マン島TT

2010.01.22

マン島TTのカレンダーに日本のあの人がっ!

今年もマン島TTカレンダーを手に入れて使ってます。

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表紙はかなり分かりにくいんですが、オワン型ヘルメット+いい感じにヤレたゴーグル。

同じものではないですが、2010年ももう残り343日となったので、ここで2010年カレンダーを叩き売ってますね。

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2月は、ジョン・マクギネスの表彰式直後のシーンです。

ん?

あれっ?

おやっ?

見たことある人が……

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マン島TTマイスターカメラマンのイソベさんではありませんか。

構図といい、磯部さんの表情といい、この写真はどう見てもマクギネスの回、というより、フューチャリング・イソベさんって感じですねー

そろそろ、定価4800円くらいでいいんで、オールカラーのハードカバーの磯部孝夫マン島TT写真集が見てみたいです。
どこかの出版社さん、ご英断お願いできないでしょうかね。
初版3000部で海外流通も視野に入れれば採算取れると思うのですが……。

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2010.01.16

軽量蒸気機関自動車

マン島のピールフェスティバルで行なわれたビンテージカーパレードのひとこま。
蒸気機関自動車が数台参加していました。

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2009.11.13

13日金曜日、マン島は晴れ

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昨日は冷たい雨と風が強かったのですが、今日は晴れてます。

皆さまから預かったメッセージを届けてきます。

マンクスレディオの記事


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2009.11.10

[訃報]ケイコ・カランさん

訃報

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(今年のマン島博物館特別展ホンダ参戦50周年記念展で、自分の写真が展示されているのを見てはにかむケイコさん)

マン島在住のケイコ・カランさんが、2009年11月5日木曜日に逝去されました。

葬儀は11月13日金曜日 午前11時半より、ダグラス市墓地(Douglas Crematorium)にて。

ケイコさんは数少ないマン島に移住した日本人で、ホンダがマン島TTレースに初参戦した1959年以降、チームに活力を与えた人物として知られる方です。
ケイコさんは公式にホンダの仕事をされていたのではなく、日本から送った米がカビてしまって異国の地で食べるにも苦労しているというのを聞きつけ、温かいおにぎりを差し入れしたのだそうです。
「ケイコおばさんのおにぎり」は、ホンダ、そして日本のモーターサイクルスポーツの創成期に世界へ羽ばたく礎になったと言っても過言ではないでしょう。
現在もモータースポーツが大好きで、テレビで二輪から四輪まで熱心に観戦していたほか、80歳を越える高齢にも関わらず、TTウィーク時には必ずグランドスタンドにいらっしゃっていました。

ケイコさんとの思い出はたくさんたくさんありますが、これまでご本人が有名になることを拒んでいたため、わたしは雑誌記事でもブログでもほとんどケイコさんのことについて言及しませんでした。しかし、ホンダ関係の皆さん、並びにレース関係者の皆さんにお知らせしたく、記事をあげました。

ケイコさん、写真出さないって約束してたけど、ごめんなさい。

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2009.10.29

マン島のマンクスレディオの前身、レディオキャロラインをモデルにした映画「パイレーツロック」が公開中

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(写真はハウス・オブ・マナナンの特別展「レディオ・キャロライン展」にて)

「世界でもっとも聴取率が高い」(以前の調査では70%以上だった)がキャッチフレーズのマン島のローカルラジオ、マンクスレディオ(MANX RADIO)の前身、レディオ・キャロライン(参照:英語版ウィキペディア)をモデルにした映画「パイレーツロック」が公開中です。

レディオ・キャロラインは、まだ放送の規制が厳しかったイギリスに向けて、マン島沖からロックを中心に放送していたラジオ局。1960年代のイギリスは公共放送であるBBCのみで、民間放送局が認められていませんでした。また、BBCではロック音楽の放送時間を1日45分に規制していたそうです。テレビもようやくITV(インディペンデント・テレビジョン=独立放送)が放送開始されたのみ。マン島のラジオ局も、イギリス本島やアイルランドに向けて電波が届いてしまうため規制されていたということです。

そんな中、政治的にUKから独立しているマン島沖の海から放送を始めたのがレディオ・キャロラインでした。名実共にUKからの独立色を強めたいマン島では、このレディオ・キャロラインの支援者や熱狂的なファンが多かったといいます。ロックが放送されるラジオ局として唯一だったため、若者の支持も集め、深夜までイヤホンで聞き入ったという話をマンクスから聞きました。

このラジオ局の物語について今年の夏、マン島のピールにある「ハウス・オブ・マナナン」という博物館で特別展が開催されました。

戦後の高度成長の時代の始まりであった1960年代、イギリスではまだ戦争の影を引きずった放送の規制があったかと思うと感慨深いものがあります。

そうした時期を経て、帝国主義、植民地主義に相対する民族(文化・言語)復権運動の勃興へとつながっていくわけです。そのような背景を知ると、第二次世界大戦後、なぜマン島がTTレースに力を入れてきたのかが分かるのではないかと思います。

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2009.09.28

TTで使っているオイル処理剤

サーキット関係者の方からリクエストがありましたのでご紹介します。


マン島でロードレース(オープン)やロードレース(クローズ)で使っているオイル処理剤は↓コレです。

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INSTAMAC社のULTRA CRETEという製品のようです。

マン島の公道レースのうち、TT(ツーリストトロフィー)とMGP(マンクスグランプリ)は、レースウィークの3週間前から準備し、その後約週間かけて片づけます。

わたしは偶然、TTコース徒歩一周をしている際に、レース向けの準備に出くわしました。作業をするのは、DoT(交通省)の方々です。つまり、官が行なっています。

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いわゆる「マーシャルシェルター」がある場所の場合、シェルターの中に↑このようにして道具が保管されています。
この日、DoTの皆さんは各マーシャルのポストやシェルターに、必要な道具が揃っているかどうかのチェックや、古くなった道具の交換などを行なっていました。

上記のオイル処理剤も、湿気か何かでコンクリート化して使えなくなっていたので、交換するとのことでした。

マウンテンエリアや両サイドがファーム(牧場や畑など)になっている場所では、風が強かったりしてマーシャリング(マーシャル活動)がきついため、主に寄付によって立派なマーシャルシェルターが設けられている箇所があります。

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↑立派なマーシャルシェルター。

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↑吹きっさらしのヤグラの場合もあります。ブルーテントの屋根はマーシャルがボランティアで設置したものです。

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2009.09.08

考えると泣いちゃいそうだ

4か月弱滞在したマン島。

いろんなことに挑戦し、いろんな人との出会いがありました。
この4か月、この14年のことを考えると泣いちゃいそうなんで、やっぱり今日も図書館へ行く(苦笑)。

時が過ぎるのはあっと言う間ですね。
明日、帰国の途につきます。

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2009.08.29

マンクスグランプリのマーシャルやってます

TTウィークはいつもメディア登録して取材をしているのですが、今回自身2度目のマンクスグランプリ(MGP)は調査のためもあって、マーシャル(日本でいうところのコースオフィシャル)を体験し参与観察してみることにしました。

マン島のTTとマンクスグランプリのマーシャルは両レースともに、マン島TTマーシャル協会(TTMAIsle of Man TT Marshals Association)が統括していて、英語でのコミュニケーションができることと健康であれば、16歳以上の誰でも(※1)、外国人でも、ビジターでもマーシャリング(=マーシャル活動のこと)をすることができます。

※1 以前は75歳までという年齢制限があったようですが、少なくとも2009年TTコースインシデントマネージメントグリーンブック 第18エディションでは年齢上限については書かれていませんでした。

また3年ごとにIncident Management Courseを受講することになっています。

わたしの場合、英語のコミュニケーションが徐々に問題なくなってきたことと、日本でモータースポーツライフセービング機構(略称 LSO)のL.S.F.A.-Basic Skills First Aider with CPR & AED Traningを受講しているので、何かしらお役に立てるのではと考え、マーシャルに参加できないか相談しましたところ快諾いただきました。調査目的であることもお伝えし了承いただきました。

TTMAに申し込むには、ネットで申し込み書をダウンロードして郵送するか、TTMAの事務所に行って直接申し込みます。いずれにせよ、最終的には事務所に直接出向いて「sign on」(受付)をする必要があります。
TTMAの事務所はグランドスタンド裏に建物があります。
TTウィークのときは、TTMAの事務所以外に島内の何カ所か(多くはパブ)で受付を行なっています。

さて、受付を済ませるといただけるのがマーシャルキット。

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これだけの内容が、左上の下に敷いてあるビニールバッグに詰められています。ビニールバッグの裏には「TESCO」のロゴが。日本で言うところのイオンとかイトーヨーカドーのような、イギリス圏のスーパーマーケットです。マン島にはもともとShop Lightという地元スーパーチェーンとCo-opがあるんですが、セイコーマートがあるのに西友がスポンサードしてる、みたいな感じです。

右上の下に敷いているオレンジ色のが、「オレンジアーミー」の由来であるオレンジ色のベスト。背中にはやはりスポンサードロゴが入っており、今年はTTやMGPのオフシャルグッズを販売しているMOTORSORT MERCHANDASEでした。

上左側にはお土産のマグカップ。上中央には、やはりお土産のプログラム。プラグラムはお土産という意味以上に、ライダーになにかあったとき、名前を確認するのに役立ちます。

プログラムの左側にある小さいリーフレットは「マーシャリング・ザ・TTコース」というもので、マーシャル活動についてポケットサイズに収めています。主な内容は以下の通り。

・IMCトレーニングコース
・TTコース 指揮系統図
・警告看板について
・マーシャル行動内容
・フラッグ
・トラベリングマーシャルについて
・ライダーの走行について
・赤旗について
・新人マーシャル
・マーシャルの権限
・ファーストエイド
・救急ヘリコプター
・無線の使い方
・オイル処理
・ACUの子ども安全対策
・トラベリングマーシャルのナンバー
・ロードクローズの時間変更の場合
・関係する連絡先
・5年後までのイベント日程

プラグラムの左側のDVDは、講習内容が収められています。約30分ほどのビデオで、マーシャリングについての注意と、救急ヘリコプターへの対応がけっこう長い時間取られているのが特徴的です。

右側の腕章は、法律で「プラクティスとレース時にこれをはめているマーシャルは警察と同等の権限を持つ」とされる大事なアイテムで、7セッション経験すると初心者腕章(黄色)から経験者腕章(青)に昇格します。

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その下にあるバッヂは参加賞ですが、イヤーバッヂがセットされていて、長年マーシャルをすると、イヤーバッジがどんどん伸びる仕組みです。
TTやMGPのマーシャルは無償ボランティアで、交通費はおろか昼食も出ませんが、このように“自尊心”をくすぐるやり方はボランティア活動にとって大切なことかもしれません。このような無償ボランティアの究極の“あがり”が、MBEやOBE(英王室の勲章システム)などの勲章・称号として形付けられることもあるわけです。

下側に並べた書類の内容は以下の通り。

・事故レポートはすぐに提出してください、のお願い
・全てのマーシャルに重要なお知らせ(問題があったら朝7時半までに報告を)
・新人マーシャルへ
・マーシャルのフィードバックフォーム(歓迎されましたか? 担当マーシャルに説明受けましたか?など)
・チーフセクターマーシャルの連絡先(携帯電話番号)
・ロードクローズ時刻の政府公報
・TTコース図とセクター分け(パウチ済み)
・マーシャルサパーの招待券
・講習会の日程案内
・フェリーの割引について(200ポンド超える部分については半額に)

左側はマーシャルが受けられる特典のチラシ。

・アウトドアショップ 10%オフ
・バイクショップ 10%オフ
・バイクショップ 15%オフ
・MGPも協賛しているギターフェスティバルの特別チケット購入特典
・VMCCのマンクスラリーを含むジャービーフェスティバルのお知らせ
・他にもパブやレストランでの割引など

日本のように交通費として数千円渡すやり方もありだと思いますが、年に一回のレースならば、このように協賛を集めて渡すという方法もアリではないかと思いました。

TTやMGPの場合、希望すればマーシャルする場所を変えることができます。(下っぱのみ)
TTコースは2007年の事故を受けて、かなり広範囲に観戦可能場所を制限しましたので、自己責任を前提に、もっと近くで、あるいは観戦不可能な場所でレースを見るというスタンスもありかもしれません。

ただし、実際に目の前で事故が起きたとの衝撃とか、その後のトラウマも覚悟しなければいけませんが。
それについてはまた別の機会に。

さて、MGPのマーシャル体験は、プラクティスではユニオンミルズとグリーバキャッスル、レースはクロスビーとレンカレンで登録しています。

グリーバキャッスルでの仕事は……。

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ワンコと戯れるじゃなくて、ワンコを確保しておくことでした。
法律でレース中、動物はリードを付けておくことになっているんですが、グリーバキャッスルという名の通り、元お城だった大きなお屋敷の庭を2匹のワンコが駆けずり回っていたんですよ。
で、飼い主が出て来ないので、首輪を持ってプラクティス中、ずっと確保しておりました。

そんな仕事もマーシャルの仕事、ということで。

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2009.08.06

モトGPとマン島TT、モトGPと鈴鹿8耐が日程ダブルブッキング

FIMが発表した来年度のモトGP暫定カレンダーによりますと、

6月6日(日)に、マン島TTレースウィークと、ブリテッシュGPシルバーストーンが、

また、

7月25日(日)には、鈴鹿8耐と、アメリカGPラグナセカ

が、それぞれ日程がぶつかるとのこと。

ブログ「GP News Worldwide + MotoGP・SBKをメジャーにしたい!!」さんとこでも紹介されてます。

【MotoGP】 マン島TTとシルバーストンが同日開催?


もう少し解説しますと、来年のマン島TTレースは練習走行日が5月29日から6月4日まで日曜日をのぞく毎日(国教会の圧力で日曜日はレースやプラクティスが基本的には開催できない法律になっているため)あり、決勝レースは、6月5日(土)、7日(月)、9日(水)、11日(金)の延べ4日間の日程で開催されます。

で、レース開催できない6月6日(日)は恒例の「マッドサンデー」と呼ばれる日にあたります。
決勝レース開催初日とその次のレースの合間の日曜日、バイクでやってきたツーリストが走り回るので「Sud Sunday」とか「Bad Sunday」などとイギリスの新聞が100年くらい前に呼んだのが最初と言われています。転じて、Mad Sundayと呼ばれています

マッドサンデーは公式のイベントでもなんでもなく、レースが行なわれない合間の日曜日なので、ただツーリストたちが大量にTTコースを走り回り、なかでも右側通行の国から来たツーリストが事故を起こしがちなので、マウンテンエリアを事故防止のため(マッドサンデーを楽しんでもらうためではない)に一方通行にします。
2007年からはTTウィーク全て一方通行にすることになりまして、交通事故が激減したということです。

メインランド(ブリリッシュ島、イギリス本島)からは船便が多いため、このマッドサンデー目当てに2、3泊しかしないライダーも多いですし、レース最終日のシニアTTの日よりむしろ、マッドサンデー前日土曜日(つまりレース初日)の方が人が多い年もあります。

さて、モトGPが開催されるシルバーストーンは、安全性の理由もあって全面改装され、モトGP開催は20数年ぶりとのこと。それだけに、イギリス圏のモータースポーツファンの期待も大きかったので、観戦派のファンにとっては日程クラッシュはけっこうショックな出来事だったみたいです。

鈴鹿8耐とラグナセカは地理的に近いわけではありませんが、日本からもっとも安く行ける海外の一つでアクセスもそんなに悪くないですし、何より、レース関係者のトップがごっそりアメリカに持って行かれてしまうのはなんだかなあという気もします。

ESPNとSKY SPORTの日程優先? なんてことはないよなあ。
ローカルに根付いたレースを大切にして欲しいなあ。

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TTコース踏破

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今日は朝から天気が良かったのです。

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普段まったくあてにならないBBCの天気予報も、マン島政府の天気概況も、マン島新聞社の天気予報も、ぜーんぶ快晴の予報。

なので、TTコース徒歩一周の最終チャレンジを決行することにしました。

先日作ったアンコを丸いバンズにマーガリンとともに塗って挟んでエセあんパンを作り。
さらに昨日の残り物の、アボカド+タマネギ+セロリ+ツナのディップでサンドイッチを作り。
バナナとリンゴ、シリアルバー、そして抹茶ドリンク(カフェイン投入用)をバックパックに詰めまして、いざ出発。

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まずはスクーターでグランドスタンド前へ。チェッカーフラッグが振られるゴール地点にスクーターを放置します。
目の前のバス停からラクシー経由ラムジー行きの「3」番のバスに乗りまして。料金は片道だと2ポンド10ペンス。往復だと多分3ポンド70ペンスだと思います。

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ラクシーからマウンテン鉄道(電車)に乗り換えまして、バンガローを目指します。料金はラクシーからバンガロー片道3ポンド40ペンスでした。
バンガローはTTコースの目の前で、電車はさらにスネイフェル山頂サミットに向かいます。
なんか今日はスペシャル?な日みたいで、手が震えつつもマイクを握って行路案内する車掌さんが同乗しました。

「時速は20マイルです。100年前は最先端の技術でした。遅いとお思いでしょうが、歩いたら3日かかります」(電車内爆笑)

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ヨーロッパ最大級の水車、ラクシーホイール(「レディ・イザベラ」)を眺めつつ、わたしはバンガローで降りる予定だったのですが、普通の乗客は全て観光客でサミットに行かない客なんかいないらしく、降ろし忘れられてしまいました。

おろおろしていると「ノープロブレム」ということで、料金を支払ってはいないのですが、運良くサミット往復することもできました。電車からはるか眼下にTTコースを見下ろせます。

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線路に羊がいたりするんですけど、100年前からそうしているせいか、ベルとか汽笛を鳴らしてもなかなかどかない。

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山登り後、無事、バンガローで降ろしてもらいまして、再びTTコース。地道に歩きながら写真を撮り、メモを取りながら進んでいると、マーシャル用のシェルターに何やら人影が。聞けば、マン島政府交通省の現場作業の方で、8月末からのマンクスグランプリに向けて、装備品のチェックをしているんだとか。オイル処理剤のチェックと入れ換えをしていました。
それにしても立派なマーシャルシェルターです。

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ケッペルゲートの本物のゲートがオブジェとして建っていました。このゲートは羊など家畜のためのゲートで、その昔、TTのとき最終走者はそれを閉めて行かねばならなかった、ということです。

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クレッグニバーまで降りてきました。ここまでくればゴールはもうすぐ、という気になります。

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ヒルベリーでスズキ愛なライダーに遭遇。ナンバーがすごい、ナンバーが。「ヨシムラジャパンは高いのでやむなくヨシムラUSAを入れている」んだとか。

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スズキ男子(47歳)とスズキ男子(52歳)です。天気がいいとこんな風にしてチョイ乗り(しかしTTコース)を楽しむライダーがそこいら中走っています。あと、メインランド(ウェールズとかイングランドとか)からツーリングしに来ているライダーも多い。

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さっきのスズキ愛あふれるスズキ男子(47歳)がゴールを見届けに来てくれました。ヤマハに乗り換えてこれから夜勤なんだとか。顔つきと訛りから察するに、アイリッシュかな。

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そんなわけで、なんとかTTコース一周60キロを完歩、踏破しました。

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今日は山の上が風が強く、さらにちょっとガスっぽくて疲れたせいもあるのか、お疲れ顔であります。

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家に帰って、今回のプロジェクトの途中で出会った元オケルズ(ビール会社)にお勤めだったトニーさんにいただいた、オケルズ1907をTTコース踏破記念に飲むことに。アルコール分6%はちょっときつかったけども。

さて、歩いたメモした写真撮っただけでは終わらず、ここからが始まりです。撮った写真は3000枚以上。はてどうしたものか。

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