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2019年1月

2019.01.14

なぜSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)が盛り上がっているのか?

わたし自身はまだ参加したことがないのですが、ここ数年、とくに昨年はツイッターをはじめSNSや、実際のライダー同士の会話で

“SSTR(エスエスティーアール”

という言葉を見聞きすることが何度もあり、その盛り上がりを感じていました。
昨年は参加費1万円するイベントにも関わらず、3000人以上の参加があったということです。

SSTRサンライズ・サンセット・ツーリング・ラリーとは、公式サイトによれば

SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、世界的なオートバイ冒険家・風間深志が発案した、オートバイによる独走的なツーリングイベントです。

基本ルールは、日の出とともに自身で定めた日本列島の東海岸からスタートし、日没までに日本海の千里浜にゴールするという単純明快なもの。

「Chasing the Sun」(太陽を追い駆けろ)をテーマに掲げ、東の海に昇る朝日ととともにスタートし、太陽を追い駆けながら日本列島を横断し、石川県の千里浜にて西の海に沈む夕日を見送るという、かつてない壮大なスケールのアドベンチャーラリーです。

優劣をつけるものではなく、それぞれのライダーが自身の旅のテーマに沿い、無事にゴールゲートを通過し、全国から集ったライダー同士で交流を深める事を主な目的とした自己完結型のラリーです。

とのこと。
なるほど、「ラリー」の本来の意味である“集う”という意味でのラリーというわけです。

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ところで、先日、facebook上でつながるグループ「バイク女子部」の新年会に行ってきました。

そこでも「SSTRに出たい人、情報交換しましょう!」という自己紹介をされる方がいらっしゃいましたので、なぜSSTRが盛り上がっているのか? その理由を探るべく、あれこれお話しをうかがってみました。

彼女らが目をキラッキラさせて語ったところによると──。

・SSTRは日の出から日の入りまでに日本海の千里浜でゴールするツーリングラリーである

・ルートは自分で設定できる。ルートを考えるのもまた楽しい

・ただし、チェックポイントがある

・重要なチェックポイントもあるが、全部を回る必要はない

・参加者は同じステッカーを貼っているので判別できる

・走っていると、参加者同士という連帯感を感じ、挨拶したりするのが良い!

・宿を取るのが困難なほど、何千台も集まるイベントになっている

・エントリーは全員できるわけではない(そのため、日程発表日やエントリー開始日などが徐々に発表される)

・参加者にはゼッケンナンバーが配布される。ナンバーが若いほど良い、とされる

・千里浜はしまった砂浜の有料道路だが、他にはないシチュエーションなので特別感がある

・とくに、ゴール間際に上り坂やクランクがあって運転困難だが無事通過できると達成感がある

・ゴール間際は参加バイクの大渋滞となるが、それはそれで壮大な風景で印象深い


さて。
なぜSSTRがこんなに盛り上がっているのか、文化人類学をかじったわたしとしては、伝統となった都市祭礼になぞらえてちょっと考察してみようかなと。

都市の祭礼を研究してきた米山俊直によれば、祭礼には五つの要素があるとし(1986 米山 p204)、次の項目を挙げています。

①決まった時と場所

②シンボル

③変貌した空間

④祭壇と儀式

⑤参加者

これにSSTRを当てはめると──。

①決まった時と場所

日程はだいたい同じ時期に決まっている。

時間は「日の出&日没」と決まっている。

場所も千里浜と決まっている。

②シンボル

完走すると「完走記録証」がもらえるそうですが、一番のシンボルは冒険家・風間深志さんの存在ではないでしょうか。
南極などをバイクで走破した風間さんを頂点として、誰もが自分なりの冒険にチャレンジできる……そんなスピリッツを感じさせるイベントです。

③変貌した空間

オートバイで走る道路は通常、舗装路なわけですが、SSTRのゴールは砂浜になっている千里浜。参加者にとってのバイク的日常空間が、砂浜によって非日常を体験できるんですね。

そして、何百台、何千台ものオートバイが一堂に会すことも日常ではなく、SSTR開催時の千里浜は見事に変貌するというわけです。

④祭壇と儀式

ゴールの場所そのものが祭壇的と言っていいかもしれません。

そこに至る砂浜走行はライダーにとってある種の儀式的……と言ったら言い過ぎでしょうか。

⑤参加者

祭祀の場合、参加者は祀るもの・祀られるもの、とされますが、都市祝祭の場合、あるいは広義に地域イベントと考えると、参加者は地元住民と主催者とイベント参加者、ということになるかと思います。
SSTRの場合、後援リストには地元市町と観光協会などの名前が並び、地域ぐるみでこのイベントを応援していることが分かります。

伝統行事が持続的に行われるようになるかどうかは“変化”というファクターが重要だと言ったのは確か米山だったかと。例えば、祇園祭りではオランダからの金襴緞子を取り入れるなど、新しいものを取り入れることでマンネリを防いだり。
また、これは祇園祭に限らず全国の祭りでよく行われていますが、神輿などは氏子単位で持ち回り制度にするなどして、新風を吹き込むと同時に伝承していく役割も果たします。
SSTRにそういった仕掛けがあるのかどうかわかりませんが、タンデム参加や親子参加も受け入れていることで、そのような流れになっていくのかもしれません。


* * * * *

いろいろと書きましたが、スマートフォンの普及と、SSTRがチェックポイントのチェックに使うスマホアプリの使い勝手の良さ、安定性も、急激な参加者増につながったのではないかと思います。

フォトコンテストも開催することで、ツーリング×スマホで情報発信という相乗効果が生まれたのではないかと。

正直、「紙のバイク雑誌+ガラケー」時代では、短期間にここまで参加者が増えることはなかった気もいたします。

もっとも、草千里という事例もあるわけですが、あちらは10年という年月をかけて口コミで拡がった結果であり。

なんにせよ、宣伝は大切ですねぇ。

新年会という場で、ほんの数人にほんの少しの時間、SSTRについてお話しを伺いましたが、さらっと聞いただけでもバイクイベント成功への鍵があるのではないかと感じました。

バイクで町おこしの先駆者、ウエルカムライダーズおがのを行っている埼玉県小鹿野町の皆さまも、祭礼の五つの要素をチェックしてみてはいかがでしょうか。

ウエルカムライダーズおがののメインイベント、「いちにちライダー宿」は10月6日(日)に開催が決定したそうです。

今年のSSTR、残念ながら5月末の日程は必ずマン島TTレースにかぶるのでわたしは参加できませんが、皆さま、熾烈なエントリー確保ができた暁には、ぜひ安全に楽しんでくださいませ。


(参考)SSTR昨年の参加者データ

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2019.01.07

あまり役に立たないヘアスタイル論女性ライダー編

わたしのFacebookページに「いいね」してくれた人の中で、以前お世話になった方と同じ名前の気になる名前を見つけてずーっともやもやしていたのですけど、思い切って声をかけてみたらやっぱりその人だったことがわかって、ネットの中での再会ですけどとってもうれしくなりました。

その方は学生の頃からフリーになって本を出した頃くらいまでずーっと髪を切ってもらっていた美容師さんで。

拙著『出たとこ勝負の日本一周』でも、旅に出る直前に腰まであった髪をばっさり切ってもらうくだりを書きました。

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大学生当時はこんな髪型でした。

銀座でピアノを弾いたりしてたのもあってロングだったんですが、バイクで日本一周をするにあたってばっさりショートヘアにしました。

理由は二つあって、女性と判別することで予想される危険を避けること。

もう一つはやはりお手入れの楽さ、です。


ショートにしてわかったのは、実際に何度も何度も男性に間違えられるほど(しゃべっていて気付かない人も何人かいた)。それによって、案の定、女性性から若干ですが解放されて楽チンになりました。

それと、ショートヘアにすると活発な人に思われるというのもメリットでした。
というのも、根は内向的で人見知りなのと、ルックスからの印象はおとなしく思われるらしく、それが初対面で少し払拭されるというのは大きなメリットだなと感じました。

そんなわけで、結局、日本一周以来、ほぼショートカットのままで過ごしています。

とはいえ、1か月に3cmくらい髪が伸びるのが早いので、ちょこちょこヘアスタイルは変えているんですよ。

最近はこんな感じ。

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2、3年の間にもじゃもじゃしたり、ボブになったり、ショートになったり。

2月16日(土)の『ゆきズムじゃんぼりーvol.2』に向けてそろそろ切ろうかと思ってますが、はてさて、どうしたもんか。

あ、ところでハーレーダビッドソン公式webマガジンのFREEDOM MAGAZINEでヘアスタイルの記事も書いております。

【女性編】バイクのヘルメットを取った後の「ぺちゃんこヘア」をどうする?簡単アレンジで髪型の悩みを解決!

【男性・ロングヘア編】 夏を乗り切るための正しいヘアケア作戦をスタイリストが伝授。 ホームケア&スペシャルケアで、バイカーならではのお悩み解決!

こちらもどうぞよろしく!


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ツーリングはじめ~友人の新車慣らし・ゆるツーリング

マン島で出会ってかれこれ20年来の友人がいるのですけど、バイクつながりだし、わりかし近所に住んでいるのに一度しかツーリングに行ったことがありませんでした。

そんな友人H君が年末、新車を購入したということで、お披露目ツーリングに行こうよ、ということになり。

ただ、H君も自分も日帰りツーリングにがっつり行くというタイプでもなく。

天気が良ければ行こうね~くらいの、ゆる~い約束をしていたところ、1月3日になって

「5日があったかそうだから行こうよ!!」

と連絡がありました。


・何時にどこ集合?

・どこ行こう?

・なに食べよう?


いつもは所用先までバイクで移動……ついでにツーリングする、というスタイルが多いわたしなので、行き先から決めたりするのは久しぶりのこと。しかも、お互いイニシアチブを取るタイプでもないので、


どうしよっかー

どうしよっかー

寒いし近場かなー

だねー

湘南が限界かもー

三浦半島くらいかねー


……みたいな、きわめてゆる~いやりとりをして、朝11時に保土ヶ谷PAに集合することに決まりました。
行き先は三崎。マグロ食べようかということになり。

※ちなみにH君は都心、わたしは保土ヶ谷PAまで15分ほどのとこ在住


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ところで、H君が買った新車はカワサキZ900RSです。
慣らしとは言え、数百キロは走ったのかと思いきや、なんとまだ数十キロしか走っていないド新車です。


対してわたしがこの日に選んだのはNinja H2。

そしてH君の奥さんAちゃんはトライアンフのボンネビルで登場。

なんの脈絡もない3台が集いました。


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(三崎に着いた時点でまだ走行85km)


横横を降りると、三崎までずーーーーーーーーっと渋滞。
ツーリングらしさは微塵もなく三崎に到着しましたが、町並みを散策したあと美味しいマグロ漬け丼&マグロカツをいただきました。


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本当はそのあとカフェにでも…
…と思ったのですが、おだやかな晴天のもと、ついついバイクの前で話し込み。

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せっかくなので、帰りはちょっとだけ剣崎のルートを走ってから帰ろうよと先頭を走ったのですが、見事に道を間違えて、さらには2回も道に迷いつつ、第3京浜の都筑PAのスタバで再び話し込み。


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走りの醍醐味を感じる場面はほぼないというツーリングなのかよくわからない集いでしたが、久々に会ったこともあり話は尽きず。


走りメインじゃなくても、「バイクに乗って誰かと会う」ってのが楽しいんだなーと思った新年でした。


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2019.01.02

【OKストア】『高品質・Everyday Low Price』オーケーストア年始は1月4日から通常営業です!

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(↑こちらの写真は2013~2014年のOKストア年末年始のポスターですが、内容は2018-19年も同じ)


みんな大好きOKストア!

ナショナルブランドが地域一番ロープライス、オーケーストア!

高品質・Everyday Low Price、OKストア!

オネストカードが正直で楽しいオーケーストア!


オーケーストア、新年の初売り日は、

1月4日金曜日から。

営業時間は通常営業どおり。

たとえば、オーケー港北ニュータウン店は午前8時30分~午後9時30分となります。


……なんで、バイクの小林ゆきBlogでオーケーストアの年末年始の営業日を書いてるのか、という感じなんですが、毎年、

「オーケー」「OK」「オーケーストア」「OKストア」「年末年始」

のキーワードで検索していただき弊ブログをご覧いただく方が多いようですので。

よかったら、バイクの話題もご覧くださいませー。

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2019.01.01

2019年、あけましておめでとうございます

20192

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


……さて。

2018年はなかなかブログが書けなかったのですが、なにかと変化もあった年でした。

詳しくはまた別に書こうかと思いますが、引き続きバイクジャーナリストとして活動しているのはもちろんなんですが、その中でチャレンジしたこと、成果が実ったこと、新しく始めたこと、などもありました。

ざっと箇条書きで書き出すと……。

・FM横浜に出演し、Leyonaさんにお会いした

・自身のイベント『ゆきズムじゃんぼりー』を開催、トークショーだけでなくライブでピアノを弾いたり歌ったり

・イタリアのパドヴァ大学二輪の研究室を視察した

・もてぎ選手権にシリーズで参戦、ネオスタG310クラスで年間ランキング2位、G310Lでシリーズチャンピオンを獲得した

・東京モーターサイクルショーの819×NAVI TIMEステージトークショーに出演した

・ORIGINAL LOVE田島貴男さんをインタビューした

・スチャダラパーさんをインタビューした

・たくさんのバイクを試乗し、BBBバイク情報動画でインプレした

・鈴鹿大学で講義をした

・Reiさん、ザ・スロットル成田アリサさんをインタビューした

・SPA西浦のサーキットスクールでインストラクターした

・二輪安全運転講習会やグッドライダーミーティングで指導員をした

・ブルスカを取材した

・マン島TTレースを取材した

・北アイルランドをハーレーでツーリングした

・北海道原付ツーリング×2.5回した

・Ciaoランブレッタに出演した

・8耐へGPZ900Rで行った

・岩手のバイクラブフォーラムにGPZ900Rで行った

・実験のテストライダーを務めた

・小鹿野で写真展を開催している

・初めて音楽ライブの記事を書いた

・EICMAに行った

・ケルンのモータースポーツエキスポに行った

・マン島にもう一回行った

・日本大学生産工学部の研究員になった

・Kommonうでわを運営、プロデュース、クリエイター活動してます

……こんな感じで、面白そうなことは貪欲に取り組んでみた2018年でした。

今年も、バイクに研究にKommonに音楽にと、全方位で楽しんでいきたいと思います。

なにとぞよろしくお願いいたします!

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