バイク

2019.05.04

『週刊バイクTV』に映ってました

 

ツイッターのフォロワーさんに「テレビ出てましたね!」とご指摘を受け、はてさてTV出演は最近ないよなーとか思ったら……( ̄□ ̄;)!!

 

千葉テレビの「週間バイクTV」のオープニングで、バックのにぎやかしとしてわちゃわちゃしている姿が……。

 

たまたまウエルカムライダーズおがのブースにいたときに、プラカード持って!と言われてわちゃわちゃしてたんですが、それがテレビの収録中、それもオープニングの映像に映るだなんて思ってなくて、お恥ずかしい姿を晒してしまいました。
末飛登さんあやみんこと岸田彩美ちゃん、たいへん失礼いたしました!

 

残念ながらわたしの住む横浜では千葉テレビを見ることができないので残念、と思っていたら、いまは公式でYoutube動画を見ることができるようになっていますので、みなさんぜひ貴重なバイク番組「週間バイクTV」をご覧くださいませ!

 

 

|

2019.05.03

「ネオブタ」……サーキット走行向けの整備呪文

教習所や二輪車安全運転講習会などで教わる呪文、

ネンオシャチエブクトオバシメ」。

 

運行前点検、整備すべき項目の言葉の頭をとって組み合わせたものです。

具体的には、

 

ネン→燃料(ガソリンが入っているかどうか)

オ→オイル(オイル量や漏れがないかどうか)

シャ→車輪=タイヤ(タイヤの空気圧や減りなど)

チ→チェーン(チェーンの張り、たるみ)

エ→エンジン(オイル漏れやエンジンの異音など)

ブ→ブレーキ(ブレーキパッドの減り、キャリパーの取り付け、ブレーキフルードの漏れやブレーキワイヤーのゆるみなど)

ク→クラッチ(クラッチの状態やクラッチワイヤーのゆるみ、遊びなど)

トウ→灯火類(ヘッドライト、ブレーキランプ、ナンバー灯、ウィンカーなど)

バ→バッテリー、ハンドル、バックミラー

シメ→増し締め(各ネジ類がきちんとしまっているかどうか)

 

このように覚えよということなんですが、最近では項目が多すぎるので最低でも

 

ブタと燃料

 

すなわち、

ブ(ブレーキ)

タ(タイヤ)

と(灯火類)

燃料(ガソリン)

 

だけはチェックしましょう、ということが提唱されています。

 

さて。

ブタと燃料は公道バイク向けの呪文でしたが、サーキット走行では次の呪文を提唱したいです。

 

ネオ豚

 

ネ (燃料)

オ(オイル)

ブ(ブレーキ)

タ(タイヤ)

 

サーキット走行ですと、灯火類は必要ないので「と」は減らして、

そのかわりに、安全のためにもっとも重要なオイルの項目を加えて『ネオ豚』としました。

オイルのチェック項目は、オイル量だけでなく、漏れやドレンのチェックなども含みます。

 

そんなわけで、サーキットを走る前には直前でも必ず「ネオ豚」をチェック。よろしくです。

|

2019.05.01

Youtube動画番組で、2018年新型セロー250を一般道で試乗インプレしました

 

令和元年となりました。

 

前回のブログで紹介しましたYoutube動画番組・バイク情報動画BBBの「足つきインプレ」に続きまして、一般道の試乗インプレ動画もあがっておりますので、ぜひご覧ください。

今回もセローが本来得意とするダート路ではなく、ほとんどの人が99%以上走るであろう舗装路、それも一般道での試乗インプレを行ないました。

もちろん、未舗装路などでトライアル的な走りをすることこそセローの本領が発揮されるのでしょうけれど、それはダートが得意なライダーの皆さんにおまかせするとして、わたしは初対面時の“とっつき”や、普段の使い勝手という視点からインプレを試みました。

むしろ、その方がインプレは難しいのですが、ささいな点でもお伝えできればなと思って言葉を絞り出しております。

 

かれこれ6年くらい動画インプレに出演しておりまして、最近では「youtube見てます!」と声をかけられることも多くなってきて、うれしいかぎりです!

よろしければチャンネル登録お願いします!

バイク情報動画BBB

 

|

2019.04.30

バイクの動画インプレで、なぜ足つきインプレをしつこくやるのか

 

バイク情報動画BBB

というYoutubeチャンネルの番組でバイクのインプレを担当しています。

 

主にニューモデル、現在発売されているモデルのインプレを数本立てで紹介しているのですが、中でも

 

“1mmも走らせない”足つきインプレ

 

が好評です。
いや、バイクなのに走らないインプレが一番、視聴回数が伸びるってどういうこと?! ……と最初は戸惑いましたが。

 

そもそも、この「足つきインプレ」を始めたのは、女性の平均身長に近い身長161cm、しかし足短め(RSタイチ公認)のわたしであれば、女性ライダーや小柄な男性ライダーの指標になるのではないかと思い、始めたものです。

 

そして、雑誌やインターネットの写真ベースの記事では、どれくらい足が着くか着かないかという静的な評価しか伝わりにくいのですが、動画というメディアは、足の踏み替えや、サイドスタンドを出し入れできるかどうかなど、当たり前ですが動的に表現できるということで、普段の使い勝手に焦点を当てて丁寧にインプレを試みました。

 

普段、バイクに乗るときにどんな動作をしているか?

 

昔、自動二輪免許の限定解除の試験を受けていたとき、乗り降りの動作も試験の得点にとても関係する部分でした。

 

・後方確認
・バイクを起こす
・サイドスタンドをはらう
・またがって右足はステップの上へ
・ミラーの位置を確認
・(エンジンをかける)
・後方確認
・足を踏み替える(右足を着く)
・クラッチを切ってギアを1速に入れる
・足を踏み替える(左足を着く)
・後方確認
・右ウインカーを出す
・もう一度後方確認
・発進

 

……こんな手順だったと思います。

 

ここまで細かくお作法に則らなくても、

 

・後方確認してバイクにまたがる
・バイクを起こす
・足を踏み替える(右足を着く)
・サイドスタンドをはらう
・クラッチを切ってギアを1速に入れる
・足を踏み替える(左足を着く)
・右ウインカーを出し、後方確認して発進

 

このような動作は、バイクに乗る限り、1日のうち何度も行なっていることでしょう。

 

身長が170cm以上くらいの方ですと、オンロードバイクなら普段、意識せずにやっていることと思いますが、160cm以下くらいの方だと、この「足の踏み替え」「サイドスタンドをはらう」の動作ですら、最初は立ちゴケしないように決死の覚悟でやっているんじゃないかと思います。

そして、サイドスタンド状態からまたがったままバイクを起こせないほどの重いバイクやシート高の高いバイク、足の踏み替えの度にお尻の位置を思いっきり左右にずらさなければならないバイク、足を伸ばしただけではサイドスタンドがはらえないバイク……。

そのようなバイクは、やがて乗るのがおっくうになってしまい、バイクを手離したり、バイクライフが終了してしまうことにつながりかねません。

もちろん、体格に合った小さめのバイクを選べばいいのでしょうが、デザイン的に気に入っているものに乗りたいじゃないですか。

身長150cm台前半の人だと、原付以外、そもそも体格に合うバイクはないかもしれません。


なぜオートバイのシート高は、かくも高いのか?

それにしても、なぜオートバイのシート高はこうも高いのでしょうか。

おそらく、オートバイの開発は運動性能優先で行なわれることがほとんどなので、エンジン搭載位置やサスペンションのストローク量で必然的にシート高が決まってしまうのでしょう。

また、そもそもメーカーが標準としている身長が高いということもあると思います。

クルーザー、アメリカンと呼ばれるタイプのオートバイは比較的シート高が低いのですが、その代わりになぜか車重が重いバイクが多く、ぐらっと来たときに支えきれないこともあります。

 

そんなこんなで、ビギナーやリターンライダーの皆さんの心配事1位は「立ちゴケ」なんじゃないかと思います。

レンタルバイクや試乗でも、立ちゴケが気になって躊躇するライダーさんが多いと聞きます。

バイクを購入するにあたって試しに乗ってみたい。でも立ちゴケが心配で踏み切れない……。

乗りこなせるかどうか、というより、“停めこなせるかどうか”、それがわからないから、いつまで経ってもバイクを買うに至らない……。

 

わたしが動画でやっている“足つきインプレ”は、そのようなライダーさんたちに参考にして欲しいと思い、しつこくやっております。

 

わたし自身、手足が同じ身長の女性の平均より4cm短いというRSタイチ公認の短腕・短足な特殊体型なので、やはりビギナー時代は何度か立ちゴケをして困ったことがありました。

乗り慣れてくるにつれわかったのは、身体の体幹を使ってバランスが取れれば、ほとんどのバイクは片足しか着かないようなシート高でも乗り(停め)こなせるということでした。

また、立ちゴケ防止になる足の着き方、足の向きがあるのだなあということもわかってきました。

 

教習所ではバイクが倒れたときの「引き起し」を習いますが、立ちゴケしないための理論やコツは明確にありますので、今後、伝える機会があればいいなと思っております。

 

……そんなこんなで、始めた「足つきインプレ」。
10分くらいかけて1mmも走らずに、またがったり、足を踏み替えたり、サイドスタンドを出し入れするだけのインプレを動画で展開しております。

足の長さや体重によって、同じシート高のバイクでも足つきは変わりますので、あくまで参考程度ではありますが、少しでも皆さんの心配を払拭し、バイクの世界への入り口が拡がるといいなと願って、あれこれまたがっております!

|

2019.04.12

運転に必要なことは「危険発生 決めつけ運転」なんじゃないだろうか

 

 

 

ライダーに必要なのは「だろう運転」でもなく「かもしれない運転」でもなく。
「対向車は突然右折する」
「歩行者は横断歩道じゃないところを横断する」
「自転車は信号無視する」
「自転車は逆走する」
という“危険発生決めつけ運転”なんじゃないだろか?

 

 

 

このツイートがプチバズっておりまして。

 

以前、ニフティの連載コラムで「大事故になるのはあり得ない想定外のことが起きたとき」のようなことを書きました。

 

先日も夜間、片側3車線の幹線道路で、中央分離帯というかフェンスと人間の背より高い植え込みがあるところにも関わらず、全身黒っぽい服装の男性が飛び出してきて、心臓が止まるかと思いました。

 

と言うか、1秒くらい止まったと思う。

 

わたしの予測プログラムに、夜間のゾンビも加えた事件でした。

|

2019.04.01

【お知らせ】令和元年からブログ毎日更新します【4月1日】

新元号発表ということもあり、今年は例のヤツ控えますが……。

 

せっかくなんでお知らせです。

 

令和元年から 小林ゆきBIKE.blog 毎日更新を再開いたします!


例のヤツのバックナンバー【4月1日】はこちらでお楽しみくださいませ。

|

2019.03.06

3月6日23時ごろからツイキャスやります

本日、3月6日(水)23時ごろよりツイキャス「山麓の日」36レーシング 鈴鹿8耐話をします!

ツイッターからでも、ツイキャスアプリからでも、またPCはブラウザからでも視聴できます。

小林ゆきツイキャス

| | トラックバック (0)

2019.02.05

2019年小林ゆきスケジュールです

2019年、小林ゆきが関係するイベント、出没するイベント等をお知らせいたします。

これ以外の日程でしたら取材・イベント出演・講演・講習会等々参加できますので、お気軽にお声をおかけくださいませ!

2月16日(土) 『ゆきズムじゃんぼりーVol.2
横浜日ノ出町・試聴室その3

2月27日(水) 「モータースポーツ技術と文化」シンポジウム

3月2日(土) SPA西浦二輪スクール

3月22日(金)~ 東京モーターサイクルショー (ビッグサイト)

3月ごろまで マン島TT写真展 (埼玉県小鹿野町モトグリーンカフェ)

4月6日(土)神奈川県警二輪車安全運転講習会(二俣川)

4月13日(土)グッドライダーミーティング(二俣川運転免許試験場)

4月27日(土)神奈川県警二輪車安全運転講習会(二俣川)

5月22日~24日 自動車技術会 春季大会

5月25日~6月上旬 マン島TTレース

7月13日(土)神奈川県警二輪車安全運転講習会(二俣川)

7月15日(月・祝)グッドライダーミーティング(厚木中央自動車学校)

9月 イタリア・パドヴァ大学

9月25~27日 モーターサイクル基礎講座

10月6日 おがのライダー宿(10周年記念)

10月9日(水)~11日(金) JSAE秋季大会(仙台国際センター)

10月14日(月・祝)グッドライダーミーティング(厚木中央自動車学校)

11月9日(土)10日(日) DE耐(ツインリンクもてぎ)

11月19日(火)~21日 SETC(広島国際会議場)

11月30日(土)神奈川県警二輪車安全運転講習会(二俣川)

12月21日(土)神奈川県警二輪車安全運転講習会(二俣川)

| | トラックバック (0)

2019.02.04

2月16日(土)ゆきズムじゃんぼりーvol.2 開催します!!

2

2月16日(土)、わたしの誕生日にかこつけて、

またまた『ゆきズムじゃんぼりー』を開催いたします!!

バイクのシーズンオフにまったりと集い、バイクについて語り、音楽のひとときをお過ごしください。

Kommonうでわも展示します◎

SumishosCafeもやってくる!!

Sndf_1712


   今年は原点回帰ということで、

原付
原付ツーリング

北海道ツーリング
について語ります。

せっかくなので、原付ツーリングにはまっているにゃんばちゃんこと難波祐香ちゃんをゲストにお招きしました!


S20190203194342


    また、わたしが持っている50ccはスズキのミニタンですので、


スズキ
についても語りたい!

そのためのシークレットゲストをお招きしております。


どうぞ、お楽しみに!!



Simg_0737





第2部
はmusicライブ、やっちゃいます♪



わたくし小林ゆきがピアノを弾き、歌います。



Sndf_1770





    そしてゲストミュージシャンとして



This Time小森義也さんをお招きしております!










場所は今回もディープな横浜、


伊勢佐木町の外れ、


日ノ出町に近い『試聴室その3』。


たどり着くまでが冒険かも。




皆さま、ぜひともご予約のうえお越しくださいませ!!


ゆきズムじゃんぼりーvol.2



2019年2月16日(土) 開場 16:30  / 開演 17:00



場所:  試聴室その3



※非常にわかりにくい場所にあります。

看板はありません。

小さな階段にある「3」のランプが目印です。



料金
:予約 1,800円 / 当日 2,000円(ともに+1drink~)

※ご予約は、試聴室その3の予約フォーム

またはゆきズムじゃんぼりーイベントページ(facebook)から

お名前・人数をお知らせください。

※料金は当日、カウンターにてお支払いください。



【schedule】


   17:00 第1部 バイクトーク

   ゲスト・にゃんばちゃんこと難波祐香さん&シークレットゲスト

  19:30 第2部 musicライブ

   ゲストvo. 小森義也(This Time)



※入れ替えなし2部制です。

18:30~19:30のインターバルも会場内にお入りいただけます。

21:00~last(だいたい23:00ごろ) ゆるっと懇親





それでは、みなさまにお会いできることを楽しみにしております!!

| | トラックバック (0)

2019.01.14

なぜSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)が盛り上がっているのか?

わたし自身はまだ参加したことがないのですが、ここ数年、とくに昨年はツイッターをはじめSNSや、実際のライダー同士の会話で

“SSTR(エスエスティーアール”

という言葉を見聞きすることが何度もあり、その盛り上がりを感じていました。
昨年は参加費1万円するイベントにも関わらず、3000人以上の参加があったということです。

SSTRサンライズ・サンセット・ツーリング・ラリーとは、公式サイトによれば

SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、世界的なオートバイ冒険家・風間深志が発案した、オートバイによる独走的なツーリングイベントです。

基本ルールは、日の出とともに自身で定めた日本列島の東海岸からスタートし、日没までに日本海の千里浜にゴールするという単純明快なもの。

「Chasing the Sun」(太陽を追い駆けろ)をテーマに掲げ、東の海に昇る朝日ととともにスタートし、太陽を追い駆けながら日本列島を横断し、石川県の千里浜にて西の海に沈む夕日を見送るという、かつてない壮大なスケールのアドベンチャーラリーです。

優劣をつけるものではなく、それぞれのライダーが自身の旅のテーマに沿い、無事にゴールゲートを通過し、全国から集ったライダー同士で交流を深める事を主な目的とした自己完結型のラリーです。

とのこと。
なるほど、「ラリー」の本来の意味である“集う”という意味でのラリーというわけです。

Sdsc_7229

ところで、先日、facebook上でつながるグループ「バイク女子部」の新年会に行ってきました。

そこでも「SSTRに出たい人、情報交換しましょう!」という自己紹介をされる方がいらっしゃいましたので、なぜSSTRが盛り上がっているのか? その理由を探るべく、あれこれお話しをうかがってみました。

彼女らが目をキラッキラさせて語ったところによると──。

・SSTRは日の出から日の入りまでに日本海の千里浜でゴールするツーリングラリーである

・ルートは自分で設定できる。ルートを考えるのもまた楽しい

・ただし、チェックポイントがある

・重要なチェックポイントもあるが、全部を回る必要はない

・参加者は同じステッカーを貼っているので判別できる

・走っていると、参加者同士という連帯感を感じ、挨拶したりするのが良い!

・宿を取るのが困難なほど、何千台も集まるイベントになっている

・エントリーは全員できるわけではない(そのため、日程発表日やエントリー開始日などが徐々に発表される)

・参加者にはゼッケンナンバーが配布される。ナンバーが若いほど良い、とされる

・千里浜はしまった砂浜の有料道路だが、他にはないシチュエーションなので特別感がある

・とくに、ゴール間際に上り坂やクランクがあって運転困難だが無事通過できると達成感がある

・ゴール間際は参加バイクの大渋滞となるが、それはそれで壮大な風景で印象深い


さて。
なぜSSTRがこんなに盛り上がっているのか、文化人類学をかじったわたしとしては、伝統となった都市祭礼になぞらえてちょっと考察してみようかなと。

都市の祭礼を研究してきた米山俊直によれば、祭礼には五つの要素があるとし(1986 米山 p204)、次の項目を挙げています。

①決まった時と場所

②シンボル

③変貌した空間

④祭壇と儀式

⑤参加者

これにSSTRを当てはめると──。

①決まった時と場所

日程はだいたい同じ時期に決まっている。

時間は「日の出&日没」と決まっている。

場所も千里浜と決まっている。

②シンボル

完走すると「完走記録証」がもらえるそうですが、一番のシンボルは冒険家・風間深志さんの存在ではないでしょうか。
南極などをバイクで走破した風間さんを頂点として、誰もが自分なりの冒険にチャレンジできる……そんなスピリッツを感じさせるイベントです。

③変貌した空間

オートバイで走る道路は通常、舗装路なわけですが、SSTRのゴールは砂浜になっている千里浜。参加者にとってのバイク的日常空間が、砂浜によって非日常を体験できるんですね。

そして、何百台、何千台ものオートバイが一堂に会すことも日常ではなく、SSTR開催時の千里浜は見事に変貌するというわけです。

④祭壇と儀式

ゴールの場所そのものが祭壇的と言っていいかもしれません。

そこに至る砂浜走行はライダーにとってある種の儀式的……と言ったら言い過ぎでしょうか。

⑤参加者

祭祀の場合、参加者は祀るもの・祀られるもの、とされますが、都市祝祭の場合、あるいは広義に地域イベントと考えると、参加者は地元住民と主催者とイベント参加者、ということになるかと思います。
SSTRの場合、後援リストには地元市町と観光協会などの名前が並び、地域ぐるみでこのイベントを応援していることが分かります。

伝統行事が持続的に行われるようになるかどうかは“変化”というファクターが重要だと言ったのは確か米山だったかと。例えば、祇園祭りではオランダからの金襴緞子を取り入れるなど、新しいものを取り入れることでマンネリを防いだり。
また、これは祇園祭に限らず全国の祭りでよく行われていますが、神輿などは氏子単位で持ち回り制度にするなどして、新風を吹き込むと同時に伝承していく役割も果たします。
SSTRにそういった仕掛けがあるのかどうかわかりませんが、タンデム参加や親子参加も受け入れていることで、そのような流れになっていくのかもしれません。


* * * * *

いろいろと書きましたが、スマートフォンの普及と、SSTRがチェックポイントのチェックに使うスマホアプリの使い勝手の良さ、安定性も、急激な参加者増につながったのではないかと思います。

フォトコンテストも開催することで、ツーリング×スマホで情報発信という相乗効果が生まれたのではないかと。

正直、「紙のバイク雑誌+ガラケー」時代では、短期間にここまで参加者が増えることはなかった気もいたします。

もっとも、草千里という事例もあるわけですが、あちらは10年という年月をかけて口コミで拡がった結果であり。

なんにせよ、宣伝は大切ですねぇ。

新年会という場で、ほんの数人にほんの少しの時間、SSTRについてお話しを伺いましたが、さらっと聞いただけでもバイクイベント成功への鍵があるのではないかと感じました。

バイクで町おこしの先駆者、ウエルカムライダーズおがのを行っている埼玉県小鹿野町の皆さまも、祭礼の五つの要素をチェックしてみてはいかがでしょうか。

ウエルカムライダーズおがののメインイベント、「いちにちライダー宿」は10月6日(日)に開催が決定したそうです。

今年のSSTR、残念ながら5月末の日程は必ずマン島TTレースにかぶるのでわたしは参加できませんが、皆さま、熾烈なエントリー確保ができた暁には、ぜひ安全に楽しんでくださいませ。


(参考)SSTR昨年の参加者データ

| | トラックバック (0)

より以前の記事一覧