローズドサーキットで行われるレースもロードレースと呼ばれるようになりました。

1970年代まで世界グランプリ選手権でさえも、ロードレースはクローズドサーキットで行うものと、公道(ないし公道的コース)で行うものがありました。

それが、世界グランプリで公道コースを排除することとなり、公道を閉鎖して行うロードレース、いわゆる“公道レース”は独自の道を歩むこととなりました。

現在、公道レースとして有名なのはマン島TTレースですが、その他にもアイルランドでは各地で開催されていますし、ヨーロッパ大陸やニュージーランドでもあちこちで開催されています。
世界規模ではありませんが、南米でも盛んなようです。

というわけで、公道レースに携わっている人にとって、「“真のロードレース Road Race”は公道レースなのだ」という言説すら聞いたりします。

わたしは、単純に呼び方とコースの種類の違いだと思っておりますが。

そのような経緯も含めての、このたびのFIMにおける呼称の変更に至ったのではないかなと思われます。


さらには、ヨーロッパでたいへん人気のあるスピードウェイレースをさらに盛り上げていくため、
サーキットトラックの呼称をあえて分けるということもしたのかもしれません。

トラックという言い方は、広義にはサーキットも含まれていたと思いますが、ここらで明確にカーブのある道路状のものをサーキットオーバルなものをトラックと呼ぼう、ということになったのではないかなと。


さて、ここで気になるのは、FIMにおける公道レースの位置付けです。


マン島TTレースは、2016年もFIM傘下のAUCがオーガナイズしており、


FIM Classic Meeting Number: FIM 196/04

というステイタスが与えられています。

この「FIMクラシックミーティング」の説明はなかなか難しいのですが、FIMのお墨付きがある伝統的なイベントですよ、みたいな感じです。

ところが、FIMの公式サイトを検索しても、今年はこのクラシックミーティングの情報が上がっておりません。

その他の公道レースに関する情報も出てこないですねぇ。

マン島政府は、マン島TTレースの運営を含めた「公道レース選手権」という“コンテンツ”を世界に売って出ようとする動きがあります。
これは、ロンドンオリンピックを請け負ったブランディング会社を立ててまでの大がかりな構想です。
もしかすると、FIM系のプロモーターと相対立するものなので、FIMは静観している? みたいな話しなのかも、とも思ったり。あくまで推測ですが。

そんなわけで、FIMからロードレースの文字が消えた、の情報でした。

ちなみに、FIMではモータースポーツの他に「ビヨンドスポーツ」という理念も掲げており、

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2013.03.09

年金関連のツイートまとめ

ブログでも何度も書いておりますが、ツイッターでもときどき、国民年金制度とモータースポーツについてつぶやいております。



なぜ、たびたびこのようなブログエントリ/ツイートしているかといいますと、サーキットも走っている知人(おとな)が「年金なんてどうせもらえないんだから払わない」と言っているのを聞いたり、人工関節や人工透析している家族がいるのに、障害年金制度を知らないがために(年金は老齢年金だけと思い込んでいた)受給が遅れた人を見聞きしたからです。

国が「みんなで支えあおう」みたいな、ぬるいスローガンでしか年金を宣伝できないのは、できれば障害年金なんか払いたくないんじゃないか、なんて穿ってしまいますよね……。

(状況によるが)加入手続きをしたその日から障害年金の受給資格が得られて、一生涯保障するなんていう太っ腹な保険は、民間ではあり得ません。
国はなぜ、そのことを知らせないのだろう? これをもっと知らしめれば、少しは加入率は上がるだろうに、なんて思います。

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2012.04.01

「モータースポーツ・オリンピック」開催決定 か

FIM国際モーターサイクリスト協会では、「モータースポーツ・オリンピック」開催に向けて開催準備委員会を設立したと発表した。


Olympic

「モータースポーツ・オリンピック」とは、二輪によるモータースポーツの各種目を一堂に会し、国別ポイント制の国別表彰と、モーターサイクルスポーツ世界一を決める個人表彰の二つを軸としたイベントであるという。

国別表彰は、各競技のポイントをスポーツ国籍ごとに集計して上位を決め、個人表彰は異種競技への参加も含めてポイントを争う。

FIMのイポリトール会長は、

「二輪+サイドカー(三輪)=まさに五輪だよね~」

と開催に意欲を示した。


* * * * *

オリンピックとモータースポーツの関係は、かつて黎明期に次のような事例があった。

たとえば、1900年のパリ・オリンピックでは参考競技として自動車レースが行われたとされている。しかし、これはオリンピックと同時に開催されたパリ万博のイベントとして開催されたもので、今日、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、略称IOC)は自動車レースが開催されたことを認めていない。

また、1907年の9月から11月にかけてイギリスとアイルランドのモーターサイクリングを統括するオートサイクルクラブ(Auto Cycle Club、略称ACC、のちのAuto Cycle Union、略称ACU)が1908年のロンドン・オリンピックに向けて、オリンピック担当事務官にオリンピックでのオートバイ・レース開催を書簡で提言したが、オートバイ・レースがスポーツか否かであるに関わらず開催は承認されないと伝えられたという[FIM 2005: 23]。

モータースポーツ統括団体のFIMは、IOC(国際オリンピック委員会)の承認国際競技団体連合の傘下にあり、モータースポーツのメッカ、イギリスで開催される今年のロンドン・オリンピックでもモータースポーツの参考競技開催を打診していたが、都市型オリンピックとしてのロンドンでは場所の面で開催が困難との報告を受け、それならばモータースポーツで単独のオリンピックが開催できないかということで、今回のモータースポーツ・オリンピック準備委員会設立に至ったもの。

モータースポーツ・オリンピックの開催内容は具体的に、

ロードレース部門】、【モトクロス部門】、【オーバルレース部門】、【トライアル部門】、【X-GAME部門】の5つを軸に、2週間の会期で予選から決勝レースを一つの国・エリアで行なう。

各カテゴリーには、

【ロードレース部門】

●ショートサーキット
・モトGP
・モト2
・モト3
・スーパーバイク
・スーパースポーツ
・スーパーストック
・耐久レース
・ミニバイク
・ポケバイ
・ビンテージ
・50ccモペッド/スクーター
・ドラッグレース/スプリント
・各メーカーのワンメイクレース(H、Y、S、Kの国内4メーカーの他、H、D、B、A、Tがサポートレースを開催予定)

●公道サーキット
・タイムトライアル(TT方式)
・マススタート(em messe)
・ヒルクライム

●サイドカー
・サイドカーF2
・サイドカーF3
・サイドカーミニ

【モトクロス部門】

・モトクロス
・スーパークロス
・スクランブラー/エンデューロ/クロスカントリーラリー
・インドアエンデューロ
・グラスクロス
・サンドクロス
・ヒルクライム
・サイドカークロス
・スーパーモト/スーパーモタード
・スノークロス

【オーバルレース部門】

・ダートトラック(マイルレース、ハーフマイル、クオーターマイル)
・スピードウェイ
・ロングトラック
・グラストラック
・オートレース(日本式)
・アイストラック
・サイドカー(スピードウェイ/ロングトラック/サイドカーアイストラック)

【トライアル部門】

・トライアル
・インドアトライアル
・サイドカートライアル

【X-GAME】

・FMX
・スタントバイク
・モーターサイクルサッカー

…を予定している。
ライダーは全ての種目に参戦することができ、またチームを結成することができる。上位ポイントの合計で、国別と世界最強ライダーを決めてゆくこととなる。


また、各競技には、

ウーマンズ・クラス」(女性クラス)

ベテランズ・クラス」(50歳以上クラス)

パラレル・クラス」(障害者クラス)

e-Power・クラス」(電動バイククラス)

の各クラス別表彰も設ける。

なお、第1回モータースポーツ・オリンピックではエキシビション競技扱いだが、
X-GAME部門では「コンピュータゲーム」クラスで「MotoGP」「TTスーパーバイクス」が開催される。

また、

メカニック競技──「耐久レース方式タイヤ交換・ガソリン給油」競技、

ヘルパー競技──「ホスピタリティ」競技──ライダーには自転車を漕いでもらって心拍数を上げ発汗してもらい、いかに早く着替えてもらうか、いかに心拍数を早く平常に戻せるか、また来客への対応などを競う

プロ・スペクテイター・チャンピオンシップ──ありとあらゆる二輪のモータースポーツの知識をクイズ形式で競う競技

チーム監督競技──「ネゴシエーション」競技(モータースポーツ・オリンピック最終日までに、バーチャルではあるがチームスタッフ/メカニック/ライダー/スポンサーと交渉し最強チームを結成する。過去の競技成績(ライダーだけでなくメカニック等も含め)ポイント制度で最強と思われるチーム結成の順位を決める競技)

も行われる予定。

* * * * *

なお、第1回モータースポーツ・オリンピックの開催地は、ほとんどの種目を開催可能な日本が第一の候補地として挙げられ、東日本大震災復興の意味も込めて、東日本地区での開催が有力だという。

このうち、メイン会場は成田空港に近く、国際格式サーキット、ミニコース、オーバルコース、ダートトラックコース、トライアルコースを備えたツインリンクもてぎが有力で、誘致に備えて目下、ダートトラックコースの再造成と、モトクロスの国際コースを造成中だという。

これに対し、震災復興を目指すスポーツランドSUGOは、すでに国際モトクロス場を備えているということで、モトクロス部門の誘致を検討中とのこと。
また、仙台ハイランドもドラッグレースの実施経験があることから、一部競技の誘致を行なうと発表。

また、懸案の公道サーキットについては、すでにFIA格式で県道封鎖による四輪ラリーの経験が豊富、しかも日本のモータースポーツ黎明期に行なわれた伝説の“浅間火山レース”の開催地、群馬県が有力候補だという。

サンドコースとグラストラックは、震災の被害に遭った茨城県が、大洗の海岸と県営牧場の用地をすでに確保し、誘致合戦に備えるという。

インドア競技については大型のアリーナを備える埼玉県と千葉県で誘致合戦が繰り広げられる模様。

MFJの高野豆腐会長は、

デイトナバイクウィークは100マイル四方のエリアで数々のバイクイベントが開催され50万人もの集客があると聞く。ツインリンクもてぎを中心に、栃木・茨城・千葉・埼玉や宮城・福島など広域エリアにまたがる開催とはいえ、道路インフラなどが整う日本ならではの受け入れ体制は万全。メーカーの支援も受けやすく、またメディア対応も磐石であり、世界各国に情報を発信できる。オートバイ製造王国ニッポンとしても、ぜひとも第1回目のモータースポーツ・オリンピック誘致を実現し、業界の活性化とモータースポーツの発展に寄与してゆきたい」

と語った。


なお、本日は4月1日です。

バックナンバーはこちら

究極のタフバイク、ET311をバイク4メーカーが共同開発中と4月1日発表
八ーレーダビッドソンが日本生産を検討
二輪雑誌再編
二輪ETC無料化を検討か
世界GPで50ccクラス復活!
MFJがJAFに吸収合併統合
ホリエモンがモータースポーツ部門に本腰
インターナショナル60日間エンデューロ

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2012.01.25

(ようやくですが)MFJライセンスがWEBで申請できるようになる

知っている人は知っている『MFJライディング』誌が、ついに紙媒体から電子媒体になるというニュースがあったので、きっとライセンス関係も電子化を進めるのではないかと思っていたのですが、ようやく、MFJライセンスがWEBで申請できるようになるそうです。

申請受け付け開始は2月1日からとのこと。

パソコン、携帯電話、スマートフォンのそれぞれに対応するそうです。

こうなってくると、ライセンス証そのものの実効性も、もしかしたら携帯電話のIDとひも付けすれば、将来的にはパウチのライセンス証はいらなくなってくるのではないかな、と思ったけど、あ、でも、首からぶら下げてID代わりにするためには、やっぱりカードサイズのライセンス証が要りますしね。

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2011.09.02

モータースポーツとアンチ・ドーピング

プロ野球や全日本レベルのスポーツでドーピング問題のニュースが相次いでいたので、覚え書き程度に短く。

FIM傘下のMFJ管轄のモータースポーツもアンチ・ドーピング規則があり、競技によってドーピング検査が行われています。

報道などによれば、今回発覚した選手は、一人はドライアイの目薬、もう一人は花粉症の薬だったということで、競技能力を高めるための薬物使用ではなかったようですが、事前の申請や、申請更新の手続きに問題が生じたというケアレスミスだったようで。

市販の薬や、漢方薬にも禁止成分が含まれていることがあるとのことでした。
アレルギーのお薬など、普段からよく使う薬にも禁止成分が入っているものがあると聞きますので、とくに全日本や国際レベルのレースに出る選手は、自衛しなければなりませんね。

一番いいのは、スポーツとドーピングに詳しいかかりつけ医」や「かかりつけ薬剤師」を持つことでしょう。
ワークスレベルの選手だと当たり前かもしれませんが。モータースポーツは完全なるプロ選手はほんとに数えるほどしかいないので、ドーピングへの意識が薄くなりがちかもしれません。

診察前の問診表に、「スポーツやってます。ドーピングに留意した処方をお願いいたします」と書き込んだり、医師や薬剤師に口頭でお願いするなどするといいんじゃないでしょうか。見た目では、その人がモータースポーツやってるかどうかなんて判らないですからね。

MFJのサイト「ドーピング検査のご案内」に詳しい資料やリンクが載ってますので参考にしてみてください。

リンク先の日本体育協会の「スポーツドクター紹介」のページでは、都道府県別のスポーツドクターが検索できるほか、スポーツ種目に「モータースポーツ」の項目を入れて検索することも可能です。

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2011.01.12

バイク業界の同窓会が盛り上がってまいりました

「バイク業界の同窓会が盛り上がってまいりました」

ってエントリーを書く予定。

夕方まで、しばしお待ちを。

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2010.07.24

鈴鹿8耐開催中~なぜ日本ではモータースポーツの報道が少ないのか

鈴鹿8耐のリザルトとか

鈴鹿8耐が始まっています。

いや、今年の鈴鹿はものすご~く暑いですねっ!!
熱中症、および日射病にはくれぐれもお気をつけください。

リザルトは鈴鹿サーキット公式サイトリザルトのページへ。


新聞記事と鈴鹿8耐

ところで、先日、全国紙のスポーツ部デスクという肩書の方とお話する機会がありました。

新聞社で“デスク”というと、現場の記者さんから上がってくるネタの取捨選択を行う重要なポジションです。

デスクという立場は、スポーツ全般について幅広く眺めた上で、どれを取り上げる・上げないの決定権がある方なので、次のような質問を投げかけてみました。

「他のスポーツに比べて、日本ではモータースポーツの報道が極端に少ないと思うのですが、それはなぜなんでしょう?

ニュースバリューがないんでしょうか?

モータースポーツは新聞社ではスポーツとして認められていないのでしょうか?

どのようにしたらモータースポーツをスポーツ面に取り上げてもらえるのでしょうか?」

すると、意外にもこのような答えが返ってきました。

「学校スポーツから全国規模の大会、世界規模の大会まで幅広くスポーツが行われている中で、新聞のスポーツ面は1面ないし2面と限られています。もちろんニュースバリューも大事なんですが、実はいろんな競技団体が“営業”しにやってくるんですよ。直接、お話を聞くと興味も沸いてきて、つい、その競技を取り上げてしまう……なんてこともあります。

でもね、モータースポーツの人って、ほとんど新聞社に来ないんですよ

スポンサー獲得活動には熱心なモータースポーツ界ですから、とっくに業界団体やオーガナイザー、チームやライダーが新聞社に営業攻勢をかけているのかと思いきや。

いや、直球のご指摘、本当にありがとうございました。

で、そんなデスクAさんにも現場の取材記者として全国を転勤されていた日々があったそうなのですが。

「実はわたし、名古屋支局にもいたことがありまして。

そのときは、鈴鹿サーキットさんや8耐関係者によく足を運んでいただきましたね。

名古屋から近いこともあって、8耐に限らず、いろいろなモータースポーツを実際に取材しに行きました。

だから、なんとなく鈴鹿に関しては今でも取り上げたくなってしまいますね……」

なんと! 心強いお言葉。

というわけで、メディアの方のイチ見解としては、「モータースポーツ界はメディアに対してプッシュが足りないのではないか」というのが、なかなかマスメディアでモータースポーツが取り上げられない一因であるとのご指摘です。


「大人なんだからスーツ着て営業周りですよ(笑)」

そう言えば、2007年マン島TT100周年のときに日本人サイドカーチームとして参戦したライジングサンレーシングの方が、

「もう大人なんで(苦笑)スーツ着て各新聞社の地方局を回ったらね、まんまと取り上げてくれたんですよ。

最終的には市長さんを表敬訪問したりもして(笑顔)」

なんてことを教えてくれました。

今年の鈴鹿8耐では、姫路から毎年のように全日本や鈴鹿8耐に参戦しているガレージ原田の原田さんが毎日新聞に取り上げられました。

鈴鹿サーキットの“下のほうのシマ”で同じカワサキ仲間として8耐の苦楽を共にした仲間としては、たいへん嬉しいニュースでした。


モータースポーツは「スポーツマンニュース」が足りない

つい先日参加したスポーツ関係のフォーラムで知った言葉なんですが、

「スポーツニュースはスポーツマンニュースになっている」[森田浩之 2007]

との指摘がありました。
確かに、人気のあるスポーツ──たとえば野球やサッカー、オリンピックスポーツなどは、競技者がどのような人物か、ときにはゴシップ的な報道まで──ほど、「スポーツマンニュース」のウェイトが高くなっているような気がします。

逆に、モータースポーツのマスメディアにおける報道は、中でもモーターサイクルスポーツは、競技者がどんな人物なのか? どのような物語、過程を経て決勝に挑むのか? そのような視点の取り上げられ方がまだまだ足りない気がします。

デスクAさんの指摘は逆にチャンスでもあると思います。
モータースポーツ関係者、当該団体の皆々様方におかれましては、ガンガン新聞社等にプッシュされると認知が高まるかもしれませんよ。


ヤフーやグーグルで「8」を検索!

鈴鹿8耐は「8耐」というアイコンの認知度が全国的に高い唯一のモーターサイクルスポーツでもあります。

試しに、ヤフーやグーグルで「8」と数字だけ入れて検索してみてください。
鈴鹿8耐の公式サイトは、なんと上位3位か4位でヒットします。

そういうバンテージイベントがあることだけでもありがたいわけで、バイク界全体が8耐を上手に利用して盛り上げていければな、と切に願います。


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2010.04.18

英国選手権 BSBの覚書

忘れないように全英選手権(とはあんまり言わないが)BSBの予定表をメモ。
BSBとは、イギリス(UK)のうち、ブリテン島とマン島を管轄するACUのロードレース選手権です。

日本の全日本ロードレース選手権(JSB)は全7戦ですが、モータースポーツの本場イギリス(ブリテン島のみのACU管轄)は全12戦が組まれてます。

2010 MCE Insurance British Superbike Calendar

R1 Brands Hatch 3/4/5 April
R2 Thruxton 16/17/18 April
R3 Oulton Park 1/2/3 May
R4 Cadwell Park 21/22/23 May
R5 Mallory Park 25/26/27 June
R6 Knockhill 2/3/4 July
R7 Snetterton 16/17/18 July
R8 Brands Hatch GP 6/7/8 August
R9 Cadwell Park 28/29/30 August
R10 Croft 10/11/12 September
R11 Silverstone GP 24/25/26 September
R12 Oulton Park 8/9/10 October


日本からは清成選手、加賀山選手がエントリー中。

マイケル・ラッター(トニー・ラッターの息子でTTにも参戦したりしてる)がトップランカーだってのもびびりますね。
公道レーサーはショートサーキット(イギリスブリテン島圏で言うところのレース専用サーキット)では速くない、ってのが定説なので。

UKの北アイルランド&アイルランド、つまりアイルランド島を管轄するMCUI (Motor Cycle Union of Ireland)のロードレース選手権は制度が複雑なのですが、基本的にはISB(アイルランド・スーパーバイク)がアイルランド島選手権で多くは公道レース、これにノースウエスト200やアルスターグランプリなどの国際レース(ただしこれも公道レース)と、TTやマン島で行われているサザン100などのナショナルレースを加えてアイリッシュ選手権と言えなくもないですけど、何しろシステムが複雑で、日本のように地方選手権→全日本→世界選手権、というようなスッキリとした枠組みではないのがアイルランドのロードレースの特徴です。ロードレース(公道レース)選手権のポイントはマカオグランプリのポイントが付いたりもするので、これまた複雑ですし。

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