マン島TT

2008.01.03

2008年主要バイクカレンダー

おかげさまで当ブログも今年で5年目を迎えました。
本年もよろしくお願いいたします。


2008年の主要バイクカレンダーを記しておきます。

【1月】

内閣府が「生活安心プロジェクト」のパブリックコメントを随時募集中。締め切りはとくになし。

内閣府・意見募集中案件詳細

生活安心プロジェクトホームページ

※このプロジェクトは、「安心で質の高い暮らしに向けた総点検」と題して内閣府が行うもので、

「食べる」
「働く」
「作る」
「守る」
「暮らす」

の5テーマについて意見を募集しているものです。

バイク業界に関係するテーマとしては例えば、

「作る」→リコール問題、騒音規制問題、排気ガス規制問題、中国(偽)製品輸入問題など

「守る」→バイク盗難問題、交通安全問題など

「暮らす」→高速道路料金問題、バイクETC問題、バイク駐車場問題

などが挙げられるでしょう。

DE耐エントリー締め切り
1月21日(月)

【2月】

【3月】

デイトナバイクウィーク2月29日~3月9日、アメリカ合衆国フロリダ州デイトナ一帯にて。

大阪モーターサイクルショー
3月14日(金)~16日(日)、インテックス大阪2号館。

東京モーターサイクルショー
3月28日(金)~3月30日(日)、東京ビッグサイト。

【4月】

バイクアジア(シンガポールバイクショー)
4月10日~13日

DE耐
4月26日~27日 ツインリンクもてぎ

【5月】

マン島TTレース
5月24日~6月6日、マン島

【6月】

改正道交法施行
・後部座席シートベルト
・自転車の走行場所
などについて改正されます。

トライアル世界選手権 日本
5月31日~6月1日、ツインリンクもてぎ

鈴鹿300km
6月7日~8日、鈴鹿サーキット

【7月】

もて耐予選
7月12日~13日、ツインリンクもてぎ

鈴鹿8時間耐久ロードレース
7月24日(木)~27日(日)、鈴鹿サーキット

【8月】

バイクの日
8月19日

もてぎ7時間耐久ロードレース
8月30日(土)~31日(日)、 ツインリンクもてぎ

【9月】

ロードレース世界グランプリ第15戦 日本グランプリ
9月26日(金)~28日(日)、ツインリンクもてぎ

【10月】

インターモト(ケルンショー)
10月8日~12日

三宅島モーターサイクルフェスティバル
(日程未定)、三宅島

【11月】

EICMA(ミラノショー)
11月4日~9日、ミラノフィエラ

【12月】

++++++日乗++++++

劇場公開版とDVD版って違う場合があるのかな。

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2007.12.31

2007 バイク業界 ×と○

昨日に引き続きまして、2007年最後の今日は、バイク業界のこの1年を振り返ってみることにしましょう。

【2007 バイク業界 ×な出来事】

新騒音規制になるのかならないのか、業界が振り回される (ココとかココとかこことか)

2006年12月にパブリックコメントを募集したものの、半年以上経っても結果発表されないという状況。バイク用品業界はもちろん、輸入バイクメーカーの反対がありました。一番効いていたのは、機会業界の反対だったかも。

三宅島バイクフェスティバルを4メーカーがボイコットでイベント準備は大混乱 (ココにまとめて)

個人的には二輪ギョーカイ炙り出しの図、だったと思っていますが

「エンスー」という言葉の生みの親、ナベゾ画伯逝く (画伯の思い出)

先日は個展などが開かれ、傑作漫画集『お父さんのネジ』も発売になりました。

バイク駐車場増設要望の署名活動をしているが12月31日現在、オンライン署名は29939名しか集まっていない

NMCA日本二輪車協会でオンライン署名まだまだやってます。それにしてもたったの3万人とは。免許所持人口や二輪車所有台数から比べると少な過ぎる感あり。バイク駐車場が増えれば路上駐車や歩道駐車が減って四輪車や歩行者、自転車ユーザーにも恩恵があるので、ライダーだけでなく道路交通に関わる全ての人にお願いしたいです。

奥野選手、沼田選手

ほかに鈴鹿,、山梨でも死亡事故が。

阿部典史選手

交通事故だったこと、ノリックのこれまでの功績と現在の活動、大きなショックを受けるとともに喪失感でいっぱいです。


【2007 バイク業界 ○な出来事】

映画「世界最速のインディアン」が公開され、全国のライダーを感涙のるつぼに (ココにわたしのレビューが)

ニュージーランドの片田舎から時代遅れのインディアンで最高速度記録を狙うイカしたじーさんのお話し。まだ観てない人はDVDも発売されてます。

100周年を迎えたマン島TTが盛大に開催される (まとめ)

日本人サイドカーチームが無事完走。クラシックパレードに宇野順一郎さんが日本人唯一の参加。チャンピオンパレードには日本人唯一の優勝経験者、スズキの伊藤光男さんが参加。

鈴鹿8耐でヨシムラ優勝 (現場から)

ノリックの雄姿も長い時間堪能することができました。

新騒音規制、見送られる (まとめはココ)

市民→うるさいものはうるさい

ユーザー→うるさいのは一部の人間

行政→でもそんなの関係ねぇ!

メーカー→つか、技術的に対応できねー


行政→関係ねぇとか言ってみたものの、市民の声もユーザーの声もメーカーの声も無視できないしなー ←いまココ

チャレンジ三宅島'07モーターサイクルフェスティバル開催される (まとめは11月のバックナンバーから)

マスコミの報道とはかくもバイアスのかかるものなのかと驚いた三宅島MCフェスでした。現地では感動の嵐、バイクに乗ってて「ありがとう!」なんて言われるなんてライダー冥利につきました。


ともあれ、2007年はニッポンのバイク業界にとって一つの転換期、バイク業界のターンだったと思います。
国内メーカーはネイキッドブームの頃からJapan Passingな傾向にありますが、2008年以降は東南アジア市場・南米市場もいいけど、国内市場も文化とともに育てる気概をぜひお願いしたいところです。

では、みなさま、そんなこんなの2007年ももうすぐ終わりですが、よいお年を。


++++++日乗++++++

私信:早く領収書、送って。くれないならいったん返金してください。

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2007.12.30

2007 ゆっきーの×と○

年の瀬ということで、まずは個人的な出来事を振り返ることに。
明日はバイク業界の2007年を振り返ってみたいと思います。

【2007 ゆっきーの×】

× 2月、ナベゾ画伯こと渡辺和博さん逝く

第三京浜港北インターの前を通りがかってふと思い出した。そういえば、最後の電話は「イケアってどう?」だったなあ。「ぼちぼちイケア渋滞もなくなったから今度行きましょうよ!」と言うと「……いや、いいよ」といつもの口調で。

× 論文1本挫折

× 3月のマン島滞在中、テレビ番組用のビデオを撮っていたところ、オープニングを収録した時点でビデオカメラが壊れる

× 3月、マン島の最後の一週間、ホームステイ先でインフルエンザ?をこじらせ寝込む。帰国してからも気管支炎に移行、さらに1週間寝込む

× 3月、旧知の知人、イラストレーターの岡本正樹さんが亡くなっていたことを知る

×と○ 4月、第一回レディスレースで悪友チーにゴール直前で競り負ける。んが、バトルできるようになるだなんてチーも成長したな~とねえさんは感慨深いよ

× 英語の学会発表の準備で苦しむ

× 7月、祖父逝去

× 10月、ノリックの件で衝撃を受ける

× 12月、階段から転落、頭に大怪我

×と○ 12月、しんどいこと×3連発。諦めが大事なことを知る(ニンジャの件じゃないよ)


【2007 ゆっきーの○】

○ 肩のリハビリが完治

○ 3月、デイトナバイクウィーク経由マン島TT100周年事前現地調査で、初の世界一周チケット(マイルで無料ゲット!!)を使う

○ 3月、4冊目の書籍、『ぶらりデイトナひとり旅 なぜ彼らはバイクで集うのか?』が発売に

○ 3月、デイトナで拙著を登場人物たちに渡すことができる

○ 3月のマン島滞在中、友人家族に誘われてイギリスのビンテージモーターサイクルクラブ主催のロンドン~ブライトン・パイオニアランに同行する

○ 4月、第一回レディスレース(筑波サーキット)でどうにか入賞する

○ 4月、新型マジェスティの試乗会で新マジェのクォリティの高さにニンマリする。テストの方とタンデムテストしたときサイドをガリガリ擦りまくってたので、運転交代して自分もガリガリ擦りまくって楽しむ

○ 5月、伊那のKSR6時間耐久で女子ペアで出場、表彰台確保

○ 5月~6月 マン島TTレース100周年をこの目で見届けた!

○ 5月、マン島で行われたバイク学会で発表

○ 7月、トライアンフのストリートトリプルの試乗会でイタリアへ。シチュエーションも素晴らしかったが、なんといってもストリートトリプルが楽しい!!

○ 8月、友人の結婚式でカナダへ。ステイ先のご家族にたいへんお世話になり楽しい旅ができました

○ 8月、タイムトンネル筑波でナベゾ画伯のメモリアルランで和博さんのマシンを走らせる

○ 9月、Moto GPのサポートレース、レディスレースで(自称)優勝(苦笑)

○ 11月、チャレンジ三宅島'07モーターサイクルフェスティバルに参加

○11月、今さらニンジャレーサー完成、鈴鹿Fun&Runと三宅島を走る

○ 12月、長年の憑き物が取れる。いやスピリチュアルとかいうヘンな意味でなく。物理的に。あと長年の詰まりも開通


ざっと振り返ると、さんざんだった去年よりは良いこと、楽しいことがたくさんあったなー。生きててラッキー、感謝しなくては。

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2007.11.06

三宅島MFがマン島で報道された

チャレンジ三宅島'07モーターサイクルフェスティバルの開催について、マン島で報道されていました。(ソース:マンクスレディオ)

すでにマン島TTレース(マン島政府とマンクスモーターサイクルクラブ:MMCC)が三宅島モーターサイクルフェスティバルの後援を行うことが発表されています。

マンクスレディオの報道では今回の三宅島イベントで「スプリントレースが行われる」とされていますが、スプリントレースは行われません。三宅島で行う今回の「ツーリストプロ」というイベントは、2.5kmの周回路を閉鎖して最高速度制限のあるラリーっぽい競技っぽいことが行われる予定でありまして。デリケートな問題だけに、raceではなくcompetitionなんだってちゃんと説明した方がいいかも。
もっとも、マン島を手本にしてレースをやると報道した方がマン島で興味を引くでしょうし、世界的に有名なマン島につられて国際的に三宅島が認知されるきっかけになるかもしれませんが。


++++++日乗++++++

桶川走ってきました。飛行場からの道のりがまず厳しい。

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2007.09.28

HRCのOB尾熊洋一さん、三宅島へ?!

そーいや、もう11月号が発売されてしまったけど、先月発売号のRIDERS CLUB (ライダース クラブ) 2007年 10月号 の連載記事から。
HRC(ホンダ技研研究所)のOB・尾熊洋一さんのコラム「くまさんのフリートーキング」に、仰天発言があったのを思い出した。

そういえば都知事が三宅島の復興と元気づけ、またその先にあるものを目指しモーターサイクルレースを開催するとかで楽しみのひとつとなった。最新ニュースでは規模も縮小して盛り上げにギモン符がついたとか。都知事は清原明彦氏と私達を特命相にと声をかけてくだされば日本型マン島T.T.レースを実現しますよ。その辺の近場をチョロチョロ走るだけのインプレッションを語れるストーリー作りの奥の浅いモーターサイクルが増えたのか、語り部のレベルが下がりっぱなしなのか、パッとしない今。三宅島いいアイディアですね。

モーターサイクルを楽しむ人が清原氏の走りを見るといいと思いますよ。私もオープニングセレモニー用に愛機の乱舞をプレゼントさせてもらいます。プロペラ戦闘機による実践まがいのアエロバティックを実現したら本邦初だろうね。

(ライダースクラブ2007年10月号 p101.)

参考記事→ホンダが三宅島ツアー


++++++日乗++++++

イベリコ豚。

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2007.06.27

DUKE VIDEOがマン島TTの動画をダウンロード販売

元世界チャンピオン、ジェフ(ゲオフ、ジェフェリー)・デュークが創設したDUKE VIDEO(デューク・ビデオ)社は、モータースポーツビデオの制作と販売で世界にその名を馳せています。特に、ジェフ・デュークが住んでいるマン島に関連したビデオ企画のラインナップは豊富で、今年もたくさんのビデオやDVDが発売されています。

ビデオやDVDだと、NTSCとPAL方式の変換が煩わしいですけど、ブロードバンドが普及しているマン島と日本ならではのサービスが、DUKE VIDEO動画のダウンロードサービスです。

1分35秒の無料ダウンロードサンプルがあるほか、番組はセニアTTとスーパーバイクTTがそれぞれ約24分でダウンロード料金は4.99ドルというリーズナブルな設定となっています。

マン島TTレースの臨場感を味わうにはうってつけの動画サイトです。

マン島TTレース100周年を網羅したDVDも何種類か発売されていますよ。


++++++日乗++++++

外圧。

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2007.06.15

今年のマン島TTポスター&無料配布物

大きいモーターサイクルイベントでは、各種のノベルティグッズが無料配布されていて、それらも楽しみの一つです。今年のマン島TTでもたくさんのノベルティグッズが配布されていました。

選手受付日に、DUKE VIDEOのキャンペーンガールたちから受け取ったのは、今年のマン島TTのポスター

Img_2650

マクギネス選手を中心とした今年の有力選手が並んでいるモノクロ写真。DUKEのキャンギャルが手配りしていたほか、シーターミナルの新装開店したツーリスト・インフォメーションや、各地のパブ、イベント場所で大量に無料配布されていました。また、TT CENTENARY PREVIEWという20ページあるフリーペーパーの中ページにも掲載されていました。

シーターミナルのツーリスト・インフォメーションで配られていたのは、他にも地図やパンフレット類などおびただしい数のノベルティやらペーパーやら。
そんな中で、ひときわ太っ腹なノベルティだったのが、パスケースとその中に入った読みでのあるガイドブック(76ページ!)。

Img_26522

それから、左のノベルティは昨年に引き続き「TAKE IT TT EASY」キャンペーンと銘打った安全運転キャンペーンのDVD。
なななななんと! 27分に渡る豪華な内容なのに無料。それも、TTレースやTTコース、マン島の魅力たっぷりの内容となっています。
観光大臣と交通大臣の挨拶は冒頭1分程度で、そのあと5分ほどTTレースの歴史を迫力あるレース映像とともに紹介。そして15分ほどでTTコースの安全運転案内を走行ビデオとともに行ないます。

・忘れないでください、ここはいつもTTコースではありません!
・特に右カーブでイン側、つまり対向車線にはみ出してショートカットしてはいけません
・バラフブリッジでレーサーは45マイルでまっすぐ走りジャンプしますが、日常交通では30マイル以下で交差点に注意して車線を守って渡りましょう
・キャンプサイトの出入口は特に注意して走りましょう

などなど、実践的な内容となっています。

最後に、救急隊から

ACT

という標語を紹介しています。

A=ASSESS(判断)
C=COMMUNICATE(通報)
T=TREAT(手当て)

という意味だそうで、これは日本の日常交通社会にも役立ちそうな標語ですね。


++++++日乗++++++

雨の首都高をバイクで走る。電光掲示板にはいたるところに×印が。

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2007.06.10

バイクで死ねれば本望か?

100周年を迎えたマン島TTレース全日程が終わった。決勝レース最終日までは奇跡的に割と平和なTTウィークだった。

決勝ウィークに入り、ここ3年続いている好天に。マン島の5月の平均気温は史上最高だったそうで、今も連日最高気温19度前後と、おととし8月9月の夏に来たときより格段に暑い。半袖でいられるマン島TTウィークなんて。

さすがに100周年だけあって、早朝から深夜まで多忙が続き、マン島TT日記が追いついていない。いつも後半はこんな調子なので、今日明日の残り二日、グレンかカフェにでも行って日記を付けることにしよう。

ヘヴィな続きは以降に。

続きを読む "バイクで死ねれば本望か?"

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2007.06.08

マン島TTレース最終日

さすがに決勝ウィークに入ると自分自身も忙しくなるのと同時に、回線の奪い合いとなるようだ。なかなかネットにつなげることができなかった。

土曜日のレースがツーリストの交通事故によるオイル漏れと天候不順で月曜日に順延、月曜日のレースとラップ・オブ・オナーが火曜日に順延。
ラップ・オブ・オナーでは日本からヤマハ元ワークスライダーの宇野順一郎さんが、2004年のときと同じようにトーハツの50㏄のGPマシンで走った。50㏄なのでさすがにTTコース一周はせず、スタートはクレッグニバーから。往年の名ライダーが全員スタートしたあと、彼らが帰ってくる前に宇野さんはスタートするので、グランドスタンドにゴールするのは一番先となる。一瞬の静けさの中、遠くからこだまする独特のカーーーーンという甲高いエキゾーストノート。ライディングスタイルもなかなかレーシーなもので、大注目、拍手喝采を浴びていた。
何がすごいって、宇野さんはラップ・オブ・オナーに参加することを事前の交渉からマシン配送の手配まで自力でやったことだ。招待されないと腰が上がらないライダーが多いなか、これは本当に立派なことだと思う。それだけ、当時からTTへの思い入れが強かった証でもあると思う。

今週に入り急速に天候が回復し、水曜日は日程通りレースが行われた。マン島らしくないいいお天気が続いている。

それにしても本当にバイクだらけという感じ。どこに行ってもバイク、バイク、バイク。一説によれば5万人のツーリストがマン島に来島し、2万台のバイクが来島しているとのことだが、8万人のマン島住人の所有バイクもあるし、ガレージに複数台所有していたり、別荘に預けていたりするバイクもあるので、実際には何万台走っていることやら。

今週は耐久レース世界チャンピオン北川圭一さんと同行させていただいているのだが、「文化の違いを見せつけられますねー」と驚いていた。

木曜日の夜はチャンピオン・ディナーという特別なパーティがあり、日本人唯一のTT優勝者、伊藤光男さんらとご一緒させていただいた。唯一のF1と二輪両方の世界チャンピオン、サー・ジョン・サーティース、ジェフ・デューク、アゴスティーニ、フィル・リード、グレーム・クロスビー、カール・フォガティ、ミック・グラント、フィリップ・マッカレン、サミー・ミラー、ジム・レッドマン、トミー・ロブ、ルイジ・タベリ、カルロ・ウビアーリ、芳賀紀之さんらそうそうたる面々。大興奮の夜でした。

今日は100周年のTTレース最終日。
火曜日にユニオン・ミルズで転倒した、日本でも活躍したニュージーランド人のショーン・ハリス選手の状況が思わしくないらしい。なんとか回復して欲しいと願う。

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2007.06.05

マン島TTポスター

去年もTTウィークはプラクティスが始まるより前にマン島入りした。どのように日常から非日常に島が変化していくのか見届けたかったからだ。
プラクティスが始まって取材で忙しくなる前に済ませておきたいこともある。資料などの買い物を先に済ませたり、お世話になっている人々に会いに行くことだ。

昨年、私は現地に到着して早々、港のツーリスト・インフォメーションに よった。いろいろな資料やガイドをもらうためと、その年のTTのポスターを買うためである。TTのポスターは港のツーリストインフォメーションで売っているのしか最近は見たことがない。かなり以前はグランドスタンドで売っていたこともあったが。

すでに前田淳選手のインターネットの掲示板で、マエジュンがポスターに採用されたらしいことを聞いていたので、是が非とも入手したいと思っていた。しかし、本当にマエジュンのポスターがあるかどうかは半信半疑だった。なぜなら、TTでは通例として前年のセニアTTの優勝者がポスターに採用されるためだ。実際、マクギネスをキャラクターとして採用したデザインのものが公式に発表されていた。
しかし、マエジュンのサイトではすでにデザインを発表しているわけだし、100周年も近いので、「スター」の仲間入りをしたマエジュンがポスターに採用されることもあるかもしれないな、とも思った。

それで、マエジュンのポスターを買うために、ツーリストインフォメーションに足を運んだ。ツーリストインフォメーションでは残念ながらマエジュンのポスターを発見することはできなかった。
その後、自分のスクーターで島じゅうを回ったけれど、マクギネスのポスターはあれども、マエジュンのポスターを発見することはできなかった。自分が発見できなかったというだけであって、ポスターが存在しないとは思わなかった。引き続き探してみようと思った。

お世話になっている知人宅に遊びに行ったとき、話題は前田選手のポスターの件に及んだ。その人もぜひ入手をしたいのだが、まだ見かけたことがないと言った。私たちは半日以上、ランチやアフタヌーンティーを楽しみながらいろいろな積もる話をしたのだが、5時間も6時間も話し込んだうちの数分間の話題として、マエジュンのポスターの件を語り合った。
「もしかしてCGだったりして?」「フェイクなんて作るかな?」「まだTTウィークははじまったばかりだし」
そんな冗談まじりで、ほんの数分、話をした。
それでも、私は前田選手のポスターがあるのなら本当に凄いことだと思い、絶対に欲しいと思ったので、その人と、もし見つけたら入手しますからと伝えた。その人も、TTウィークが終わったら郵便局にあるかもしれないので、と言った。情報をやりとりし合いましょうと語り合った。

これが全てだ。

全てと言っても、これは私の視点、私の記憶ではあるのだが。

結局、私はマエジュンのポスターの現物を一度も見ることなく、島を離れることになった。

「悪しきものはババァ」発言とか、「産む機械」発言なるマスコミのミスリードの問題が日本にはある。
前後の文脈を無視して言葉を切り取ってネガティブなイメージをかぶせようとする問題だ。
その場に居合わせなかった人が、前後の文脈を無視して言葉の一部を自分の中のネガティブなイメージに都合のいいように合わせて、悪い方向に拡大解釈する。
勝手なイメージをその人の中で膨らませるのはかまわないが、勝手な拡大解釈を他人に言いふらしまくるのはいかがなものか。とはいえ、まあ勝手にすればいい。私は母に先入観を抱かない。

フィールドワークということをやっていると、何が真実なのか、とらえることがとても難しいということを痛感する。
現場に居合わせて取材し、写真を撮り、メモをとったとしても、取材者にとってのとらえ方、インフォーマントにとっての真実、いや、その人は真実を語っていないかもしれない、話し合って内容が誤解であるかもしれない、写真や録音はライブではないし、結局、取材者の編集という作業を経て、取材者の視点というバイアスがかかる。
ましてや、その場に居合わせなかった場合、他人から聞いた情報が真実であるのか否か。
あるいは、真実を語っていたとしても、聞いている人に先入観がある場合、まったく違った方向にとらえられることがある。

唯物論的論争を思い出した。マイルドセブンの箱の中身はマイルドセブンではないかもしれない。セブンスターかもしれないし、ホープかもしれない。

そのような大きな問題点を突きつけられた2006年のTTであった。

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2007.06.04

【今週のモーターサイクルスポーツ】6月4日~10日

今週行なわれるバイクのモータースポーツです。
100周年を迎えたマン島TTレースが開催されています。

6月4日(月)

TTスーパースポーツ
マン島・マウンテンサーキット

TTCentenary Parade
マン島・マウンテンサーキット
※マン島に縁のあるライダーによるパレードラップです。

6月6日(水)

前田淳選手 一周忌

ジュニア・スーパースポーツTT
マン島・マウンテンサーキット

サイドカーB
マン島・マウンテンサーキット

6月7日(木)

TT Centenary Dinner
マン島・ビラマリーナ
※往年のマン島TTライダーのためのディナーです。

6月8日(金)

シニアTT
マン島・マウンテンサーキット

TT Centenary レジェンドラップ(TT Parade of Champions)
マン島・マウンテンサーキット
※TTwinnerだけによるパレードラップです。

6月9日(土)

スチームパケットレース
マン島・ビロウンサーキット

6月10日(日)

WGP 世界ロードレース選手権 第7戦
カタルーニャ

WMX 世界モトクロス選手権 第7戦
フランス・セントダンジャンデリー

鈴鹿300km耐久ロードレース
鈴鹿サーキット

全日本モトクロス選手権 第5戦
九州大会


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2007.06.03

マン島TTレース~雨のマッドサンデー

レース順延になったマン島TTレース初日から明けて、マッドサンデーですが、雨模様です。
以前、同じように土曜日のレースが延期になってマッドサンデーの日に開催したことがあったのですが、今年は月曜日に順延となりました。天気予報では月曜日からは天気が回復しそうです。
マン島の法律では以前、日曜日は礼拝があるためかレースが開催できないこととなっていました。最近は法律が変わって特別な事情があると日曜日でも公道レースを開催することができると法改正されましたが、今年はマッドサンデーが優先?のようです。

レースがないならないでほっとひと息ついていると、日本から参加のサイドカーチームから連絡がありまして、

「予選通りました!」

とのこと。
マン島TTレースでは予選通過タイムと、こなさなければならない周回数(今は3周だと思う)があります。
日本ではクローズドサーキットでのサイドカーの練習走行すらほぼ出来ない状況にありますので、初参加でTTの予選通過は素晴らしいことだと思います。欲を出さず無事スタートラインに立ち、チェッカーを目指していただきたい。

喜びの電話は、街に繰り出しているからとのお誘いでしたが、夜、空港へ出迎えがあったので泣く泣く辞退。しかし、最終便で飛んで来るはずの小型ジェットは遅れに遅れて、昼の便すら半日遅れの有り様でした。最終的に2時間以上の遅れと表示されていたのに、結局、飛行機は飛ばず、翌朝到着とのこと。

今年はフェリーも飛行機も大混乱を来しているマン島です。

今日はゴルフリンクスで行われるスズキ・サンデーや、ポートセントメリーのビンテージトラクターショーなどを観に行こうと思っています。

・とある日本人ツーリストがサルビブリッジでスピード違反で検挙。罰金はさておいくら。
・日本人ツーリストとマンクスがレース後にクォーターブリッジで待ち合わせ、の約束を橋渡ししたのですが、レースが中止になってはたしてどうなることやら…と思ったら、無事に出会えたと連絡が。安心しました。
・土曜日になって急に日本人が増えてきました。
・友だちのタクシーTTライダーが「ゆきの友だちを乗せたよ?」というので誰かと思ったら、骨折中のキャプテンRC竹田津さん。

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2007.06.02

マン島TTレース初日は月曜日に順延に

今日、6月2日土曜日からマン島TTレースの決勝が始まるはずだったのですが、天候不順およびコースの一部がオイリーなので月曜日に順延されるとのアナウンスが。
TTレースは最近は土曜日・月曜日・水曜日・金曜日の4日間の日程で行われるのですが、今日の順延があるため、おそらく土曜日→月曜日、月曜日→火曜日、の予定に変更されるのではないか、とのこと。
これはつまり、ラップ・オブ・オナー(今年はほぼ過去のTTライダーが参加、日本からは唯一、トーハツのGPマシンを持ち込む宇野順一郎さんが参加)が火曜日に延期になる、ということであります。

朝、目覚めると窓の外は曇り空で今にも雨が落ちてきそうな天気。ははーん、これは今日はスタートディレイになるなあと、長年通っている感通り、ディレイに継ぐディレイとなりました。
本来、今日はどこかマウンテンでレースを観ようかと思っていたのですが、天気は悪いし、いつレースがスタートになるかもわからないので、ひとまずグランドスタンドへ。
12時半ごろ、スタートレーンに並んでいたバイクが何台かエンジンをかけたので、すわスタート?かと思いましたが、残念ながら延期となりました。

ロードオープンになったとたん、グランドスタンドはいままで見たこともないほどごった返しぶり。出店の100周年ウエアは軒並み売り切れとなっています。

くじ引きでバイクが当たるというジョーイ・ダンロップ寄金に1ポンド寄付して夢を買ってみました。

グランドスタンド裏には、ウエアやグッズを売るオフィシャルマーチャンダイズ、マンクスアイス、DUKEビデオ、ヘルメット屋さん、バイクウエア屋さん、バイクトイ屋さん、シーフード屋さん、ハンバーガー屋さん、パブ(!)、TTRA(TTライダースアソシエーション)、TTMA(TTマーシャルズアソシエーション)、TTSC(TTサポーターズクラブ)などの出店が建ち並んでいます。

TTSCとマイク・ヘイルウッド・センター(今年もカフェとしてオープン)で、前田淳選手のメモリアル写真集が発売されています。5ポンドです。

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マン島TTレース初日がいよいよ始まります

現在、マン島は午前9時半ごろ。
このブログの右カラム下に貼り付けたブログパーツの時計は冬時間のマン島時間ですので1時間違いです。サマータイムに直して換算してください。

今日はやや天気が悪く、10時45分ごろ11時か12時スタートにする? 周回数を減算するかもしれない? と世界一のバイキングレディオステーションと自称するマンクスレディオTTがアナウンスしていました。
予報では1日曇りときどき雨。気温は最高15度です。

天気予報はこちらで。
BBCでもマン島がUKだなんて間違えることがあるんですね。

現在、レディオTTでは1950年代の古い実況などを放送しています。

マンクスレディオではインターネットでオンデマンド放送を聴くことができます。

マン島TTレース公式サイトではライブタイミングを見ることができます。

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まるで決勝日のような人出~マン島TT

5月31日のマン島日記です。
だんだん追いつかなくなっている。

3日間のバイク学会が無事終了し、木曜日の今日はちょっとひと息。朝はゆっくりミルクティーを味わいつつ、資料や荷物の整理などをする。

決勝レースがはじまれば、再び怒濤の日々がはじまる。

日に日にバイクが増えていて、これまで見たことないほどの溢れ具合である。自分のスクーターが自分ちの前に置けないほど。

夜中にフェリーが到着したのがわかるのは、ホームスティ先が港からの通り沿いにあるからだ。真夜中なのに、ビッグスーパースポーツのエキゾーストノートがこだまする。
ホストファミリーはうんざり、といっていたが、まあ、デイトナじゃこんなもんじゃないよといってなぐさめる。

ところが、その晩、ホストファミリーこそ大音量で夜中まで音楽を流し酔っぱらっているのである!
そんなふうにして、100周年の雰囲気をみな味わっている。

プラクティスは夕方6時過ぎから。今は日の入りが9時半過ぎなので、十分明るいのだ。

今回はラムジーのパーラメントスクエアに行ってみることにする。ここは今年から信号機が付いたが、前々から主要道路と商店街入り口が交わる交差点である。イン側から写真を撮ると街と観客の様子まで入れ込むことができ、いかにも「公道レース」の雰囲気が撮れる。

それにしても、まるで決勝レース日のような賑わいである。

観客の分母が多いと、素行不良の割合も多くなる。酔っぱらいと、雑で飛ばし過ぎな運転にイヤになってくるが、まあ、それもこれも100周年だから仕方がないのかもしれない。

マン島の道はこの1年であちこち改良されていて、舗装がよくなったり、道巾が広くなったり。家やマンションも増えていて、いかに景気がいいかがわかる。

100周年を過ぎるとこの島は、TTレースはどうなっていくのだろうか。
まだまだ見届けるつもりである。

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2007.05.31

バイク学会発表終了

5月30日、3日間の日程で行われたInternational Journal of Motorcycle Studiesも本日で終了。今日は私がプレゼンをする日である。
早起きして発音とアクセントの最終チェック、読み上げ練習を行う。

この日のために去年の7月にアブストラクトを提出し、査読が通り、日本語原稿を英文に訳した上、友だちのフィアンセであるカナダ人にネイティブチェックをしてもらった。ありがとう、ソニア。鈴鹿まで合宿しに行った甲斐がありました。

パワーポイントでスライドを作り、配布用ペーパーも用意して、なんとか発表も上手く行った。社会学系の発表は他にいなかったので、けっこうみんな興味を持ってくれた。

えー、今回の発表は井上円了記念助成を受けております。ありがとう、学祖さま。

本日も盛り沢山の内容で1日が終了。
終了後はみんなで貸し切りバスに乗り、クレッグ・ニ・バーへ。夕方から雨が降ってきて、本日のプラクティス走行は中止。参加者には申し訳ないが、束の間の休息である。

観光バスはなぜかガバナーズブリッジを左折しないでオンカン方面へ。すると、勝手に運転手さんが

「ここはかつてクリスプコースといって、TTでつかわれたコースでして……」

と解説しはじめた。頼んでもいないのにマイクをつかって解説するもんだから、主催者さんたちは肩を震わせながら声を押し殺して笑いをこらえていた。

「この標識は、ここから速度制限なし!という意味です!フェラーリで300キロ出しても違法ではない!」

などという解説までも。いかにマンクスはTTやスピードへの寛容に対して誇りを持っているかがわかる。

クレッグ・ニ・バーでおいしい夕飯をいただきつつ、異文化理解のディスカッション。

アメリカのジョージア州ではすでに、2ストを走らせることすら違法なんだとか。ほんとうかな。


日に日にバイクが増えてきた。ホームスティ先の玄関前にももうバイクが置けないくらいいっぱい。

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2007.05.30

カナダで頓挫したTTタイプのレース

朝から今日もビラ・マリーナでバイク学会。

午前中は1923年のTTレースの映画を見たり、TTを題材にしたアートや映画についての発表を聞く。

ランチタイムが1時間半あったので、ダグラスの目抜き通りのストランドストリートを写真を撮りながら歩く。
以前より商店がバイクバイクしていないのは、NEXTとかBODY SHOPなどのグローバルブランドが増えたからだろう。そういうブランディングと関係ない地元商店は、薬局であろうが美容院であろうが、バイクやバイク関係のグッズを飾ってバイクツーリストを誘っている。

午後はセッションとディスカッション。
アート系の発表はいまいち理解が難しかったが、TTを模したイベントについての二つの発表はたいへん興味深かった。

一つは、シカゴ大学の女性の発表で、「Isle of Goose」というふざけたイベントについて。なんのことはない、工場地帯かどこかで勝手にミニバイクの公道レースを行うという話。スタートは1台づつのル・マン式。レギュレーションはレースを熟知していること、とか、実際の走行は法律を守って走っているとか、どこまで真面目でどこまでふざけているのかわからないイベントだった。
結論としては、TTのような公道モータースポーツの面白さは、生活道路がレーストラックに変容する有り様を実際に体験してみないとわからない、というようなことだったと思う。

もう一つは、カナダの東海岸の島で実際にあった出来事の話。
社会学者が発表したのだが、三宅島と同じく、行政が音頭を取って公道レース、それもかなり本格的なものを発表したにも関わらず、最終的には住民の理解が得られなかったこと、道路交通法を覆すことが難しかったことで、中止に追い込まれたという話だった。
三宅島と違うのは、同じトップダウンでも、反対したのがカナダは警察、日本は二輪関係者だったことだ。
カナダのバイク文化は、アメリカと同じく、ヘルスエンジェルスのイメージや、チョッパーのイメージがあって、バイクはどちらかというとディスプレイするアイテムととらえられている、とのことだった。だから、「フェスティバル・オブ・スピード」というイベントはカナダでは理解されなかったそうだ。

ランチタイムに会ったドイツ人から聞いた話。ニュージーランドには夏、3日間で40数クラス、1500人ものエントリーがあるクラシックバイクレースイベントがあるそうだ。

往年のTTライダー、ニック・ジェフェリーズが言ってたけど、「今のバイクは全部日本製で4気筒で4ストロークで同じ音、同じカタチでしょ」だからつまらない、というようなことを揶揄していた。
返す言葉もない。

6時15分からのプラクティスは今日も晴のち曇りのちところにより雨。しかも、今日もまた急激に冷え込んだ。夜は2度まで気温が下がるらしい。

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2007.05.29

街の名前がヤマハに変わる島、マン島

盛り沢山の一日である。
ついでに、買わなければいけないと思わせるTT100周年記念モノもいっぱい。限定1000部のTT100ボックスセットがさらに出ているとかで、うーむ数万円かかるけどどうしよう。とか迷っているうちに予約してしまう。

ピールフェスティバルがホンダディと名前を変えて久しく、定着したが、今年からラムジーの街はヤマハが冠になって「ヤムジー」になるとは聞いていたが。本当に看板まで「ヤムジー」に変えてあるのにはびっくり。くどいほど見かける赤いホンダのバナー(横断幕)はヤムジーにはなくて、代わりに青いヤマハのバナーだらけになっている。

朝は早起きしてリ・エナクトメントを見に行く。このイベントは、1907年の最初のTTで使われたオリジナル・セント・ジョーンズコースを、1940年より前のマシンで走るというイベント。友人夫妻と息子さんも張り切ってコスプレして参加していた。
さすがにコスプレが徹底しているなと思ったのは、カメラマンさんまで20世紀初頭の恰好をしていることだ。こういうコスプレ大会はやり過ぎくらいがちょうどいい。

もっと楽しみたかったのだけど、わずか10分ほどの滞在でビラ・マリーナへ。今日から国際バイク学会が始まるのだ。私が発表するのは今度の水曜日。どうなりますことやら。

午前中は3人の発表を聞き、午後はマン島ミュージアムのTT100周年記念展示を見に行く。とにかくすごい展示なので、マン島に来ている方はぜひご覧あれ。

そのあと、 90年代までTTで活躍したニック・ジェフェリーズさんの解説でTTコースをバスで一周する。いちいち、ここはプレステでは何マイルで抜けるんだけど実際には…なんていう、すっとこどっこいな解説で盛り上がる。

5時グランドスタンド到着。慌ててスクーターに乗って、ガイドツアーで目星を付けた場所へ移動。6時過ぎから今日もプラクティスがある。夕方のプラクティスは西日が当たる場所が前提なので、撮影ポイントは限られる。今回は初めての場所、11thマイルストーンに行ってみることにした。丘の牧場の上からアイリッシュ海とアイルランドを望みつつ、右コーナー、左コーナーを眺めることのできる絶好の場所。残念ながら途中で雨が降ってきたけれど、サイドカーのプラクティスが終わるころには、素晴らしい夕日を眺めることができた。

コンタックスを持っているせいか、女性で日本人なので珍しいせいか、次々に話しかけられる。「キビキさんを知ってるか」と話しかけられてびっくり。GPレースなどのカメラマンとして大御所の名前を11thで聞くとは。世界は狭い。

ピールの夕日を撮りつつ、ガス欠にびくびくしながらダグラスへ帰る。

マン島内のガソリンスタンドは、TOTALの方が安くて、シェルが高い。特にユニオンミルズのシェルは以前から若干高いのだが、背に腹はかえられず、1ポンド分のみ入れる。しかし、レジのお兄さんの笑顔が素敵で高感度の高い接客だったので、それはそれで満足だった。そんなことなら満タンにすればよかったと思いつつも、安いTOTALに向かうのであった。

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2007.05.28

BOSO-ZOKU

マン島日記を続けます。

これからマン島に来る方へ。

★フェリーの時刻が大幅に変更されていて大混乱を招いています
★英国航空(ブリティッシュエアウェイズ)便はFLYBE(フライビー)に変更されています

くれぐれも再確認を。


朝早くは天気が良かったのに、予報通り雨。
何はともあれグランドスタンドに向かう。向かったところで日曜日の今日は何があるわけではないけれど、グランドスタンドに行くと今年の様子がリサーチできるので、とにかく毎日通うのです。
到着するとすぐに雨が強くなってきました。出店はまだ半分くらいしかオープンしていないので、テントの中は大盛況。買おうと思っていたレディスのパーカーのSサイズはすでに売り切れ。後日、PICWICKSというコンビニに買いに行こうと思う。
探していたマン島製の蜂蜜を以外なところで