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2015.05.27

モータースポーツ文化の源流の国にて

イギリスのキャッスルクム・サーキットに来ています。

ここはコッツウォルズ地方にあるサーキットで、すぐ近くには中世の街並みが残る古い村があります。

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風光明美なこの場所にあるサーキットは、オーバルっぽいレイアウトの高速型サーキットで、イン側はレンゲ畑になっています。

さて、まもなくマン島TTレースが始まるわけですが、今年もそのテストのためにここカッスルクームにやってきました。

コースに出て撮影をしておりましたら、コースの外から60代くらいの男性に声をかけられました。

「もしかしてこれ、TTのためのテストですか?」

はいそうですよと答えますと、

「ちなみに誰が走ってるの」

と。

今走ってるのがブルース・アンスティ、さっきのがジョン・マクギネスですよ、と答えると

まじか~!!

としばし、絶句しておられました。

バイクに乗ってるんですか、と尋ねましたら、乗ってはいないんだそうな。で、F1からBSB、マン島TTレース、ル・マンなどなど、おおよそ大きなモータースポーツイベントを見るのが大ファンで、いつも新聞やなんかで情報をチェックして、テレビで観戦しているんだとか。

今回は休暇でこちらを訪れたとのこと。
どうぞ、ピットを覗きに来てくださいと誘いましたら、たいそう喜んでおられました。

バイクに乗らないモーターサイクルスポーツファンがいるというのが、モータースポーツ文化のルーツのひとつイギリスらしい現象だなあと感心しまして。

ちなみに、このキャッスルクーム・サーキットは普段、入口は解放されていて、普段はだれでも自由に入ることができます。


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サーキットの中はきれいな芝生で整備されていて、近所の人がピクニックしにきたり、犬の散歩にきたり、走る車やバイクを眺めに来たりしています。

夕方からは、自転車の走行があって、それはそれでにぎわっています。

サーキット走行しているにも関わらず、誰でも無料で入場できるというのは、裏返せば、ここを訪れる人々はサーキットで入っちゃいけない場所、してはいけないことをわかっていると言えましょう。

サーキットには立ち入り禁止エリアの看板がところどころある程度ですし、スポーツ走行のときでもコースオフィシャルがあちこちに立っているわけではありません。

文化が成熟するというのはこういうことなんだなあ、と強く感じた出来事でした。

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